国際結婚
2007年09月11日
次女の保育園通い

9月からぼちぼちと学校関係も始まり,2歳8ヶ月になる次女も、保育園通いを始めました。長女の保育園は、色々と不満があったので、次女は家の近くの違う私立保育園にして、私が毎日送り迎えです。
家から10分位のところですが、毎日送り迎えというのも、結構大変なものですね。長女の時はなかなか他の子供の中にとけこめなくて大変だったけれど、次女は、時々泣いたりもしたけれど、長女よりは大胆なので、保育園にもすんなりなじんだ模様。給食も毎日全部食べているようで、一安心。これで、和食党の次女も、ギリシャ料理も良く食べるようになるといいなあ・・・
実は、次女を保育園に送る最大の目的は、発語促進のためです。長女と違って、私の子育ても手抜き(苦笑)、ギリシャの義父母に預ける機会も少なかった次女は、発語が遅くて皆が心配しているのです。日本語はぼちぼち出てきているけれど、ギリシャ語ときたら・・・・本当に片言だけ!周囲の圧力を受けて、専門のお医者さんにも行ったら、特に問題はないと言われて安心したけれど、2カ国語で育てると、頭の中が混乱する子も、そうでない子もいるらしく、次女は、ちょっと混乱しているのかもしれないし、絶対的な言葉のインプットが不足しているのかもしれない。言葉というのは、ちょうど、コップの水があふれるように、限界点を超すと急に堰を切って流れ出すものらしいです。、保育園で他の子供と遊んだり、いろんな刺激を受けるはとても良いことだというお医者さんの薦めもあり、送ることにしました。ギリシャ語ばかりで過ごす時間はやはり貴重な環境だと思います。
私も、できるだけ饒舌になって、話し掛けるように努力しているのですが。。。「沈黙は金」「行間を読む」「言わぬが花」「一を聞いたら十を知る」「以心伝心」の他、察しやへりくだりなどが文化背景にある日本人としては、どうも、饒舌さと子供への誉め言葉、愛情の言葉にかけては、ギリシャ女性に10歩も100歩も遅れているようです(苦笑)。本当に、こちらの人たちの自分の子供への手放しの賞賛といったら・・・聞いていて恥ずかしくなるくらいです。でも、それが子供にとっては心の栄養なんですよね!私も誉め上手になりたいものです。
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2007年06月23日
長女のバレエ発表会
公立学校も6月で終了ですが、習い事も6月で一区切りです。保育園で学芸会があったように、長女のバレエ教室でも最後の日に公開レッスンがありました。日ごろは、子供の気が散るので、親たちの見学は禁止です。ということで、何をやっているのか音と先生の声で想像するのみですが、この日はその成果を発表するミニ発表会みたいなものです。といっても、いつものレオタードにいつもの場所で踊るだけなんですが・・・例によって、ビデオを片手に親たちの集合です(笑)。
(クラスの可愛いお友達)
先生の「いつも通りでいいわよ。」という言葉に、また時間ぎりぎりに駆け込んで行ったら、「え、何これ!?」と驚いたのは、皆いつもとは違って、髪をさながらプチバレリーナのようにシニョンに小さくまとめ、薄化粧をしている子までいます。うちの長女は、本当にいつも通り・・・
まずい!!これでビデオをとったら、一生文句を言われる・・!長女は、人との違いに敏感で「ママだけ、髪の毛をバレリーナみたいにまとめてくれなかった」と恨み言を言われるのは必至。3才といってももう女、他の子がかわいい格好をしていたり、かわいい髪形や髪留めをしていたりするとうらやましがります。幸い、小さいピン止め(クリップみたいなやつ)をたくさんしていたので、あわててそれを全部とって、即席でぐるぐるねじってシニョンを作り、シニョンの周りにクリップをつけて固定させ、ハイ、できあがり!ああ、髪の毛が少なくて幸いでした。
レッスンは週二回で、一回はクラシックバレエ、もう一回はモダンダンスなのですが、発表はそれを総合した内容。先生の指示に従って、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、回ったり手をあげたり、輪になって踊ったりバランスをとったり・・・バレエという域には達していないんですけど・・・音楽とともに一生懸命に飛び回る幼女たちの姿は妖精のようで、本当にかわいかったです。自然と見る側にも微笑みがこぼれていました。期の途中から入ったので、心配していたのですが、長女も横目で人の振りを見ながら、なんとかついていってました。
でも・・・まだスキップができていなかったなあ。スキップって、案外難しいのですね。そういえば、私が子供の頃、小学校の体育の授業の時に、まだスキップができない子がいて、泣きべそをかいていたことを思い出しました。
でも、9月までレッスンがないなんて・・・せっかく習ったものも忘れてしまいそうです。学校も、年度が変わるなら宿題もないのだろうし、夏休みのあとのリハビリが、結構大変かもしれません。
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2007年06月17日
長女保育園 年度末学芸会
