ギリシャ★アテネより愛をこめて★ From Athens With Love

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ギリシャ生活

ただいま アテネ

あっという間にカレンダー最後の月、12月ですね。

先週末、日本の実家を出てから27時間もかかって、アテネの家にたどり着きました。はー、長い旅路・・・ただいま、のアテネです。

 

先週アテネに戻ってから、日常生活へのリハビリに大変な1週間でした。

1ヶ月半留守にした自宅は荒れ放題で、掃除、洗濯、日本から持ち帰った物の整理整頓、任せてあった仕事の引継ぎ、日本滞在中に消失してしまったHPデータの復旧、日用品の買い物、留守中お世話になった義父母や義姉への挨拶、子供の学校のこと、習い事、色々な調整が必要で、へとへとです。まあ、日本で好き放題に1ヶ月半も過ごしたのですから、仕方ないですね。

 

アテネの街は、もうクリスマスモードに入り、店のショーウィンドウなども、華やかなクリスマスのデコレーションが始まり、クリスマスグッズが至る所に売られています。ほっとする暇もなく、今度は家のクリスマスツリーを飾ったり、プレゼントを探しに走ったり、また慌しい日々が始まります。

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「百年の木の下で」プロジェクトのブログ開設

かわまさ しょうこさんの絵画展に行ってきました。あたたかみのある原画を鑑賞し、そして、なんとご本人とも初対面!ブログのつなぐご縁を楽しんでいます!

皆さんに宣伝しておきながら、自分ではまだ買っていなかったポストカードも購入し、ギリシャ談に花を咲かせました。

ここでお知らせですが、かわまささんご本人もブログを開設されましたので、ご紹介しておきます。

「ギリシャへ そして ギリシャから」http://blog.goo.ne.jp/lesvosolive

私のリンク集にも追加しました。今後も、ギリシャの山火事に対する森林再生支援活動「百年の木の下で」のプロジェクトは継続されますので、そのプロジェクトのことや、ギリシャのからのニュースを翻訳してのせてくれたりするそうなので、私も楽しみです。(ギリシャ在住ながら、ほとんど新聞やテレビを見る時間はないので・・・)

また、遠隔地の方へのポストカードの発送や募金のみの受付などの窓口になることも考えていらっしゃるようなので、心強いです。

山火事で失われたギリシャの森林、自然、被災者の方々へ、遠い日本からの再生への思いが届きますように。

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ギリシャの山火事被害に対する募金活動

この夏に起きたギリシャの山火事に対して、ギリシャの風景を描いたオリジナルポストカードの販売を通して森林再生のための募金活動をされている かわまさしょうこ さんのことを先日記事にしましたが、ご本人から下記のメッセージを頂きましたのでご紹介します。

ポストカードの売り上げ金がギリシャの失われた森林再生のために使われるという「百年の木の下で」のプロジェクト。ポストカードは、絵画展が終わっても下記のところで買えるとのことです。

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絵画展が始まって10日。ブログで協力いただいたおかげで、反響が徐々に広がっています。ギャラリーだけでなく、

 

渋谷駅近くのギリシャレストラン「エーゲ海」さんhttp://r.gnavi.co.jp/a149500/

原宿のギリシャ料理スピローズさん

http://www.spyros.jp/index.cgi

小金井市のオルゴールとギリシャ雑貨のお店Saturdayさん

http://satmb.com/

ブックファースト神田駅前店

http://www.book1st.net/shops/index.html

 

でもポストカードを売ってくださることになりましたので、そちらの方が便利な方はぜひご利用ください。

 

支援する団体についてはKathimeriniの記者に紹介してもらったWWFGreeceを通して現在選考中です。というとすごく偉そうですが、どれだけ支援のお金を集められるかわからないし、稲沢市の100万円にはなかなか及ばないと思いますが、一回きりの支援でなく、できる限り長く続けていきたいと思います。木を育てるには時間がかかりますので、みなさんも長い目で見てくださいね。

 

またギリシャ在住の方、ここにこんな活動をしているグループがあるよという情報があったら『百年の木の下で』事務局hyakunen-nokiの後に@hotmail.co.jpまでお知らせください。よろしくお願いします。

 

かわまさしょうこ

 

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ギリシャと日本の友好関係

日本とギリシャの関係は、1989年(明治32年)に日希就航通商航海条約を締結した時から始まりましたが、経済的、文化的、政治的にも2国間が友好関係にあることは、ギリシャに住んでいても感じるところです。

 

いけばなの支部、囲碁倶楽部、空手、柔道、合気道の教室、日本語のスピーチコンテストや着物のショーがあったり、色々な交流も行われています。日本文化や日本食、日本人に対してのイメージも良いようなので、旅行をしても、住んでいても、気分的に楽です。(やはり、偏見を持たれている国出身の人たちは、住みにくいようですから)

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本からギリシャへの輸出品としては、圧倒的に自動車が多いのですが、それが、アテネの交通渋滞や大気汚染の原因の一因になっているかと思うと、ちょっと複雑な思いです。

 

また、日本とギリシャには、以下の通り、9つも姉妹都市(通り)があります。

1.岡山県瀬戸内市とレスボス島ミティリーニ

2.鹿児島県与論町ミコノス

3.富山県南砺市とデルフィ市

4.愛知県稲沢市とオリンピア市

5.福島県棚倉町とスパルタ市

6.兵庫県篠山市とエピダウロス

7.横浜市大倉山通りとアテネ市エルム通り

8.香川県小豆島3町 池田町内海町土庄町)とミロス島

9.東京都新宿区とレフカダ島

アテネ国際マラソンと長野マラソンも提携関係にあります。

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この夏、ギリシャの山火事のニュースは日本でも大きく報道されていたようですが、先日、ギリシャの新聞「カシメリニ」にオリンピア市と姉妹都市である愛知県の稲沢市が、山火事で大きな被害を受けたオリンピア市に対し、100万円を寄付したという記事がありました。また、ギリシャを描いた絵画展をとおし、ギリシャの森林再生支援のための募金活動を行っている日本女性画家の方の記事ものっていました。(この絵画展の詳細はこちらをどうぞ!)

こういう日本の善意を伝える記事をギリシャで見るのは、とてもうれしい限りです。

 

このように、友好関係にある日本とギリシャ・・・なのに、直行便がありません。要人の相互訪問も活発化する中、直行便が復活してほしいというのが、ギリシャファン、ギリシャ在住者皆の切なる願いです。

 

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フラメンコのゆうべ

バドミントンシアターに行って来ました。

 

変な名前の劇場ですよね?今まで知りませんでしたが、2004年のアテネオリンピックの時に、バドミントンの試合会場になったところを改造して、最新鋭の大型劇場に生まれ変わらせたものだそうです。地下鉄のカテハキ駅から徒歩15分くらいですが、なんとも変な場所。入り口が暗い公園の奥にあって、探すのに一苦労・・・まわりに人も全然いなくて、なんだか不気味でした。

でも会場に着くと、どこからこんなに人が集まったのかと思うほど満員で・・・きっと皆車で来るのでしょうね。

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肝心の舞台は・・・フラメンコのクリスティーナ・オヨスです!!!!実は、私はギリシャに来る前、日本で10年ほどフラメンコにはまっていた時期がありました。アントニオ・ガデスというバイラオール(男性舞踊家)の舞台を見て、鳥肌が立つほど感動してそのアイレ(気)に感染し、踊りを習い始めてしまったのです。彼のことを書くと、また長くなるのやめますが、カルロス・サウラ監督のガデスのビデオ(DVD)「カルメン」はいつ見てもいいですよーーーーーーー。オヨスやギターのパコ・デ・ルシアも出てるし、フラメンコ好きでなくても、お勧めです。もう、カッコ良過ぎて泣いちゃいます。だから、ガデスが癌で亡くなった時はショックでした・・・

 

今回見たクリスティーナ・オヨスは、ガデスの相手役を20年も務めた有名なバイラオーラ(女性舞踊家)で、深遠な踊りと優雅なブラソ(腕と手の動き)、細やかな心情表現のうまいスペインが誇るフラメンコの大御所です。

 

今回のタイトルは「南への旅」ですが、1)人生の歓喜、光 2)悲劇、苦しみ 3)愛、情熱という3場面で、旅をテーマにしたストーリー風に仕立て、踊りで表現していました。オヨス自身の語りも入りましたが、何年も習ったスペイン語は全く役に立たず(涙)、「人生にありがとう」という素晴らしいカンテ(歌)の中の表現だけが耳に残りました。

 

歓喜の場面では私の最初に習った思い出の曲、陽気なアレグリアス、悲劇の場面では孤独を表現する重いソレア、反復する切ないリズムのシギリージャ、愛と情熱の場面では軽快で粋なブレリア・・など、私の費やした若き日々の楽しくも辛い思い出が走馬灯のように蘇り、切ない気分になったり・・・条件反射のように、自然と足でリズムをとる状態になったり。

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フラメンコは、あの女性の踊りのイメージが強いと思いますが、実は、あの魂の底から搾り出すようなかすれ声の歌(カンテ)が!繊細な心の動きまで表現するギターが!切れのいい踊りとサパテアード(足で踏みならすリズム)と飛び散る汗で魅せるバイラオール(男性舞踊家)が!いいんです。そして、そのチーム全体の一体感が!踊り手を盛り上げるパルマ(手拍子)や掛け声、踊り手の足が刻みだすリズムをとらえるように、必死で見つめるギタリストの視線。そして、歌舞伎の見せ場のように、フラメンコでも、「これでどうだ!」といわんばかりのサパテアードの見せ場や、テンポを上げながら高揚していき、最後にはじけて静止する瞬間があるのです。・・・そして、観客の大喝采・・・いいんだなあ、この雰囲気が。

 

60歳を過ぎ、乳がんと闘病しながら舞踊家を続けてきたオヨスは、往年の切れや技術はもう望めないけれど、あの存在感と手指の動きの美しさといったら、息をのむ位すごかったです。また、男性、女性、7人ずつの若い舞踊家たちの群舞も圧巻。陰影のある絵画のようで衣装も構成も照明も美しく、特に男性ばかりの舞踊はオペラグラスをのぞきながら、目移りして、久々に、浮き浮きワクワクしてしまいました(笑)。

 

バレエもフラメンコも好きですが、私にとって、バレエは夢の世界に飛んでいく感じ、フラメンコは、人生の現実をじっくり味わい見つめる感じ。バレエは細い体で体重を感じさせず、苦しくても笑顔で、音もたてずに現実離れして舞う感じ。フラメンコは肉感的で、どっしり日常に腰をすえ、体中で音を出しながら、人生の喜びや悲しみを素顔で表現する感じ。どちらも魅力的です。

 

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アイソポスの話

アイソポスって誰だかご存知ですか?
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世界中で読まれている寓話作家の「イソップ」です。ギリシャ語ではΑΙΖΩΠΟΣ(アイソポス)という名前ですが、世界ではイソップと呼ばれ、古今東西、老若男女、知らない人はいないのではというほど有名ですよね。「蟻とキリギリス(原典はセミ)」「ウサギとカメ」「北風と太陽」「田舎のネズミと街のネズミ」など、子供の頃に絵本で読んだことのある方も多いでしょう。日本には、1593年に初めて『天草本伊曾保(いそぽ)物語』として紹介され、現在に至るまで読みつがれています。
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実は、私はギリシャに来るまでは、彼がギリシャ出身だとは知りませんでした。イソップは紀元前6世紀の人ですが、その生涯は謎に包まれています。(ネットで見た限り、実在しなかったという説さえありました!)北ギリシャのトラキア地方(ブルガリアやトルコとの国境あたり)の出身であるとか、トルコ領近くにあるサモス島の奴隷であったとも伝えられていますが、色々な説があり、イソップの生涯やエピソードが書かれた本もいろんなバージョンがあるようです。容姿が醜く小男であったとか、口がきけなかったとか、足が曲がっていたとか、外面的には恵まれていなかったようですが、知恵と洞察力、話術にすぐれていたことは、どのイソップに関するエピソードを読んでも窺い知ることができます。そして、知恵によって奴隷から解放されましたが、彼の最後は、デルフィの神託で死刑に処されたということです。彼の才に嫉妬した誰かの謀略かもしれません。

イソップの童話は、紀元前から色々な人によって収集され編纂されましたが、その最初のギリシャ語による原本童話集は現在では失われ、以後、色々な人によって、色々な翻訳が出ていますが、現在知られるイソップ童話としては300話以上あります。ほとんどが動物が登場する寓話で、最後に短い訓話が付されています。これには、イソップの寓話だけでなく、その他の伝承の物語も後世に追加されて含まれていると言われています。

長女の幼稚園では、年度始めに、園で使う色々な教材を買って提出することになっているのですが、その中に、29の寓話がのっているイソップの絵本も含まれていました。さすが、ギリシャが誇る国民的(世界的)作家で、動物が主役なので子供にも人気があり、しかも教育的内容も豊富なので、教材にもってこいなのですね!

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新学期と聖水の儀式

ギリシャの新学期は9月です。日本は4月で、桜のイメージがありますが、ギリシャの新学期のイメージは・・・何だろう?長い夏の思い出にさよならし、現実回帰??

