旅行に役立つ情報
2008年02月18日
アテネは大雪
アテネは、久々の大雪です。
私がギリシャに来て、アテネで雪を見たのは2回位かな・・・要するに、めったにないことです。ロシアからの寒気団の影響で、1週間前くらいから、この週末に雪が降ると天気予報で予告されていて、でも、そんなのあんまり信用していなかったのですが、今回は、ちゃんと当たりましたね。

土曜日あたりから崩れはじめ、日曜日はこんな感じでした。子供たちは、ベランダに出て雪合戦や雪だるま作りで大はしゃぎです。世界が雪で真っ白に覆われるなんて、子供の目から見たら、なんて不思議で神秘的に映るのでしょうか・・

でも、心配性の私は、ベランダのテント(上の写真に写っている日よけのようなもの)のことが気になって・・・
過去に2回も、大雨や大風にあおられてテントの支柱が折れて壊れたという苦い経験があり、今回も、雪がテントの上にずっしりと積もってたわんでくると、気が気でなくて、2回雪下ろしをしました。
でも、専用の雪かきの道具もないので、柄の長いほうきで雪をかきとって下に落とすのですが・・道路側に落とすと危ないので、自分のベランダの中に落とすという作業がまた大変なのです。風も強くて、手もかじかんで、雪国の人って、こういう作業を毎日のようにしているのかと思うと、大変だなあと思ってしまいました。
アテネの飛行場も閉鎖で、月曜日は学校も休みです。特に、積雪が凍結した道路が危険で、出来る限り家にいるように・・とテレビでも呼びかけています。田舎の方では、道路が閉鎖されて陸の孤島になった村や、積雪のために停電や断水になったところも多いとのこと。
そんな雪の中、結婚式の仕事をしている教会に用事があって行かなくてはならず、運良くタクシーもつかまって着いたところ、日曜日のミサで100名以上の人が集まっており、びっくり!でした。こんな悪天候の寒い日に、こんなに集まるなんて・・信仰の力は強いですね。
とにかく寒いのは苦手なので、早くお天気が回復して欲しいです!
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2008年01月17日
中央市場めぐり
アテネの中心部、オモニア広場の近くにある中央市場に、先日、久しぶりに行ってみました。といっても、何を買う目的もなく、近くに用事があったので、ちょっと寄ってみただけですが、ここは、東京の下町や、アジア諸国の市場を思わせるような、活気にあふれ、混沌としていて猥雑で、色んなものがごちゃごちゃしていて、私的にはわくわくする所です。

オモニア広場近辺は、どのガイドブックを見ても危険な地域と書いてありますが、私自身は危険な思いをしたことはありません。確かに、外国人が多く、麻薬中毒のような人も時々見かけますが、夜は避け、人通りのないあまり変な裏通りに行かないようにすれば、ちょっと違うアテネを垣間見られる、おもしろい所です。
中央市場は、アクロポリスとオモニアを結ぶアシナス通り沿いにあります。道をはさんで、片側に肉市場と魚市場があり、反対側に野菜や果物を売る生鮮市場があります。そんなに広くもないので、ざっと1周するだけならば、30分もあれば十分です。

こちらは肉市場。結構、ぎょっとするかもしれませんが、皮をはがれた哀れな羊や鶏などが、ここかしこにぶら下がっています。頭、内臓・・・などと、部分に分けて売っているところもあり、結構グロテスクな印象も・・。肉の内臓系を食べるヨーロッパ人も珍しいけれど、ギリシャでは、内臓のスープとか、串にぐるぐるまいて焼く肉料理(ココレッチ)などがあって、これが結構おいしいんです。でも、あの、つるされた羊の哀しそうな目を見ると、なんとなくお肉を食べるのに、罪悪感がわいたりします。

お隣は魚の市場。日本と違って、大きなマグロなどはないし、セリの風景などもないですが・・魚好きな日本人には、なじみやすい場所かもしれません。ギリシャには、復活祭前などの肉断ちの期間や、シーフードを食べる日などがあるので、その時は、かなり混み合います。海に囲まれたギリシャではあるけれど、一般的に、シーフードは値段が高い贅沢品です。シーフードレストランは、魚の値段がキロ単位でのっていたりして、高くつくこともありますから気を付けて下さい。ギリシャではタコも良く食べますが、タコを食べるヨーロッパ人というのも、珍しいらしいですね。ギリシャが誇るオペラ歌手のマリア・カラスが日本公演に来た時、食事が合わなくて困っていたところ、タコを食べて元気になったという逸話も聞いたことがありますが・・・真偽のほどは、分かりません!