ギリシャの学校は9月始まりで、公立学校は6月で終わってしまい、あとは長―――い夏休みを親子ともにもてあますことになるのですが、長女の通う私立の保育園は、一応7月までやっています。でも、年度末のお祭り(ヨルティ)である学芸会のようなものが先日ありました。
クリスマスにもありましたが、今回は、野外劇場を借りての大掛かりなものです。長女の通う保育園と、姉妹校の2校合同で、2歳-5歳の7−80名の子供たちがそれぞれの衣装を身に着け、クラスごとに踊りや劇(台詞)を披露するのです。お話は一応つながっていて、童話の国の童話を作る妖精が、次々と、色々な登場人物や動物の紹介をしていく形で進んでいきます。
長女のクラスは「森の妖精」のグループで、8名の子供が各自の台詞とタンバリンを使った踊りを披露。うちで台詞の練習をしていた時はちゃんと言えていたものの、気の小さい長女のこと、本番までドキドキでしたが、なんとかやり遂げました。ちょっと声が小さかったけれど・・・。踊りの方も、案の定、人の振りを見てからワンテンポ遅れて動く特徴はクリスマス会の時と変わらず、あーあ、バレエも習わせてるのになあ・・なんて思ったけれど、まあご愛嬌です。義母も一緒に行って、「うちの孫が一番かわいい」などと親ばかならぬ「婆ばか」になって、とても喜んでいました(笑)。私も、もちろん写真とビデオ撮りっぱなし!ですよ。あとで、「上手にできたねー!」と褒めてあげました。
(長女のクラス)
それにしても、ギリシャの子供たちの度胸の良いこと!台詞を忘れる、または間違える子はほとんどいなくて、皆堂々と大声でしゃべり、立派でしたよー。驚きました。さすが、ギリシャ喜劇、悲劇など、演劇の歴史が深い国!ですね。
この野外円形劇場という設定も、ギリシャらしいなあと思いました。夜7時半からでしたが、青空がだんだん夕焼けになって夜に移り変わり、風を感じながら過ごすひとときは、なかなか風情があるものです。ただ、石の座席にそのまま座るので、義母は腰が痛いと言い出して、途中で抜け出すことになってしまいました。まあ、長女の出番が終わればそれでいいのですが、フィナーレが見られなくて残念でした。
でも、この件では、実は、保育園と旦那の間にひと悶着あったのです。この保育園、とっても高くて、授業料の他に、工作の材料や教材、課外授業代などとして300ユーロも払っているのに、また、この学芸会の衣装代として40ユーロも要求してきたのです。それも、どう見ても40ユーロもしないような代物で、もう2度と着ないような衣装です。でも、長女だけ衣装なしでやるわけにも行かないし、学芸会に出さないというのもかわいそうだし(旦那は怒って、出なくてもいいとまで言っていた)、結局交渉して15ユーロでレンタルすることに一件落着。この件だけでなく、今までも色々といざこざがあって、旦那は、完全にこの保育園に対して信頼をなくしていました。まあ、私としては、ここはギリシャ、あまり期待もしていなかったし、先生や友達ともなじみ、いじめられている様子もないし、長女が喜んで行っているというだけで良しとしていたのですが。
というわけで、来期からは他の保育園に転校しますが、長女が学んだこともたくさんあり、これはこれで良かったのだと思っています。
2007年03月28日
仮装好きの家族
アポクリエスの仮装もそうですが、うちの家族(義父母も含め)って、なんだか仮装好きみたいです。
先日の3/25の独立記念日は、ギリシャ人にとって大事な祝日なので、旦那が、この日のために子どもの衣装を借りてきました。
長女には、初代ギリシャ女王のアマリアス(ルーマニア人だったらしい)の衣装、次女には、チョリアス(ギリシャの伝統的な衣装を身に着けた兵隊さん)の衣装です。次女はひょうきんな感じなので、男の子の衣装の方がなんだか似合うような気がします。本人もご機嫌でしたし!
アマリアスはシンタグマ近くの大通りの名前にもなっていますね。また、チョリアス(兵隊さん)は、シンタグマの国会議事堂前に、雨の日も風の日も嵐の日も、じーーーーっと微動だにせず彫刻のように立っており、毎時、衛兵交代の様子が見学できます。よく絵葉書にもなっている光景です。このチョリアスの制服や靴は、本物は刺繍などの細工もとても凝っていて、すべてハンドメイドで作られ、重さの合計はなんと3.5キロもあるそうです。着るにもとても時間がかかるそうですよ。スカートと、靴のボンボンが可愛いのです!ロンドンの衛兵交代とは規模が比べ物にならないほど小さいですが、アテネのも、これはこれで、なかなか面白いものです。
この日はこれを子供に着せて義父母の家に見せにいき、街を散歩してきました。
仮装好きの義父母・・・これまでのリクエストとしては、着物、柔道着(わざわざ日本の母に買ってもらった!)、セーラー服(捜索中)、など。これらを着せて写真を撮り、家に飾るのが趣味のようです。前にも書きましたが、義母の注文が細かいため、じっとしていない子の写真撮影が結構大変なわけですが・・・・まあ親孝行と思って頑張っています(笑)。
既に来年のリクエストも頂戴し・・・今度は、地方の民族衣装みたいなのが良いそうです・・。
下の写真のように、レンタルの衣装、色々ありますよー。(大人用もね!)