先日、長女の新しい幼稚園の始業式に行ってきました。家からバスで10分ほどのところにあるフランス系の私立幼稚園で、付属の小学校が隣にあります。公立か私立か迷いましたが、公立学校の先生のストライキの多さや、我が家の周囲の環境の悪さなどを考慮して、私立にしたのです。
agiasmos さて、始業式に行くと、子供と父兄で学校はごった返し、収拾が付かない状態です。スピーカーで移動を指示しても、エネルギーをもてあました子供たちは、なかなかまとまりもつかない混沌状態で、あっけに取られました。ギリシャでは、始業式には「アギアスモス(聖水の儀式)」というギリシャ正教の司教様が行う儀式があるのです。学校に、教会が介入しているということが、私には結構驚きでした。ギリシャ正教は、政治的、日常的儀式にも何かと登場します・・・やっぱり、ギリシャの生活の中に溶け込んでいるものなんでしょう。校長先生のお話の後に、黒い服と帽子を身につけた、あごひげの長い司教様のスピーチがあってから、清めた聖水をバジルの葉っぱの束につけて、子供達にふりかけるのです。ちょうど、お相撲さんが、土俵に塩をまく動作に似ています。聖水が高く空を舞い、キラキラと子供たちの頭に降りかかり、歓声があがります。きっと、これが子供たちを守り、前途を祝い、清める御利益があるのでしょう。私もちょっとおこぼれをもらいました。この聖水は、元は水道水らしいですが、これをギリシャ正教の司教様が清める儀式をすると聖水となり、ずっと腐らないそうです。(。。と義父が言っておりましたが、真偽のほどは確かめておりません。)

この聖水の儀式は、新年を迎える時にも行われます。

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リカヴィトスの丘の野外劇場でロシアバレエ鑑賞

ギリシャ人は外が好き。。。タベルナ(食堂)でもカフェでも、外の席があいていると、そこからうまっていきます。冬でも、コートを着てまで外に座っている人もいるくらいです。
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夏場は、そういうお店だけでなく、映画も屋根のない野外映画館で上映したり、コンサートや演劇も野外でたくさんやっています。前に、アクロポリスのふもとにある、遺跡をそのまま利用したヘロド アティクス音楽堂を紹介しましたが、先日は、リカヴィトスの丘にある野外劇場に、ロシアのバレエを観に行ってきました。この劇場は、丘の上にあるので、往復が大変です。実は、椅子も会場もちょっとチープな感じであんまり好きではないのですが、結構、良い催しが来るので時々行きます。ケーブルカーもあるのだけれど、その乗り場も不便だし、自家用車は規制されていたりして、タクシーもあまり行きたがらないところです。徒歩だと、かなり道が急で山登りみたいなので疲れます。私はタクシーに5回位乗車拒否をされて、「上映時間にまにあわないよー」と泣きべそ状態の末に、やっと優しい運転手さんに出会い、行ってきました。

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ロシアのマリンスキー キロフバレエ団の公演で、第一部はショパンのロマンティックな音楽に合わせた郡舞、第二部は、個性豊かな男女のデュエットがいくつも登場して、観衆を魅了しました。もう、私はオペラグラス覗きっぱなしです。
オペラグラスで見ると、バレエは、指先や顔の表情でも踊るんだなあ、と実感できます。それにしても、皆さん、本当に顔も体も踊りも美しい!!!!
無駄を削ぎ落として鍛えられた筋肉、厳しい訓練に耐えてこそ生まれたのであろうその跳躍、柔軟性、回転、表現力、自信、安定感。クラシックだけではなく、モダンバレエ的な踊りも圧巻でした。そして、ペアごとの衣装の素晴らしさ。セットはほとんど何もない殺風景な黒い壁だけだったけれど、ダンサーのイメージにぴったりの色や素材、デザインの素敵な衣装で、とてもセンスが良かったです。髪飾りやアクセサリーもおしゃれでした。

会場は丘の上なのでとても寒く、9月といえども油断できません。ダウンジャケットやショールの観客もたくさん!私も、ジャケットと座布団と靴下とショールを用意して行ったのだけれど、それでも充分でなく、結局風邪をひきました(苦笑)。でも、公演中は、その寒さを忘れてバレエの夢の世界に浸っていました・・・そして、帰路は現実に戻り、徒歩で山くだり、家についたのは午前様でした!

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ヴリヤグメニのビーチに行く

山火事の惨状を知るにつけ、心が重くて、あまりノーテンキな記事も書く気にもならず、自粛しておりました。。。
あっという間に9月になり、先日は秋の訪れを告げるような雷が鳴り、ぐっと涼しくなって、今度は過ぎ行く夏を惜しむ毎日です。
近所の文房具屋さんに行った時の雑談で、家の近くから夏期限定のヴリヤグメニビーチ直行バスが出ることを聞きつけ、早速行ってみました。先日書いたポルトラフティーにもちょっと飽きてきたところだったので、タイムリーでした!

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ヴリヤグメニというのは、アテネの西南にある、水も綺麗な人気ビーチです。
近くには、プライベートビーチがあるリゾート高級ホテルもあって、海外からの政府要人や有名人などは、アテネ市内よりもこちらの方に宿泊することも多いです。ただ、夏の土日などは道もビーチも混んで大変らしいです。

私が行ったのは平日なので、うちからも1時間かからず、2歳の次女を連れても楽々の距離です。大型バスが、大通り沿いを3個所位止まってお客さんを拾っていくのですが、なんと、これは老人会の旅行か!?と疑うほど、御婆さんばっかりでびっくり!まあ、平日の朝だから、若い人はいないのは当然ですが、こんなにまあ良く集まったなーと感心するくらい、私の他は一人の御爺さんを除き、全員が高齢の女性30名ほど。杖をついた人から、よろよろした危なっかしい人がいるかと思うと、御化粧やマニキュアもばっちりのおしゃれな御婆さんもいて、微笑ましいです。やっぱり、海水浴はギリシャの健康法なんだなあと実感します。バスの中では、「私は今日で19回目よ」などと海水浴の回数を話題にする人もいます。老人が多い理由は、ヴリヤグメニには、リムニヴブリヤグメニと呼ばれる温泉のような湖もあって、そこにセラピー目的で行く人も多いからだと思います。

私は、なんとなく場違いな気もしないでもなかったけれど、安いし、子供は料金も取られないし、往復クーラー付きで快適だし、待ち時間もないのでホクホクです。

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ヴリヤグメニのビーチはとても広く、芝生も青々していて開放感があり、リゾートの雰囲気を充分味わえます。白いパラソルと木製のシート、周囲に見える高級ホテル群、透明で綺麗な水、遠くに浮かぶヨット、波光が白く宝石のようにきらめく海面を眺めていると、ここがあのゴミゴミした都会から1時間ほどのところだということを忘れてしまいます。センターのアカデミアからE22という高速バスでも行けます。

そうそう、海水浴に行きはじめてから、体は疲れるのだけれど、元気になった気がします。海の後はご飯がおいしくてたくさん食べられるし良く眠れるし、前向きのエネルギーを海や自然からもらえる気がします。

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ギリシャ山火事の被害復旧への募金

莫大な被害と多くの犠牲者の出たギリシャの山火事。海外でも大きく報道されていたようです。失われた人命、自然、財産、遺跡の周囲、生態系、貴重な野生の動物やギリシャだけに産出するハーブ類など、これからギリシャが復旧に向けて歩むには、多くの時間とお金と人的、政治的努力が必要です。

昔の日本のドラマでヒロインが言う言葉、「同情するなら金をくれ!」というせりふがはやったことがありましたが、被害者の方などは、まさにその心境なのかもしれません。
私にとっての第2の祖国、ギリシャのために、自分でも何かできることはないかと考えて、募金をしたり、募金の情報をブログにのせようと探していたら、ちょうど、ギリシャブログ先輩のharulaさんが、一足先に探してアップして下さっていました!どうもありがとうございます。

募金先はこちらで見られます。
http://atlantida.blog9.fc2.com/blog-entry-487.html  



ギリシャの山火事被害への募金にご協力を頂ければ幸いです。

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ギリシャ山火事に関するメールについて

ギリシャの山火事は、幸い、鎮火の方向に向っているようですが、引き続き注意が必要です。テレビでは、もっぱら焼けた地域の悲惨な被害状況や、9月の選挙に話題が移っています。

最近、ギリシャ旅行を控えた方々から良くメールを頂き、「旅行は大丈夫なのか」という質問を多く受けるのですが、正直言って、困っています。私のような一個人の意見を参考にして、何かあっても責任は持てませんし、私がギリシャに住んでいるといっても、テレビはあまり見ないし、観光の場所に良く行っているわけでもなく、情報の集まる旅行会社に勤めているわけでもないからです。そして、その方が旅行される時期に、状況がどうなっているかなどは、到底予測もできないので、そのようなコメント(回答)は避けさせて頂きますのでよろしくご理解御願いします。

在ギリシャ日本国大使館の公式ページの安全情報が下記で見られますので、ご参考になさって下さい。

http://www.gr.emb-japan.go.jp/portal/jp/proxeniko/chuui_278.htm

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ギリシャの山火事の悲劇

今、ギリシャでは緊急事態が発生しています。猛暑の続くギリシャ全土でこの数日の間に山火事が頻発し、カラカラに乾燥した気候の中、強風に煽られて被害は広がり続け、今、この瞬間も燃え続けています。特に、オリーブの木などの緑が美しいペロポネソス半島の被害がひどく、古代遺跡のオリンピアにも火の手が迫っています。
すごい勢いですべてを飲み込み、容赦なく燃やしていく山火事の様子、消火が間に合わず燃えていく家や森、畑を見捨てて命からがら逃げてきた各地の被害者の泣き叫ぶ様子、お年寄りや小さい子供連れなど、逃げ遅れた人たちが教会に集まって、電気や水、食べ物もないまま夜明かしをする様子、すでに焼けこげた森林や家の悲惨な様子などが1日中テレビで放映され、心が痛んで仕方ありません。犠牲者はすでに62名に達し、とどまることを知らないこの山火事の対応に、EU各国からの援助機などが出動したりもしていますが、何しろ、もともとの消防隊の不足や同時発生ということもあり、間に合いません。消防車の接近できないような山中などは、特に困難です。そんな消防活動の遅れの中、子供と一緒に火の中に取り残されて焼け死んでいった家族のニュースなどを聞くと、胸がしめつけられる思いです。

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きのうは東の海岸に海水浴に行ったのですが、そこでも近隣の山から煙がのぼり、ヘリコプターが海に水を汲みにきて、消火活動をしていましたが、あんな小さな容器では、焼け石に水。。。なんだか暗澹とした気持ちになりました。そして、あっという間に空が灰色にそまり、太陽が灰に覆われて、異様なオレンジ色になっていました。そして、家に帰ると灰の雪。バルコニーにはまた灰が積もり、アテネの家も煙の匂いが充満して窓も開けられません。

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アテネ近郊のイミトス山にもまた火災が発生したようです。

今回の各地同時山火事は、どうも、自然のものではなさそうです。もちろん自然発生もあるでしょうが、それに便乗した組織的な放火の可能性が強いとも言われています。やっぱり、こんなに同時にギリシャ各地で発生するといのは、やっぱりおかしい・・・色々な噂があがっています。
それにしても、ギリシャでは、村や町のボランティア消防隊のようなものもないし、絶対的に消防車が不足しているし、兵役でさえも消火活動の教育はないらしいし、火災保険も普及していないようです。こういう社会の脆弱さが悲劇をさらに悪化させているような気もします。

皆が、何をしたら良いのか分からないまま、指をくわえて呆然とこの悲劇を見ている状態。。。そして、今、この瞬間も罪も無い人たちの尊い命や財産が失われ、ギリシャの美しい自然や農産物が失われていくこの悔しさ。

大雨でも降るように祈るしかないのでしょうか・・・
命を落とされた方のご冥福をお祈りするとともに、一日も早く、沈静することを願ってやみません。

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長女が4歳に

ブログもまだ夏休みモードで、のんびりギリシャ風にシガシガ(ゆっくり)になっています。ギリシャでは、「シガシガ」っていう言葉は良く使うのですが、日本語の「ぼちぼち」と似てるなあと勝手に思っています。がんばりすぎたり、急ぎすぎたりすると、「シガシガ」とたしなめられたりします。頑張りやスピードが重視される日本と価値観が違いますね。

というわけで、今週くらいから、バカンスから帰って、またいつもの日常に戻りつつあるという方が多いようです。アテネの街も、車が混雑してきました。でも、依然として暑さは続いていて、きのうはまた40度以上の猛暑で、山火事のニュースも絶えません。
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さて、そんな中、うちの長女も、いつのまにか、もう4歳になってしまいました。誕生日の当日は保育園も休み、友達も皆休暇中で、誕生日のパーティーなども家族だけでちんまりと済ませました。プレゼントだけは、甘いなあと思いながらも一杯買ってしまいましたが・・・プレゼントも自分で選ぶようになり、成長を感じます。今回は、キッチン(おままごと)セットとバービー人形、ぷーさんのパズルを選び、ほぼ、私の希望とも一致したので、めでたし、めでたしです。
そして、今週から始まった保育園でも、遅れ馳せながら誕生パーティーをやってもらいました。他の友達は皆、祝ってもらっているのに、長女だけ何もやってもらえないのもかわいそうだと思って、先生に御願いしてみたのです。この日は長女が主役の日になるらしく、何かと話題の中心人物にしてくれるそうです(笑)。保育園側から依頼されたので、家族や洗礼式の写真なども持たせました。あらためて、自分の結婚式の時の写真、長女が生まれた時やその後の成長の記録となる写真を出して眺めていたら、なんともいえない感慨です。

