ギリシャ★アテネより愛をこめて★ From Athens With Love

ギリシャ旅行、アテネ観光情報、 ギリシャウェディング情報 ギリシャ生活秘話、旅行に役立つ裏話、 国際結婚悲喜こもごも、子育て、日々の雑感など

子育て

ギリシャ、5月1日の花輪(ステファニア)作り

日本は子供の日ですね。うちの娘たちは、半分日本人といってもずっと外国に住んでいるので、日本文化に触れさせる機会も少なく、日本の習慣を教えるのは大変です(-_-;)。

去年は、日本人会の育児サークルで、大型のこいのぼりなんかを作って、歌を歌って、喜んでました。
いつも思うんですけど、「こいのぼり」の歌って、なんでお父さんと子供たちしか出てこないのかな??
お母さんは、どこ?

そして、ギリシャの習慣を教えるのも、うちの旦那は無頓着なので、私の担当です。
5/1はギリシャでは、「プロトマイヤ」と呼ばれ、お花のリース(ステファニア)を作る習慣があります。春の花、輝く季節を楽しむために自然の中にくりだし、野の花を摘んでリースを作り、家のドアにつるすのが本来の方法ですが、都会のアテネには野の花っていってもね・・・
仕方ないので、近くの公園で、ケシや黄色いマーガレットみたいな花や猫じゃらしを少し摘んで、足りない分は花屋でカーネーションを買って補いました。
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こちらはお店屋さんで作ったもの。さすがプロ!
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昔は、入れる植物の種類によって、違うご利益があると考えられていたそうです。オリーブを入れると家に福が来るとか、魔よけには、リースの真ん中に、にんにくをつるすとか。おもしろいですね。

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ロイヤルウェディング

イギリスのロイヤルウェディング、素敵でしたね。
私は、ウィリアム王子のお母さんだった、故ダイアナ妃の大ファンだったんです。
あのブロンドのショートカットの髪形とか、綺麗な色を着こなすファッションとか、憧れで(*^_^*)。
自分が背が高いのがコンプレックスでしたが、ダイアナ妃を見てから、背が高いのもいいかな、と思ったり。
ですから、あの事故のニュースはショックでしたー。
王子が幸せな結婚をされて、天からエールを送っているでしょうね。

メディアの間では、ケイトさんは「cute」で、ダイアナ妃は「beautiful」なんだそうです。
確かに、ケイトさんの方が、なんとなく親しみのある美人ですね。

ケイトさんのドレスも、とても似合ってましたよね。今年は、あれに似た、ノーブルなウェディングドレスがはやるのかしら・・・このドレス、当日まで内緒だったようですね。レースの花模様や透け具合も上品で、首周りのカッティングも絶妙、トレーンも長すぎず、個人的には好きなデザインでした。髪形も華美でなくシンプルで、花嫁の美しさを逆に際立たせているように感じました。私は、仕事柄、たくさんドレスを見ているのですが、日本の皆さんも、実に自分の個性を生かしたドレスを選んでこられるなあ、といつも感心します。日本の若い人って、おしゃれに敏感なんですよね。そして、来賓の方の帽子のバラエティーも圧巻でしたね。さすが、イギリス!!!他の国ではあり得ない帽子のデザイン、大きさ、存在感だと思いませんか??来賓のベッカム選手も、相変わらずかっこよかったです(隠れファン)。

お二人の、大学でのなれそめや、その後のストーリーなども、好感が持てました。お幸せに!

ロイヤルウェディンググッズもたくさんあって、イギリスもかなり経済効果があるのではないでしょうか。
最近、明るいニュースがないので、こういうニュースは嬉しいです。
娘たちも、本物の王子様とお姫様の結婚式に、目がくぎ付けでした(笑)。やっぱり、王子様との結婚って、憧れなんでしょうか???白雪姫とか、シンデレラとか、人魚姫とか、みんなそうですもんね。日本の皇太子の写真を見せて、「この人が日本の王子様だよ」と言ったら、ちょっと不思議そうな顔をしてましたが(-_-;)。
ウィリアム王子とケイトさんがキスした時には、なぜか、娘たちの方が照れていて、笑えました。

でも、ギリシャでは、それほどフィーバーはしていないかも??NETというチャンネルの9時のニュースをずっとつけて待ち構えていたのに、いつまでたっても放映されず、やっと30分位たったらこのニュースが出てきました。まあ、ギリシャは、人の国のお祝い事を喜んでいるような状態じゃないので・・・日本も同じかもしれませんね。

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ギリシャの子供に人気!クレイジー・ブレスレット

小学校と幼稚園の子供たちに、1年前位からずっと人気なのが、トレロ・ブラヒオラキ(英語ではクレージー・ブレスレット)というブレスレットです。

おもちゃなんですが、色んな色、色んな形の輪ゴムみたいなもので、それをコレクションしたり、交換したりして遊ぶみたいです。たまに、100本位、腕にしている子もいます(*^_^*)。これ、輪ゴムみたいにのびるんですが、形状記憶していて、取るとまた、元の形に戻るのがミソです。

DSCF8656キラキラバージョンとか、人気キャラクターバージョンとか、新製品も常に出ています。

一袋2ユーロ位で、おもちゃ屋さんやキオスクにも売ってるので、子供向けのお土産にもいいかも・・・

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海の見える公園 フリスボスパーク

パスハの休みは、近場で子供の遊び場を開拓していました。

 

アテネ中心部は車が多くて息が詰まる、子供の遊び場が少ない、自然が少ないと嘆いていましたが、ちょっと足を伸ばせば、結構良い遊び場、散歩やリラックスができる場所があります。

 

フリスボスパークは、シンタグマからSEF行きのトラム(路面電車)で30分ほどの距離にある、海岸沿いの公園です。昔は、かなり古くてさびれた感じの場所でしたが、この数年で、かなりおしゃれな場所に生まれ変わりました。 DSCF1197

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トラムの「パルコ・フリスヴ(Parko Flisvou)」駅で降りると、駅前にすぐ広がる広大なスペース。

まず、子供連れに嬉しいのは、遊具の充実した公園。大きい子向け、幼児向け、とスペースの分かれた公園があり、新しい大型遊具が充実しています。アテネの公園では珍しい砂場、縄でできたジャングルジムのような遊具、チューブ型の大型滑り台、迷路のような遊具など、子供は喜んで走り回り、迷子になってしまいそう。これが無料なんて、本当に嬉しい限り!

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そして、これまた素晴らしいのは、この4月にリニューアルオープンしたばかりのカフェ。トラム駅前にあるので分かりやすいし、とても広々としています。屋内スペース、屋根付き・屋根無しの屋外スペースがあり、これからの時期はかなり混みそうですが、ギリシャ人は屋外好きなので、屋内なら比較的空いています。屋外スペースの前は、柵で囲われた小さな公園になっており、幼児向けの遊具がたくさん設置してあるので、カフェと公園を行ったり来たりしながら、子供も大人も楽しむことができます。カフェといっても、飲み物だけではなく、ポテト、オムレツ、ポーク、サンドイッチ、トースト、パスタなどの軽食もあり、食事をすることも可能なので便利ですね。

 

カフェを出て左側に行けば、前述の遊具の充実した公園入り口がありますが、右側に行けば、芝生やベンチのあるオープンスペースもたくさんあるので、お弁当持ちでピクニックにも最適。

海沿いは遊歩道になっているので、食後のお散歩もお勧めです。でも、柵がないので、落ちないように気を付けて・・・夕暮れ時も夕日が素敵です。

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ちょっと時間のある方は、隣のフリスボス・マリーナに足を伸ばせば、また違った風景に出会えます。海沿いの遊歩道をピレウス方面に歩いても行けますが、トラムの隣の駅「トロカデロ」駅前にあるピア・ワンという場所は、個人のクルーザーなどが係留されている港で、カフェやお店が一列に並び、お金持ちの白いクルーザーと海を眺めながらの散策やお茶も、おしゃれで格別です。ただ、こちらは子供向けではなく、大人向けの場所ですね。

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ギリシャといえば海!と思っている方、子連れ旅行の方は、ちょっと足を伸ばす価値のある場所です。

 

トラム乗車の際は、チケットを買い、ホームにある機械で刻印することを忘れずに!無刻印が見つかると罰金を取られます。このチケットは、1時間半以内なら、他の交通機関(トローリー、メトロ、バスなど、但し長距離バスや空港バスなどは不可)でも有効です。また、下車する際は、バスのように降車ボタンを押さないと、通過する場合がありますのでご注意下さい。

 

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3月25日 独立記念日

3月25日は、ギリシャの大切な祝日、独立記念日でした。

 

ギリシャが、14世紀頃から続くオスマン帝国(トルコ)支配時代に舐めた辛酸は相当なもので、「自由を!さもなければ死を!」をスローガンに独立戦争を開始した1821年は、忘れてはならない年です。独立記念日は、ギリシャ国民にとって、大変な犠牲を払って勝ち得た自由と平和の価値を、再確認する日です。青と白の、いかにもギリシャらしい国旗が街中にたなびいていました。

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今年も、シンタグマから始まるパレードに行ってきました。国会議事堂前での式典の後、11時過ぎから始まり、1時間ほど続く恒例のパレード。パレードの通るパネピスティミウ通りは、オモニア広場まで黒山の人だかりです。国旗を手に握りしめ、民族衣装に身を包んだ子供も見かけます。

 

次々と目前を通り過ぎる迷彩色の戦車、ジープ、消防車、救急車、船・・・空にはヘリコプター、戦闘機、偵察機の実演飛行。陸・海・空軍、警察、鼓笛隊、消防隊、など、真剣な面持ちで行進するパレードは圧巻です。耳をつんざくような戦車や戦闘機の轟音は、テレビでは実感できない体験です。ちなみに、ギリシャは、今でも男性は兵役があります。

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軍隊のパレードとは対照的に、微笑ましいのは、子供達のパレードです。小太鼓のリズムに合わせて、国旗を持って行進する子供達。各地域を代表する民族衣装や、歴史的英雄・チョリアス(国会議事堂前に立っている兵隊)の衣装も華やかです。

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子供達は、幼稚園から、独立戦争に関する詩や歌、英雄について学びます。工作で、英雄の顔の額を作ったり、兵隊さんの帽子を作ったり、国旗を作ったり。歌の内容はかなり難解で、独立戦争時に、いかにギリシャ軍が勇敢に戦ったかを物語風に伝える歌、国旗を称える歌、愛国心を表す歌、戦争の悲惨さを歌った歌、など、様々です。幼稚園児が鼻歌まじりに歌っていると、ちょっと不気味ですが・・・自分の国の歴史を次世代に伝えていくというのは、大切なことだと思います。

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ちなみに、うちの娘が学校の式典で暗唱した詩の内容は、次のようなものでした。

 

「もう忍耐の限界だった。ギリシャ軍一丸となり、トルコを撃退した。

ギリシャ人は、自由なしでは、決して生きていけない!」

 

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アテネにスケート場ができた

うちの近所にパネニリオスという総合運動施設があり、長女はそこの水泳教室、次女は体操に通っているのですが、夏には子供向けのサマープログラムが色んな種目であり、重宝しています。

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もちろん、大人向けのスポーツ教室もたくさんあり、気軽にスポーツを楽しむことから、オリンピック選手養成まで、幅広くやっています。

広いグラウンド、体育館、サッカー場、プールなどがあり、カフェや、「PUMA」のスポーツ用品店も入っていて、バーゲン最後の時期は70%引きのセールになるため、その店だけは、私も良く利用しています(笑)。DSCF0509

広いプールは大人向けに一般公開しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

アテネでは、常設のスケート場というのが(私の知っている限りでは)ありませんでした。たまに、期間限定で、小さなスケート場がイベント広場みたいなところにできたりすることはあったのですが、この冬から、パネリニオスの設備の中に、スケート場ができました!テニスコートくらいの広さしかありませんが、スケート人口が少ないせいか、いつもガラガラにすいています。子供から大人までの貸し靴もあり、ちょっと値段は高いけれど、維持費を考えると仕方ないかな、という感じ。(スケート場 8ユーロ/H、 貸し靴 2ユーロ/H)入り口はマブロマテオン通り沿い。ちょっとわかりにくいけれど、大きい室内プールの横を通り過ぎて、奥の左側です。

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長女は、この冬に日本に一時帰国した時に初めてスケートを体験し、私も何十年ぶりに!やってみましたが・・・怖かったー。親子で、ペンギンの様にヨチヨチ歩きでした(苦笑)。アテネに帰ってきてからこのスケート場の新設を知ったので、こちらでも滑る機会ができたのは嬉しいことです。

 