お向かいに渡ると、そこは生鮮野菜や果物の宝庫。日本に比べると、大きくて元気のいい不揃いの野菜や果物がたくさん売っています。中には、オリーブだけの店、ナッツや豆類の店、飼料の店、卵だけの店、ハムやソーセージの店、などの専門店もあります。

この卵屋のおじさん、私が写真を撮ろうとしたら「ちょっと待って!」というので、怒られるのかとすくんだら、「髪をちゃんと整えるからさ!」とツルツルのゆで卵のような禿頭を撫でてみせ、にやっと笑いました。こういう愛嬌のあるノリ、ジョークが、また、いい味だしているんですよね。 1日1クリックお願いします!→人気blogランキングへ

2007年09月08日
ヴリヤグメニのビーチに行く
あっという間に9月になり、先日は秋の訪れを告げるような雷が鳴り、ぐっと涼しくなって、今度は過ぎ行く夏を惜しむ毎日です。
近所の文房具屋さんに行った時の雑談で、家の近くから夏期限定のヴリヤグメニビーチ直行バスが出ることを聞きつけ、早速行ってみました。先日書いたポルトラフティーにもちょっと飽きてきたところだったので、タイムリーでした!
ヴリヤグメニというのは、アテネの西南にある、水も綺麗な人気ビーチです。
近くには、プライベートビーチがあるリゾート高級ホテルもあって、海外からの政府要人や有名人などは、アテネ市内よりもこちらの方に宿泊することも多いです。ただ、夏の土日などは道もビーチも混んで大変らしいです。
私が行ったのは平日なので、うちからも1時間かからず、2歳の次女を連れても楽々の距離です。大型バスが、大通り沿いを3個所位止まってお客さんを拾っていくのですが、なんと、これは老人会の旅行か!?と疑うほど、御婆さんばっかりでびっくり!まあ、平日の朝だから、若い人はいないのは当然ですが、こんなにまあ良く集まったなーと感心するくらい、私の他は一人の御爺さんを除き、全員が高齢の女性30名ほど。杖をついた人から、よろよろした危なっかしい人がいるかと思うと、御化粧やマニキュアもばっちりのおしゃれな御婆さんもいて、微笑ましいです。やっぱり、海水浴はギリシャの健康法なんだなあと実感します。バスの中では、「私は今日で19回目よ」などと海水浴の回数を話題にする人もいます。老人が多い理由は、ヴリヤグメニには、リムニヴブリヤグメニと呼ばれる温泉のような湖もあって、そこにセラピー目的で行く人も多いからだと思います。
私は、なんとなく場違いな気もしないでもなかったけれど、安いし、子供は料金も取られないし、往復クーラー付きで快適だし、待ち時間もないのでホクホクです。

ヴリヤグメニのビーチはとても広く、芝生も青々していて開放感があり、リゾートの雰囲気を充分味わえます。白いパラソルと木製のシート、周囲に見える高級ホテル群、透明で綺麗な水、遠くに浮かぶヨット、波光が白く宝石のようにきらめく海面を眺めていると、ここがあのゴミゴミした都会から1時間ほどのところだということを忘れてしまいます。センターのアカデミアからE22という高速バスでも行けます。
そうそう、海水浴に行きはじめてから、体は疲れるのだけれど、元気になった気がします。海の後はご飯がおいしくてたくさん食べられるし良く眠れるし、前向きのエネルギーを海や自然からもらえる気がします。
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2007年08月30日
ギリシャ山火事に関するメールについて
最近、ギリシャ旅行を控えた方々から良くメールを頂き、「旅行は大丈夫なのか」という質問を多く受けるのですが、正直言って、困っています。私のような一個人の意見を参考にして、何かあっても責任は持てませんし、私がギリシャに住んでいるといっても、テレビはあまり見ないし、観光の場所に良く行っているわけでもなく、情報の集まる旅行会社に勤めているわけでもないからです。そして、その方が旅行される時期に、状況がどうなっているかなどは、到底予測もできないので、そのようなコメント(回答)は避けさせて頂きますのでよろしくご理解御願いします。
在ギリシャ日本国大使館の公式ページの安全情報が下記で見られますので、ご参考になさって下さい。
http://www.gr.emb-japan.go.jp/portal/jp/proxeniko/chuui_278.htm
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2007年08月11日
アリモス ビーチに行く
このビーチも入場料は無料ですが、パラソルとシートを借りると4ユーロかかります。砂浜は、砂というよりは小さな小石といった感じ。海は、まあ、汚くもないですが、それほど綺麗というわけでもないです。トイレ、着替え場所もそれなりに数もあります。ビーチ内にもカフェがありますが、ビーチから出たすぐ横にはおしゃれなカフェとバー、子供用公園、小さな遊園地、その向こう側には緑の豊かな散歩道と、くつろげるタベルナ兼カフェがあります。ここは、とても緑が豊かで環境が整備されているので、お勧めです。子供たちは、海よりも遊具の充実した公園の方がお気に入りのようでした。