そして、クラスの御友達用に小さなプレゼント(日本と逆ですね!)と先生がたにも御菓子を用意して持たせませした。子供たちが喜びそうな小さな絵本、飴、ジュース、風船、シールなどをディズニーの袋に入れて、人数分(といっても10人だけですが)用意し、日本のことも紹介してくれたらいいなと思って、折り紙の鶴と日本のことを紹介した小冊子(大使館でギリシャ語版がもらえ、何かと重宝です)も入れてみました。そして、いつもと違う、ちょっと可愛いワンピースなど着せて、送り出しました。

あんなに小さかったのに、あっという間にもう4歳。今ではこんなにおしゃべりになって、私の怒った時の口調をそっくり真似たり、私の間違いを指摘したりするので、時々、ギョッとします。いろんなことも一人で出来るようになって、でも、手強くもなってきて悩みも多い毎日ですが、これからがますます楽しみです。

育児をしていると、愛情、喜び、希望というプラスの感情と共に、悩み、心配、焦燥、自己嫌悪、などの感情も日々体験することになって、それはあざなえる縄のようです。まだまだ私も未熟で不安定な母親業4年生。どーんと構えた大地や海のような母親にはまだまだなれそうにありません。でも、こんな母親でもありのままに受け入れて「ママが大好き」と言ってキスしてくれる長女に感謝です。4歳、おめでとう。


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アリモス ビーチに行く

今日は、この間紹介したEDEM ビーチのすぐ近く(もう少し南側)にあるALIMOSビーチのご紹介です。ここは、EDEMより、ちょっと洗練された感じです。トラム(路面電車)の「KALAMAKI」駅前にあり、前にもちょっと記事を書いたところですが、今回はビーチと子供用公園の方に行ってみました。
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このビーチも入場料は無料ですが、パラソルとシートを借りると4ユーロかかります。砂浜は、砂というよりは小さな小石といった感じ。海は、まあ、汚くもないですが、それほど綺麗というわけでもないです。トイレ、着替え場所もそれなりに数もあります。ビーチ内にもカフェがありますが、ビーチから出たすぐ横にはおしゃれなカフェとバー、子供用公園、小さな遊園地、その向こう側には緑の豊かな散歩道と、くつろげるタベルナ兼カフェがあります。ここは、とても緑が豊かで環境が整備されているので、お勧めです。子供たちは、海よりも遊具の充実した公園の方がお気に入りのようでした。


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このビーチでのできごと・・・私たちが帰る準備をしていると、おばさんがやってきて、「このパラソルとシートを使いたいから、そのレシートを下さい・・・」という新手の物乞い??そのレシートを持っていれば、新たに使用料を払わなくていいからということらしい。うちも別に損をするわけでもないので、旦那はちょっと嫌な顔をしながらもレシートを渡していました。(苦笑)

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ギリシャ神話とクノッソスの迷宮

今日は、クレタ島の遺跡の紹介です。

クレタ島で有名な遺跡は、ミノア文明(紀元前2600年〜1100年)の華、クノッソス宮殿です。この遺跡の発見は、イギリス人の考古学者アーサー・エヴァンスによるもので、入り口には彼の銅像が立っています。現在残っているものは、ほとんどが修復、再建されたものですが、彼が、ギリシャ神話の記述を信じ、その夢を掘り当てたといってもいい非常に興味深い場所です。シュリーマンがホメロスの叙事詩を実在したことだと信じて、トロイやミケーネの遺跡を発掘したのと同じように、夢やロマン、想像力、信念の偉大さ、大切さを実感します。
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さて、アーサー・エヴァンスを触発したギリシャ神話の記述とは・・・・?

ギリシャ神話の中では、最高神ゼウスはクレタ島の洞窟で育てられたと書かれています。確かに、クレタには3000もの洞窟があり、私の泊まったホテルでも、自然の洞窟がカフェとして利用されていました。クノッソス宮殿の説明をするためには、このゼウス神の話から・・ゼウス神が小アジアの国の王女エウロペ(ヨーロッパの語源ともなった)をさらってクレタ島に連れ帰り、その間に生まれたのがミノス王です。紀元前18〜16世紀に絶頂に達したクレタ島のミノア文明は、この王の名前に由来しています。クノッソス宮殿は中が迷路のようになっていて、一度入ると出口を見つけるのが難しいため、迷宮とも呼ばれています。これは、ギリシャ神話によれば、発明家ダイダロスの設計で、ミノス王とその妻パシパエの子で、頭が牛で体が人間のミノタウロスという怪物が閉じ込められていたところだとか。ミノス王はミノタウロスの食料として、アテネから9年毎に生け贄(7人の少年、7人の少女)を送らせることとしたそうですが、3度目の生け贄にアテネの英雄テセウスが志願して迷宮に侵入し、ミノタウロスを倒したのです。脱出不可能と言われた迷宮は、ミノス王の娘であり、テセウスと恋に落ちたアリアドネからもらった糸玉によって脱出することができたそうです。

そういう背景を知って見ると、炎天下の遺跡見学も楽しいものです。
干からびそうでしたけどね(苦笑)。遺跡の詳細説明はガイドブックにまかせるとして。。遺跡は、中庭を中心に、西翼と東翼に分かれていて、迷宮と呼ばれるだけあって、内部も相当入り組んでいました。今から何千年も前のミノア期の様子を現したフレスコ画、儀式の行われた場所や倉庫や劇場などの生活の場、トイレや飲み水などの上下水道システム、など、とても興味深いところでした。

knossos1 王座の間(左)と北入り口の見張り台(右)















knossosfresco フレスコ画の複製 「青の婦人たち」



















knossosvase 貯蔵用大型土器



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クレタ島の紹介

休暇で初めてクレタ島に行ってきました。といっても、今回は二人の子供を遊ばせるために、ほとんどホテル滞在だったので、観光はあまりできなかったんですけどね・・・今日はクレタ島の紹介です。
crete1

クレタ島はエーゲ海の南端に浮かぶギリシャ最大の島で、面積は兵庫県とほぼ同じ位です。アテネからは飛行機で1時間弱です。船だと半日がかりになりますが、最近では高速船もあるようです。
クレタ島は歴史と自然の宝庫です。クノッソス宮殿の発掘により世に知られた、ヨーロッパ最古のミノア文明発祥の地で、ギリシャ神話にも登場する重要な場所です。また、先史時代から、小アジア、エジプトなどとも関係があったり、アラブ、ビザンチン帝国、ベネツィア、トルコなどの侵略や支配の辛酸をなめてきた、歴史的に見ても興味深いところです。

crete2
クノッソスをはじめとした古代遺跡、美しい海とビーチ、豊富な種類の野生の花、ハーブなどでも有名で、果物、野菜、穀物、オリーブ、ぶどうなどの栽培が盛んで、豊かな自然も魅力の島です。2000メートルを超える高山や、3000以上の洞窟、全長18キロにわたるサマリア渓谷など、地形も変化に富んでいます。また、「My big fat Greek wedding」という映画でも描写されていた、クレタ人特有の強い気質も良く話題にのぼるところです。(このコメディーはお勧めです!)

ギリシャの島の中で、日本人観光客にはミコノス島やサントリーニ島が人気ですが、ヨーロッパ諸国ではクレタ島は大人気のリゾート地です。首都であるイラクリオンをはじめ、ハニア、レティムノン、アギオス ニコラウスなどの風光明媚な街も魅力です。

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船上パーティーの極楽

ギリシャに来て初めてですが、先日、船上パーティーというものに行く機会に恵まれました。

アテネから車で30分ほどの港町、ピレウス港に停泊している、3000トン、全長115メートルもある日本の大型船です。ピレウス港は、「日曜はダメよ!」という古いギリシャ映画の舞台にもなった港街で、ギリシャの島々や、海外へ行くクルーズ船などの多くの船がここから出入港を繰り返す、ギリシャ最大の港です。
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この船(左の写真の船は別の船です)は5月11日に日本を出港し、3ヶ月かけて世界一周をするそうですが、これまで東回りで、アメリカのサンフランシスコやニューヨークに停泊したそうです。ピレウス入港があの熱波の後で良かったですね。
日本人の船員さん(女性もいました!)やギリシャ人の船員さんとの交流、剣道や柔道の実演、お寿司、刺し身、たこ焼き、おでん、焼き鳥などの、感涙ものの貴重な和食のビュッフェ。始まりの8時はまだ明るかったですが、空と海がだんだん夕日にそまり、海風が頬をやさしくなで、夜のとばりの降りる中、ライトの点灯したデッキでなごやかに歓談する人たち。。。このゆったり流れる時間が、なんだか、夢のようです。めったにできない船内見学や船員さんたちのお話も聞けて、とても楽しい時を過ごせました。フリータイムにギリシャのビーチに行くのを楽しみにしている船員さんがたくさんいました。楽しんでくださいね!
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でも、そういえば、向こう岸の山から煙がモクモク出ているのが見えて、もしかしたらまだ、あの猛暑が原因の山火事が続いているのかと思うと、なんだか、こんなにノーテンキにしている自分が申し訳なく思えるのでした。

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山火事の恐怖

きのうから気温がやっと下がってきました。ギリシャ各地の今日の最高気温の予想は、32―36度位になっていました。私の願い(せめて体温以下になってほしい)は、なんとか通じたようです。今朝の室温30度、ああ、なんて過ごしやすいんでしょう!!40度以上を体験すると、30度前半というのは、とっても涼しいものなんですね。

でも・・・・この猛暑のせいでギリシャ中で深刻な事態が発生しています。きのうの朝、外がなんとなく黄色い感じだなあと思い、カーテンをあけると、「う、焦げ臭い!!」そして、良く見ると、バルコニーのテーブルやいすの上に灰が積もっている・・・山火事です。ギリシャは乾燥しているので、夏場には良く山火事が起こり、問題になっています。

テレビでも放映していたけれど、山火事がアテネの周囲でも起きていて、その焼けた森の灰と悪臭がうちのバルコニーまで飛んできたようなのです。アテネの周囲には、ペンデリ、パルニサ、イミトスなど綺麗な山があって、木の少ないアッティカ県(アテネのある県)の貴重な財産だったのですが、そこに大規模な山火事が発生し、乾燥した土壌の中、進行が止められない状態なのです。専門家も、この事態はかなり深刻で、森の焼失による生態系に与えるダメージもはかりしれないと言っていました。もちろん、消防車や空からの消火は続いていますが、全然、追いつきません。ギリシャに多い松の木はやっかいで、カラカラに乾燥した松ぼっくりに火がつくと、風にあおられて、それが火の玉のように周囲に飛び散って、どんどん周囲に燃え移っていくそうなのです。また、不法投棄されたゴミやタイヤなどにも燃え移り、有害な黒い煙を発生させているとも聞きました。火事の地区にあった工場、民家、畑などももちろん被害は免れず、本当に、この被害の大きさに胸のつぶれる思いです。

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プール開き

46度や48度という記録更新のニュースがテレビから響くアテネの街。死者も出ているこの猛暑は、まだまだ続きそうです。反対に、冬のような気温と洪水のイギリスなど、地球は一体どうなってしまったのでしょう??
アテネは電力消費量もただならぬ危険な状態で、今日は、案の定、ちょっとだけ停電がありました。本当に脆弱なシステムで・・まあ、停電には慣れている我が家ですが。
pool
できるだけエアコンもつけないで過ごそうと、バルコニーに子供用のプールを設置しました。これがあれば、子供は喜んで何時間も遊んでくれます。子供って、どうしてこんなに水遊びが好きなんでしょうね。お腹の中にいた時、羊水に浮いていた胎児の時代を思い出すのでしょうか。それとも本能的に、生命が海から始まったことをまだ覚えているのでしょうか。

私も、アイスコーヒーに氷をたくさん入れてテーブルにおき、裸足になって足だけ水に突っ込んだりして遊んでいますが、これでも結構、暑さはしのげるものです。この酷暑でも、水道水は、なぜかとっても冷たいのです。(ちなみに、海も冷たいです。)

そして、バルコニーで遊びながらだとお腹がすくらしく、子供も果物やパンや、色々食べるんですよね・・・遊び食べはいかんと思いつつも、暑さで食欲減退するので、食べないよりいいかと自分に言い訳して。水分消費量もはんぱじゃありません。ミネラルウォーターのペットボトルがあっという間に空になってゴミも増える増える。

それにしても、せめて、体温より低くなってほしいものですよね。
まだ6月なんですから。

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命のパソコンがついに・・・

アテネの気温は、なんと44度にまで達する予報が出て、今日は、役人さんたちは昼で仕事も終わりみたいです。
外に出ると、オーブンの中か、フライパンの上か、砂漠に来たかと勘違いするくらいです。

そして、ついに、調子のずっと悪かったパソコンが壊れてしまったようです(涙)。この熱波の気温も影響しているのでしょうか。使いはじめて10分もたつと、触れないほど加熱して、動かなくなってしまうのです。大ショック。。。あわてて、昔の古いパソコンを出してきてつなぎましたが、どうしてもインターネットにつながらずあきらめ、仕方ないので、ネットで買って母に送ってもらおうかと考えたり。