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2007年02月12日
次女が2歳に
なんだか誕生日から随分時がたってしまったのですが・・・
次女Mが2歳になりました。
早いものですね。この1年、春には洗礼をし、夏には日本で2ヶ月も過ごし、日本では託児所、動物園、児童館、花火、和食、色んな公園や遊び、親戚との体面、オバアチャンとの親密な日々など貴重な体験もし、すくすくと病気もあまりせずに育ってくれました。ありがとう!でも、なんだか、味覚が和食党になってしまい、義母のおいしいギリシャ料理も食べてくれません!好物はフリカケご飯とオレンジジュース・・・・(汗)
和み系のキャラなので、見ていて飽きません。
得意技は、長女のパンツ、それもお風呂に入る時に脱ぎ捨てた使用後のものをかぶって走り回ること。おもちゃの電話でレロレロー(舌が長いらしい)としゃべる真似。コップで水を飲む真似をして、「あーおいしい!」とさもおいしそうに言うこと。別れ際に「ダイダーイ!(バイバイ)」と両手を挙げて手を振ること。お風呂に入る前に裸で笑いながら逃げ回ること。名前(日本名のフルネーム)を呼ぶと元気良く手をあげ「はーい!」と答える(これは結構、皆にウケます)。好きな遊びは、おままごと、ブロック、おもちゃの乳母車や椅子を押して歩くこと、絵本、段差の上り下り、ハイジとしまじろうのビデオ、滑り台、ブランコ、砂遊び。
心配事も色々と・・・。
どうしてもやめられないのが指しゃぶり。生まれた日の写真を見てみたら、生まれたその日から指をしゃぶっていました!おしゃぶりには馴染まず、ずっと両手の中指、薬指2本を一緒に交互にしゃぶっています。外遊びの時も、汚い手をすぐ口に入れるし、歯並びにも影響しそうなのでやめてほしいのですが、なかなか。
それから、体の発達は良いのですが、発語が遅い。2カ国語で育てると言葉は遅いと良く言われますが・・・日本語は片言、ギリシャ語にいたっては、皆無。聞く方は、多少理解はしているようなのですが、どうも心もとない状態です。私は、唯一の日本語担当なので、言葉かけ、絵本読み、CDやビデオ、フラッシュカード、一緒に遊ぶことなどを通して働きかけに努力しているところです。長女の世話に忙しく、二人目はどうも放任になりがちで、静かな子なのをいいことに、あまり手をかけてやらなかったのが原因だと反省。長女の時はかなり頻繁に義父母に預けていたのですが、最近、義父母の体調もすぐれないことが多かったので、ギリシャ語に触れる機会も圧倒的に少ない次女。私はテレビもほとんど見ないし、旦那も口数は少ないので、要するにインプットの絶対量が足りないのですね。
今年になってからは、定期的に義父母にも預かってもらうようにお願いしたところなのですが、今度は風邪とアレルギーでほとんど自宅療養・・・この冬の風邪は本当にしつこく、私も旦那も、しょっちゅう風邪でグズグズしています。アレルギーは私の体質譲りなのか、原因不明の赤い発疹が体中にまた出て食事療法。このアレルギーも心配の元です。
そんなこんなで、子育てはなかなかスムーズに、思い通りには行きません!!山あり谷ありで、ストレスで叫びたくなることもしょっちゅうですが・・子供を持つ家庭なら、皆、大なり小なり色んな悩みがあるんでしょうね。でも、そんな風に心配かけながら、私も育てられたのだなあと思うと、やっぱり、親はありがたいものだと痛感します。
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2007年01月17日
新天地へ旅立った父のギター
先日母から電話があって、結構驚いたこと。それは、おととし亡くなった父の遺品であるギターが、オークションで高値で売れたこと。
クラシックギターは父の若い頃からの趣味で、毎日のように弾き、教えたり、編曲をしたり、私のピアノと合奏した記憶もあります。私を音楽好きにしてくれたのも、ギターの音色に魅せられてフラメンコに熱中したりしたのも、父の影響でしょう。今日偶然かけた名曲アルバムのCDから、父の好きだった「アルハンブラの思い出」が流れてきて、思わず掃除をしながら涙ぐんでしまいました。まるで父が私のために弾いてくれているように感じたのです。
数本あったギターのうち、1本はスペイン製の有名な「ホセ・ラミレス」というブランド。まあ、年代によってピンからキリまであるのですが・・・生前から父の自慢のギターでした。 倹約を友とし、財布の紐の固い締まり屋の父が一大決心をして買った、父の持ち物の中では一番価値のあるものだったでしょう。母も迷ったようですが、実家に置いておいても使うこともないし、湿気の多い家のこと、古いギターなので、木がゆがんだり割れたり、フレットが錆びたり、もう使い物にならなくなるのは目に見えていて・・・兄の助けでオークションで売ることにしたのです。父にとってもギターにとっても、実家で粗大ゴミ化するより、ギター好きで価値の分かる人に使ってもらった方が、本望でしょう。そうしたら、思ったよりも引き合いがたくさんあり、高値がつき、お嫁入り(?)が実現したのでした。マニアの世界って、やっぱりすごいですね。個人が気軽にオークションできる時代が来るなんて、数年前までは考えられないことでした。