このビーチでのできごと・・・私たちが帰る準備をしていると、おばさんがやってきて、「このパラソルとシートを使いたいから、そのレシートを下さい・・・」という新手の物乞い??そのレシートを持っていれば、新たに使用料を払わなくていいからということらしい。うちも別に損をするわけでもないので、旦那はちょっと嫌な顔をしながらもレシートを渡していました。(苦笑)
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2007年07月29日
クレタ島のリゾートホテル
今日は、私の泊まったホテル「Kalimera Kriti Hotel & Village Resort」のご紹介です。
その名前、カリメラ クリティというのは、「おはようクレタ」という意味です。なんだか朝のテレビ番組のようですが・・このホテル、5つ星の大規模なデラックスリゾートホテルで、施設やサービス、アクティビティーが非常に充実しているにもかかわらず、珍しいことに、滞在中日本人には一人も会いませんでした。まだ日本の市場には開拓されていないのですね。
場所は、クレタ島の首都、イラクリオンから車で東に35分。北側海岸のSissiという街のすぐ近くにあります。
エーゲ海をのぞみ、21万平方Mの広大な敷地の中に、ホテル棟と、花の咲き乱れる自然の中に村のように配置されたコテージを合わせて、部屋数は415もあります。建物のデザインは先日も紹介したミノア文明時代の建築様式にヒントを得て、センスの良いネオクラシック様式を取り入れ、とてもリラックスできる快適な空間となっています。二つのプライベートビーチ、二つのアウトドアプールとインドアプール、子供用プールと子供用スペース、カフェ、海風の気持ちよい屋外スナックバーやレストラン、自然の洞窟を利用したカフェニオン、バー、ショッピングセンターや売店、屋外シネマ、ビリヤード、卓球、各種のマリンスポーツ、ミニゴルフ、テニスコート、スカッシュコート、貸し自転車、会議場、インターネットスペース、朝食と夕食の豪華なビュッフェ、毎日コンサートやディスコ、様々なスポーツイベントもあり、ホテル内だけでも充実した時が過ごせるすばらしい場所です。
ギリシャには珍しく(?)とてもオーガナイズされていてサービスも良く、スタッフの対応もとても感じが良いのです。毎日のイベント情報が書かれたプログラムやインフォメーションセンターもあり、安心です。また、特筆すべきは、小さな子供連れの家族でも楽しめる施設というところでしょうか。子供用の浅いプールと、ブランコや滑り台、シーソーなどの遊具がある子供用スペースは、三輪車、ミニバスケット、ビデオ、ボールプール、室内遊びのおもちゃ、カード、ゲーム、御絵書き用のグッズも用意してあり、さながら幼稚園のようで、係りのお姉さんもいるので安心です。また、時々、ポップコーンや綿飴を作ってくれたり、ボディーペインティングをしてくれたり、時間ごとにスポーツのプログラムもあったり、と子供にとって天国のようなところです。