PANELLINIOS 体育協会

Mavromateon 26, Pedion Areos  tel:210-8834408

(電車Line1 Victoria駅から徒歩3分、アレウスパーク隣)

 

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最近の長女のこと

5歳の長女に、痛いところをつかれてしまった。

 

最近、とみにしっかりしてきたのは良いけれど、結構鋭くて驚くこともある。

「ママ、明日、新しいシーツに取り替えてね。10月から同じのだよ。」・・・って、言われて、さすがに10月からってことはないけれど(苦笑)、そういえば最近、冬場で汗もかかないし・・・と思って、変えるのをさぼってたなと反省。ごめんごめん。

 

また、同じアパートのあるおばさんになついていて、「○○○おばさんのところに遊びにいきたーい!」とせがむので連れていったら、「ママは帰っていいよ。仕事は静かなところでしたいんでしょ。」と、見透かされたような発言。これも、アイタタタ・・・痛いところをつかれた。確かに、忙しいときはちょっと邪険にしたこともあったよね。ごめんごめん。

 

歯がはえるのが遅い遅いと周囲が心配していた長女なのに、もう、下の歯が2本グラグラしはじめた。歯の裏側をのぞいてみると、下から永久歯が顔を出している!本人も、大人に近づいた気がしたのか、とっても嬉しそう。

大好きな水泳も、練習はちゃんと行っているのになかなか上達しなくて気をもんでいたけれど、最近、やっと上のクラスに上がれた!子供用のプールから、いきなり大人用の足の着かないプールにうつることになり、更衣室には保護者は入れないので、着替えも用意もすべて、自分でしなければならなくなった。今まで甘やかしてきたから、自分一人でできるのかなーと不安になり、家でリハーサルをした。泳げる私でも足の着かないところは怖いのに・・・恐がりの長女のこと、最初の日は心配したけれど、なんとか乗り切り、その成長ぶりに感動の涙。最初の頃は、泣いてばっかりいたのに。

 

ギリシャ語の文字を書くのも随分うまくなって、最近、旦那の書いたお手本を見ながらだけれど、ある子供向けの雑誌に手紙を書いて、絵と一緒に投稿したら写真入りで掲載されて、これも良い記念になった。義父母も、近所の人に見せるんだと大変な喜びようで・・・

 

「ママは忘れんぼちゃんだから」と長女にからかわれながら、きっと、私の方が御世話になる日も近いんだろうなー、と思ってしまう。その時は、よろしくお願いしますーー。

 

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ギリシャ国家記念日(オヒ・デー)のイベント

10月28日は、ギリシャの国家記念日(祝日)でした。

通常「オヒ・デー」と呼ばれていますが、ギリシャ語で「OXI(オヒ)」というは

NO」の意味です。

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1940年10月28日、ムッソリーニ率いるイタリア軍がギリシャに侵入してきて、占領しようと試みた時、イタリア軍の「降伏するか」の問いに、ギリシャのメタクサス将軍が毅然と「オヒ!(否!)」と言って拒否したことが、この「オヒ・デー」の由来です。

 

圧倒的に不利な状況であったにもかかわらず抗戦の道を選択し、イタリア軍と厳しい山岳戦を闘い、最後には見事にアルバニア国境を越えて撃退した、記念すべき日なのです。誇り高いギリシャ魂と、自由への強い意志を感じるエピソードです。ギリシャには、「自由か、さもなければ死を!」という、独立戦争時の有名なスローガンがありますが、これはギリシャ人の気質を象徴しています。

 

さて、この日は祝日で、様々なギリシャの街でパレードが行われますが、この日の数日前には、学校でもパレードやお祭りが行われる習慣となっています。まだ意味も良く分からない幼稚園の頃から、こういう行事が行われるということによって、自然と愛国心が育ち、歴史に興味を持たせることができるのですね。この記念日に関する歌も多くあり、かなり難しい歌詞なのですが、語呂が良くできていて節が単調なので、子供は、お経のようにすぐ覚えてしまいます。学校のイベントでは、これらの歌を合唱し、生徒が一人ずつ詩(台詞)を斉唱したりします。

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ギリシャの有名な詩人、ソロモスの「自由への讃歌」が原詩となってできたギリシャの国歌や「国旗」という歌では、ギリシャ人の自由への熱い思いを歌い、「ドゥーチェ(ムッソリーニ)が軍服を着る」では、イタリア軍との山岳戦で、ギリシャ兵がいかに勇ましくイタリア軍を撃退したかを歌い、「ギリシャは決して死なず」という歌では、ギリシャの栄光と威信を歌っています。

 

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長女の幼稚園では、当時の新聞のコピーをくれ、「家でこの日のことを話し合って下さい。」との宿題が!(私には歯が立ちませんね。)ムッソリーニやメタクサ将軍の写真などが載っていました。 

ちなみに、幼稚園年長の長女と保育園に通う次女も、園のイベントで言う台詞をもらってきましたのでご紹介しましょう。ギリシャは演劇発祥の地ということもあり、小さい頃から、人前で台詞を言う機会や、演劇の催しがとても多いような気がします。こうやって、度胸がついていくのですね。

 

 

長女の台詞

「この記念すべき日、一同集え、国旗を高く掲げよ、志を高く持て!」

 

次女の台詞

「全ての民が、今日、私たちと共に祝う。偉大なる我々の祝祭、我々の勝利をたたえよ!」

 

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聖ディミトゥリオスの日

 ギリシャで、明日10月26日は、聖ディミトゥリオスの日です。ギリシャはギリシャ正教の国なので、1年のうちには、聖人を記念する日がたくさんあります。この10月末の聖ディミトゥリオスの日あたりからギリシャでは冬が訪れると言われ、この週末から冬時間に変わります。

 

さて、聖ディミトリオスとは、どんな人だったのでしょうか?

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聖ディミトリオスは、ギリシャ第二の都市、北部テッサロニキの裕福な家庭に生まれ、青年時代にはローマ軍に従事していましたが、キリスト教に出会って洗礼を受けてからは、教義の流布、宣教の道に励んでいました。

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しかし、当時、ギリシャを支配していたローマ帝国の皇帝マクシミアノスは、キリスト教を弾圧していました。

 

そして、皇帝がテッサロニキを訪れ、聖ディミトリオスの噂を聞くと、彼を牢屋に投獄してしまったのです。しかし、聖ディミトリオスは、牢屋の中でさえ、宣教の道を諦めませんでした。

 

当時、ローマ帝国支配の時代には、皇帝の娯楽のために、様々な競技が開催されていましたが、千客万来のあるスタジアムでレスリングが行われた時、当時の怪物レスラー、リエオがキリスト教徒に対戦を挑みました。

「キリスト教徒のやつは、相手になるぞ。誰でもかかってこい!キリストとやらの力を借りて、俺に打ち勝ってみろ!」怪力・巨人の彼の前には、恐れて誰も志願しませんでしたが、遂に、ネストラという若者が、キリストが冒涜されることに堪えられず、戦う決心をしたのです。

 

彼は、こっそりスタジアムを抜け出し、聖ディミトゥリオスが投獄されている牢屋に行き、彼から神の祝福の力を授けてもらい、帰還しました。戻ってきた彼は、自信満々に「俺が相手になる。キリストの力を借りて、お前に勝ってみせるぞ!」と挑みました。そして、試合が始まって最初の一撃で、なんと怪物レスラーを倒し、相手は息絶えてしまいました。キリストの力が勝利したのです。

 

この結果に激怒した皇帝は、ネストラと、祝福を与えた聖ディミトリオスを死刑にしてしまいました。

 

信者は悲しみにくれながら彼をお墓に埋葬しましたが、そのお墓から、没薬(もつやく:古代から、薬や香の材料として珍重されてきた樹脂、救世主の象徴とも言われる)がしみ出てきたという伝説があります。そして、後に信者は、テッサロニキに壮大な聖ディミトリオス教会を建て、街の守護神として崇め、現在では、毎年10月26日に、彼を偲んで、盛大なミサが行われるようになりました。

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実は、このお話は、長女が幼稚園でもらってきたプリントを訳したものです。長女と一緒に、私も、一緒にギリシャの勉強をさせてもらってます。

 

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育児サークルの運動会

大仕事が終わって、ほっとした週末・・・

 

何を間違えたか、自分の子育てもままならない私が、アテネ日本人会内育児サークルの会長になってしまってから、はや4ヶ月。

 

「異文化の中で育つ子供達に、日本語や日本文化を伝えたい」という趣旨で、会の発足から会則作り、運営、企画まで、他の役員の方と力を合わせて手探り状態でやってきましたが、結構、準備も本番も大変です。

7月は七夕会で笹の飾り付けや歌、8月は休みで、9月は夏休み報告会や絵日記、お月見の話と団子作り、本の読み聞かせ、秋の歌・・・などの活動をやってきましたが、先週の土曜日は、10月のイベント「運動会」でした。

 

年齢の異なる子たちが楽しめる競技、日本の昔からの伝統遊びなどを取り入れて種目を決め、この老体に鞭打って前日に長女とリハーサルをしたら、心臓バクバク・足ガクガクの息切れ状態。改めて、運動不足、体力の衰えを痛感。それに、昔良く遊んだ遊びでも、ルールが良く説明できなかったり、歌の内容が理解できていなかったり・・と、他人の子供にも教える側に立つとなると、責任重大です。でも、インターネットで調べると、情報が出てくる出てくる・・・本当に、今という時代は便利です。運動会の準備期間は、そんな情報集めでパソコンに張り付いていました。

 

恥ずかしながら、体育の日はいまだに10月10日の固定祝日だと信じていたし、10月10日は東京オリンピックの開会式の日だったという歴史も改めて知ったりして、自分の無知ぶりを思い知らされました。日本の伝統遊びについて調べていると、あんたがたどこさ、花いちもんめ、かごめ、等の歌に秘められる謎、解釈の色々など、子供の歌らしからぬ内容も多くてびっくり。花いちもんめの「花」は遊女を意味し、「勝って嬉しい」だと思っていたのは実は「買って嬉しい」の意味だという解釈や、かごめの歌は、徳川の埋蔵金のありかを示す歌だとか、姑が身重の嫁を後ろから突き落とす歌だとか、そんなおどろおどろしい解釈もありました。後、綱引きの「オーエス!」のかけ声の由来は海軍で、フランス語で「(帆を)引っ張れ」という意味だとか・・なんだか、「運動会クイズ」ができそうですね。結局、そんな蘊蓄も質問されることもなく済んで良かったですが・・・自分のためになりました(笑)。

 

ラジオ体操もやりましたが、これって、かなり日本的な物ですよね。日本にいる時は何も感じなかったけれど、ギリシャでは、まず考えられない(苦笑)。そういえば、日本を皮肉ったパロディー映画で、「日本には、こんな変なものがあるんだぞー!」と言いたげに、ラジオ体操をおもしろおかしく、からかっている映像があったのを思い出しました。でも、これはバカにできないですよ!いざ、やってみると、体全体の筋肉をくまなく使うように良く考えられていて、素晴らしいなと再認識。これから毎朝やってみようかな。長女も、ラジオ体操をやっているうちに「だんだん楽しくなってきた!」と言ってくれたので、大爆笑。

 

そして、運動会の本番・・・ヘルプがあったものの、大声で競技説明と実演、体にこたえました。

ゴム段の実演で、「上手―!」と褒められて嬉しかったけれど。

それにしても、子供達をまとめるって、大変な仕事ですね。大縄や、ゴム飛びや、ゴム段や、実演してみせると、皆、すぐにやりたがって、収拾がつかなくなってしまうんです。それから、氷鬼をやった時、皆が鬼になりたがるので驚きました。綱引き、二人三脚、中ぶつけも、結構、盛り上がりましたね。それから、男の子は、やっぱり活発。女の子2人でフーフー言っている私は、まだまだ甘い・・・というのが分かりました。

 

けが人もなく、無事に終わったのが何よりでした。最初は冷めた感じだったのに、だんだん、子供達の目が輝いてくるのを見るのが楽しかったです。(私に似て軟弱な長女は、途中でだれてましたが)それに、何よりも、「育児は育自」ということを再認識しましたよ。

 

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9月ーー新学期の始まり

長いと思っていた(やっぱり長かったかな?)子供の夏休みも終わりを告げ、ギリシャも新学期が始まりました。

今年は9月11日が始業式。始業式の様子は去年の記事をどうぞ。

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5才になったばかりの長女は幼稚園の年長組、3歳半の次女は別の保育園の年少組になりました。どちらも去年度からの同じ学校なので不安は少なかったのですが、長女の方の幼稚園で、ちょっとしたトラブルが!!