江原啓之さんも言っていました。故人の遺品はあまり残しておかない方が良いと。それは、執着が残り、故人も遺族も新しい世界に踏み出せないからだそうです。
こうして、父の大切なギターは、新天地に旅立っていきました。
天国のお父さん、これで良かったですよね??私のもらった分はほんの一部ですが、このお金は大切に使わせてもらいます。
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2007年01月01日
あけましておめでとう!新年の抱負
明けましておめでとうございます。
アテネの元旦の朝は穏やかで、晴れて風なし、でした。
「1年の計は元旦にあり」と言うので、去年の反省などもしながら、今年の新年の抱負を考えてみました。
1)家族の健康管理:去年末からの自分や家族の病気続きで、つくづく、元気が一番と痛感。料理も栄養を考えてちゃんとしよっと!あとストレス管理は重要ですね。免疫力を落とすストレスは、早めに小出しに解消しよう!
2)早寝早起きの習慣:やはり、早めに家事・仕事を済ますと心のゆとりができて、一日がうまく行くような気がします。
3)育児を最優先:大変だけど、大切で、かわいい時期はすぐに過ぎ去ってしまうのだから・・・今を大事に。
4)辛い時ほど笑顔でいよう!:落ち込んだ顔を鏡で見るとぎょっとします。せめて、笑顔のふりで乗り切ろう。
5)親孝行・旦那孝行をしよう!:自分の親も、旦那のご両親も、旦那も、自分の近くにいて私を守ってくれる人に感謝!
6)整理整頓:まずは不用品を捨てよう!物が見つからなかったり、収納場所に入りきらなかったり、これがイライラの原因。
7)即断、行動主義:人生も折り返し地点を過ぎ・・・後でやろうと思っているうちに、おばあさんになりそう。決めたらすぐ行動に移そう!
8)人に会おう!:もっと外に出て、人と会い、世界を広げよう。
9)ギリシャ語の勉強:忘れる一方のギリシャ語、子供に笑われない程度にはなりたいもの。
10) ちょっと公開できませんが・・・○○をがんばろう!
あれれ、10個もあげちゃって大丈夫かな。まあ、公開したということで、ちょっとは自分への縛りになるでしょう(笑)。
今年は生活改善と良妻賢母?が主要テーマ。仕事とブログは、シガシガ(ゆっくり)になりそうですね。
皆さんの目標は何ですか?2007年も良い年でありますように。今年もどうぞよろしくお願いします。
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2006年12月21日
ギリシャ妊娠・出産体験記 12)私立病院と公立病院比較
今日は、公立病院と私立病院の比較をしてみます。
まずは経済的な面を。ギリシャの価格体系には、とっても不思議なものが多いのですが、これもまたしかり。
私立I病院の料金は、自然(無痛)分娩、4泊5日、2003年当時で下記のとおり。
スイートルーム:9,120 ユーロ
デラックスルーム:5,640
1人部屋:4,240
2人部屋:2,930
3人部屋:2,090
4人部屋:1,530
6人部屋:1,320
私は4人部屋にいたのですが、なんと1日当たり300ユーロもする計算ですね。また、子供の黄疸治療のため3日延泊したので、それが1日あたり65ユーロ。その他、諸々の検査代や薬代なども追加で払いました。これは、病院側に支払う代金で、これとは別に、お医者さんと助産婦さんにはまた施術代を支払う必要があります。これがなんとも納得できないのですが、お医者さん側としては同じ仕事内容なのに、患者の選んだ部屋によって、料金がスライドするのです。まあ、ざっくり言うと、上記部屋代と同等額のお礼を、お医者さんにもしないといけないのです。他の先生にかかった知り合いもそう言ってましたから、そういう仕組みなのでしょう。要するに、お金のある人は、それなりに払ってくれ、ということなんでしょうね。
その前にも、定期健診のたびに30ユーロ払い、その他、血液検査、尿検査、羊水検査、薬などは別払いですから、結構な出費になりますよね。妊娠から出産までの病院費用を合計すると・・・だいたい、4000ユーロから5000ユーロの間ではないでしょうか。それに、ベビーベッドや服、家具、おむつ、ミルク、色んな赤ちゃん用品などをあわせると、6000ユーロは超える??本当に家計の一大事ですね。そのうち、うちの旦那の加入している保険で戻ってきたのは1750ユーロのみ。帝王切開だと、もっと出ると思いますが、これは定額なので、いくら自己負担しても、支給額は一緒です。加入保険によって、戻る額は違うのかもしれませんが、まあ、全然足りないわけです。