でも、思い立って、今度は旦那のホコリをかぶった古いパソコンを引っ張り出してきて、試してみました。インターネットはどうにかつながり、とりあえず、日本語のメールも読むことはできるようになってホッとしましたが、今度は欲が出てきて・・・やっぱり、日本語が書けないと仕事も何もできないし・・・と思って、調べてみると、この、ギリシャで買った古いWin98のパソコンでも、日本語入力ソフトがダウンロードできることが分かり、やってみたら、うまくいきましたー!感激!考えてみれば、このソフトをダウンロードすれば、世界中のインターネットカフェで日本語入力できるんですよね、便利だなあ!ダウンロードの時間もそんなにかかりませんでした。
参考にしたサイトはこれです。
http://www.coscom.co.jp/japanesefont/inputjapanese/installime.html (これは比較的新しいバージョンのやり方)
http://www.microsoft.com/windows/ie/ie6/downloads/recommended/ime/default.mspx (これは、バージョンごとのやり方、windows98や95などの古いバージョンの方はこちら)

予想はしていたので、ファイルのバックアップはとっておいたのでよかったですが、こちらのパソコンでは日本語を判別できないので、ファイルが開けないんですよね。。。やはり、ファイルやデータ名には日本語を使わずに、英語かローマ字にしておくべきでした。

日本語入力ソフトもインストールし、やっと仕事もできるようになりましたが、何しろ、ギリシャで買った古いパソコンなので、色々と問題がありエラー頻発ですが、だましだまし使っている状態です。パソコン環境も不備で、文字化けしたり、いろんなソフトもない、ファイルも開けない物が多い状態で不便ですが、今度日本に帰る時まで我慢しようかと思っています。

あらためて、私の生活にとって一番重要な物、パソコンのありがたみを実感するのでした。

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熱波とスイカ

アテネは熱波で大変なことになっています。この週末は40度以上になるとかいう予報もあり、アテネ市でも、熱波への注意喚起・健康への留意事項を書いたチラシを配ったり、無料の水や帽子の配布をしたりという対策をとっています。あー、ちょうど仕事が入ってなくて良かった・・・

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そんな、フライパンの上のように焼け焦げそうな街を歩いていると、目の前をスイカが通り過ぎて行きました。そう、もうスイカの季節なのですね。都会の真ん中をこんなトラックで果物を売り歩くなんて、ちょっといい感じで好きです。特にこちらのスイカは日本のよりも一回り大きく重いので、家の前で呼び止めて買えれば楽ですよね(笑)。(でも食べきれない・・)暑い日には、スイカで十分に水分を取りましょう!

 

一緒に荷台に乗っているさくらんぼや桃も今が旬で、実はしまっているのに甘くておいしいんですよ。

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アポロ・コーストの海でリゾート気分

アテネの良いところ、それは、小規模ながら首都で都会なのに、近くに海や山があることです。特に夏は夜8時過ぎまで明るいですから、仕事が終わってから、海水浴に繰り出すことだってできます。都会にいても気軽にリゾート気分が味わえるのは、とても贅沢なことかもしれません。

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アテネ市内からトラム(またはバス)で30分位海に向かって走ると、海沿いを走るPOSSIDONOS通りにぶつかります。アポロ・コーストとも呼ばれるこの海岸通り沿いは、2004年のアテネオリンピックの時にできた競技施設、公共のビーチや、サロニコス湾に沈む夕日を楽しめるカフェなども多数あり、ゴミゴミしたアテネ市内を抜けて、開放的な気分を味わえます。オリンピックの時にできたトラム(路面電車)は、速度は遅いですが冷房も良くきいて、海を眺めながらのんびりできます。(といっても、夏の土日は混んでいますが・・)

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(アリモス海洋公園の入り口)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンタグマからトラムに乗って2−30分、海に出てすぐの「エデム」という駅前から、グリファダ(駅名は「プラティア・カトラキ」)というおしゃれな高級住宅地まで、海沿いにはいくつものビーチが見え隠れします。トラムに沿って、遊歩道も整備されています。途中の「カラマキ」という駅前のアリモス海洋公園は、素敵なカフェ(バー)、ビーチ、海沿いのプロムナード、広い児童公園があって、緑の芝生や花もとても良く手入れされた美しい公園です。

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(児童公園)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右手の方にはアリモスのマリーナに停泊するヨットも見えて、晴れた日はとても気持ちいいです。私は昼間しか行ったことがないですが、夕日も綺麗そうですね。

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(公園内にある眺めの良いオストリア・カフェ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、アポロ・コーストで有名なビーチは、ヴーラ、ヴリヤグメニ、ヴァルキザ、などです。どんどん開発が進み、ビーチやホテルも充実してきているようです。そこまで行けば、海も透明度が高くて本当に綺麗ですが、そんな遠くまで行かなくても、日本の水準から見れば十分綺麗です。

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(ヴリヤグメニにあるAstir Hotelからの夕日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギリシャの長い夏・・・学校も、公立は6月で終わってしまいます。今年の夏は、海好きの長女を連れて、この辺を探検しようかなあと思っています。

 

ΟΣΤΡΙΑ CAFE(オストリア・カフェ)」

POSSIDONOS AV. 10  ALIMOS BEACH、 トラム「KALAMAKI」駅すぐ前)

TEL: 210-9852350, 210-9850118

 

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空から降ってきたもの

アテネは一度真夏になったかと思ったら、先週から梅雨のような陽気になり、大雨も降ったりして大変でしたが、きのうからやっと天気も回復して来ました。

くだらない話なのですが・・・今日、道を歩いていて、とっても驚いたことがありました。

急に、大きなスーパーの袋(中はゴミ)が空から降ってきて、目の前のゴミ回収容器の中に、ドスン!と落ちたのでした!!あやうく、頭に命中するところでしたよー。

ぎょっとして上を見ると、道沿いのアパートのバルコニー(3階)から、誰かがゴミをえいやっ!と投げたのですねー。さっと隠れる人影が見えました。この人、いつも、こうやってゴミを捨てている常習犯だなー!腕もいいと感心したけれど、非常識すぎませんか?

ギリシャでは、ゴミを捨てる大きな容器が道沿いに常設してあって、いつでも、ゴミが捨てられるので楽といえば楽ですが、あまり景観の良いものではありません。リサイクルも、やっと最近、徐々に意識が高まりつつあるのですが・・ゴミ清掃者のストも頻繁にあるし、人々のマナーも??だし、ゴミ埋立地の問題もあるし、ゴミ問題は深刻です。

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プシリのレストラン

先日記事にした「夜のプシリ散歩」ですが、懸案だったレストランに行ってきました!

 

あれから季節も変わり、路上にはテーブルや椅子が出されて人出も多く、ぐっと賑やかになってきて、観光シーズンの到来を感じさせます。

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さて、前回の記事に書いたとおり、この店の店頭に飾ってあったタコ、イカ、海老などのシーフードに惹かれて、「今度はここでシーフード!」と心に決めていたのですが、ちょっとしたハプニング。

何事も、思い通りには行かないギリシャです。

 

店に入ってさて注文・・・という時になって、「あれ、そういえば、今日は店頭にシーフードがなかったな。暑いから、店の中の冷蔵庫の中に入れたのかしら・・」という希望的観測は見事に裏切られました。なんと、あれは復活祭(パスハ)前の肉断ち期間(ニスティア)だけの特別メニューだったのだという店員さんの話に、大ショック!!!確かに、あの時期は、肉を食べない人が多いですから、店側もシーフードのサービスをしていたのですね。そう、ここは、実は肉料理が専門の「プシトポリオ(グリル・ハウス)」でした。

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(二人分のケバブ、ギロなど各種肉の盛り合わせ、すごいボリューム!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、気を取り直してメニューを見ると、なんだか、見慣れない名前の料理ばかり。そう、ここは、ギリシャ・アラブ・トルコ料理がミックスした多国籍料理(?)レストランなのでした!頼んだメニューの名前をご紹介できないのが残念です。見るのも聞くのも初めてのものばかりで、忘れてしまって・・・最近、記憶力、ないんです(涙)。 AIS

 

(店のお勧めサラダ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(トマト、パセリ、穀類の入ったさわやかなサラダ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(スパイシーなひき肉がのったトルコ風ピザ、ビールが進みます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、みんなおいしくて、ワインも進みました!特に、ピタパンの上に、ケバブとヨーグルトがのったものが気に入りました。

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そして、こんなに頼んで満腹になって、一人当たり11ユーロというリーズナブルさ!最近のギリシャの物価高にあって、この環境、料理と値段は貴重です。

 

ギリシャ料理にあきたら、こんなアラブ・トルコ料理もいいですね。今回は食べませんでしたが、甘そうなデザートの種類も結構あったみたいです。所在地の道路の名前が、そのまま店の名前になっています。

 

プシトポリオン オドス エスヒルΨΗΤΟΠΩΛΕΙΟΝ ΟΔΟΣ ΑΙΣΧΥΛΟΥ

ΑΙΣΧΥΛΟΥ 14−16、ΠΛΑΤΕΙΑ ΨΥΡΡΗ (ΗΡΩΩΝ)

(ESHILOU 14-16,  PSIRI (IROON) SQUARE)

 

TEL:210−3244117〜8

 

英語メニューあり

 

 

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クールダウン

最近、パソコンの調子が悪くて困っています(涙)。

たちあげるまでに15分くらいかかったり、途中でエラーになったり、インターネットのつながりが悪かったり・・・

使っていても反応が遅くてイライラするし、パソコンが触れないほど加熱したりして、ちょっと危ない状態。特に、N社のウィルスセキュリティーソフトをインストールしてからは、特に、反応が遅くて遅くて、旦那にも文句を言われる始末。

考えてみれば、朝起きてから夜寝るまで、16時間くらいはつけっぱなしで、パソコンも悲鳴をあげているんですね。ここ数日は、つけるのは朝と夜だけにして、子供がいてほとんどパソコンもできない昼間は電源を切ることにしました。それから、熱を逃がすために、子供の積み木を拝借して底あげしたら、机に密着しないので、過熱もいくらか減るみたい。これだけでも、全然、反応が違って、調子よくなるんです。

今は、だましだまし使って、いつ壊れても泣きをみないように、せっせと保存したファイルのバックアップを取る生活。このパソコンは買って2年ほどだけど、もう5年位、使用したのと同じくらいかもれない。ファイルが一杯でびっくり!!酷使しすぎて、疲れたのでしょう・・・

今度、日本に帰るまで、生きながらえてねーーー!

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植木市ーやっと出会えたポーチュラカ

今年もアテネ市主催の植木市をやっているので、行ってきました。

去年はシンタグマ広場でしたが、今年は、市役所(ディマルヒオ)前のコジア広場です。

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もともとガーデニングは好きなのですが、最近は人間の面倒だけで精一杯で、花の面倒も見られずに荒れ果てたバルコニーに、ちょっとまた花の彩りを・・・

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前の鉢が枯れてしまってから、ずっと探していたポーチュラカにやっと出会えました。数十件ある店の中で、この花を置いていたのはたったの2件。そんなに珍しい花なのかな。この花は、夏の朝に赤、オレンジ、黄色、ピンクの透明感ある可憐な花を何十と咲かせてくれるので大好きなのですが、アテネ市内の花屋には売っていません。薄い花びらに朝の光が透けて見えるのが本当に素敵なんですよ。花が咲いていなかったので(昼になるとしぼんでしまうのです。)花はこちらをどうぞ。

http://www.yasashi.info/ha_00021.htm

 

あと、長女が種に興味を持っているようなので、クレソンの種と白いマーガレットの種も買ってきました。ちゃんと芽が出るかな??

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この植木市、5月13日までやっています。

 

普段は花屋で見られない花や、大型観葉植物などもあるので、花好きの方はどうぞ。

 

種や植木鉢、肥料、土、本なども売ってます。

 

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ギリシャの遊園地

ギリシャは、日本と比べると、圧倒的に子供の遊び場が少ないと思います。公園、遊園地、動物園、水族館、テーマパーク、児童館、図書館、教育施設、スケート場、公共のプール、運動施設など、日本では豊富な選択肢が用意されていますが、こちらでは、本当に限られています。美しい海や山の自然は目を見張るものがありますけれど、日常的に接するものではないですからね。色んな本物体験をさせたいと思っても、なかなか難しいものがあります。 andnakia1

 

(観覧車からの眺め)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パスハの休みの時に、初めて遊園地に3歳の長女を連れて行きました。アテネはギリシャの首都ですが、ディズニーランドに匹敵するような大規模な遊園地はありません。今回行ったのは、「アンドナキア」というマルーシ市にある遊園地で、本当に5分でぐるっと回れる位の狭い場所に、乗り物がひしめいているところでした。まあでも、3歳児にとっては調度良い大きさで、大のお気に入りの場所となりました。

 

私も、久しぶりに遊園地に行って楽しかったです。これで、絵本などで遊園地が出てきても、体験として記憶にあるので話がはずみます!特に、芋虫の形のジェットコースター、トランポリン、ボールプールが気に入って、また行こう行こうとせがまれています。また、友人の娘さんたちと一緒に行ったので、それも楽しい思い出になっているようで、内弁慶ですぐにはお友達と打ち解けられない長女も、家では「○○ちゃんと、又、行きたいなー!」と良く言っています。

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(トランポリンに興じる長女)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、この遊園地、入場料はないのですが、一つ一つの乗り物が2−4ユーロ位するので、二人で乗ったりするとすぐに結構な出費になってしまいます。それに、現金のものと、コインのようなものを買ってから乗るものがあって、結構面倒なシステム。日本のように混んでもいないので、次々と「あれ乗りたい、これもやりたい」とせがまれて、20ユーロなんて、すぐに使ってしまい危険です(苦笑)。どうせなら、入場料を一律にして、乗り放題にしてくれればいいのに。でも、それだと、来る人がいないのかな。知らずのうちに、大金を使ってしまうシステムの方が、ギリシャには適しているのかもしれませんね。

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「アンドナキア」レオフォロス・キフィシアス 89、マルーシ

(電話会社OTE本社ビルのすぐそば)

Tel:210−6198274

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スピーチコンテスト報告

日本語スピーチコンテストに行ってきました。

 

いつも通り、焦って時間ギリギリに到着したら、なんと会場変更が!変更通知に書いてある「イポクラトス通り15番地」って、この近くなのは分かっているんだけど、どこだっけ??と勘を頼りにグルグルしてたどりついたのは、なーんだ、ここだったのか!