 

ギリシャでは幼稚園の年長組が義務教育に組み込まれたため、年長組の子供の人数がどこもパンク状態。公立の幼稚園では、年長組優先なので年中組の子供が入学できなかったりという話も聞きましたが、長女の通う私立の幼稚園では、なんと、年長組と年中組の混合クラスになってしまったのです。この年頃の1年の差というのはかなりなもので、長女と1年半差の次女を考えてみても、年長と年中を同じクラスにするのは、先生にとっても生徒にとってもマイナスになるような気がするのですが・・・

 

人数も、1クラス28名と大幅増、去年は17名位だったので、人口密度も激化・・・本来なら、建物の1階が年中クラス、2階が年長クラスで、長女も、年長クラスになったら、2階に行けると楽しみにしていたのに・・・・(涙)

 

今年度は年長の生徒数が激増し、年中の生徒数が少なかったので、苦肉の策で、年長と年中の混合クラスが3クラスできて、長女は、不運にも以前と同じ1階の教室に残留となってしまったのです。前に同じクラスだった友達のほとんどが2階のクラスに行き、長女を含め3名だけが1階のクラス。これでは、まるで年長に上がれなくて落第したような印象・・・(苦笑)。友達にも、Eちゃんは、また(まだ?)下のクラスのなのー?とからかわれそうです。

 

現に、1階クラス残留の長女の親友は、1階の教室に入ろうとすると、門番のようなおばさんに、「そこは年中組の教室よー!あなたは上でしょ?」と言われて、泣いてしまったとか。全く、従業員さえも現状を把握していない(怒)!繊細な子供の心を傷つけて良いのか!?

 

学校側に文句を言うと、「混合クラスの方が、学ぶことも多いんですよ。それに、1階の方が場所も広いし、仲良し3人組を一緒のクラスにしてあげたんですよ。休み時間には、上のクラスの子とも遊べますし。」と恩を着せるような回答。確かに、親友と同じクラスというのは、嬉しい計らいだけれど・・混合クラスになったら、今までやってきたこと(ギリシャ語のアルファベット、英語、フランス語などの勉強)をもう一度やるのか、それとも、年少の子がいる同じ教室で、一人の先生しかいないのに、別々のことができるのか、子供が28人もいて目が届くのか・・・と色々な不満や不安が吹き荒れて、長女の落胆も相当なものでしたが、私や旦那の落胆はそれ以上で、しばし落ち込んで無口になってしまったのでした。

 

しかし。これも、時の運。今は過渡期なので、ギリシャ中の幼稚園で何らかの問題が起きているはずです。一応、学校側には言うことだけは言って、後は、長女の楽しい幼稚園生活を、前向きに応援することしかできません。幸い、長女は幼稚園大好き。それでも、喜んで通園しています。

夜も、早めにお風呂に入り、朝も眠くて泣くことはなくなり、成長を感じます。

 

長女の親友のお父さんとの話で、「今度の先生は、上のクラスの先生よりも良い先生だし(お姉さんが幼稚園の時、その先生のクラスだったとのこと)、2階は2クラスで、1階は1クラスだから、1階の方が場所が広くて良い」などというポジティブな面も発見し、まあ、仕方ないか・・・と諦めモードです。

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さあ、また、毎日6時起き、寝不足とお弁当メニューに悩み、習い事の送迎に奔走する毎日の始まりです。

 

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海辺のレストラン

前回の日記から、なんと、1ヶ月近くたってしまいましたが・・・一応、元気でやっております。

 

35度以上の猛暑続きでいつもぐったりしているのと、子供が夏休みになってずっと家にいるので、パソコンに向かう時間がほとんど取れないのですー!パソコンをやっていると、「コンピューター終わり!」攻撃。きっと、母親の関心が自分ではない、他のものに向いていると、子供は焼きもちを焼くんでしょうね。当たり前のことです・・子供にとっては「ライバル」であるパソコンを壊されないように、ちょっと自粛モードです。

 

今年も、「夏と言えば海」の生活です。私自身は、日焼けが怖いお年頃なので海水浴はそれほど好きではないのですが、やはり、子供と海辺で過ごす時間は、ギリシャならではの楽しみです。

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先日行った、「EDEM」という海辺のレストランは、なかなか良いところでした。まあ、お味の方は、特にお勧めというわけでもないフツーのギリシャ料理ですが、特に何が良いかというと・・・子供を「放し飼い」にできるからです!我が家のように、3才児・4才児と一緒だと、レストランに行っても、食事はなかなかゆっくりできないのが現実。しつけの失敗か、じっと席に座っていられないわが子にヤキモキしながら、こぼさないかとか、グラスを割らないかとか、周囲の人やお店の人に迷惑にならないかと気が気でなく、食べた気がしないんですよね。

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その点、このレストランは、砂浜に席が設けられていて(もちろん、室内もありますが)、子供は、飽きたら前の砂浜に走って行って、遊んでいられるのです!隣は、EDEMの海水浴場になっています。親から目も届くし、子供は波と戯れたり、砂で遊んだり、自由気ままな放牧状態です。まあ、難点は、子供は遊びに夢中になって、ほとんど食事はそっちのけになることと、靴や服が汚れることでしょうか(苦笑)。でも、夏の夕暮れ時の空と海を眺めながら、ワインとメゼ(おつまみ)を味わうのは、至福の時ですよ。「あー、生きてて良かった!ギリシャにいて良かった!」と実感する瞬間です。

 

レストラン「EDEM」ポシドノス通り、トラム「EDEM」駅前

 

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子供の夏休み

ギリシャの学校の新学期は4月ではなく、9月です。6月中旬から学校は夏休みに入り、この3ヶ月もある長い期間をどう過ごすのか、これは親の頭痛の種でもあります。

 

日本のような宿題、自由研究、読書感想文、ラジオ体操、登校日、プールなど(って、私の子供時代の話ですが、今もありますよね??)は皆無ですから、子供達は暇です。日本のような娯楽施設もあまりないし、アテネの街中では公園などの遊び場所も少ないし・・・だいたい、親が共働きの家は、一体どうしているのだろう???といつも疑問です。おじいちゃん、おばあちゃんの世話になっている人が多いようですが・・・老体には、長期間の子守はきついですよね。

 

どうやって子供を飽きさせずに、しかも、有意義な休みにするか、この時期の過ごし方によって、子供の能力や成長に著しい差が出てくるのも当然でしょう。サマーキャンプに行かせたり、島にバカンスに行ったり、サマーハウスと呼ばれる別荘(結構、所有率高し!)や田舎で夏を過ごしたり。

 

でも、やっぱり3ヶ月は長い!長すぎる!

 

田舎もサマーハウスもない我が家では、とりあえず、長女はスポーツクラブのサマープログラムです。

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この、パネリニオスと呼ばれる運動施設は、広いグラウンドやプール、ジム、テニスコート、バスケットコート、サッカー場、道場、体育館などもあり、様々な運動競技を学べる学校のようなところです。

 

オリンピック選手の養成などもしており、色んな競技のチームを持っていたりして、かなり本格的な所です。

 

http://www.panellinios-ac.gr/pgs_home.asp

(ギリシャ語のみ)

 

幸い、子供向けに、色んなスポーツを手ほどきしてくれる夏限定のプログラムがあり、1週間ごとに申し込めるので便利。朝8時半から午後2時半まで預かってくれ、そこで、水泳、卓球、ボール遊び、陸上、リズム体操、お絵かき、ビデオ、などで子供の有り余るエネルギーを発散させてくれるので、私は大助かりです(笑)。でも、それも8月は休みなんですよね。8月は、色んな子供用の施設も休みになることが多く、やっぱり海しかないんだなあ・・・

 

余談ですが、ギリシャの学校にはプールがないので、ちゃんと泳げる人って少ない気がします。日本の学校では、体育の時間や夏休み、プールでクロールや平泳ぎ、背泳ぎ、飛び込みなんかをして、進級テストもあったりして、学校で泳ぎが学べるので、とっても恵まれているなあと羨ましく思います。

 

それにしても、連日の暑さ・・・・来週は42度!まで上がるそうです。

暑さに弱い私は、もう、生きているだけで精一杯で、エアコンに頼る毎日、電気代が心配です(涙)。

 

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長女のバレエ発表会

 日本では年度末は3月ですが、学校が9月始まりのギリシャでは6月が年度末になります。ということで、6月は、子供の学校や習い事関係で、1年の総仕上げの発表会が目白押しなので大忙しです。学校関係はもう終わったのですが、先日、長女のバレエの発表会があり、これでやっとイベントも一段落。

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長女の役は「ルルダキャ(花)」。こういう素人のバレエの発表会でも、演劇仕立てになっているのがギリシャらしいところです。子供から大人まで、クラシック、モダン、フラメンコ、社交ダンスなど、幅広い出し物があるのにもかかわらず、「森の散策」という題名で一つのストーリーにし、森の精が、森の中の色々な動物・情景を、幼い男の子の夢の中で案内する・・・という設定です。ミツバチ、花、風、火、うさぎ、蝶、クジャク、きつね、葉、夜、ジプシー、虎・・・など、それぞれの踊りがテーマを持って振り付けされていて、衣装なども楽しく鑑賞できました。

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いつも思うのですが・・・リハーサルの時は、こんなんで大丈夫なんだろうか・・・とこちらが心配になるのに、本番は、それなりにちゃんとなるのは、さすがに土壇場に強いギリシャ人です。ギリギリのところで、いつもなんとかうまく収める能力は脱帽です。

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長女は、最初はスキップさえできなかったのに(苦笑)、そして、リハの時は、間違えてばっかりだったのに、なんとか本番はうまくやっていました。相変わらずちょっと、人よりワンテンポずれていたけれど(人の振りを見てから動いているため・・・)、本人も楽しんでいたようなので、それが一番良かったです。そして、やっぱり女の子なんですねー、お化粧やマニキュアに興味津々で、私の、お蔵入りになっていた化粧品やマニキュアを引っ張り出してきたら、目が輝いて、全部の色を試したいという始末・・・新しいマニキュアも自分で色を選んで、一本買わされました。(赤のラメ入り!!)

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それにしても、幼稚園の頃から、子供が人前に出る機会の多いこと!こうやって、ギリシャの子供達は度胸がついていくのですね。テレビでインタビューを受けている子供なんか、ほんとにしっかり、大人顔負けの自分の意見を言っているので驚きます。ちょっと引っ込み思案な長女も、だんだん変わっていくのでしょうか・・

 

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駆け足で過ぎる毎日

 最近、長女のイベントが多すぎて疲れ気味・・・

お友達のネームデーや誕生日のパーティーもそうだけれど、幼稚園が6月中旬から夏休みに入るので、学年末の色々な催しがあるのです。

 

先日あったのは、ミニテニスの発表会とイソップの演劇。

 

 

体育の時間に、長女はミニテニスをやっているらしいことは知っていたけれど、その発表会の場所は、なんと2004年アテネオリンピックのメインスタジアムだったOAKA。

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なんでまた、そんな大袈裟な所で・・と思ったら、幼稚園が10校位集まって、合同の発表会でした。主催も、学校ではなくて、子供にテニスを教える団体(会社?)で、その会社が、長女の幼稚園にテニスを出張教授に来ていたというわけです。子供達が順番に、コーチが近距離から投げるボールをフォア、バック、ボレーなどで打ち返すだけのことなのですが、テニスって、やっぱり難しい。ラケットも大人用の物だったし、かなり幼稚園児には負担なのでは??案の定、わが娘はほとんど空振りばかり・・・まあ、ラケットのどこかにボールがまぐれで当たればご愛敬・・といった感じでした(苦笑)。でも、ボールを1バウンドしてからラケットに当てるということは、単純そうでいて、ボールとの距離感の取り方、ラケットを引くタイミング、当てるタイミングなど、色々なことがからみあっていて、結構、高度な作業なのですね・・

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それにしても、久しぶりにOAKAに来てみると、2004年のオリンピックの興奮が蘇るようでした。あの頃、私は次女を妊娠中、オリンピックの仕事もちょっとして、観戦にも足繁く通っていたのでした・・・

 

 

次は、演劇。ここがギリシャで、演劇が歴史的にも盛んだったせいか、幼稚園でも演劇に力を入れています。この間、クリスマスにもやったばかりなのに、また大掛かりなもの・・・せりふを覚えさせて、土曜日にリハーサルにまでかり出されたり、衣装代に4000円位も払って・・・結構、親の負担も大変です。これまた学校ではなく、「ブロードウェイ」という大袈裟な名前(!)の外の劇場で夜やるのです。イソップの物語で、みんな動物の役なのですが、うちの娘は「ふくろう」。でも、バレエのレッスンとかち合ってしまった!バレエの発表会ももうすぐあるので、レッスンも休ませたくないために、かけもちではしご・・・はあ、疲れる。でも、一応、せりふも間違えずに言えてホッと一息。

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駆け足で過ぎる毎日・・・次女の保育園や習い事もあるし、自分の仕事や家事に追われ、ゴールのないマラソンのようです。夜は200%の疲れでベッドに倒れ込み、泥のように眠る毎日。

 

でも、お役ご免になったら、それはそれで寂しいのだろうと思い、今は頑張るしかないですね・・・

 

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子供用の図書室ができた!