このホテルは、ドイツ人客が圧倒的に多く、続いて、フランス、イタリア、北欧といった感じでした。子供連れが本当に多く、3人子供のいる家族、それから、養子なのか、白人夫婦にアジア人や黒人の子供、という家族も見かけました。このホテルは、主にヨーロッパ諸国の外国人向けにマーケティングしているのでギリシャ人客もほとんどいませんでした。実は、このホテルは友人のコネで、かなりのディスカウント価格で部屋を提供してもらったのですが、そうでなければ、うちの家族なんて到底泊まれるホテルではありません。私は2部屋あるコテージの方に泊まったのですが、部屋の中のクローゼットの裏に張ってあったプライスリストを見てびっくり!!この夏のハイシーズンでは、え!? 一泊400ユーロ以上?????まあ、部屋によっても、使う旅行会社によってもレートは違うのでしょうが・・・その価格で、何週間も滞在する人たちって一体・・・と目がテンになりました。
ギリシャで、持つべきものはやっぱりコネだなあ・・と実感したのでした。
サイト;www.kalimerakriti.gr
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2007年07月27日
ギリシャ神話とクノッソスの迷宮
クレタ島で有名な遺跡は、ミノア文明(紀元前2600年〜1100年)の華、クノッソス宮殿です。この遺跡の発見は、イギリス人の考古学者アーサー・エヴァンスによるもので、入り口には彼の銅像が立っています。現在残っているものは、ほとんどが修復、再建されたものですが、彼が、ギリシャ神話の記述を信じ、その夢を掘り当てたといってもいい非常に興味深い場所です。シュリーマンがホメロスの叙事詩を実在したことだと信じて、トロイやミケーネの遺跡を発掘したのと同じように、夢やロマン、想像力、信念の偉大さ、大切さを実感します。
さて、アーサー・エヴァンスを触発したギリシャ神話の記述とは・・・・?
ギリシャ神話の中では、最高神ゼウスはクレタ島の洞窟で育てられたと書かれています。確かに、クレタには3000もの洞窟があり、私の泊まったホテルでも、自然の洞窟がカフェとして利用されていました。クノッソス宮殿の説明をするためには、このゼウス神の話から・・ゼウス神が小アジアの国の王女エウロペ(ヨーロッパの語源ともなった)をさらってクレタ島に連れ帰り、その間に生まれたのがミノス王です。紀元前18〜16世紀に絶頂に達したクレタ島のミノア文明は、この王の名前に由来しています。クノッソス宮殿は中が迷路のようになっていて、一度入ると出口を見つけるのが難しいため、迷宮とも呼ばれています。これは、ギリシャ神話によれば、発明家ダイダロスの設計で、ミノス王とその妻パシパエの子で、頭が牛で体が人間のミノタウロスという怪物が閉じ込められていたところだとか。ミノス王はミノタウロスの食料として、アテネから9年毎に生け贄(7人の少年、7人の少女)を送らせることとしたそうですが、3度目の生け贄にアテネの英雄テセウスが志願して迷宮に侵入し、ミノタウロスを倒したのです。脱出不可能と言われた迷宮は、ミノス王の娘であり、テセウスと恋に落ちたアリアドネからもらった糸玉によって脱出することができたそうです。
そういう背景を知って見ると、炎天下の遺跡見学も楽しいものです。
干からびそうでしたけどね(苦笑)。遺跡の詳細説明はガイドブックにまかせるとして。。遺跡は、中庭を中心に、西翼と東翼に分かれていて、迷宮と呼ばれるだけあって、内部も相当入り組んでいました。今から何千年も前のミノア期の様子を現したフレスコ画、儀式の行われた場所や倉庫や劇場などの生活の場、トイレや飲み水などの上下水道システム、など、とても興味深いところでした。
王座の間(左)と北入り口の見張り台(右)
フレスコ画の複製 「青の婦人たち」
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2007年07月25日
クレタ島の紹介

クレタ島はエーゲ海の南端に浮かぶギリシャ最大の島で、面積は兵庫県とほぼ同じ位です。アテネからは飛行機で1時間弱です。船だと半日がかりになりますが、最近では高速船もあるようです。
クレタ島は歴史と自然の宝庫です。クノッソス宮殿の発掘により世に知られた、ヨーロッパ最古のミノア文明発祥の地で、ギリシャ神話にも登場する重要な場所です。また、先史時代から、小アジア、エジプトなどとも関係があったり、アラブ、ビザンチン帝国、ベネツィア、トルコなどの侵略や支配の辛酸をなめてきた、歴史的に見ても興味深いところです。