6年前、アテネ大学のギリシャ語講座に通っていた時に来たこともある建物でした。懐かしい!

 

遅れて到着したら、なんと在ギリシャ日本大使とエレベーターが同じになってしまって、またドギマギ。こういう状況は、日本で会社勤めの時もたまにあったなあ・・フレックスタイム勤務で、9時半とか10時に「重役出勤」すると、本当に重役や上司と同じエレベーターになったりして。

 

大教室にはギリシャ人観客が圧倒的に多くてびっくり。多分、今回の出場者が14名もいるからという理由もあるでしょう。「私の友達」「私の趣味」というテーマで、年齢は20-30代くらい、男性の出場者がちょっと多い。

 

日本でアニメの勉強をしたい人、映画好きの人、旅行が趣味で日本出張にも行った人、武道や忍者に興味がある人、美空ひばりのファンで60代の日本人男性のペンフレンドがいる人、友達に裏切られた経験を持ちながらも、今は良き友人に恵まれている人、ギリシャの伝統的ダンスが趣味で、その公演で日本に遠征するのが夢の人、武士のフィギュア作りが趣味で日本の歴史に興味がある人、日本の映画ファンの人、各国の歴史の本を読むのが趣味の人、戦争ゲームにはまっていて彼女になじられた人、絵や色を使った工作が趣味の人、など、3分間のスピーチでしたが、その中にそれぞれの性格が現れていておもしろかったです。ギリシャ人にとって、日本語の発音やイントネーションは、聞きやすくしゃべるのはやっぱり相当難しいのでしょうね。皆さん、苦労されていました。私的には、やはり、原稿を下を向いて読むのではなく、観客の方を見て表情豊かに話す人に好感が持てました。(写真の優勝された男性もそうでした!)

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そのあとに日本留学生の体験談が男女2名。日本で印象的だったことの数々:布団、新年会、忘年会、大掃除、役所手続きで外人向けなのに英語の説明書がないこと、GW、コンビニ、日曜営業、野菜や果物が重量売りでなく個数売りや半分でも売っていること、物価が高い、安全、交通網が便利、大学の設備が良い、ストがない、温泉、花見、スキー・・

日本人には当たり前のことが、外国人にはおもしろいんだなあ、と別の視点で見ることができて興味深い内容でした。私も、ギリシャに来てすぐの時はカルチャーショックがあり過ぎましたけれど、最近では慣れてしまったのであまり驚くこともなくなってしまいました。あらためて、初心に返って新鮮な目でギリシャを見直してみたいと思った次第です。

 

楽しみにしていた日本の写真鑑賞は、機械のトラブルで(教室が急に変わったせいなのでしょうか?)中止になったのが残念でした。

 

ミニレセプションでは、日本語教師の方が用意して下さった、和菓子やおにぎり、軽食などをつまみながら談笑。いつもながら、ご馳走様でした!

楽しいひと時を、どうもありがとうございました!

 

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日本語スピーチコンテスト

今年も、日本語スピーチコンテストの季節がやってきました。

今回は、前回と場所も異なり、下記にて行われます。

 

毎回、ギリシャ人の日本に対する熱い思いを聞くのが楽しみです。そして、こういう若者たちが、将来のギリシャと日本の距離を縮めてくれるのだろうなあ、と大いなる期待をしてしまうのです!

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第27回日本語スピーチコンテスト

 

テーマ:「私の趣味」または「私の友達」

ンテストの他、元国費留学生による講演や日本の風景を

テーマにした写真のDVD上映もあり。入場無料です。

 

日 時 : 4月28 日(土) 18:00〜21:00

会 場 : アテネ大学本部<イオア二ス・ドラコプロス>教室

    30, Panepistimiou Str ., Athens (地下鉄Panepistimio ”)

主 催 : 日本文化研究会 ( 日本語教育部 )

共 催 : 日本国大使館

後 援 : 国際交流基金、日本ギリシャ友好協会

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夜のプシリ散歩

プシリというのは、アテネ中心部のモナスティラキ駅、ティシオ駅あたりの北側に広がる一帯の地域です。

 

昔は労働者階級のあまり環境の良くない地区だったようですが、最近は、ナイトライフのメッカとして、バーやクラブ、タベルナが集まり、若者に人気のようです。ニューヨークのソーホー地区のイメージがあるとも言われます。昼間に行くと、眠ったような場末な印象を受けるところですが、夜になると、ライトが輝く生き生きした街に生まれ変わります。 psiri1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、友人を誘ってそのプシリ地区にある寿司バー「ゴジラ」に行ってみました。前から行きたかったのですが、こういう場所がら、行きそびれていたのです。最近、寿司ブームとは言っても、オープンしてもすぐ消えていく店も多い中、ここは、数年前からあるのは知っていたのですが、まだ生き延びているということは、まあまあなのかなと思い、ネタが良いという情報もあったので、一度行ってみたかったのです。

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モナスティラキから、迷路のような道をクネクネと迷いながら行くと、ありました、ありました、赤提灯が!と思ったら、赤い丸の看板でした(笑)。落書きも多い狭い路地で、知らなければちょっと入りにくい感じ。あまり広くない薄暗―い店内は、8時過ぎにはまだお客さんもなく、貸し切り状態。壁には、日本車、日本人男性、日本語の大きなスクリーン。奥の方にはカウンターバーとアジア人コックさんひとり。テーブル上のマットは日の丸模様。 

 

興味津々のメニューは、オリジナル寿司が多く、色んな日本の地名をつけた変わり巻き寿司、にぎり、刺身、一品料理なども。すごーーく迷った末に、無難なおつまみ盛り合わせセットと、寿司セットを注文。

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おつまみ盛り合わせは、揚げ餃子、春巻き、揚げシュウマイ、天ぷらなどの盛り合わせで、結構なボリューム。ついていたソース2種があまり好きではなかったので、卓上の醤油をかけたら、どれもおいしかったー。醤油は偉大だ!!

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肝心の御寿司は・・ネタが分厚くて良かったです。特に、サーモンとエビがとってもおいしかった。ただ、ご飯がなんだか甘くて、お酢の味がちっともしないのが残念でした。巻き寿司の中にはパイナップルが入っていてびっくり!でも、店のおねえさんも感じ良く、デザートに、和菓子(羊羹とお饅頭!)もサービスしてくれて感動!!!!

 

本当は、2件目にちょっと寄りたい場所があったのですが、あまりにも満腹になったので、それは今度までお預け。

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寄りたかったのはこの店です。道に迷った時に偶然見つけました。クリスマスかと思うようなキラキラにライトアップされた店頭に、立派なタコ、イカ、エビなどが展示してあり、中をのぞくとファーストフードであるギロなんかもあり、看板を見れば、パイダキ(スペアリブ)の店とも書いてあり・・・「なんだろう、ファーストフード、シーフード、肉料理、なんでもあるのかしらん」と友人と共に興味が惹かれるものがあったのでした。「あの小エビの揚げたのをつまみに、ビールなんていいよね!」とはしごをしようと企んでいたのですが、ちょっと無理でした。

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行きはモナスティラキ駅側から入り、帰りはティシオ駅側に抜けたのですが、帰る途中に、おいしそうなアイスクリーム屋さんも発見!てんこ盛りになった色んな種類のアイスクリームに目移り状態です。ここも、夏になったら来てみよう!もともと探検好きなので、たまには、こういう夜遊び散歩、アテネ新発見も楽しいです。

 

何よりも、子守をして、文句も言わず送り出してくれる旦那に感謝・・・・そして、夜遊びにつきあわせてしまい、友達の旦那さんに心配をかけてしまったことを反省。(私の信用も失墜だな・・・)

 

でも、こういう息抜きの後に見る子供は、何倍もかわいく思えるのが不思議です。やっぱり、心の余裕がもどるからなんですね。

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アテネトイレ事情

先日、ちょっとした事件がありました。

 

長女と二人で数時間の外出をした時のこと。

でがけに、「おむつにする?」と聞くと、「普通のパンツで大丈夫」というので、危ないなーと思いながらもそのまま出かけたら、悪い予感的中!

 

帰りの電車を降りた時に急に「ウンチー、ウンチー!!」と騒ぎ出し、青くなって駅員に聞いたけれど、案の定、駅にトイレはなし。そうこうしているうちにも、長女は泣き叫び、我慢できずに遂にパンツにおもらし。それも、さっき食べたソフトクリームがいけなかったのか、ほとんど下痢状の液体ウンチ・・・(涙)。

 

タイツの色が、下の方向にだんだん褐色に変化していくのが見える・・・立ち尽くす二人・・・

 

ああ!と後悔しても後の祭り。周囲を見回しても、すべての店はシャッターがおり、カフェらしきものも見当たらない。キオスクのおばさんに「この辺にカフェはないか」と聞いたら、指差した方向に、小さいウゼリ(軽いおつまみを出すバーのようなところ)が見えたので、飛び込んだ。おじさんに訳を説明し、トイレを貸してもらった。でも、そこが、すごく床がびしょびしょの汚いトイレで・・・・長女も「ここ入るのやダー!」とまたぐずる。仕方なく、水道の前でドロドロになった下着とタイツを脱がせ、ビニール袋に押し込み、汚物で汚れた足もトイレットペーパーで素早くふき取り・・・といっても、拭くだけじゃ完全にきれいにはならないけれど、一刻も早くこの状況から抜け出したくて、必死に頑張った。でも、私の手もブラウスの袖も床も汚れてしまうし、もうこっちが泣きたい気分。バッグをかけておくハンガーもないし。

 

でも、不幸中の幸いだったのは、なんだか悪い予感がして、ちゃんと着替えを持って外出したこと。これがなかったら・・・おもらしした状態ではタクシーも乗れないし、長女もかわいそうだし、泣き止まないし、臭いし・・・で考えただけでもぞっとした!でも、これで彼女も私も失敗から学んだ・・・長い外出の時は、まだおむつにした方が無難だなあ、トイレ事情が悪いギリシャでは。「もっと早く言って!」と言っても、今回のようにお腹をこわしてしまった時は我慢もできないし、急に来るしなあ・・・と反省。でも、すっきりした後、長女は機嫌も良くなり、無事に家に帰り着くことができたのでしたー!

 

それにしても、あの店のおじさん、チップを渡そうとしたら「いいよ、いいよ、よくあることだよ」と絶対受け取ってくれなかった。トイレは汚かったけれど、快く貸してくれて本当に助かったのでした。でも、長女のタイツと下着は、洗う気も失せて、ビニール袋に入れたままゴミ箱へ直行!あーあ、お気に入りのプーさんのタイツだったのに・・・

 

実際、アテネのトイレ事情は・・・ひどいです。下水道設備が古いせいか、なんと!使用済みのトイレットペーパーをトイレに流せずに、横にあるゴミ箱に捨てて下さいと注意書きがしてあるところがまだ多いのが現状です。そういう我が家も古いため、紙が詰まるのを恐れて、紙は流せません!考えてみれば、不衛生ですよね・・でも、トイレが詰まって使えなくなるよりはずっとましです。

 

それに、公共のトイレも極端に少ない、あるいは、極端に汚い、そして、だいたい鍵がないか、壊れている!!日本では、駅に公共トイレがあるのは当たり前ですが、こちらでは、駅にトイレがないんです。公園などには簡易トイレがあったりするけれど、一度、覗いてみたら、ひえーーって感じで、息を止めて、素早くドアを閉じました!最近は、それでも随分改善されてきたようには思いますが・・・ギリシャでは、自分のお腹の調整と管理が必要です。

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パスハ(復活祭)も終わりまた日常に

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フロニャ・ポラ!

 

(パスハ後の挨拶でよく使われますが、誕生日やネームデイのお祝いでも良く使う「おめでとう」の表現です。)

 

 

パスハの休暇が終わり、淋しいような、ホッとしたような・・・旦那はきのうから会社に、長女は今日から保育園に行きだし、またいつもの日常です。

 

考えてみれば・・・主婦&母親&フリーランスの私としては、このような休暇は、かえって忙しくて疲れるものだと実感しました。きのうは声も出なくなってダウンです。家事・育児・仕事から解放される休暇が欲しいー!なんて思ってしまいます。子供を色んなところに遊びに連れて行ったり、義父母や義姉や旦那の友人とのつきあい、家の飾り付け、掃除や整理など・・・家族サービスっていうんですかね、こういうの。料理は、ほとんど何にもしなかったですけど、パスハなんておかまいなしに、なんだか色んな仕事が飛び込んできて追われていました。

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(教会での復活祭風景、去年の写真より)

 

今年のパスハは去年とほとんど同じ感じ。同じ教会に7日土曜日の夜中12時にアナスタシ(復活のお祝い)に行き、エルサレムから空輸された「聖なる火」をもらってきて、8日の復活祭当日は去年と同じレストランでお決まりのパスハの肉料理です。詳しくは下記の去年の記事をどうぞ。

 

関連記事:

復活祭 カリ・アナスタシ!」 

パスハの羊肉料理

 

 

アテネ郊外に、肉を焼くレストラン(プシスタリア)ばかり集まっている場所があって、そこへ行けば羊の丸焼き風景も見られるし、義父母がそこへ行くというので私も行きたいとごねたのですけど、旦那は渋滞と人ごみ大嫌い!!日本で言うと、混み方はGWやお盆みたいな感じですからね。「わざわざ疲れに行くようなものだから、行きたいなら君は行ってもいいけど自分は行かない!」と言うので、長女だけ連れて本当に行こうかと思ったら、義父に断られました(苦笑)。あちゃー!旦那を放って行くのは、許されないんですね、やっぱり(当たり前か)。でも、私もアテネからたまには出たいんですよーーーー!