そういうわけで、そんなに裕福でもない我が家では、次女の妊娠が分かった時、今度は公立にしようかということになりました。1歳半しかはなれていないですから、結構、経済的負担がきついです。そして、人に紹介された先生を訪ね、公立のA病院で産むことに。こちらは、ふだんの定期健診も、昼間に行けば無料らしいですが、そうすると旦那が一緒に行けないのと、混雑しているのを待つのがいやで、時間外料金を払って夕方の診療に行くことにしました。これも、だいたい1回30ユーロ位です。
でも、こちらは病院代は二人部屋でも1泊120ユーロで、(多分、大部屋だと無料)先生へのお礼は900ユーロ、麻酔医へのお礼が100ユーロ(これは、病院とは全く関係ない個人契約の支払いです)で、合計2000ユーロちょっとで収まったと思います。羊水検査はオプションなので、これをしなければ、保険内でまかなえたかもしれません。ということで、大幅にコストダウンできたわけですが、やはり初産の人には薦められません。というのは、初産は時間がかかる上に、旦那の同伴が禁止ですから、とても不安だと思いますよ。二人目だったら、まあ、我慢できるかも(笑)。
その他、サービスの差は・・・私立I病院では(担当医によって異なるかもしれませんが)、夫が分娩室まで立ち会え、ビデオも撮れます。また、なんとも商業主義なのですが、赤ちゃんの生まれた直後の写真を何枚も撮られ、勝手に大きく引き伸ばしてあとで病室に売りに来るのです!プロが撮ったのですからもちろん上手に撮れているし、もちろん強制ではないのですが、買わなかったら捨てられちゃうのだろう・・と思ったら、全部買ってしまうのが親心・・・結局それに50ユーロ位払いましたね。また、色んな業者と提携しているのか、レンタル用品(体重計などは便利)や赤ちゃん用品の宣伝・紹介もあり、個人情報漏洩ともいえますが、退院後も、おむつや赤ちゃん用品のDMや割引クーポン、保育園のDMなどが自宅に届き、これも、まあ、うっとうしいこともありますが、役に立つ場合も多いです。まあ、いずれにしても商業主義なので、なんとかお金を取ろうという姿勢が見え隠れします。黄疸のせいで、退院も随分遅らせられたし・・・
その点、公立は、病院側も、こちら側も、早く退院するにこしたことはないと思っているので早く退散するに限ります。食事もまずいし、看護婦さんも怖いので、すぐ出たいと思うでしょうね(笑)。もちろん、私立のようなサービス、商品の紹介なども一切ありません。私立では、一応、退院の時に、赤ちゃんの世話の仕方(お風呂の入れ方など)も簡単に説明してくれましたが、公立では、後で・・と言ったきり、結局何も説明してくれずに、退院してしまいました。まあ、二人目だからいいけれど。
長くなってしまいましたが、「ギリシャ妊娠・出産体験記」シリーズは今回で終了です。書いていると色々思い出して、懐かしかったです。
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2006年12月19日
プレゼントの季節
この季節、名づけ親(ノノス・ノナ)である人は、洗礼をした子供にクリスマスプレゼントを用意する習慣があります。クリスマスだけでなく、誕生日、復活祭、ネームデー・・・など、他にもプレゼントをしたり、電話でお祝いを言ったりする日があり、色々、無言のプレッシャーがあったりするのですが・・・その程度も人によるのでしょうね。でも、子供の方も、友達と比較して、自分の名付け親があまり気遣ってくれないと、淋しい思いをするものなんでしょう。
実はうちの旦那も、親友の子供(4歳男の子)の名付け親になっているので、クリスマスに、本、飛行機の模型、洋服・・・などを買って用意していました。でも、旦那はあまり社交的でなく、パーティーなどは面倒だと思う性分。先週末お呼ばれはしていたのですが、子供も旦那も病気になって結局行けず、きのう、プレゼントだけ渡して肩の荷をおろし、ほっとしたところです。毎回、プレゼント選びは頭痛の種です。一人っ子で、何でも持っているし、度重なるプレゼントで、買う方もネタがなくなってしまうのです。
私の方も、次女の名付け親のところに訪問、ずっと懸案で気になっていた洗礼式のアルバムも仕上げて、届けてきました。もちろん、帰りには次女にも長女にも、プレゼントをたくさんもらって・・・
ここでちょっとプレゼント失敗談。次女の名づけ親の女性は料理上手なので、今回、日本からのお土産にエプロンを買って持っていったのですが(日本製エプロンは、縫製とデザインが良いので義母が大変お気に入りのお土産で、毎回リクエストが出るのです)、開口一番「あら、私、料理する時エプロンしないのよ。」というお言葉・・・・(えーーー!