私は日本に居た時は図書館が大好きで、良く入り浸っていました。本の他にもCD、雑誌、新聞などもあるし、夏はクーラーもきいて静かなオアシス・・・閉館時間まで良くねばっていました。日本のような、充実して居心地の良い一般向けの図書館は、ギリシャにはありません。まず、貸し出すと、本が戻ってこない確率が高いし、汚されたり、必要なところだけ破かれたりすることが多いからなんでしょうね。日本では、一応、ちゃんと返す人がほとんどだという前提に基づいて、あの図書館は成り立っているのでしょう。

 

ギリシャ人は、一般的にあまり本を読まない民族のようです。本を読むより、カフェでおしゃべり・・といった感じでしょうか。需要が少ないせいか、本も高いです。交通機関の中や、待ち時間に本を読んでいる人は、ほとんど見かけません。日本のような軽くて小さい文庫本もないので、持ち歩くのに不便だということもあるでしょう。ペーパーバックの本は、あの藁半紙のような紙と、すぐページが取れてバラバラになってしまう製本の悪さで、いつも閉口します。日本の本は、製本も紙質も、本当に優れているなあと実感・・・子供には、是非、本好きに育ってもらいたいと願っている次第です。

 

先週、アテネ日本人会の新しい事務所の中に日本の児童書を集めた図書室ができたので、長女を連れて行ってきました。

 

アテネは、ギリシャの首都なのに、他の外国の首都と比較すると日本人は少ない方で、駐在企業もどんどん撤退してしまうので、子供の数も激減。ついに、日本人学校も去年閉鎖になってしまいました・・・

娘たちは、日本人学校に行かせる予定はなかったですが、色々な日本の行事や運動会、バザー、図書室、夏期の体験特別授業などもあって頼りにしていたので、閉鎖になった時はショックでした。

 

日本人学校の閉鎖後、図書室の貴重な本をどうするかという問題が持ち上がり、経費・場所・手間の問題もあって、図書も散逸の危機に瀕していたのですが、このたび、遂に、日本人会の新事務所に図書室を作ってもらう運びになったのです。日本の本は、外国に住む子供にとって、祖国を知るための大切な宝です。日本から送ったら重くて送料も大変。子供はどんどん成長するし、必要になる本はきりがありません。この本を残すためにご尽力頂いた方々に、本当に感謝しています。そういう場所があれば、これから拡充したり、何かの交流の場にもなりうるので、楽しみです。

 

その子供用の図書室に長女を連れて行ったら、早速、写真の多い図鑑に夢中になり、ずっしりと重い図鑑(植物、昆虫、鳥など)を4冊も借りてきてしまいました。蝶の種類の多さや、花の美しさに歓声をあげ、栽培方法などにも興味津々。でも、なんて書いてあるのか説明しろとせがまれて、私も大変になってしまいましたが・・・そういう興味や探求心が大切ですものね。それに、私の知らないことも一杯のっていて、勉強になりました。

 

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ギリシャ人と別荘

随分前になりますが、長女の幼稚園の友達の別荘に招かれて行ってきました。別荘といっても、アテネからバスで1時間ほどの便利なところにあり、気軽に毎週でも行けるのが魅力です。

場所は、ラフィーナというアテネの東側の海岸沿いにある街で、ラフィーナ港は、ピレウス港ほど大きな港ではないですが、様々な島への連絡船が出ています。周囲は適度に自然も残っているし、水の綺麗な海水浴場もあり、夏の滞在にはもってこいです。

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ギリシャ人にとって、海辺の別荘(サマーハウス)は憧れです。といっても、かなり多くの人が持っていることに驚きます。まあ、親から受け継いだ財産ということも多いのですが。オリンピックやユーロ導入以降、物価や地価がとんでもなく高騰してしまった今では、自力で購入するのは、かなり難しい状況になっています。外国人資本もかなり入っており、値段の高い良い場所は外国資本に抑えられてしまって、ギリシャ人には手が出ないという皮肉な事態にもなっています。義姉が島に別荘を建てようと場所を探していた時、良い場所はお金のあるドイツ人や北欧の人が皆買っていくとぼやいていました。

 

さて、話がそれましたが、長女の友達の別荘も、親から受け継いだもので、アパートではありますが、広い屋上からは海や山が眺められる景色の良い所です。長女は屋上の風車、三輪車での遊びに大喜び!部屋には貝殻や木の実や、郊外ならではの遊びの道具があふれています。一歩外に出れば、一面の菜の花が綺麗でした。

港やバス停からも近く、便利。夏は、ほとんどここで過ごすということで、毎日、近くの綺麗な海で海水浴を楽しめるのです。

 

アンチ別荘派の私も、ふとここで考えてしまいました。別荘というと、家財道具はまた一式必要だし、留守中の盗難なども心配だし、結局自分が掃除や料理もしないといけないし、往復で疲れるし・・・などと考えて別荘なんかいらない(買えないけど〜)と考えていた私ですが、子供が遊ぶ環境としては、やっぱり捨てがたいなあ・・・と。自然の中で遊ぶ機会――虫、星、花、木、動物、海、山・・・などにふれることは、アテネの都会ではやっぱり難しくて、田舎もないので、ひ弱になりがちの子供。長女の水泳教室に新しく入ってきた友達も、赤ちゃんの頃から、別荘の海で水に親しんでいたので、恐怖心もなく、すでに泳げるのだという。それにひきかえ、半年も通って、まだ泳げない長女・・・

他の子は北の方に田舎があるので、スキーに親しんだり・・・・・・と色んなことで、すでに差がついているのですよね。

 

まあ、うちの子供達には、日本での生活という貴重な体験があるけれど・・・強い子に育てるために、小学生になったら、ガールスカウトに入れようかと思ったりしています。

 

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我が家のアポクリエス

アポクリエス(カーニバル)も終わってしまいました。

うちの子供達の仮装は、今年はこんな感じでした。(右の二人)

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長女は「眠れる森の美女」次女は、「三銃士」。次女はやんちゃなので、男の系の格好が良く似合います。調度、お姫様と護衛の騎士、という感じで良いペアになりました(笑)。その格好で幼稚園でビュッフェパーティー(子供だけ)をやったり、長女の幼稚園のクラスメイトの誕生会に行ったり、バレエ教室の仮装パーティーに行ったり、義父母と共にレストランへ行ったり・・色々、衣装も活躍しました。

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この長女のクラスメイト(赤いつなぎを着た右側の子)は、トゥリアンダフィロス つまり、「薔薇」という名前の少年です。このギリシャ語は、「30枚の花びら」というような意味にも取れますが、実際に薔薇の花びらを数えてみたら、なーるほど、30枚くらいありましたよ!

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こちらでは、子供の誕生パーティーは、ペドトポスと呼ばれる遊具付きカフェ(最近、日本でも親子カフェというのができてきましたよね)で行われることが多いです。ここなら、家が破壊される心配もなく、料理に頭を悩ませることもなく、掃除もしなくていいし、子供達が飽きることもなく(子供の面倒を見てくれるスタッフがいます)、時間も制限つきだし、本当にママにとっては大助かりの場所です。

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こちらはバレエ教室のパーティーです。奥の方に見えるカウボーイ風の人と、チャイナドレスになぜか日本髪のかつらをつけているのが、バレエの先生ですが・・やっぱり勘違いですね(苦笑)・・

バレエ・・といっても、適当に踊ってるだけですが・・ひとり一人、自由に踊る場面もあって、中には才能の片鱗を見せている子もいましたね。そうそう、一番上の写真の左に映っている子は、ブレイクダンス風の踊りが上手でした!うちの子は・・・ユラユラしているだけでしたが。

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アテネでも花粉は飛んでいる

最近、アテネもめっきり春らしくなって、ウキウキなんですが、「グズグズ」なんです。グズグズ・・・というのは・・・そう、花粉症です(涙)。いつも体がだるくて、アレルギー持ちの私は、この季節が辛いです。アテネも飛んでますよー、花粉。見えなくても、すぐ、くしゃみの体センサーが反応するから分かります。考えてみれば、こちらに来て数年は、花粉症もほとんどなかったように思いますが、アレルゲンが日本と変わったからなんですね・・飛んでいる花粉の種類が違うから、最初は体も耐えられたけど、8年もたって、そろそろ忍耐のコップが一杯になると、体が「もうイヤだー!」と悲鳴を出して反応し出したのですね。でも、こちらは、もちろん、日本のような花粉症グッズは売っていません。一応マスクは売ってますが、そんなの街中でしてたら、変質者です(涙)。

 

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アテネでは、こんなアーモンドの花が満開で綺麗です。これを見ると、いつも日本の桜を思い出します。公園では、カモミールの白い花や名も知らぬ野草の花が可愛く咲いていて、散歩には最適の季節なのですが・・・どうも公園に行くのが怖い今日この頃・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐったりしているうちに、あっという間にお雛様も終わってしまいました。母からプレゼントしてもらったお雛様を、1週間くらいは出して飾ったのですよ。折り紙でお雛様を作ったり、ケーキをデコレーションして遊んだりもしました。といっても、スポンジから作る元気はなくて、スーパーで売っているスポンジ台を買ってきて、それに生クリームと旬のイチゴでデコレーションしたら、なんとなく、かっこがつきました。

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甘党の長女は大喜び!!やっぱり、買ったスポンジでは、味はイマイチなのですが・・・飢えたオオカミのごとく、食らいついてました(笑)。もちろん、作る途中で、クリームをなめたり、イチゴをかじったりと、ピンハネもしてましたし。花粉の季節が終わったら、今度は、スポンジから挑戦しよっと。

 

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子供服はバーゲンでまとめ買い!

最近のアテネは、本当に寒いです。毎日雪でも降りそうな寒さで(山の方では降ってます)、スキー場の空気を思い出します。次女の保育園や、長女の習い事も、ついサボりがちで・・・でも、風邪をひいたら元も子もないですからね。

 

さて、ギリシャの2月はバーゲンシーズン。もう始まってしばらくたつのですが、2月末まで冬物バーゲンです。今から買っても、この寒さのために、十分活躍しそうです。今年は、バーゲン初日と2日目に来年の冬の子供服をまとめ買いし、その後は自粛しています(笑)。この、初日、というのは鉄則ですね。バーゲンのちょっと前に下見に行き、買う物は決めておいて、当日は指名買いです。だいたい、3割から5割引なので、すぐに着られなくなってしまう子供服は、バーゲンシーズンにしかほとんど買いません。

 

ギリシャは、子供服の店がたくさんあります。日本だと、子供服専門店って、街を歩いていても、あまり見かけないですが、こちらでは、本当にあちこちで見かけます。例えば、シンタグマのエルムー通り近辺だけでも、何店あるやら・・順番に紹介していくと・・・

prePrenatal(イタリア):エルムー通り入ってすぐの道を右折したところ。子供服や赤ちゃん用品、妊婦用品、ベビーカー、ベッドなどがある総合店。デザインも色遣いもなかなか可愛い。プーさんなどのキャラクターデザインも扱っているので、良く利用する。

ouger(ギリシャ):前にも記事にした子供専門の靴店。革靴の色遣いがかわいくて、足にフィットするデザインで、大好きなのだけれど、値段が高くてめったに買えない・・・

 

 

 

 

 

 

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Zara(スペイン):地下が子供服売り場。ここは、なんといっても値段が安い。デザインも可愛いし、品質も前よりは良くなっている感じで、我が家はリピーター。1シーズンだけと思っても、気軽に買える。

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Lapin House(ギリシャ):デザインがちょっと好みでないのと、高いのであまり利用しないけれど、赤ちゃん用品などもあって、店舗数も多い。

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Marks&Spencer(イギリス):デパートの中の1フロアに子供用品が。下着や靴下、パジャマなど、複数セットになっているものが、品質が良くてお買い得感がある。

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Mother care(イギリス):ここは、イギリスの正統派な感じの服が多くて、好みのデザインが多い。お出かけ用のドレスなど、ここで良く買う。知育オモチャや赤ちゃん用品、妊婦用品も充実している。赤ちゃん用の食器・カトラリー類、おまる、ベビーバスなどはここが良いかも。

ベネトン:ここは、ご存じの通り、色がカラフルで楽しい服が多いので、Tシャツなど、普段着用が重宝する。

 

この他、エルムー通りにはないけれど、mandarinoは、可愛いワンピースを良く見かけるので、クリスマス用に、良く買います。Alouetteは、帽子や小物、髪飾りなどが可愛い。fancy juniorはイギリスのショップで、小花模様のパフスリーブのワンピースなど、本当にノスタルジックで可愛いのだけれど、高すぎて買えない・・・その他にも、ギリシャの地元の小さな店なども近所にたくさんあります。シンタグマ横にある大型デパート、atticaの中にも、子供服のフロアがあって、時間のない時は便利です。

 

日本に帰ると、ユニクロの子供服を思わずたくさん買ってしまう私ですが、ああいうシンプルなものって、あんまりないんですよね・・あれはあれで貴重です。こちらには、こちらのテイストで可愛い子供服がたくさんあるので、買い物も楽しいです。子供が女の子で良かった!