 

去年とちょっと違うのは・・・長女が成長して、「フリストス・アネスティ!」に行きたいというので、旦那にキリスト様のこと、パスハのことを絵本で説明してもらい、夜中だけれど一緒連れて教会に行ったこと。(旦那と次女はお留守番・・・)「フリストス・アネスティ!」というのは、復活祭の12時になった時に教会で「キリストは復活せり!」と皆が叫ぶ言葉です。皆で、この言葉を繰り返すお経のような歌を、延々と合唱するんですよ。

 

長女は、ちゃんと、来た目的であるその言葉を叫んで満足そうでした。恒例の耳をつんざくような爆竹にはやっぱり驚いていましたが、(これで鼓膜が破れた人もいます!)「あれは復活をお祝いする花火だよ」となだめたら、納得していました。まだわけは分からなくても、きっと、この蝋燭の火の美しさと、喜びの空気は脳裏に焼きついたでしょうね。

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(聖なる火とチョコレート、赤い卵など)

 

でも、甘いもの好きな長女にとってパスハが一番嬉しいのは、卵型のチョコレートがたくさん食べられるから、なんですよね。私に見つかると怒られるので、チョコレートを入れたうさぎや鶏の形の容器から、いつもこっそりとチョコレートを取り出して、食べていました(笑)。でも、ママにはちゃんと分かっていたんだぞーーー!パスハが終わったら、このチョコレートも早速撤去。分からないところに隠しました。そしたら長女に、泣きそうな顔で「パスハ、どこーーー?」って突っ込まれました(笑)。

 

 長女の頭の中の図式:パスハ=チョコレート

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キリスト様の葬儀ーエピタフィオスの行列

今週のギリシャは復活祭一色の1週間です。

 

メガリ・パラスケヴィと呼ばれる聖金曜日は、キリストが十字架から降ろされ、埋葬された重要な日とされます。

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私は、近くの教会にエピタフィオスの儀式を見にいきました。エピタフィオスというのは、生花で美しく飾られたキリストのお棺を模したもので、各教会で用意されます。聖金曜日の夜になると、それが旗、十字架などを先頭に葬儀の行列として教会の周辺を練り歩き、人々も弔いのろうそくを灯しながら、後を続くのです。去年はシンタグマにあるミトロポレオス教会に行きましたが、そこはテレビでも毎年映され、大規模な楽隊もつき、盛大なものです。

 関連記事:http://kiyomulan.livedoor.biz/archives/2006-04.html#20060422

 

 

 

今年は、近くの教会に行ったあと、行列の進路になっているところに家がある義父母宅に行って、上から高みの見物ができました。

 

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明かりを灯されたエピタフィオを見守るように人々が集い、ろうそくの火がオレンジの流れる川のようになって、狭い道路を埋め尽くしました。

 

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厳かな悲しみ中に、その小さい火の一つ一つが、翌々日の復活という約束された希望を宿しているように見えました・・

 

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イタリア人カメラマンの話

ちょっと、今日は辛口でいってみたいと思います(笑)。

 

先日、あるイタリア人のカメラマンからコンタクトがあり、「今アテネに来ているので、仕事のことで相談があるから、是非会ってほしい。」とのこと。それも、できるだけ早く・・・と。この人、私は全く知らない人なのですが、仕事上でお世話になった人の知人ということで、私に紹介されたので、断ることもできずに、忙しいスケジュールを調整して会ってみました。

 

そうしたら・・・・・・・

 

、自己紹介もろくにせずに、いきなり、「アテネで仕事がしたいから、誰かパートナーになれるようなカメラマンを紹介してほしい。」と言うのです。私がウェディングの仕事をしているから、当然、コネがあると思ったのでしょうが、そんなに世の中は甘くありません。こちらから色々質問してみると、彼は今イタリアに住んでいるが、彼女がギリシャ人で、今遊びにきているところ。将来アテネで仕事をしたいと思っているが、今のところは、イタリアとギリシャを行ったり来たりしながら仕事がしたい。英語もギリシャ語もカタコトで勉強中ではあるが、彼女とはイタリア語で会話しているとのこと。イタリアの人たちは仕事が遅くて信用できないので、一緒に仕事はしたくない・・・云々。

 

それで・・・・何か私に見せるようなもの(履歴書とか、彼の写真のサンプルとか)は持ってきたのですかと聞くと・・・・手ぶら。名刺さえなくて、この時点で、私はかなりイライラしていたので、爆発して言ってしまいました。「それで、どうやってあなたを信じろというのですか??私は、あなたの素性も性格も仕事能力も経歴も住所も電話も何も知らないんです。紹介することはできますけれど、これでは、相手にしてもらえませんよ。だいたい、ギリシャは失業率も高くて、才能のあるギリシャ人だって、仕事を探すのは大変なんです。それに、ギリシャでの仕事環境が、イタリアよりいいかどうかなんて、保証はないですよ。本当に真剣に考えているなら、相手が納得できるような準備をちゃんとして来て下さい。私がここへ来るのにも、主人と子供の食事の支度を全部して、色々調整してからやっと出てきているんですから。」

 

ちょっと言い過ぎたかなー、と後悔しましたが、こういう人に自分の時間をむしりとられるのは我慢がならなかったのです。そうしたら、彼はびっくりした顔で「あなたが欲しいなら、用意します。」というので、また火に油を注ぐ形に・・・「あなたが欲しいなら・・・って、私は別にどっちだっていいんです!(分かってないなあ、あなたのために言ってるのよ!)あなた自身が本気でそうしたいなら、自分のベストと思えるものを用意して、この住所に送って下さい。私ができることは、それを友人のカメラマンに送って、あとの判断は彼にゆだねるだけです。」と私の住所を渡すと、「色々自分の撮ったカタログはあるんだけれど、重くて送れない。」と。じゃあ、自分の売り込み資料くらい、自分で抜粋して作ってよ!と言いたかったけれど、そこはぐっと我慢して、今度、彼が持参することになった次第で・・

 

最初から、約束通りに連絡をくれなかったりして印象が良くなかったけれど、案の定・・・でした。私も虫の居所が悪かったんですね・・・

でも、ギリシャで良い仕事を探すのは大変なんです。

 

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ペディコムシオ(子供博物館)に行く

長女Eも3歳半になり、色んなことに興味を持つのはいいのですが、飽きさせずに遊ばせるのが大変になってきました。先日は、プラカにあるペディコムシオ(子供博物館)に初めて行ってみました。

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博物館・・・というほどのものではありませんが、まあ、児童館みたいなところ。入場無料で、中に展示物やおもちゃ、本などがあり、有料(5ユーロ)ですが、色んなプログラムもやっています。クッキーを焼いたり、影絵をしたり、絵の具でお絵かき、工作、季節物の工作(復活祭のキャンドル作成、卵の染色など)もあります。

 

今回は、影絵のプログラムに参加してみました。色んな材料(セロファン、紙、布、ボタン、スパンコール、木片、チャックなど)を使って好きなものを作り、後で、プロジェクターの上にのせて大きなスクリーンに影絵を写してみるという遊びです。ほとんど、同伴の保護者が考えて作ることになるのですが・・まあ、ボタンを貼りつけたり、材料を選んだり、材料を切ったり・・長女もそれなりに参加して楽しんでいました。

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でも、長女はなぜか、水遊び(水をかけて水車がくるくる回る玩具)が気にいって、そのことばかり後で言ってましたけどね(苦笑)。

こういうところに行くと、子供がどんなことで喜ぶのか、興味の対象が良くわかって、私の方もおもしろいです。

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ペディコ・ムシオ(Children’s museum

KIDATHINEON 14, PLAKA, 10558, ATHENS

TEL: 210-3312995

HP: http://www.hcm.gr/

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仮装好きの家族

アポクリエスの仮装もそうですが、うちの家族(義父母も含め)って、なんだか仮装好きみたいです。

 

先日の3/25の独立記念日は、ギリシャ人にとって大事な祝日なので、旦那が、この日のために子どもの衣装を借りてきました。

 

長女には、初代ギリシャ女王のアマリアス(ルーマニア人だったらしい)の衣装、次女には、チョリアス(ギリシャの伝統的な衣装を身に着けた兵隊さん)の衣装です。次女はひょうきんな感じなので、男の子の衣装の方がなんだか似合うような気がします。本人もご機嫌でしたし!

 

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アマリアスはシンタグマ近くの大通りの名前にもなっていますね。また、チョリアス(兵隊さん)は、シンタグマの国会議事堂前に、雨の日も風の日も嵐の日も、じーーーーっと微動だにせず彫刻のように立っており、毎時、衛兵交代の様子が見学できます。よく絵葉書にもなっている光景です。このチョリアスの制服や靴は、本物は刺繍などの細工もとても凝っていて、すべてハンドメイドで作られ、重さの合計はなんと3.5キロもあるそうです。着るにもとても時間がかかるそうですよ。スカートと、靴のボンボンが可愛いのです!ロンドンの衛兵交代とは規模が比べ物にならないほど小さいですが、アテネのも、これはこれで、なかなか面白いものです。

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この日はこれを子供に着せて義父母の家に見せにいき、街を散歩してきました。

 

仮装好きの義父母・・・これまでのリクエストとしては、着物、柔道着(わざわざ日本の母に買ってもらった!)、セーラー服(捜索中)、など。これらを着せて写真を撮り、家に飾るのが趣味のようです。前にも書きましたが、義母の注文が細かいため、じっとしていない子の写真撮影が結構大変なわけですが・・・・まあ親孝行と思って頑張っています(笑)。

既に来年のリクエストも頂戴し・・・今度は、地方の民族衣装みたいなのが良いそうです・・。

 

 

下の写真のように、レンタルの衣装、色々ありますよー。(大人用もね!)costume3

 

 

 

 

 

 

 

 

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夢のテレビ電話と日本のテレビ視聴・・のはずが!?

海外生活者にとって、世界中どこでも無料で電話ができるインターネット通信ソフト、Skype (スカイプ)は、もうなくてはならないものになっているのではないでしょうか?

 

私も、去年ADSLにしてすぐにSkypeをインストールし、日本に一時帰国した際に母にパソコンとメール、Skypeの使い方を教えて以来、感謝、感謝の快適な国際電話生活を営んでいました。それまでは母の方の国際電話代もバカにならないものでしたから、電話代を気にして、いつも早々に切り上げていましたからね。うちの方からはほとんどかけませんでしたが(苦笑)。本当に、ありがたい世の中になったものです!

 

そして、今度はちょっと欲を出して、「どこでもTV for Skype」(1万円くらいのチューナー)というのを購入し、日本のテレビ番組をリアルタイムで見ようと企んだのですが・・・これが難航中です(涙)。兄に助けてもらい、テレビの画面の方は、若干コマ送り状態のようになりますが、見られて感激!でも、色々な設定を変えて試してみたのですが、音声が良く聞こえない・・・それに加え、肝心のSkypeの方も雑音がひどくなって声も途切れ、とても使用に耐えない状態に!!

 

(注:これを使うには、日本側でSkypeをインストールされたメインPCにチューナーを設置する。メインPC側もADSLのパソコン接続環境が必要。普通にSkypeでメインPCに電話をし、メインPC側で、テレビに切り替える。チャンネル操作は、自分のチャット画面でできる。)

 

孫の顔も見られるというので、母の方ではウェブカメラも取り付け、それも据え付けたので、母の顔や懐かしい実家の様子がこちらから見られて楽しいです。母の様子も手に取るように分かりますしね。テレビ電話なんて、未来の話かと思っていたけれど・・・私の方もウェブカメラを買って、これからつける予定ですが・・・まずはこの雑音と声の途切れをどうにかしないと。それにしても、チューナーも1万円程度、ウェブカメラも、数千円で、とっても安いですよね。

 

どなたか、雑音の解決法をご存知でしたら教えてくださいねー!

 

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夢のテレビ電話と日本のテレビ視聴・・のはずが!?

海外生活者にとって、世界中どこでも無料で電話ができるインターネット通信ソフト、Skype (スカイプ)は、もうなくてはならないものになっているのではないでしょうか?

 

私も、去年ADSLにしてすぐにSkypeをインストールし、日本に一時帰国した際に母にパソコンとメール、Skypeの使い方を教えて以来、感謝、感謝の快適な国際電話生活を営んでいました。それまでは母の方の国際電話代もバカにならないものでしたから、電話代を気にして、いつも早々に切り上げていましたからね。うちの方からはほとんどかけませんでしたが(苦笑)。本当に、ありがたい世の中になったものです!

 

そして、今度はちょっと欲を出して、「どこでもTV for Skype」(1万円くらいのチューナー)というのを購入し、日本のテレビ番組をリアルタイムで見ようと企んだのですが・・・これが難航中です(涙)。兄に助けてもらい、テレビの画面の方は、若干コマ送り状態のようになりますが、見られて感激!でも、色々な設定を変えて試してみたのですが、音声が良く聞こえない・・・それに加え、肝心のSkypeの方も雑音がひどくなって声も途切れ、とても使用に耐えない状態に!!