クノッソスをはじめとした古代遺跡、美しい海とビーチ、豊富な種類の野生の花、ハーブなどでも有名で、果物、野菜、穀物、オリーブ、ぶどうなどの栽培が盛んで、豊かな自然も魅力の島です。2000メートルを超える高山や、3000以上の洞窟、全長18キロにわたるサマリア渓谷など、地形も変化に富んでいます。また、「My big fat Greek wedding」という映画でも描写されていた、クレタ人特有の強い気質も良く話題にのぼるところです。(このコメディーはお勧めです!)
ギリシャの島の中で、日本人観光客にはミコノス島やサントリーニ島が人気ですが、ヨーロッパ諸国ではクレタ島は大人気のリゾート地です。首都であるイラクリオンをはじめ、ハニア、レティムノン、アギオス ニコラウスなどの風光明媚な街も魅力です。
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2007年07月10日
船上パーティーの極楽
アテネから車で30分ほどの港町、ピレウス港に停泊している、3000トン、全長115メートルもある日本の大型船です。ピレウス港は、「日曜はダメよ!」という古いギリシャ映画の舞台にもなった港街で、ギリシャの島々や、海外へ行くクルーズ船などの多くの船がここから出入港を繰り返す、ギリシャ最大の港です。

この船(左の写真の船は別の船です)は5月11日に日本を出港し、3ヶ月かけて世界一周をするそうですが、これまで東回りで、アメリカのサンフランシスコやニューヨークに停泊したそうです。ピレウス入港があの熱波の後で良かったですね。
日本人の船員さん(女性もいました!)やギリシャ人の船員さんとの交流、剣道や柔道の実演、お寿司、刺し身、たこ焼き、おでん、焼き鳥などの、感涙ものの貴重な和食のビュッフェ。始まりの8時はまだ明るかったですが、空と海がだんだん夕日にそまり、海風が頬をやさしくなで、夜のとばりの降りる中、ライトの点灯したデッキでなごやかに歓談する人たち。。。このゆったり流れる時間が、なんだか、夢のようです。めったにできない船内見学や船員さんたちのお話も聞けて、とても楽しい時を過ごせました。フリータイムにギリシャのビーチに行くのを楽しみにしている船員さんがたくさんいました。楽しんでくださいね!

でも、そういえば、向こう岸の山から煙がモクモク出ているのが見えて、もしかしたらまだ、あの猛暑が原因の山火事が続いているのかと思うと、なんだか、こんなにノーテンキにしている自分が申し訳なく思えるのでした。
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2007年07月07日
アテネフェスティバル で芸術に浸る

今回見たプログラムは、シルヴィ ギエムとアクラム カーンという踊り手による創作バレエ、「Sacred Monsters」。ギリシャの夏の祭典、アテネフェスティバルでは、毎年世界中から有名なアーティストやオーケストラが招聘されるので楽しみ。場所は、アクロポリスの見える野外劇場である、2世紀に建設された遺跡、ヘロデ ィス アティコス音楽堂です。
人々は、場外の広場で飲み物を片手に、開演を待っています。後方に見えるアクロポリスも、暗くなるとともにライトアップされて、雰囲気は最高。群青色の空にパルテノン神殿の白い大理石が映えて、幻想的です。アーチ型の窓がある壁は、典型的なローマ時代の建築様式です。今は屋根がないのですが、当時は劇場は屋根付きで、この窓が明かり取りとして機能していたそうです。