)それから、「このエプロンして、何か料理して食べさせてくれという催促かしら?」なんて冗談ぽく(本気?)言われてしまいました。
あーあ、そういうつもりは全然なかったのに・・・エプロンなら絶対必需品だと思ったのが間違いでした。人によって、欲しいものもやっぱり全然違うんですね。義母が喜んだからといって、他の人には通用しませんでした。物があふれる昨今、本当にツボにはまった喜ばれるプレゼントって難しいものです。
日本にいる母にも、いつもお世話になっているので、何かあげたかったのですが、母は何も欲しがらない人で・・・かえって物を増やしたくないということなので、食べ物にしてみました。本当は私が食べたかった高級お節料理。最高の素材、見た目もなんとも美しいお重3段重ねで2万円弱、インターネットで注文。便利な時代ですね。まあ、一生に一回位、いいでしょう。自分では絶対に買わないでしょうから。
私は、クリスマスに何が欲しいと聞かれても・・・最近、物は欲しくないのです。欲しいのは、自由な時間と場所・・・ですね。
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2006年12月16日
ギリシャ妊娠・出産体験記 11)次女出産(その2)
次女出産 その1)からの続きです。
まあ、そんなこんなで分娩室に行ったら、そこはまた煌々とライトがともり、まぶしいほど。その光にホコリの粒子が反射して見えています。掃除、ちゃんとしているのかしらと思ったほど。(まあ、うちもそうか・・・
)
ここで参ったのは・・・観客の人だかりです。良く、大学病院などの手術は、学生などの見学が来て見世物にされると聞いたことがありますが、ここも、廊下にたむろっていた若いスタッフがゾロゾロと入ってきて、のぞきこんでいるのが、広げた股の間から見えて・・・あーーーあ、とため息です。アジア人のはどんなのか・・という好奇心で見ているのかなあ、なんて思ったりして、でも、どうしようもありませんよね。早く生んで終わらせたいと思うだけです。そのスタッフたちが、「あーでもない、こーでもない」と言っているのが聞こえるのですが、詳しい内容は分からず、何か問題でもあるのかと不安になりました。でも、結局、そんなに時間もかからずに3−4回のいきみで生まれ、この歓迎されざる状況から解放されたのでした。私立病院の時は、産んだばかりの赤ちゃんを胸にのせてくれたりしましたが、ここでは、ちらっと見せてくれただけで、すぐに別室に連れ去られ・・産声が長女の時より大きいかなあ、ぐらいの感じしか分からなくて残念でした。まあ、とにかく鼻が詰まって呼吸困難、ヨガの呼吸法をやることもできず、いきむのが大変でしたが、安産で早く終わってくれたのが幸いでした。思えば、長女の時は陣痛が始まってから出産まで丸1日くらいかかったのに、次女の時は、陣痛もあまり感じることなく、入院して2時間くらいで産まれたのでしたー!この差は大きいですね。
そして、出産後の様子を見るために別室に2時間くらい放置されて、また凍えるはめに。1月でしたから空気は寒く、足がにゅっと出たままの手術着では、裸同然です。薄い毛布1枚では足りず、悪寒がし、何度も看護婦さんに「毛布を持ってきてください」と頼んだのに、「もうすぐ病室に移すから」といって、持ってきてくれないのです。あれも、今思えばイジメだったのかしらと思います。そのせいで風邪が悪化し、声も出ず、鼻が詰まり、入院中は本当に辛かったです。相部屋の人に迷惑なので、あまり思い切り鼻をかんだりもできず、赤ちゃんに風邪をうつしてもいけないと気を使い・・・
そして、公立の病院はやはりサービスがひどく、まあ、期待はしていなかったのですが、希望していた二人部屋が空かないといって(何かうそ臭い)別病棟に入れられたり、食事は空腹でもひどくまずいし、朝食なんて、ラスクと牛乳だけ。食べ物は、ほとんど、旦那に配達してもらいました。シャワー室のドアは閉まらないし、すぐ水浸しになるし。入院の持ち物も、「紙おむつ以外は全部」と言われて色々持ってきたのですが、赤ちゃん用のシーツは持ってこなかったので、看護婦さんに怒られたり。そんなの、何か、持ち物リストでも作って紙1枚渡せばすむことなのに、本当にオーガナイズされてないんだから!看護婦さんも、皆役所的で不親切。まず、笑顔を見せると損するみたいに皆仏頂面。早く、退院したいよー!とずっと思っていました。結局、3泊4日で最短退院できてよかったです。
まあ、色々不満が残りましたが、安いから仕方ありませんね。トータルにしたら、私立と比べ、何十万円の差です。公立で産めば、保険でカバーできるので、自己負担はほとんどありません。私立の時は、もともと高いのに、黄疸が出て3泊も延泊し、黄疸の検査代や薬代も嵩んで大変でした。同じ部屋の人が、私立はお金もうけのために、わざと延泊させるようにするのよ、とか言っていましたが、あながち嘘ではないかもしれません。
この辺の、私立・公立の比較論はまた次回に・・・
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2006年12月14日
ギリシャ妊娠・出産体験記 10)次女出産(その1)