 

(注:これを使うには、日本側でSkypeをインストールされたメインPCにチューナーを設置する。メインPC側もADSLのパソコン接続環境が必要。普通にSkypeでメインPCに電話をし、メインPC側で、テレビに切り替える。チャンネル操作は、自分のチャット画面でできる。)

 

孫の顔も見られるというので、母の方ではウェブカメラも取り付け、それも据え付けたので、母の顔や懐かしい実家の様子がこちらから見られて楽しいです。母の様子も手に取るように分かりますしね。テレビ電話なんて、未来の話かと思っていたけれど・・・私の方もウェブカメラを買って、これからつける予定ですが・・・まずはこの雑音と声の途切れをどうにかしないと。それにしても、チューナーも1万円程度、ウェブカメラも、数千円で、とっても安いですよね。

 

どなたか、雑音の解決法をご存知でしたら教えてくださいねー!

 

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バレエ教室にGO!

ついに長女も習い事デビュー・・・バレエを始めました!

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義母からの強い希望もあり、私も旦那もバレエ好き。幸い、家の近くに教室があったので見学に行くと、長女Eも気に入った様子だったので、3−5歳のクラスで週2回通わせることにしました。Eは特に、練習の時に皆が着ていた練習着(水色のレオタードと同色のフワフワスカート)が大層気に入ったようで、「あのスカートはいて踊りたい」というので・・・形から入るのもいいか、と思いバレエシューズ、タイツとともに一式を早速購入。私も、実は大昔にバレエを少しやっていたことがあって、トウシューズとお姫様のような衣装に憧れたなあ・・と懐かしく、甘酸っぱい思い出がよみがえってきました。

 

見学に行った時に、先生が、一緒にやってもいいというので仲間に入れてもらった様子を見ていたら・・・これは笑えますねえ。まず、ギリシャ人の女の子たちの、こまっちゃくれた「なりきりバレリーナ」の踊り。しなを作ったり(バレエでしなは作らないだろう、と突っ込みたくなるけれど)するところが、もう、女を感じさせる彼女たち。ネックレスをつけてきて、先生に注意される子もいるし。自分の名前を言いながら、勝手にポーズを作るというのがあって、10人ほどの女の子が、それぞれの振り付けで踊る様子は、本当に愛らしい妖精のようです。

 

一方うちのEは、何が起きているのか全く理解できず右往左往したり、固まっていたり呆然としていたり(苦笑)。両親に似て、運動神経がイマイチなのは知っていたけれど、スキップや、片足立ち、プリエと呼ばれるひざを曲げたポーズなども全然できなくて、初めての子供にとっては、こんなことさえも難しいのだ・・と再認識。ついていけなくて、「やりたくない」とべそをかくのではと心配していたけれど、後で聞くと「楽しかった!」と言うのでびっくり。子供って分からないもんです。

 

この見学の時に印象的だったEの行動は・・皆で円になって回っている時に、私の近くに来ると笑って走り寄ってきて、私の手の甲にキスをしてまた輪の中に戻っていくのです。先生も笑っていましたが、普段は、愛想があまりなく、こんなことは全くしない子なので、私の方が照れくさかったです。きっと、慣れない新しい環境で、見守っている私がいることが嬉しかったのかもしれませんね。こうやって、遠くで見守っている人がいると思うと、安心して外の世界に飛び立てるのかもしれません。

 

そして、義父母は、早くも発表会を楽しみにしています!

 

いいなーなんだか、私も踊りたくなってきたなあ・・・

 

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ベビーカーで散歩はちょっと大変

私の家はアテネ市内の、かなり繁華街的なところにあるので、とても便利なのは良いのですが・・・結構、道路事情がひどいです(涙)。

毎日、ベビーカーを押して近所を歩くたびに、「あーあ、もうちょっと、なんとかならないのかなあ・・」と思ってしまいます。

 

まず、違法駐車。駐車場も少なく、料金も高いので、みんな路上駐車です。もともと狭い道にびっしりと、人も通れないくらいの間隔で停めてあり(縦列駐車の技に目をみはります!)、パーキングの場所が見つからないときは、平気で歩道にも停めるのです。

 

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こんな風に、ちょっとでも隙間があると、車の間にバイクがとめてあったり、向こう側の通りには、店のダンボールが置いてあったりします。

 

 

 

 

 

 

street2こんな風に横断歩道の真上に駐車している車もあって、向こう側に渡れない!横断歩道も、信号の青が3秒くらいしか続かず、渡っている途中で赤になったりして(場所によって違いますが)、焦ります!

 

遊歩道にも車やバイクが進入してくるので安全地帯はありません。とにかく、歩行者には住みにくい車社会ですが・・・日本車の数も多いので、複雑な気分です。

 

そして、歩道はデコボコで、タイルがはがれたり穴が開いていたり、犬の糞が落ちていたり・・・車道と歩道との間にテーパーがついていないところも多いので、通りを渡るのに、ベビーカーを持ち上げたりしなければなりません。一度、段差につまづいて、ベビーカーごと転倒してしまったこともあります。

street3こんな風に、歩道の真ん中に木が植えてあったり、道路標示があったり・・・マットレスやソファなどの粗大ゴミが歩道に捨てられていて、乳母車が通れないこともしばしばです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんな風に、道の両側で工事をしていて、歩道がブロックされていることもしばしば。

 

乳母車を押していくちょっとした散歩・買い物が、さながら、障害物競走のようですね。

 

 

やはり、便利さと良い環境はギリシャでは両立しないのでしょうか・・・こんな状態でも、やっぱり、義父母や義姉の家も近く、徒歩5分内で全ての用事を済ませられる今の場所は捨てがたく、離れられないんだろうなあ、などと半分諦めモードです(苦笑)。

 

注)うちの近隣はこういう状況ですが、もっと美しい住宅街もたくさんありますので、誤解のなきよう・・・

 

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おいしい旬のイチゴ

季節もどんどん春らしくなり、20度も超えて汗ばむ日もあります。

アテネでは、ちょっと暖かくなると、急に半そでやノースリーブのお姉さんが出てくるんですよね(笑)。

 

最近の旬の果物はイチゴです。ギリシャのイチゴは、安くておいしくて粒も大きく、最高です!普通でも1パック(日本よりずっと大きい)2ユーロ(300円)位ですが、青空マーケット(ライキアゴラ)の閉まる直前、2時頃に行けば、投げ売り状態で、さらに半額になっていたりします!

 

これだけのイチゴ、150円ってすごくないですか?粒が大きいものでも大味ではなく、果肉はしっかりしていても甘くて、香りも良くおいしいです。 ichigo

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イチゴの薀蓄(ウンチク)をちょっとだけ・・

 

イチゴは、ミネラル、鉄分、ビタミンCを多く含んでいて、特に、ビタミンCは、イチゴを5個食べるだけで、1日に必要な量を摂取することができるといわれています。ビタミンCは、血管や骨、筋肉の形成に必要なコラーゲンの生成を促し、日焼けを防ぎ、肌あれが気になる人にとっても最適! また、イチゴにはキシリトールという甘味料が含まれており、甘いにも関わらずカロリーは砂糖の約1/4と低カロリー。キシリトールは、虫歯抑制作用があることでも有名ですよね。イチゴを洗う時には、ヘタをとらずに水洗いする方が良いそうです。ヘタをとってから洗うと、そこから水分が入り水っぽくなり、またビタミンCが逃げてしまうからです。

 

果物好きの我が家では、当然、毎日のように食べています!

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雛祭りの子供交流会

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言われるように、28日しかない2月はあっという間に逃げ、3月もお雛祭りが過ぎてしまいました!! hina

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この前の土曜日は3/3の雛祭りだったので、友人とその子供達を家に呼んでパーティーをしました。

 

人を食事に招待するのは、何年ぶりでしょう!?子供が2人できてから、場所も時間も気力もなくて、遠のいていたのですが、雛祭りパーティーをすると言うと、長女がとても喜んで、自分で子供用の椅子を並べたり、紙皿やコップを用意したり、旦那に風船をふくらましてもらったり・・・とウキウキしていたので、やっぱり、子供のために、こういうことも必要だなあと実感した次第です。

 

お雛様という日本の文化をちょっとでも子供たちに感じさせられれば・・と思って企画し、久々においなりさんと巻き寿司、餃子とサラダなども作って頑張りました(写真を撮り忘れて無念!)。でも、普段さぼっている家の掃除、バルコニーの掃除だけでも大変で、思ったことの半分もできませんでした(苦笑)。御寿司を作っている間にも、次女がぐずったり、緊急の電話が入ったり、来客があったり・・・と、なんでこんな忙しいときに限って!!という感じで・・・

 

集まった子供達は年も色々(我が家が最年少)で、最初は借りてきた猫状態でしたが、一緒に食事をするとちょっと和み、そのあとはビデオを見たり、それぞれが好きなおもちゃで遊び、最後には追いかけっこをしてキャーキャー騒ぎながらソファを乗り越えたり、隠れたり、皆で走り回っていました!

 

一度、打ち解けると、子供達のパワーの爆発はすごいもので、怪我でもしないかと心配するほど・・・最後は、折り紙に誘って鎮静させ、ひな祭りらしく、お雛様を折り紙で折ったりして、楽しみました。

「かごめ、かごめ」も、うちで3人でやるだけでもウケますが、大勢でやるともっと楽しいものですね!それから、日本の知人からプレゼントされたリスのドールハウスがバカウケで、皆、夢中になっていました。私もその時初めて開けて、中の細かい細工にびっくり!小さい家具(引き出しがちゃんと開く!)やキッチン用品(ジューサー、コーヒーメーカー、シルバー類、お皿・・・)、テーブルや椅子、ベッドや掃除機、洗濯機、アイロン、アイロン代、霧吹き、ゴミ箱・・とにかく手がこんでいて電気までつくんですよー!これは、大人でも十分、はまりますね。思わず、追加のパーツ、何を買おうかと考えてしまいました!子供達も、どの部屋に何を置くかと皆で思案してました。こういう時の子供の集中力ってすごいです。

 

その晩は、長女の興奮がさめやらず、なかなか寝てくれませんでした。でも、少し年上の子供達を見て、数年後には、あんなに賢くしっかりしてくるのだなあ、ということが分かって(うちの子がそうなるとは限らないけれど!)今のこの小さい時は、大変だけれど、すぐ過ぎ去ってしまうかけがえのない日々なのだということが分かっただけでも、収穫でした。

 

日本人学校がこの4月から閉鎖になり、補修校がどうなるかも分からない今、こういう子供達、親達の交流の機会、場所の大切さを実感した一日でした。日本語、日本文化の継承という問題は、海外で暮らす日本人の子供(ハーフであっても)のアイデンティティーを維持するためにも、切実な問題です。子供が、日本とギリシャという二つの祖国のどちらも理解し、適応できるようになれば理想的ですが、ギリシャに住んでいる限り、日本が不利ですよね。ですから、子供達に、できるだけ日本の本も読ませたり、日本語で会話させたりする機会を与えたいし、日本の文化・風習にも興味を持ってほしいので、同じ立場の友人とも協力しあって、そういう機会を作っていけたらいいなと思っています。

 

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詐欺サイトに御用心!

いやー、危なかったです!あやうく、詐欺サイトにひっかかって、個人情報を送ってしまうところでした。

 

ペイパルというインターネット送金のシステムがあって、銀行口座やクレジットカードなどを指定しなくても、海外への送金や受け取りができるので、海外オークションなどのお金の授受に便利です。といっても、私は使ったことはなくて、うちの旦那が使っていて絶賛しているだけですが・・

 

さて、このペイパルからと称して私のメールに重要度大のメールが届きました。「あなたのペイパル口座が、第三者に不正にアクセスされた危険性があるので、一時使用停止にした。今すぐ、下記のサイトをクリックして、必要な手続きを取って下さい。」という丁重なメール。

 

私自身は使っていなかったけれど、「前に何か旦那の代行をしたかもしれないなあ、最近、記憶力が飛んでるからなあ・・」と思って、旦那に聞いても、「変だなあ」と首をかしげるだけ。じゃあ、一応、このサイトをクリックして詳細を調べてみるか・・とクリックしたところ・・・・

 

N社のウィルス対策ソフトの詐欺サイト監視に引っかかった!

 

知らずに開いて、必要事項(個人情報)などを入力すると、それが悪用される危険性のあるフィッシングサイトと呼ばれるものらしい。話には聞いていたけれど、自分のところに来るとは!!!

 

それにしても、このN社のソフトは、最近、最新版をインストールし、詐欺サイト監視機能は新しく追加されたばかり。これがなかったら・・と思うと、ぞっとしました。でも、このソフト、とっても重くて、パソコンの立ち上げも終了も、前の倍位の時間がかかり、実は、とーーってもイライラしていたのです。でも、この件で、「ま、仕方ないか、ちゃんと仕事してくれているんだから」という評価に変わりました。

皆さんも気をつけてくださいねー!