この日もちょうど満月で、正面上方にのぼっていくオレンジ色の月を眺めながら、風を感じながらの鑑賞です。客席は満員。チケットは開演日の3週間前から発売ですが、良い席のチケットは発売直後にすぐ売り切れて、自由席のチケットをなんとか手に入れました。半円形で階段状になった半分から上の席は自由席で、真ん中の良いところからうまっていくので、早目に行くことが大切です。私の座った端っこは、舞台装置の関係で、ダンサーが全然見えない瞬間が多々ありましたから。また、夜が深まるに連れて風が出て寒くなったりすることがあるので、上着も用意しておいた方が良いかもしれません。それから、オペラグラスも必須アイテムですね。表情の細部、手の指の先まで繊細な表情を堪能できます。
この舞台ですが、衣装やセットが日本人ということもあってか、なんだか「禅」を感じさせるようなミニマムな空間。白い皺を寄せた布を半円形に張った背景のセットと、モノトーンの胴衣のようなシンプルな衣装。前衛的でアンニュイなバイオリンと打楽器による音楽と、魂の叫びのような歌。そして、同じ人間の肉体とは思えない、このダンサーのしなやかな肉体と表現力。シルヴィーギエムの、柳のようにたおやかで、鋼のように強い肉体は変幻自在で、全くどんな形でも感情でも、指や手や足や、体の細部の動きで表現できてしまうのですね。相方のカーンとの絡みも目を離せず、ところどころにせりふやジョークを入れて観客を飽きさせません。踊りもとても自由な感じの構成で、途中で、白いタオルをもってきて自分で床の汗をふいたり、水を自由に飲んだり、練習中のように、途中で髪を自分で三編みにまとめたり、カーンと雑談をしたり・・・と存在と行動のすべてが自然で、なんだか格好いい!のです。休憩なしの1時間半、一気に観衆を魅了しました。
シルヴィ ギエム(パリ生まれ、現代バレエ界の逸材、体操からバレエに転向、パリオペラ座バレエ団、英ロイヤルバレエ団などで活躍。栄誉賞多数。コンテンポラリーダンスでも活躍。日本文化にも造詣が深い。)
アクラム カーン(ロンドン生まれ、バングラデシュ系イギリス人の気鋭のダンサー、振付師)
今年は、ヘロデ ィス アティコス音楽堂でのプログラムは、7月中で終了のようです。アテネからちょっと遠いですが、時間があれば、エピダヴロスフェスティバルもお勧めです。エピダヴロスの古代円形劇場は周囲の自然も美しく、ここで行われるギリシャ喜劇、悲劇などの鑑賞も、ギリシャの自然、伝統、歴史をひしひしと感じられる貴重な体験です。
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2007年06月19日
長期滞在の場合の宿泊先は・・・
アテネは暑―――い真夏です。
太陽ギラギラ、日差しは突き刺すようなパワーで、私はフラフラです。
長期滞在の場合、高いホテルに泊まるよりも、自炊もできる気楽で便利なアパートや貸し別荘のような形を好まれる方もいらっしゃるようです。私自身は利用したことはないのですが、知人から便利なサイトを教えてもらいましたのでご紹介します。
http://www.vrbo.com (バケーションレンタルズ・バイ・オーナー)
世界中のアパートのオーナーが、直接旅行者に部屋を短期貸し出しするシステムで、その知人は色んな国で利用されたようですが、特にトラブルもなかったとのことでした。まあ、当たりはずれはあるのでしょうけれど、特に、子供連れの場合、キッチンがついていた方が便利だし、ちょっとした料理もできれば毎日レストランに繰り出す必要もなくて経済的ですものね。
ただし、私自身が利用したわけではないので、お勧め、というわけでもありません。ご利用は自己責任で、何かトラブルがあっても、責任は負いかねますのでご了解ください。
インターネットは本当に便利ですよね。私も、そのうち利用してみようと思っています。
2007年06月14日
アポロ・コーストの海でリゾート気分
アテネの良いところ、それは、小規模ながら首都で都会なのに、近くに海や山があることです。特に夏は夜8時過ぎまで明るいですから、仕事が終わってから、海水浴に繰り出すことだってできます。都会にいても気軽にリゾート気分が味わえるのは、とても贅沢なことかもしれません。
アテネ市内からトラム(またはバス)で30分位海に向かって走ると、海沿いを走るPOSSIDONOS通りにぶつかります。アポロ・コーストとも呼ばれるこの海岸通り沿いは、2004年のアテネオリンピックの時にできた競技施設、公共のビーチや、サロニコス湾に沈む夕日を楽しめるカフェなども多数あり、ゴミゴミしたアテネ市内を抜けて、開放的な気分を味わえます。オリンピックの時にできたトラム(路面電車)は、速度は遅いですが冷房も良くきいて、海を眺めながらのんびりできます。(といっても、夏の土日は混んでいますが・・)