1歳半はなれた次女の妊娠中は、長女の時の比べてとても快調でした!ほとんどなんのトラブルもなく、2004年のアテネオリンピックでアルバイトをしたり、もちろん観戦も10回位行ったし、日本に里帰りして温泉にも行ったりして、結構、ノーテンキに生活もエンジョイしていたのです。
2回目ということで、もう勝手も分かっていたので、節約のために今度は公立のA病院で産むことにしました。知人に紹介された先生はとても良い先生で、でも、前の先生が後期に毎回行っていた子宮収縮測定(この結果で、1ヶ月の安静を命じられた!)もとうとう一度もやらなかったし、なんだか、これでいいのかなあ、という感じでしたが、この先生は機械に頼らず、経験と勘で判断するような感じでした。ただ、体重管理はうるさかったです。公立の病院は混んでいるため、羊水検査の日程の都合がつかず、その検査は私立の病院で行うはめになりました。
診療所はセンターの方で、病院のすぐ横にあり、前の私立のところと比べると雲泥の差でしたが、まあ、古いけれど、汚いというほどではなかったです。ただ、予約制にもかかわらず、1時間位いつも待たされるのには閉口しました。最後の検診で、もう明日(予定日の10日前)には生まれると言われた時はびっくり。全然、自覚症状も気配もなかったのですが、もう子宮口が開き始めているといわれ、自宅待機に。2003年1月の冬の寒い日。日本倶楽部の新年会の日だったので、行けなくてちょっと残念でした。
そして、長女を義父母に預けに行き、自宅で陣痛を待っていたのですが、待てど暮らせど、それらしい痛みもなく・・・「どうしたんだろう、引っ込んじゃったのかしら」と心配になる始末。だって、長女の時は、もう痛くて痛くてのた打ち回っていたタイミングです。こんなに違うものなのかしらと不思議でした。とうとう、しびれを切らした先生の方から電話があり「ティ・エギネ?(一体どうしたんだ?)」と言われても、「だって痛くないんですもの。」という答えしかできず、「まあ、とりあえず病院に来て見なさい。」と指示があり、行ってみると・・・「すぐ、入院です。」と。その時点でも、陣痛は感じませんでした。私立病院では、陣痛室から分娩室まで旦那同伴OKだったけれど、公立は、たった一人ですべてに臨まなくてはなりません。心細かったですが、仕方ありません。初めての出産だったら、かなり不安だったと思います。問診のようなものも、旦那なしで一人で答えなければなりませんでした。
さてさて、まず、洋服を脱いで手術着に着替えるのですが・・・それがすごーーいボロキレのような代物で唖然。緑色で、アイロンもかかっていない年季物の囚人服みたいで、ところどころ穴があいていたり、ひもがとれていたり・・・同じ生地の上っ張りを看護婦さんやスタッフも着ていたのですが、破れたところをガムテープで止めていたりして、こちらもボロキレみたいでした(苦笑)。待たされる部屋も寒々しく質素で、背の高い私はその手術着では足がむき出しになってしまい、寒くて寒くて仕方ありませんでした。調度、タイミング悪く風邪を引いていて、ほとんど鼻で息ができない状態で、本当に苦しかったです。ここでも、もちろんプライバシーはないのですが、なんといっても気になったのは、インターンなのか、見習いなのか、若い男女のスタッフが廊下で大声で談笑していて、私は寒い部屋に置き去り。全然、注意を払ってもらえません。そうでなくても風邪で全然声が出ないところ、のどが渇いて水が飲みたいのに、叫んでも気づいてもらえず辛かったです。
途中、何回か先生も登場し、どの位進行しているかチェック。麻酔医の女医さんも連れてこられて挨拶。「私はいつでも廊下にいるから、痛くなったら呼んでね!」と愛想良く言ってくれたので安心していたら・・・それが大間違い。どんどん陣痛の痛みが強くなり、もう耐えられなくなってきて呼んでも、その麻酔医が見つからない。他のスタッフが携帯をかけたりして探しているのに、なぜか見つからない!!あの時の痛み、まあ、普通の自然分娩なら当然経験する痛みなのでしょうが、前にも書いたとおり、私は「超」がつくほど痛みに弱く、パニックになりがちな性格。長女出産の時の経験で麻酔をあてにしていたし、覚悟していなかっただけに、あの痛みは本当にこたえました。あの待っている時間は、途方もなく長く感じたのですが、多分10分か15分くらいだったかもしれません。まあ、普通はあんなに痛い思いをするのだという経験になりましたけど・・・2度とごめんです。そして、もう分娩室に移されようとする直前に麻酔医がのほほんとやってきて、「あら、随分早かったのね。」と。全く、いい加減にしてよ!!あとで旦那に文句を言ったら、「もしかしたら、事前にチップを渡さなかったから、意地悪をされたのかもしれない。」と言うので、そんなこと、知ってたならちゃんとチップ渡しといてよ!と怒りたくなる気持ちでした。続きは次回・・・
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2006年12月10日
ギリシャ妊娠・出産体験記 9)母乳の神秘
母乳は奥が深いです。
産んで2日目位になると、胸が張ってカチカチになってくるのです。早めにほぐして出さないと、石のようになってすぐ乳腺炎になるので大変です。母乳マッサージは、ギリシャでは丁寧には教えてくれないので、あらかじめ本でも読んでおく方が良いかもしれません。乳首マッサージなどをして乳管を開通させておかないと、せっかく母乳が湧いてきても詰まって出てこられません!