 

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長女の作品

幼稚園の年少組に通うようになって、長女のお絵かき&工作熱が高まっています。幼稚園でも、たくさん時間をとっているらしく、毎日、色んな絵や作品を持ち帰ってくるし、家でもやるので、整理・収納に困っているのですが・・・捨てるのも忍びないし、皆さんはどうしてるんでしょう?季節にちなんだ工作は、クリスマスだったらサンタさんとか、クリスマスカードとか、ツリーの下に置く飾りとか、こうやって、文化や習慣も学んでいくのですね。

 

親ばかとは思いつつも、私の気に入っている、最近の作品を3点。

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これは、うちの家族です。あら、私が一番大きい?でも、まつげを長く書いてくれて嬉しい!ちゃんと口紅も塗ってくれたね。あれ、でも、自分の絵も口紅塗ってある。七五三の時に塗ってあげたら気にいって、やっぱり女の子、お化粧に興味があるようで・・パパも、こんなに細く書いてあげて、喜ぶよ。大好きマークのハートも飛んでるし!海好きの長女、下の水色は、多分、海でしょう。前は、腕が顔の横から出てたりしたけれど(もっと前は、腕はなかった)、今はちゃんと胴体の横に書いてあって、細部の表現力も増してきて、やっぱり成長を感じます。

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この絵は我が家です。屋根が光ってて、いいねー!といっても、実際はこんな一軒屋じゃないんですけどね・・(苦笑)真っ赤な太陽、お花が咲いていて、蝶々も飛んでるし、青空に虹もかかって、明るい色遣いが気に入っています。サインもしてくれました。

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最後は工作。ギリシャのタベルナ(食堂)で、ハウスワインなんかを良く入れるブリキ(アルミ?)製のオレンジ色のピッチャーを使って、筆立てを作りました。オリジナルは左の(これは100ml)で、今回は200mlの中型のピッチャーの周りに紙粘土をはり、国立庭園散歩をした時に拾ったドングリをうめこみ(一応、顔の形です・・・)、後で絵の具で色づけしました。絵本や歌で良く出てくるドングリ、どこにあるかなあとずっと探していて、こんな都会の真ん中で見つけた時は、大喜びでした!

 

長女は、習い事は運動系(水泳とバレエ)ばかりしているものの、本音を言えば、運動より、文化系の方が向いていると思っている私。お絵かきや塗り絵をしている時の集中力はすごいし、何しろ、自分からどんどんやりたがり、楽しんでいる姿がほほえましいです。好きなことを伸ばしてやれたらいいな、それが自信になればいいな、と思っています。

 

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子供の年末イベント

クリスマス、年度末の近い今週は、いろんな年末の子供のイベントが目白押しです。

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(この写真は次女の保育園でのクリスマスの劇です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月曜日は、長女の幼稚園のクリスマスの演劇でした。近所の劇場を借り切っての本格的なものです。200名位いる生徒(付属の小学校の生徒を含む)が、それぞれの役とせりふを持ち、衣装も特注し、リハーサルも土曜日に2回もして、本番にのぞみました。

 

長女の役回りは、「星」。黄色いレオタードにバレエのチュチュのような衣装で、星のカチューシャをして、本人も星が大好きなため喜んで、ぴったりの役でした!「今宵はすばらしい夜、他の夜とは違う聖夜、星はまばゆく輝き、諸人のみちしるべとなる」というようなせりふをギリシャ語で覚えて言い、気の小さい長女のこと、少し心配でしたが、ちゃんと大きな声でせりふを言うことができ、その成長ぶりに感激でした。それにしても、せりふを忘れる子なんてほとんどいなくて、みんな堂々たる姿、ギリシャ人の子供って、度胸があるのかしら・・・やっぱり、演劇の盛んな国だけのことはあります。

 

そして、水曜日は長女のバレエの公開レッスン。まだ発表会というような大きい舞台はできないので、普通は親でも見せてくれないレッスンを公開して、その成果を発表するもの。うちの長女・・・前の公開レッスンの時もそうだったけれど、いつも横目で人の振りを見て、ワンテンポ遅れての動き。それも自信なさそうに・・・あんまり、踊りの才覚があるとは思えず、一人だけスキップもできない状態で・・・フリーで好きなように踊る場面も、なんだか音楽にも合ってないし腰が引けたおかしな踊り。とてもバレエとはほど遠く、なんだか笑ってしまいした。でも、まあ、バレリーナになるわけでもないし、体を動かしたり音楽にふれたり、友達と交流したりする良い機会だと思っています。 

 

もうすぐ3歳になる次女の方は・・・まだ習い事はしていないのですが、長女のバレエの公開レッスンの時に自分も踊りたかったらしく、長女たちのところに一緒に走っていって乱入、自分も参加。何度呼び戻しても言うことを聞かず、結局、「集中できないから」、とやんわりと、先生からレッドカードの退場を命じられました(涙)。あーあ、結構、その後私は落ち込みました。言い出したら聞かない頑固な性格の次女。てこでも動かないし絶叫の大泣き。今、これにかなり悩まされている私です。

 

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娘の七五三

まだ日本にいます・・

今週から、ギリシャの旦那と長女も合流し、再びにぎやかな忙しい日々です。日本でのリラックスモードは終止符を打ち、休暇の後半は、日本での思い出作り。毎日の遊びや行くところ、食べるものの計画(笑)、温泉旅行なども重要ですが、今回の一時帰国の最重要目的を果たし、ほっとしているところです。

それは・・・七五三

3歳の時にお祝いをやりそびれた長女と、数えで3歳になる次女と、一緒にやってしまおうと思い立ち、11月の一時帰国を決めてから、仕事や日程の調整や着物の手配など・・色々大変でしたが、やっとそれも無事終了し、肩の荷がおりました!当日は穏やかに晴れ、着物を着て(子供だけ)の写真撮影もなんとかこなし、子供はかなりしんどそうでしたが、明治神宮へのお参りも平日ですいていたので本当に良かったです。お参りに行った原宿駅前の明治神宮は、鬱蒼とした森に囲まれ荘厳な雰囲気で、ちょうど菊花展などもやっており、あらためて、素敵なところだなあと感激しました。本来なら七五三は11月15日ですが、だいたい、10月後半からの土日の日柄の良い日にやる人が多いようで、私の行った日は人影もまばらでした。

祈願祭式次第は下記の通り・・子供一人ひとりの名前を読み上げて祈願してもらいます。

1、お祓い

2、お札お供え

3、祝詞奏上

4、神楽(舞楽)

5、お鈴の儀(鈴の音にこめられた大神様のお恵み)

6、祈願神符撤下(お札をさげる)

7、拝礼

それにしても、小さい子供の着物姿って本当にかわいいです。娘たちの成長の一ページとしてこの写真が撮れただけでも、ギリシャの義父母への良いお土産になりそうだし、今回日本に来た甲斐がありました。

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不思議なこと

不思議なことって、あるものですよね。私は、何事も偶然はないと思っているので、何か不思議なことがおきても、それは起こるべくして起こっている意味のあることだと考えるのですが。

今回、せっかくの秋の日本を家族で楽しむために、どこかちょっと小旅行に行こうともくろんでいたのです。「近場・紅葉・温泉・子供連れOK・電車での移動が便利」という条件で、ネットや口コミ、雑誌、ちらしなど、色々調べた宿やホテルの数は多分100件以上にもなったと思います。そして、優柔不断な私は、わけが分からなくなって、悶々と決めかねていたのですが、母が「どこだっておんなじよ、早く決めちゃいなさい」とかなり大胆なことを言うので、最終選考に残った5箇所くらいのところから、ついに予約したところは・・・

大滝を眺めながら入れる露天風呂と28種類の温泉がウリの、伊豆の天城にある純日本旅館でした。

そして、あとからそのサイトをじっくり見ていた時に見つけた、屋外温泉プールの写真。

「うーーーん、この温泉プール、なんか見たことある。」

それは、私が幼い頃、家族で出かけた時に泊まった旅館にあったプールにそっくりだったのです。そのプールは、緑豊かな森の中にあり、空が見えないほどに鬱蒼とした木々に覆われ、神聖な雰囲気だったのを覚えていて、そこで、父や兄と泳いだ楽しい記憶だけがあるのでした。

母に聞いても「覚えてない」というので、まあ、空似だろうと思っていたところ、兄と話したときに兄は旅館の名前まで覚えていて、そこが、その何十年も前に家族で行った旅館と同じところだということが判明したのです!!

星の数ほどある関東地区の旅館・ホテルから探して、それで、最終的に決めたところが、大昔に家族旅行をした同じ旅館だったなんて、すごい確率じゃないですか?なんだか、寒気がしました。今は亡き父が、思い出の土地に呼んだのかと思ったりもして。

私の子供達も、幼い記憶の中に、この日本での思い出が刻まれていくのですね。そして、いつかその記憶がふっと現れて、懐かしんだり、心のよりどころになったりすることがあるのかもしれません。

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オヒ・デーと長女

きのう、10月28日は、ギリシャでは重要な祝日「オヒ・デー」でした。

詳細は前に書いた記事をどうぞ。

この日はギリシャ各地でパレードが行われ、4歳のわが長女もこのパレードに参加する予定だったのですが・・・(実は、長女はまだギリシャにいます。)電話すると、数日前から体調を崩し、お腹の調子が悪いので不参加にしたとのこと・・・・・・・(涙)。

ああ、どうしてこういう時に限って!ということは、子育てをしているとよくありますが、今回も。

ギリシャを出発する前に、長女が朗読するギリシャ語の詩(国家を称える詩)を練習して覚えさせ、パレードで着る制服も買い、運動靴は不可だというので革靴も買い、旦那にビデオとカメラを託し、寒くても暑くても対応できるタイツや下着を2種類用意し、後で写真やビデオを見るのを楽しみにしていたのでした。心待ちにしていた長女も、かわいそうでした。

それにしても、2週間、私が家をあけて、長女はギリシャ語どっぷりの生活をしていたためか、私が電話で日本語を話しても、かえってくる答えはすべてギリシャ語で・・100%「ギリシャ人」のようでした。そして、なんだか私に対しても、よそよそしい感じ。やっぱり、次女だけ先に連れて日本に帰ってしまったことを怒っているのかな。。。4歳といっても、まだまだ母親に甘えたい年頃なんでしょうね。ごめんなさい。忘れたわけじゃないよ。

明日からは、もっと頻繁に電話かファックスでもしよう。

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アイソポスの話

アイソポスって誰だかご存知ですか?
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世界中で読まれている寓話作家の「イソップ」です。ギリシャ語ではΑΙΖΩΠΟΣ(アイソポス)という名前ですが、世界ではイソップと呼ばれ、古今東西、老若男女、知らない人はいないのではというほど有名ですよね。「蟻とキリギリス(原典はセミ)」「ウサギとカメ」「北風と太陽」「田舎のネズミと街のネズミ」など、子供の頃に絵本で読んだことのある方も多いでしょう。日本には、1593年に初めて『天草本伊曾保(いそぽ)物語』として紹介され、現在に至るまで読みつがれています。
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実は、私はギリシャに来るまでは、彼がギリシャ出身だとは知りませんでした。イソップは紀元前6世紀の人ですが、その生涯は謎に包まれています。(ネットで見た限り、実在しなかったという説さえありました!)北ギリシャのトラキア地方(ブルガリアやトルコとの国境あたり)の出身であるとか、トルコ領近くにあるサモス島の奴隷であったとも伝えられていますが、色々な説があり、イソップの生涯やエピソードが書かれた本もいろんなバージョンがあるようです。容姿が醜く小男であったとか、口がきけなかったとか、足が曲がっていたとか、外面的には恵まれていなかったようですが、知恵と洞察力、話術にすぐれていたことは、どのイソップに関するエピソードを読んでも窺い知ることができます。そして、知恵によって奴隷から解放されましたが、彼の最後は、デルフィの神託で死刑に処されたということです。彼の才に嫉妬した誰かの謀略かもしれません。

イソップの童話は、紀元前から色々な人によって収集され編纂されましたが、その最初のギリシャ語による原本童話集は現在では失われ、以後、色々な人によって、色々な翻訳が出ていますが、現在知られるイソップ童話としては300話以上あります。ほとんどが動物が登場する寓話で、最後に短い訓話が付されています。これには、イソップの寓話だけでなく、その他の伝承の物語も後世に追加されて含まれていると言われています。

長女の幼稚園では、年度始めに、園で使う色々な教材を買って提出することになっているのですが、その中に、29の寓話がのっているイソップの絵本も含まれていました。さすが、ギリシャが誇る国民的(世界的)作家で、動物が主役なので子供にも人気があり、しかも教育的内容も豊富なので、教材にもってこいなのですね!