(アリモス海洋公園の入り口)
シンタグマからトラムに乗って2−30分、海に出てすぐの「エデム」という駅前から、グリファダ(駅名は「プラティア・カトラキ」)というおしゃれな高級住宅地まで、海沿いにはいくつものビーチが見え隠れします。トラムに沿って、遊歩道も整備されています。途中の「カラマキ」という駅前のアリモス海洋公園は、素敵なカフェ(バー)、ビーチ、海沿いのプロムナード、広い児童公園があって、緑の芝生や花もとても良く手入れされた美しい公園です。
(児童公園)
右手の方にはアリモスのマリーナに停泊するヨットも見えて、晴れた日はとても気持ちいいです。私は昼間しか行ったことがないですが、夕日も綺麗そうですね。
(公園内にある眺めの良いオストリア・カフェ)
ちなみに、アポロ・コーストで有名なビーチは、ヴーラ、ヴリヤグメニ、ヴァルキザ、などです。どんどん開発が進み、ビーチやホテルも充実してきているようです。そこまで行けば、海も透明度が高くて本当に綺麗ですが、そんな遠くまで行かなくても、日本の水準から見れば十分綺麗です。
(ヴリヤグメニにあるAstir Hotelからの夕日)
ギリシャの長い夏・・・学校も、公立は6月で終わってしまいます。今年の夏は、海好きの長女を連れて、この辺を探検しようかなあと思っています。
「ΟΣΤΡΙΑ CAFE(オストリア・カフェ)」
POSSIDONOS AV. 10 ALIMOS BEACH、 トラム「KALAMAKI」駅すぐ前)
TEL: 210-9852350, 210-9850118
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2007年05月22日
明日は、アテネでチャンピオンズ・リーグ決勝!
明日23日、ギリシャ時間21:45から、サッカーのチャンピオンズ・リーグの決勝がアテネのオリンピックスタジアムで行われます。ミラン対リバプールの対決です!
といっても、私は、サッカーのことは全然分からないんですが・・ギリシャでは、サッカーは一番人気のあるスポーツです。ちなみに、うちの旦那も、サッカーを見ている時に話しかけると怒ります(苦笑)。日本でも放映されるようですね。
市内もテレビも盛り上がりを見せていますが、在ギリシャ日本大使館からも注意勧告が出ていますので、気をつけてくださいね!エキサイトすると、大変な騒ぎになりますから、巻き込まれないように・・・
最近、雨が降ったりしてお天気がイマイチです。当日は晴れるといいですね。
くだらない独り言・・・ミランに「カカ」という選手がいますが、この言葉、ギリシャ語では何を意味するかご存知ですかー?
実は「ウ○チ」のことです。なんだか、つい笑ってしまうんですよね・・・
<チャンピオンズ・リーグ>
欧州最強のクラブチームを決める大会。前身は1955−56シーズン前に発足した欧州チャンピオンズカップだったが、1992−93シーズン以降、大会の方式と名称が現在のとおりに変更された。欧州各国リーグの優勝チームと、それに次ぐ成績を収めたチームに出場権が与えられる。各国に割り当てられる出場枠や、大会のどの段階から出場するかは、欧州サッカー連盟(UEFA)が加盟国クラブチーム同士の過去5年分の成績をポイント化して出すUEFAランキングにより決定される。
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2007年05月16日
国立庭園散歩
アテネは、もう30度以上の日が続く真夏を思わせる日差しです。日も長くなって、8時過ぎまで明るいので、一日が有効に使えますね。(体力があれば!)今日は、私も子供も大好きなアテネのオアシス、国立庭園のご紹介です。
国立庭園は、シンタグマの国会議事堂のすぐ横にある広い公園です。
昔、この国会議事堂は王宮で、国立庭園はその王族の庭だったところです。この庭園は、1839年に、ギリシャの初代女王であるアマリアの希望で、世界中、ギリシャ中から様々な木や植物を取り寄せて作られましたが、一般公開されるようになったのは1923年からです。
植物の豊富さには眼を見張るものがあり、約520種類の植物、7000本の木があると言われています。議事堂すぐ横の入り口(アマリアス通り)にあるカリフォルニア椰子の木を見ると、「え、ここはどこ?」って感じで、度肝を抜かれます。
中に入ると、アテネの交通渋滞や雑踏、喧騒からは想像もつかない静かな緑したたるオアシス。何度行っても迷ってしまうのですが、中には、日時計、小さい動物園、亀のたくさんいる池、藤棚やツルバラの美しいガーデン、バラの回廊、花壇、子供用の図書館、太鼓橋のようなものがかかった池、遊具の充実した児童公園、鯉のたくさんいる池、アマリア女王が庭の景観を楽しんだという玉座、カフェなどもあります。