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カサラ・デフテラ(聖灰月曜日)とシーフード

先日の月曜日はカサラ・デフテラ(聖灰月曜日)という祝日でした。

 

アポクリエス(カーニバル)も終わり、この日から復活祭の4月8日までは、肉断ちの期間(動物系の食べ物や、血の出る魚も食べない期間)になります。血の出ないシーフードはOKなので、この日、ギリシャの人たちは、タコ・イカ・エビなどを食べる習慣になっています。

関連記事はこちら)

 seafood4

 

(エビはギリシャ語でガリーダ。

 

ロブスターはアスタコスといいます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちも去年と同じプサロタベルナ(シーフードレストラン)に行き、大好きな魚介類を堪能しました。私は肉なしでも全く問題ないですね(笑)。エビやタコの調理法は、炭火焼(スタ・カルブナ)に塩という一番シンプルな方法が、素材の味わいがあってとってもおいしいのでお気に入りです。タコ(ギリシャ語でフタポディ)はオリーブ油とオレガノをかけたり、マリネもいけます!イカ(ギリシャ語でカラマリ)はフライにレモン汁をたっぷりかけるのがお勧め。他にも、頭ごと食べる小魚のフライもおいしいですよ。カルシウムたっぷりですね。

 seafood1

 

 

(この小ぶりのイカは、中は柔らかくて、衣はカリッとしていて、本当においしい!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カサラデフテラには、ラガーナという平べったいゴマつきパンを食べる習慣もあります。

 

そして、シーフードのお供には、ちょっときついですが、水を入れると白濁するギリシャのお酒、ウゾがおいしいですよ。

  

 

今回は、キドーニャという貝も、生で頂きました。ギリシャ人も、生の貝にレモンをかけて食べるのですよ。(牡蠣はあんまり見かけないですが・・)長女は初めて食べたこれが、大層気に入ったようです!

我が家では、スープにしてキドーニャを頂きます。塩水に入れて砂出ししたあと、ニンニクとネギと白ワイン、塩、コショウ、バターだけで、本当においしい海の香りのするスープができます。煮すぎると貝が硬くなるので、開いたらすぐ火からおろすのがコツです。ただ、あんまり売っていないのですよ。オモニア近くの魚市場に行っても、ないことが多いです。(日本語だと何貝というのかしら???)

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(生のキドーニャにレモンをかけて!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーフードはおいしいのですが・・ただ、問題は・・・

 

ずばり、高いです!!!

 

ギリシャは海の国なのだからシーフードは豊富だと思われがちですが・・・実は、近海魚はそれほど種類もなく数も年々減っているそうで、なんといっても全般的に値段が高いのです。このレストランでは、大人4人、子供2人で135ユーロ(2万円位)もしました!!(痛い出費!)テレビでは、去年と比較すると、シーフードの値段は、2割高から倍近く値上がりしているものもあると報道していました。ここでは、シーフードは贅沢品のイメージです。

 

本当に困りますねー、この物価高は!

 

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肉と謎の人物と20ユーロ

チクノペンプティ(カーニバル期間内に、肉を食べる習慣のある木曜日)、我が家も外食で肉をたらふく食べました。

 

パイダキャ(羊肉のリブ)meat1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ココレッツィ(羊のレバーと腸のロール)meat3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギロ(あぶってこそげとった薄切りポーク)

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ピタと呼ばれる丸くて薄いパンと一緒に食べるのです。ああ、おいしいかったなあ!皆風邪で調子が悪かったけれど、久々の外食に出向いた甲斐がありました。去年のチクノペンプティの記事を自分で読み直してみたら、外食の常で、子供がチョロチョロして自分は満足できなかったと愚痴が書いてあったけれど・・(苦笑)、今回は満腹で大満足でした。1年で、少しは楽になったのですね。

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プシトポリオと呼ばれる肉専門店

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのお店にて、爆笑事件が!私たちが、黙々と食べることに集中していると、ある男性が寄ってきて、「お久しぶり、○○○(旦那の名前)!なんたらかんたら(彼の名前)です。元気ですか?外から見つけたもので、懐かしくて挨拶に入ってきてしまいましたよ。お子さんですか。いいですねー、家族でチクノペンプティ!うちは家でスブラキ(焼き鳥風の串にさしたポークやチキンなどの軽食)一本づつで終わりですよ。なんたらかんたら・・・・」

 

握手をして、旦那の方も笑顔で調子を合わせて・・・最後に旦那が「わざわざ声をかけてくれてありがとう!また!」と別れの挨拶。

 

その人が去った後、「今の誰?」と聞くと、旦那は一言・・

 

「知らない・・・」えーー?(・◇・)

 

それを聞いて、私は大爆笑!!結構、調子合わせてなんか言ってたじゃない!いい加減だなあ、もう!「でも、顔くらいは見覚えあったんでしょ?」と聞いても「ない・・・

全く、どうなってるんだか。相手の人は、旦那の名前を知っていたから(ありふれた名前ではあるけれど)、人違いではなさそう。一体、誰だったのか、結構気になるところです。

 

そして、帰り道でのできごと・・・その頼りない旦那が、道端に20ユーロ札が落ちているのを発見(エライ)!自分で拾うのは恥ずかしかったのか、私に目配せして拾わせたので、ちゃっかりとお小遣いをせしめましたー!でも、帰る途中の店で、バーゲンの子供服を買ってすぐ消えちゃいました。こういうの、あぶく銭っていうんですね。

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アポクリエス(謝肉祭)の季節

ギリシャの2月前半はアポクリエス(謝肉祭)という、お祭り期間にあたります。

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今日2/8はチクノペンプティ(肉を焼く匂いの木曜日)と呼ばれる肉を食べる日で、ギリシャ人はほとんど肉を食べることになっています。プシスタリアと呼ばれる、肉のグリルをする専門店は超満員になり、皆、いい匂いのする焼きたての肉に舌鼓を打つのです。カーニバルとも呼ばれるこの期間は、今年は218日までです。キリスト教国ならばどこでもキリストの復活祭が盛大に行われますが、このアポクリエスも、その復活祭(英語ではイースター、ギリシャ語ではパスハと呼ばれます)に連動したお祭りです。

 

去年もちょっと書きましたが、復習を・・・!移動祝日であるギリシャの復活祭(パスハ)、今年は4月8日です。(その前後はお休みになります。)復活祭に至るまでの48日間、肉断ち期間(キリストの死を悼む期間、ニスティアと呼ばれる)があるので、その前の3週間は、逆に肉を十分食べ(謝肉)、人生を楽しむ期間になるわけです。特に最後の週末は、各地で仮面をつけたり仮装した人々のパレードなどが行われ、盛り上がりは最高潮に達します。ギリシャでは、パトラのカーニバルなどは特に有名です。

 

最後の日曜日(今年は2/18)は、中心部のプラカ(アクロポリスふもとの、昔の風情を残した家が連なる迷路のような場所で、土産物店や、レストランがたくさんある)では思い思いの扮装をした人でごったがえし、色とりどりの紙吹雪が舞い、ラッパや爆竹や花火などの音も賑やかで、深夜まで大変なさわぎになります。夜はお酒も入るので、楽しいのと共に、ちょっと危険なほどのお祭り騒ぎなので注意が必要です。一方、この日の昼間のザピオン庭園(国会議事堂のすぐ横の公園)はうってかわって、かわいらしい仮装をした子供たちで一杯になり、妖精、お姫様、動物、ピーターパン、怪傑ゾロ、などなど、見ていて飽きません。ギリシャの子供達は、皆天使のように美しく、親たちも子供を着飾らせるのを楽しんでいる様子が伺えます。

 

仮装の衣装は期間限定で、玩具屋さんや仮設店舗で売っており、大人用の小物(仮面、帽子、かつら、衣装、鳴り物など)もたくさんありますので、旅行者でも、お祭り気分を十分に楽しめます。でも、調子に乗った若者に、プラスチック製のバットで頭を叩かれたり、泡のスプレーなどをかけられたりする(経験済みのトラウマ!)場合もありますので十分注意して下さいね!

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娘の保育園でも、仮装して登園する日が決まっています。まだ衣装を買っていないので、そろそろ買いに行かなくては・・・去年は動物系だったのですが、今年はどうしようかな? 

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最近はまっているもの

前から好きなことは好きだったんですが・・・

最近はまっているものは・・ある占いのサイト

sunset

 

(ピレウスの夕暮れ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなの、信じるなんてナンセンス、と言われればそうかもしれないのですが・・・このサイトは、独特の文体と言葉の表現方法がなんとも心の琴線に触れて、ビンビン来てしまうので、はまってしまいました!

 

実は、このサイト、友人Mさんのブログに紹介されていたもので(Mさんありがとう!)、占いの中でも「誠実さを感じる」と書いてあったことに同感です。

 

そのサイトとは・・これです!「星占い系テキストコンテンツサイト 筋トレ 是非のぞいてみて下さいね。

http://st.sakura.ne.jp/~iyukari/index.html

 

週間、年間の星座ごとの深淵な占いが読めますし、別のサイトMYLOHAS.net (http://www.mylohas.net/)に登録(無料)すれば、月間の占いも見られます。本も出ているようですね。

 

実は私はユーミンのファンなのですが(といっても、聞いていたのははるか昔ですが)、彼女の歌で「優しさに包まれたなら」という曲があります。その中で「目に映るすべてのものはメッセージ」という歌詞があって、前からこの言葉にすごく共感していました。目に映るもの、耳に聞こえるもの、肌で感じるもの、匂い・・・とにかく、すべてのものは天からのメッセージで、このサイトのような星占いとか、占い師による占い、友達の一言、本で気になった文章、歌の歌詞で気に入った言葉、テレビで見た情報・・・などの中で、自分のアンテナがキャッチしてハッとしたものに、自分が必要とする大切なメッセージがこめられているのだと思っています。

そういう意味でも、ブログを書いて得られる皆さんのコメントやメールというのは、私にとって、天の声だったりするのです。(それが、ここまで続けられた理由かな??

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最近はまっているもの

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(ピレウスの夕暮れ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなの、信じるなんてナンセンス、と言われればそうかもしれないのですが・・・このサイトは、独特の文体と言葉の表現方法がなんとも心の琴線に触れて、ビンビン来てしまうので、はまってしまいました!

 

実は、このサイト、友人Mさんのブログに紹介されていたもので(Mさんありがとう!)、占いの中でも「誠実さを感じる」と書いてあったことに同感です。

 

そのサイトとは・・これです!「星占い系テキストコンテンツサイト 筋トレ 是非のぞいてみて下さいね。

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週間、年間の星座ごとの深淵な占いが読めますし、別のサイトMYLOHAS.net (http://www.mylohas.net/)に登録(無料)すれば、月間の占いも見られます。本も出ているようですね。

 

実は私はユーミンのファンなのですが(といっても、聞いていたのははるか昔ですが)、彼女の歌で「優しさに包まれたなら」という曲があります。その中で「目に映るすべてのものはメッセージ」という歌詞があって、前からこの言葉にすごく共感していました。目に映るもの、耳に聞こえるもの、肌で感じるもの、匂い・・・とにかく、すべてのものは天からのメッセージで、このサイトのような星占いとか、占い師による占い、友達の一言、本で気になった文章、歌の歌詞で気に入った言葉、テレビで見た情報・・・などの中で、自分のアンテナがキャッチしてハッとしたものに、自分が必要とする大切なメッセージがこめられているのだと思っています。

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冬のバーゲンセール

ギリシャは今冬のバーゲン真っ盛り!今年はだいたい224日(土)頃までの予定です。ギリシャでは、バーゲンの時期は政府によって規制されているんですよ。今年は1月22日から始まりましたたが、お店側は、クリスマス商戦の購買意欲をそのまま持ち越すために、もっと早くバーゲンを始めたいと主張し、政府と喧々諤々です。

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観光地のお土産物屋さんはバーゲンをほとんどしないですが、巷の店ではsaleの意味の「ΕΚΠΤΟΣΕΙΣ(エクプトーシス)」と書いた紙が貼られ、通常の2割から5割引位でお買い物ができます。「ΟΛΑ ΜΙΣΗ ΤΙΜΗ(オラ・ミシ・ティミ)」と書いてあれば、すべて半額という意味ですが、「έως(エオス)50%」とあれば、最高割引率が50%まで、という意味なので、だまされないようにしてくださいね。έως(〜まで) というのが、ちっちゃく書いてあったりするんですから!

 

アテネには、ヨーロッパの高級ブランド店もたくさんあり、シンタグマの目抜き通りのErmou(エルムー)通り、最近できた大きなアッティカデパートやショッピングモール、Kolonaki(コロナキ)と呼ばれるおしゃれなファッション街もあるので、ショッピングも楽しいです。

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エルムー通り

 

(夏の写真ですが.....)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギリシャの道は分かりやすく、角のところに必ず道の名前がギリシャ語とラテン表記で書いてありますし、建物ごとに番号がついているので探しやすいです。番地は、道をはさんで、偶数側と奇数側に分かれています。前に、ウェディングのお客様が「この住所に行ったのだけど、この番地だけがなかったんですよねー」と言っていたので良く聞くと、どうも11の次が13になっており、探していた番地12が反対側にあったのを気づかなかったようなのです(苦笑)・・・

 

ギリシャの普通の店の営業時間はだいたい下記のとおりですが、季節・場所・店によっても異なります。大型店、スーパー、観光地などは朝から夜まで、一日中開いています。また、プラカなどの観光地では、日曜日も開いている店が多いです。クリスマスシーズンは、営業日、時間が変更になります。


営業時間

月水土:朝9時頃〜15時頃

火木金:朝9時頃〜14時半頃、17時〜20時頃

日:定休日

 

私は、バーゲンで来年用の子供服をどっさり買い、自分用の服もちょっと買い、一段落したところです。しかし、日本にいた時のような買い物に対する闘志は・・・もうないですねえ。

 

皆さんは何を買いますか??

 

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