私の場合、長女は黄疸が出てしまったので、ずっと別室でライトを当てる光線療法を受けさせねばならず、大切な初乳があげられなかったのです。これは本当に残念なことでした。初乳というのは初めて出る母乳でかなり黄色い色をしているのですが、これが赤ちゃんに必要な免疫物質や栄養がパーフェクトに含まれた奇跡の飲み物なのです。これを搾乳機で搾乳し、捨てなければならなかった時の無念さは今も良く覚えています。絞ったものを哺乳瓶で与えたいと言っても許可されず、本当に悲しかったです。ホルモンバランスの影響もあったのでしょうね。感情が高ぶって泣いてしまい、皆に心配されましたっけ。後で、エステティシャンの友人から、初乳が美肌にすごく効果的なのだと聞いて、がっくり。もったいないことをしました。ちょっと味見をして捨ててしまったのですが、あれは全身に塗りたくれば良かったのですね。
母乳の量ですが、声を大にして言いたいのは・・・胸の大きさには関係ありませんよー!うちの旦那は「○○○(私の名前)は、母乳はあんまり出ないだろう」などと失礼なことを言ったので、「母乳は胸の大きさには関係ないんだ!」と反論したかったけれど、負け惜しみと思われるのもしゃくだったのでぐっとこらえ、実績を出そうと決めたのです。そしたら、泉のように湧き出る出る!周りのホルスタインさんたちは、全然出ないで悩んでいるのに、私は授乳できないのに胸が張って張って仕方がなく、年中搾乳機のお世話になっていました。これで、ちょっとは名誉回復できました!胸の大きい人は、乳が出口にまで到達する距離が長いので、詰まりやすいと読んだことがあります。
母乳の成分も、赤ちゃんの成長度合いによって、変化していくそうです。必要な栄養を必要な時に自然に分泌してくれるなんて、本当に母乳って神秘的です。赤ちゃんに吸わせるほど、良く出るようになるというのは常識ですが、赤ちゃんの泣き声を聞いても、それが刺激になって、母乳も分泌されるのだそうです。本当に、良くできてますねえ。ツーっと胸の中で母乳が走る感覚があり、「あ、来たぞ来たぞ!」と分かるのです。また、暖めると良く出るので、お風呂に入ったりすると、もうポタポタとたれてきて大変です。
味は、薄くてほんのり甘い感じ。結構おいしいですよ。でも、この味も、食べる物によって随分変わるそうです。一般的に、脂っこい洋食よりも、地味な和食の方が母乳には適しているそうです。赤ちゃんが泣いてぐずる時は、母乳がまずいことが原因なこともあるくらいです。ギリシャでは、スープを飲むと母乳の出が良くなると言われています。でも、あまり長期的にあげる人は少なく、大体、半年くらいで人工乳に切り替える人が多いようで、私もそうしました。でも、自分の体液をあげるということで、母性が育つ役割もあるのでしょうね。私は、授乳のたびに子供の生命力を肌で体感して、だんだん母になっていった気がします。
母乳の良い点は母親側にもあります。まず、安全・簡単・経済的です!哺乳瓶の消毒や温度調整も不要だし、特に、夜中の授乳はとにかく眠いので、いつもスタンバイOKの母乳は本当に便利!また、乳首を吸われることによって、広がった子宮が収縮し、母体の回復も早まり、元通りの体に戻る時間も早くなるわけです。いやー、本当に良くできてますね、人間の体って!やっぱり、神様がいなければ、できないですよ。こんなことは。
子供を妊娠・出産・育児する過程で、色々な奇跡を体験させてもらいました。
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