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新学期と聖水の儀式

ギリシャの新学期は9月です。日本は4月で、桜のイメージがありますが、ギリシャの新学期のイメージは・・・何だろう?長い夏の思い出にさよならし、現実回帰??

先日、長女の新しい幼稚園の始業式に行ってきました。家からバスで10分ほどのところにあるフランス系の私立幼稚園で、付属の小学校が隣にあります。公立か私立か迷いましたが、公立学校の先生のストライキの多さや、我が家の周囲の環境の悪さなどを考慮して、私立にしたのです。
agiasmos さて、始業式に行くと、子供と父兄で学校はごった返し、収拾が付かない状態です。スピーカーで移動を指示しても、エネルギーをもてあました子供たちは、なかなかまとまりもつかない混沌状態で、あっけに取られました。ギリシャでは、始業式には「アギアスモス(聖水の儀式)」というギリシャ正教の司教様が行う儀式があるのです。学校に、教会が介入しているということが、私には結構驚きでした。ギリシャ正教は、政治的、日常的儀式にも何かと登場します・・・やっぱり、ギリシャの生活の中に溶け込んでいるものなんでしょう。校長先生のお話の後に、黒い服と帽子を身につけた、あごひげの長い司教様のスピーチがあってから、清めた聖水をバジルの葉っぱの束につけて、子供達にふりかけるのです。ちょうど、お相撲さんが、土俵に塩をまく動作に似ています。聖水が高く空を舞い、キラキラと子供たちの頭に降りかかり、歓声があがります。きっと、これが子供たちを守り、前途を祝い、清める御利益があるのでしょう。私もちょっとおこぼれをもらいました。この聖水は、元は水道水らしいですが、これをギリシャ正教の司教様が清める儀式をすると聖水となり、ずっと腐らないそうです。(。。と義父が言っておりましたが、真偽のほどは確かめておりません。)

この聖水の儀式は、新年を迎える時にも行われます。

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次女の保育園通い

アテネは、日中は暑くても朝晩はすっかり秋らしくなりました。木々の葉も落ちはじめ、空の雲の様子を見ると、もう夏ではないのだなあと実感します。エアコンも扇風機も、もうお世話にならなくてよさそうです。
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9月からぼちぼちと学校関係も始まり,2歳8ヶ月になる次女も、保育園通いを始めました。長女の保育園は、色々と不満があったので、次女は家の近くの違う私立保育園にして、私が毎日送り迎えです。
家から10分位のところですが、毎日送り迎えというのも、結構大変なものですね。長女の時はなかなか他の子供の中にとけこめなくて大変だったけれど、次女は、時々泣いたりもしたけれど、長女よりは大胆なので、保育園にもすんなりなじんだ模様。給食も毎日全部食べているようで、一安心。これで、和食党の次女も、ギリシャ料理も良く食べるようになるといいなあ・・・

実は、次女を保育園に送る最大の目的は、発語促進のためです。長女と違って、私の子育ても手抜き(苦笑)、ギリシャの義父母に預ける機会も少なかった次女は、発語が遅くて皆が心配しているのです。日本語はぼちぼち出てきているけれど、ギリシャ語ときたら・・・・本当に片言だけ!周囲の圧力を受けて、専門のお医者さんにも行ったら、特に問題はないと言われて安心したけれど、2カ国語で育てると、頭の中が混乱する子も、そうでない子もいるらしく、次女は、ちょっと混乱しているのかもしれないし、絶対的な言葉のインプットが不足しているのかもしれない。言葉というのは、ちょうど、コップの水があふれるように、限界点を超すと急に堰を切って流れ出すものらしいです。、保育園で他の子供と遊んだり、いろんな刺激を受けるはとても良いことだというお医者さんの薦めもあり、送ることにしました。ギリシャ語ばかりで過ごす時間はやはり貴重な環境だと思います。

私も、できるだけ饒舌になって、話し掛けるように努力しているのですが。。。「沈黙は金」「行間を読む」「言わぬが花」「一を聞いたら十を知る」「以心伝心」の他、察しやへりくだりなどが文化背景にある日本人としては、どうも、饒舌さと子供への誉め言葉、愛情の言葉にかけては、ギリシャ女性に10歩も100歩も遅れているようです(苦笑)。本当に、こちらの人たちの自分の子供への手放しの賞賛といったら・・・聞いていて恥ずかしくなるくらいです。でも、それが子供にとっては心の栄養なんですよね!私も誉め上手になりたいものです。

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長女が4歳に

ブログもまだ夏休みモードで、のんびりギリシャ風にシガシガ(ゆっくり)になっています。ギリシャでは、「シガシガ」っていう言葉は良く使うのですが、日本語の「ぼちぼち」と似てるなあと勝手に思っています。がんばりすぎたり、急ぎすぎたりすると、「シガシガ」とたしなめられたりします。頑張りやスピードが重視される日本と価値観が違いますね。

というわけで、今週くらいから、バカンスから帰って、またいつもの日常に戻りつつあるという方が多いようです。アテネの街も、車が混雑してきました。でも、依然として暑さは続いていて、きのうはまた40度以上の猛暑で、山火事のニュースも絶えません。
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さて、そんな中、うちの長女も、いつのまにか、もう4歳になってしまいました。誕生日の当日は保育園も休み、友達も皆休暇中で、誕生日のパーティーなども家族だけでちんまりと済ませました。プレゼントだけは、甘いなあと思いながらも一杯買ってしまいましたが・・・プレゼントも自分で選ぶようになり、成長を感じます。今回は、キッチン(おままごと)セットとバービー人形、ぷーさんのパズルを選び、ほぼ、私の希望とも一致したので、めでたし、めでたしです。
そして、今週から始まった保育園でも、遅れ馳せながら誕生パーティーをやってもらいました。他の友達は皆、祝ってもらっているのに、長女だけ何もやってもらえないのもかわいそうだと思って、先生に御願いしてみたのです。この日は長女が主役の日になるらしく、何かと話題の中心人物にしてくれるそうです(笑)。保育園側から依頼されたので、家族や洗礼式の写真なども持たせました。あらためて、自分の結婚式の時の写真、長女が生まれた時やその後の成長の記録となる写真を出して眺めていたら、なんともいえない感慨です。

そして、クラスの御友達用に小さなプレゼント(日本と逆ですね!)と先生がたにも御菓子を用意して持たせませした。子供たちが喜びそうな小さな絵本、飴、ジュース、風船、シールなどをディズニーの袋に入れて、人数分(といっても10人だけですが)用意し、日本のことも紹介してくれたらいいなと思って、折り紙の鶴と日本のことを紹介した小冊子(大使館でギリシャ語版がもらえ、何かと重宝です)も入れてみました。そして、いつもと違う、ちょっと可愛いワンピースなど着せて、送り出しました。

あんなに小さかったのに、あっという間にもう4歳。今ではこんなにおしゃべりになって、私の怒った時の口調をそっくり真似たり、私の間違いを指摘したりするので、時々、ギョッとします。いろんなことも一人で出来るようになって、でも、手強くもなってきて悩みも多い毎日ですが、これからがますます楽しみです。

育児をしていると、愛情、喜び、希望というプラスの感情と共に、悩み、心配、焦燥、自己嫌悪、などの感情も日々体験することになって、それはあざなえる縄のようです。まだまだ私も未熟で不安定な母親業4年生。どーんと構えた大地や海のような母親にはまだまだなれそうにありません。でも、こんな母親でもありのままに受け入れて「ママが大好き」と言ってキスしてくれる長女に感謝です。4歳、おめでとう。


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ポルトラフティ ビーチに行く

ビーチ紹介、3連発です。

アテネの旅行会社では、夏になるとビーチ直行バスを毎日運行させてくれるところが結構あります。往復5ユーロで、ちょっと旅行気分が味わえます。
義父母などは、このバスに乗って、一夏に「サランダ バニョ(40回の海水浴)」を目標にしていました。聞くところによると、40回海水浴をすると、海のミネラルなどの成分効用で冬も風邪をひかないし、とにかく健康に良いとのこと。でも、40回っていったらほとんど毎日。。。大変なことですよね。
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先日、アテネの東側の海岸、アヴラキという場所にあるポルトラフティ ビーチに行ってきました。アテネ中心部から1時間位かかりますが、ここまで来ると、海はあくまでも透明で、とーっても綺麗です。子供にもその違いが分かるようで、「また、あの綺麗な海に行きたーい!」とのこと。「でも、汚い海も行くー。公園のあるところー!」と先日紹介した、西側のお手軽ビーチも捨て難い様子。そんなに汚くもないんですけどね(苦笑)。







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こちらは田舎の良さがあり、ビーチ近くには産地直送の果物や野菜などもトラックで売りにきていて、特にこの季節お勧めのいちじくはとってもおいしいです!

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エデム ビーチに行く

最近、暑さは和らいできたのでホッとしていますが、なんとなく、夜の涼しい風には秋を感じてしまったりもします。子供が夏休みでずっと家にいるので、前から連れていきたかった(というか自分が行きたかった)プラネタリウムに電話したら、なんと10月まで夏期休業で休館だって!まったくねー。。。やっぱり夏は海に行くしかないのでしょうか。

長女がかなりの海好きなので、せがまれて近くの海に行ってきました。
アテネの中心部からだったら車で20分位で、バスやトラムでも行けるところです。海沿いを走るポシドノス通り沿い、シンタグマから出るトラム(路面電車)やアカデミアから出るバス(E1,E2,E22,B2)の「EDEM」駅前にある、御手軽、無料のEDEM ビーチです。
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ビーチには、施設も整っていてきれいな有料ビーチと、施設はイマイチだけれど、無料の公共ビーチがあります。ここは本当に近いのが取り柄で海の透明度は期待できないけれど、子供が波打ち際でチャプチャプしたり、砂遊びをする位なら十分でしょう。シャワーと掘っ建て小屋のような着替え場所、カフェはありますが、綺麗さや便利さは期待できません。ギリシャのバカンスのイメージとは程遠いので、観光客の方がわざわざ行くような場所でもありませんが、アテネっ子の日常が垣間見られます。ビーチバレーに興じる人もいます。私は、海辺でのんびりするのは好きですが、もともと海水浴はそれほど好きでもないので、海も子供のつきあいで入る程度です・・・ビーチの近くには、併設の子供用公園とカフェがだいたいあって、海のあとはそこで一服したり遊ばせられるので、子供は大喜びです。
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海に行くとやっぱり疲れますが、ずっと家にいたら、大人も子供も退屈しますよね。何より嬉しいのは、最近の長女はとにかく新しいものをすぐ吸収するスポンジのようなもので、違う場所、違う体験をさせるとすぐに、それを絵に描いてくれたり、会話にも良く登場するし、「また行きたいなー!」といって喜んでくれることです。この年頃は、何でも見るもの、聞くもの、味わうもの、触るものすべてが新鮮で、脳に焼き付いていくのでしょうね。そんな、自分が忘れてしまった柔らかい感性をうらやましく思います。

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クレタ島の優雅…でない休日

さあて、今日は個人的な独り言。私のクレタの休日は、先日書いたような、あんな素敵なホテルに泊まりながら、結局子供の相手だけで忙しく、アテネにいる時よりかなりハードな毎日でくたくた。ゆっくり本を読むなどという余裕もなく、持参した本は1ページも開くことができず、時間があれば部屋でグーグー寝ている・・という感じで、全然優雅ではない体育会系の休日でした(苦笑)。おいしいものはたくさん食べましたけれどね!子供たちのパワーには、この老体はとてもついていけません!本当は、ハニアやアギオスニコラウス、サマリア渓谷などにも行きたかったし、もっと現地色豊かな食べ物なども体験したかったのですが、次回(一体いつだ?)までお預けです。
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我が家は、ほとんど毎日子供用のプールとビーチでずっと過ごし、お陰で、子供も旦那も真っ黒焦げ。日焼け止めを塗っても汗と水ですぐ落ちてしまい、何しろ夜8時まで日差しも強いし、炎天下で何時間も外にいたのでは日焼けを防ぐといっても限度があります。私はこの強力な紫外線が恐いので、幅広の帽子と長袖のはおりもので防御していましたが・・・ヨーロッパの人たちから見たら、「変な人」だったかも。北ヨーロッパの人たちって、やはり日光は貴重なもの、日焼けはカッコイイという感覚があるのでしょうか、サングラスは皆していますが、帽子や長袖の人なんて、ほとんど見かけませんでしたね・・・いいんだ、いいんだ。バカンスはそれぞれの過ごし方で!


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宿泊客はドイツ人が圧倒的に多く、続いて、フランス、イタリア、北欧といった感じ。このホテルは、主に外国人向けにマーケティングしているのでギリシャ人客もほとんどいませんでした。
子供連れが本当に多く、3人子供のいる家族、それから、養子なのか、白人夫婦にアジア人や黒人の子供、という家族も見かけました。それにしても、またしてもうちの子供と、同行したギリシャ人家族の子供二人のお行儀(しつけ?)の悪さに赤面ものでした。レストランでも、走り回って大声を出したり、けんかをしたり、他人に迷惑をかけているのは私たちのグループだけではありませんか!?ギリシャの子供たちって、甘やかされていると感じることが多いけれど、どうして、他の国の子供たちってあんなにお行儀がいいんでしょうね?親の威厳が違うのかな・・・レストランで騒いだり泣いたりしている子なんて、ほとんどいませんでしたよー。特に2歳半の次女は、こんなに自然の豊かで広々したスペースで遊ぶのが初めてなので、もう、どうして良いか分からない興奮状態で、すぐ手をふりほどき、走ってどこかに行ってしまうのです。席に呼び戻そうとしても、泣き喚いてプールと海が見える場所に行きたがり、私も旦那も落ち着いて食事もできません。仕方なく、後半は子供用のいすにベルトで縛り付け、観念させるという方法を取るはめになりました。
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さて、同行した友人のギリシャ人の2家族は、子供も一人づつで、年も4歳なので、我が家よりはずっと余裕です。特に夜型の家族のため、子供用の寝袋を持参し、夜更かしするために用意周到の構えです。野外のカフェニオンで一杯やりながら、子供が眠くなったら寝袋に入れて、地面にころがしておくだけ。これで、子供もぐずることなく風邪をひくこともなく、大人の時間もたっぷりと楽しめるというわけです。いやー、学ぶところが多いですね!我が家は早々に部屋に帰りましたが。(夜更かしする体力なし!)

夢に見たような優雅なバカンスではなかったにしても、この休暇に入る直前に一悶着あったので、実は行けただけでも御の字です。長女が1ヶ月前位にかかったショウコウ熱に次女が感染し、それが発覚したのが出発3日前。なんだか顔に赤い斑点ができて、怪しいぞ・・・と思い、病院に連れていって検査をしたら、案の定。ショウコウ熱といえば、かなり重い病気だし、感染力が強いので自宅待機が基本です。他の子供も来るし、旅行になんて行けるのか!?という不安が募り、この旅を心待ちにしていた旦那は泣きそうになってしまいました。私は、そういうこともあるな、という悟りの境地で、「私はMと一緒に後から行くから、あなたはEと一緒に先に行っていいよ。」と言って覚悟したのですが、幸い症状も軽く、お医者さんも、すぐに薬を飲みはじめれば3日後からは感染能力もなくなるから、行ってもいいという判断に!あー、本当に発見が早くて良かった!それにしても、次女は基礎体力が長女よりもあるのか、ショウコウ熱といっても、熱も出ないし、斑点もほとんど体には出ないで終わったし、クレタに行っても2―3日はあまり外遊びもさせないようにしようと思っていたのに、初日から結局パワーをもてあまし、海とプールで遊び三昧。薬は続けていたけれど、本当に本当に病気なわけ?と誰もが疑うでしょうね。長女は、顔もはれてお岩さんみたいになったし、のども耳も痛くなったし、体中に赤い斑点が出て、あとで皮がむけて・・・という症状が次々と出て結構大変で、またご丁寧に、なんと2ヶ月で2回もかかってしまったのに。姉妹でも、ずいぶん違うものですね。
あらためて、予定通り旅行に行けて、現地でも誰も病気も怪我もせず、本当に良かったと感謝しています。

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プール開き

46度や48度という記録更新のニュースがテレビから響くアテネの街。死者も出ているこの猛暑は、まだまだ続きそうです。反対に、冬のような気温と洪水のイギリスなど、地球は一体どうなってしまったのでしょう??
アテネは電力消費量もただならぬ危険な状態で、今日は、案の定、ちょっとだけ停電がありました。本当に脆弱なシステムで・・まあ、停電には慣れている我が家ですが。
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できるだけエアコンもつけないで過ごそうと、バルコニーに子供用のプールを設置しました。これがあれば、子供は喜んで何時間も遊んでくれます。子供って、どうしてこんなに水遊びが好きなんでしょうね。お腹の中にいた時、羊水に浮いていた胎児の時代を思い出すのでしょうか。それとも本能的に、生命が海から始まったことをまだ覚えているのでしょうか。

私も、アイスコーヒーに氷をたくさん入れてテーブルにおき、裸足になって足だけ水に突っ込んだりして遊んでいますが、これでも結構、暑さはしのげるものです。この酷暑でも、水道水は、なぜかとっても冷たいのです。(ちなみに、海も冷たいです。)

そして、バルコニーで遊びながらだとお腹がすくらしく、子供も果物やパンや、色々食べるんですよね・・・遊び食べはいかんと思いつつも、暑さで食欲減退するので、食べないよりいいかと自分に言い訳して。水分消費量もはんぱじゃありません。ミネラルウォーターのペットボトルがあっという間に空になってゴミも増える増える。

それにしても、せめて、体温より低くなってほしいものですよね。
まだ6月なんですから。

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長女のバレエ発表会

公立学校も6月で終了ですが、習い事も6月で一区切りです。保育園で学芸会があったように、長女のバレエ教室でも最後の日に公開レッスンがありました。日ごろは、子供の気が散るので、親たちの見学は禁止です。ということで、何をやっているのか音と先生の声で想像するのみですが、この日はその成果を発表するミニ発表会みたいなものです。といっても、いつものレオタードにいつもの場所で踊るだけなんですが・・・例によって、ビデオを片手に親たちの集合です(笑)。

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(クラスの可愛いお友達)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生の「いつも通りでいいわよ。」という言葉に、また時間ぎりぎりに駆け込んで行ったら、「え、何これ!?」と驚いたのは、皆いつもとは違って、髪をさながらプチバレリーナのようにシニョンに小さくまとめ、薄化粧をしている子までいます。うちの長女は、本当にいつも通り・・・

 

まずい!!これでビデオをとったら、一生文句を言われる・・!長女は、人との違いに敏感で「ママだけ、髪の毛をバレリーナみたいにまとめてくれなかった」と恨み言を言われるのは必至。3才といってももう女、他の子がかわいい格好をしていたり、かわいい髪形や髪留めをしていたりするとうらやましがります。幸い、小さいピン止め(クリップみたいなやつ)をたくさんしていたので、あわててそれを全部とって、即席でぐるぐるねじってシニョンを作り、シニョンの周りにクリップをつけて固定させ、ハイ、できあがり!ああ、髪の毛が少なくて幸いでした。

 

レッスンは週二回で、一回はクラシックバレエ、もう一回はモダンダンスなのですが、発表はそれを総合した内容。先生の指示に従って、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、回ったり手をあげたり、輪になって踊ったりバランスをとったり・・・バレエという域には達していないんですけど・・・音楽とともに一生懸命に飛び回る幼女たちの姿は妖精のようで、本当にかわいかったです。自然と見る側にも微笑みがこぼれていました。期の途中から入ったので、心配していたのですが、長女も横目で人の振りを見ながら、なんとかついていってました。

 

でも・・・まだスキップができていなかったなあ。スキップって、案外難しいのですね。そういえば、私が子供の頃、小学校の体育の授業の時に、まだスキップができない子がいて、泣きべそをかいていたことを思い出しました。

 

でも、9月までレッスンがないなんて・・・せっかく習ったものも忘れてしまいそうです。学校も、年度が変わるなら宿題もないのだろうし、夏休みのあとのリハビリが、結構大変かもしれません。

 

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長女保育園 年度末学芸会

ギリシャの学校は9月始まりで、公立学校は6月で終わってしまい、あとは長―――い夏休みを親子ともにもてあますことになるのですが、長女の通う私立の保育園は、一応7月までやっています。でも、年度末のお祭り(ヨルティ)である学芸会のようなものが先日ありました。

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クリスマスにもありましたが、今回は、野外劇場を借りての大掛かりなものです。長女の通う保育園と、姉妹校の2校合同で、2歳-5歳の7−80名の子供たちがそれぞれの衣装を身に着け、クラスごとに踊りや劇(台詞)を披露するのです。お話は一応つながっていて、童話の国の童話を作る妖精が、次々と、色々な登場人物や動物の紹介をしていく形で進んでいきます。

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長女のクラスは「森の妖精」のグループで、8名の子供が各自の台詞とタンバリンを使った踊りを披露。うちで台詞の練習をしていた時はちゃんと言えていたものの、気の小さい長女のこと、本番までドキドキでしたが、なんとかやり遂げました。ちょっと声が小さかったけれど・・・。踊りの方も、案の定、人の振りを見てからワンテンポ遅れて動く特徴はクリスマス会の時と変わらず、あーあ、バレエも習わせてるのになあ・・なんて思ったけれど、まあご愛嬌です。義母も一緒に行って、「うちの孫が一番かわいい」などと親ばかならぬ「婆ばか」になって、とても喜んでいました(笑)。私も、もちろん写真とビデオ撮りっぱなし!ですよ。あとで、「上手にできたねー!」と褒めてあげました。 theater2

 

(長女のクラス)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、ギリシャの子供たちの度胸の良いこと!台詞を忘れる、または間違える子はほとんどいなくて、皆堂々と大声でしゃべり、立派でしたよー。驚きました。さすが、ギリシャ喜劇、悲劇など、演劇の歴史が深い国!ですね。 theater4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この野外円形劇場という設定も、ギリシャらしいなあと思いました。夜7時半からでしたが、青空がだんだん夕焼けになって夜に移り変わり、風を感じながら過ごすひとときは、なかなか風情があるものです。ただ、石の座席にそのまま座るので、義母は腰が痛いと言い出して、途中で抜け出すことになってしまいました。まあ、長女の出番が終わればそれでいいのですが、フィナーレが見られなくて残念でした。

 

でも、この件では、実は、保育園と旦那の間にひと悶着あったのです。この保育園、とっても高くて、授業料の他に、工作の材料や教材、課外授業代などとして300ユーロも払っているのに、また、この学芸会の衣装代として40ユーロも要求してきたのです。それも、どう見ても40ユーロもしないような代物で、もう2度と着ないような衣装です。でも、長女だけ衣装なしでやるわけにも行かないし、学芸会に出さないというのもかわいそうだし(旦那は怒って、出なくてもいいとまで言っていた)、結局交渉して15ユーロでレンタルすることに一件落着。この件だけでなく、今までも色々といざこざがあって、旦那は、完全にこの保育園に対して信頼をなくしていました。まあ、私としては、ここはギリシャ、あまり期待もしていなかったし、先生や友達ともなじみ、いじめられている様子もないし、長女が喜んで行っているというだけで良しとしていたのですが。

 

というわけで、来期からは他の保育園に転校しますが、長女が学んだこともたくさんあり、これはこれで良かったのだと思っています。

 

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白いサンダル

最近のアテネは不安定なお天気です。暑い日もありますが、黒い雲が空を覆って雨の日も多く、日本の梅雨を思わせる陽気。先日の結婚式のお客様は、青い空のもとでのフォトツアーを楽しみにしていらしたのに、大雨で本当にお気の毒でした。

 

先日、夏用の子供のサンダルを買いに行きました。子供の足はすぐに大きくなるので、去年のものは当然ながら、何も履けません!うちの場合、女の子が二人で、お下がりは次女にいくので、まだ経済的ですけどね・・

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日本は物があふれるほど何でもあって、品質もいいけれど、やっぱり文化的、歴史的な違いでしょうか、靴はこちらの方が良いような気がします。特に、子供用革靴。子供でも、ちゃんとした革靴を日常的に履かせている人も多いので、品揃えも豊富です。それに、家の中でも必ず室内用のスリッパや靴は欠かせません。床が大理石やタイルで、冷えるという理由もあるのでしょうね。

 

我が家のお気に入りの子供靴ショップはギリシャ製の子供靴老舗「ムゲール」。本当にデザインや色がかわいくて、それでいて足をしっかりとガードしてフィットする優れものです。

足の骨の形がまだ定まらない幼児期は特に、成長を妨げずに足を保護して歩きやすい靴が重要といわれています。日本ではほとんど見かけないけれど、新生児用のこんなファーストシューズも、いつも可愛いなあと思って見ています。

 

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まあ、品質やデザイン、機能性は納得なのですが、値段がすごーーーーく高い!!あんなに小さくても、大人用より高く、サンダルでも60ユーロ位します。下のサンダルは足の甲でも足首でも大きさが調節できるようになっています。甲高、幅広の次女の足にぴったり! mouyer2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに去年のはこれです。夏というと、なぜか白いサンダルが欲しくなります。どんな洋服にも合うし、いかにも夏らしい雰囲気なので。 でも、こうして見ると、似たようなのばっかり買ってますね(苦笑)。

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娘も大のお気に入りになって、毎日、うれしそうに履いていきます。

 

Μουγερ (ムゲール)シンタグマ店  Ermou 6 tel:210−3232831

http://www.mouyer.gr/index4.html

 

シンタグマのエルムー通りを入ってすぐ右側にあります。他に、コロナキ、モールの中など、店舗はたくさんあります。

 

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ギリシャの遊園地

ギリシャは、日本と比べると、圧倒的に子供の遊び場が少ないと思います。公園、遊園地、動物園、水族館、テーマパーク、児童館、図書館、教育施設、スケート場、公共のプール、運動施設など、日本では豊富な選択肢が用意されていますが、こちらでは、本当に限られています。美しい海や山の自然は目を見張るものがありますけれど、日常的に接するものではないですからね。色んな本物体験をさせたいと思っても、なかなか難しいものがあります。 andnakia1

 

(観覧車からの眺め)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パスハの休みの時に、初めて遊園地に3歳の長女を連れて行きました。アテネはギリシャの首都ですが、ディズニーランドに匹敵するような大規模な遊園地はありません。今回行ったのは、「アンドナキア」というマルーシ市にある遊園地で、本当に5分でぐるっと回れる位の狭い場所に、乗り物がひしめいているところでした。まあでも、3歳児にとっては調度良い大きさで、大のお気に入りの場所となりました。

 

私も、久しぶりに遊園地に行って楽しかったです。これで、絵本などで遊園地が出てきても、体験として記憶にあるので話がはずみます!特に、芋虫の形のジェットコースター、トランポリン、ボールプールが気に入って、また行こう行こうとせがまれています。また、友人の娘さんたちと一緒に行ったので、それも楽しい思い出になっているようで、内弁慶ですぐにはお友達と打ち解けられない長女も、家では「○○ちゃんと、又、行きたいなー!」と良く言っています。

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(トランポリンに興じる長女)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、この遊園地、入場料はないのですが、一つ一つの乗り物が2−4ユーロ位するので、二人で乗ったりするとすぐに結構な出費になってしまいます。それに、現金のものと、コインのようなものを買ってから乗るものがあって、結構面倒なシステム。日本のように混んでもいないので、次々と「あれ乗りたい、これもやりたい」とせがまれて、20ユーロなんて、すぐに使ってしまい危険です(苦笑)。どうせなら、入場料を一律にして、乗り放題にしてくれればいいのに。でも、それだと、来る人がいないのかな。知らずのうちに、大金を使ってしまうシステムの方が、ギリシャには適しているのかもしれませんね。

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「アンドナキア」レオフォロス・キフィシアス 89、マルーシ

(電話会社OTE本社ビルのすぐそば)

Tel:210−6198274

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アテネトイレ事情

先日、ちょっとした事件がありました。

 

長女と二人で数時間の外出をした時のこと。

でがけに、「おむつにする?」と聞くと、「普通のパンツで大丈夫」というので、危ないなーと思いながらもそのまま出かけたら、悪い予感的中!

 

帰りの電車を降りた時に急に「ウンチー、ウンチー!!」と騒ぎ出し、青くなって駅員に聞いたけれど、案の定、駅にトイレはなし。そうこうしているうちにも、長女は泣き叫び、我慢できずに遂にパンツにおもらし。それも、さっき食べたソフトクリームがいけなかったのか、ほとんど下痢状の液体ウンチ・・・(涙)。

 

タイツの色が、下の方向にだんだん褐色に変化していくのが見える・・・立ち尽くす二人・・・

 

ああ!と後悔しても後の祭り。周囲を見回しても、すべての店はシャッターがおり、カフェらしきものも見当たらない。キオスクのおばさんに「この辺にカフェはないか」と聞いたら、指差した方向に、小さいウゼリ(軽いおつまみを出すバーのようなところ)が見えたので、飛び込んだ。おじさんに訳を説明し、トイレを貸してもらった。でも、そこが、すごく床がびしょびしょの汚いトイレで・・・・長女も「ここ入るのやダー!」とまたぐずる。仕方なく、水道の前でドロドロになった下着とタイツを脱がせ、ビニール袋に押し込み、汚物で汚れた足もトイレットペーパーで素早くふき取り・・・といっても、拭くだけじゃ完全にきれいにはならないけれど、一刻も早くこの状況から抜け出したくて、必死に頑張った。でも、私の手もブラウスの袖も床も汚れてしまうし、もうこっちが泣きたい気分。バッグをかけておくハンガーもないし。

 

でも、不幸中の幸いだったのは、なんだか悪い予感がして、ちゃんと着替えを持って外出したこと。これがなかったら・・・おもらしした状態ではタクシーも乗れないし、長女もかわいそうだし、泣き止まないし、臭いし・・・で考えただけでもぞっとした!でも、これで彼女も私も失敗から学んだ・・・長い外出の時は、まだおむつにした方が無難だなあ、トイレ事情が悪いギリシャでは。「もっと早く言って!」と言っても、今回のようにお腹をこわしてしまった時は我慢もできないし、急に来るしなあ・・・と反省。でも、すっきりした後、長女は機嫌も良くなり、無事に家に帰り着くことができたのでしたー!

 

それにしても、あの店のおじさん、チップを渡そうとしたら「いいよ、いいよ、よくあることだよ」と絶対受け取ってくれなかった。トイレは汚かったけれど、快く貸してくれて本当に助かったのでした。でも、長女のタイツと下着は、洗う気も失せて、ビニール袋に入れたままゴミ箱へ直行!あーあ、お気に入りのプーさんのタイツだったのに・・・

 

実際、アテネのトイレ事情は・・・ひどいです。下水道設備が古いせいか、なんと!使用済みのトイレットペーパーをトイレに流せずに、横にあるゴミ箱に捨てて下さいと注意書きがしてあるところがまだ多いのが現状です。そういう我が家も古いため、紙が詰まるのを恐れて、紙は流せません!考えてみれば、不衛生ですよね・・でも、トイレが詰まって使えなくなるよりはずっとましです。

 

それに、公共のトイレも極端に少ない、あるいは、極端に汚い、そして、だいたい鍵がないか、壊れている!!日本では、駅に公共トイレがあるのは当たり前ですが、こちらでは、駅にトイレがないんです。公園などには簡易トイレがあったりするけれど、一度、覗いてみたら、ひえーーって感じで、息を止めて、素早くドアを閉じました!最近は、それでも随分改善されてきたようには思いますが・・・ギリシャでは、自分のお腹の調整と管理が必要です。

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パスハ(復活祭)も終わりまた日常に

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フロニャ・ポラ!

 

(パスハ後の挨拶でよく使われますが、誕生日やネームデイのお祝いでも良く使う「おめでとう」の表現です。)

 

 

パスハの休暇が終わり、淋しいような、ホッとしたような・・・旦那はきのうから会社に、長女は今日から保育園に行きだし、またいつもの日常です。

 

考えてみれば・・・主婦&母親&フリーランスの私としては、このような休暇は、かえって忙しくて疲れるものだと実感しました。きのうは声も出なくなってダウンです。家事・育児・仕事から解放される休暇が欲しいー!なんて思ってしまいます。子供を色んなところに遊びに連れて行ったり、義父母や義姉や旦那の友人とのつきあい、家の飾り付け、掃除や整理など・・・家族サービスっていうんですかね、こういうの。料理は、ほとんど何にもしなかったですけど、パスハなんておかまいなしに、なんだか色んな仕事が飛び込んできて追われていました。

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(教会での復活祭風景、去年の写真より)

 

今年のパスハは去年とほとんど同じ感じ。同じ教会に7日土曜日の夜中12時にアナスタシ(復活のお祝い)に行き、エルサレムから空輸された「聖なる火」をもらってきて、8日の復活祭当日は去年と同じレストランでお決まりのパスハの肉料理です。詳しくは下記の去年の記事をどうぞ。

 

関連記事:

復活祭 カリ・アナスタシ!」 

パスハの羊肉料理

 

 

アテネ郊外に、肉を焼くレストラン(プシスタリア)ばかり集まっている場所があって、そこへ行けば羊の丸焼き風景も見られるし、義父母がそこへ行くというので私も行きたいとごねたのですけど、旦那は渋滞と人ごみ大嫌い!!日本で言うと、混み方はGWやお盆みたいな感じですからね。「わざわざ疲れに行くようなものだから、行きたいなら君は行ってもいいけど自分は行かない!」と言うので、長女だけ連れて本当に行こうかと思ったら、義父に断られました(苦笑)。あちゃー!旦那を放って行くのは、許されないんですね、やっぱり(当たり前か)。でも、私もアテネからたまには出たいんですよーーーー!

 

去年とちょっと違うのは・・・長女が成長して、「フリストス・アネスティ!」に行きたいというので、旦那にキリスト様のこと、パスハのことを絵本で説明してもらい、夜中だけれど一緒連れて教会に行ったこと。(旦那と次女はお留守番・・・)「フリストス・アネスティ!」というのは、復活祭の12時になった時に教会で「キリストは復活せり!」と皆が叫ぶ言葉です。皆で、この言葉を繰り返すお経のような歌を、延々と合唱するんですよ。

 

長女は、ちゃんと、来た目的であるその言葉を叫んで満足そうでした。恒例の耳をつんざくような爆竹にはやっぱり驚いていましたが、(これで鼓膜が破れた人もいます!)「あれは復活をお祝いする花火だよ」となだめたら、納得していました。まだわけは分からなくても、きっと、この蝋燭の火の美しさと、喜びの空気は脳裏に焼きついたでしょうね。

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(聖なる火とチョコレート、赤い卵など)

 

でも、甘いもの好きな長女にとってパスハが一番嬉しいのは、卵型のチョコレートがたくさん食べられるから、なんですよね。私に見つかると怒られるので、チョコレートを入れたうさぎや鶏の形の容器から、いつもこっそりとチョコレートを取り出して、食べていました(笑)。でも、ママにはちゃんと分かっていたんだぞーーー!パスハが終わったら、このチョコレートも早速撤去。分からないところに隠しました。そしたら長女に、泣きそうな顔で「パスハ、どこーーー?」って突っ込まれました(笑)。

 

 長女の頭の中の図式:パスハ=チョコレート

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ペディコムシオ(子供博物館)に行く

長女Eも3歳半になり、色んなことに興味を持つのはいいのですが、飽きさせずに遊ばせるのが大変になってきました。先日は、プラカにあるペディコムシオ(子供博物館)に初めて行ってみました。

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博物館・・・というほどのものではありませんが、まあ、児童館みたいなところ。入場無料で、中に展示物やおもちゃ、本などがあり、有料(5ユーロ)ですが、色んなプログラムもやっています。クッキーを焼いたり、影絵をしたり、絵の具でお絵かき、工作、季節物の工作(復活祭のキャンドル作成、卵の染色など)もあります。

 

今回は、影絵のプログラムに参加してみました。色んな材料(セロファン、紙、布、ボタン、スパンコール、木片、チャックなど)を使って好きなものを作り、後で、プロジェクターの上にのせて大きなスクリーンに影絵を写してみるという遊びです。ほとんど、同伴の保護者が考えて作ることになるのですが・・まあ、ボタンを貼りつけたり、材料を選んだり、材料を切ったり・・長女もそれなりに参加して楽しんでいました。

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でも、長女はなぜか、水遊び(水をかけて水車がくるくる回る玩具)が気にいって、そのことばかり後で言ってましたけどね(苦笑)。

こういうところに行くと、子供がどんなことで喜ぶのか、興味の対象が良くわかって、私の方もおもしろいです。

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ペディコ・ムシオ(Children’s museum

KIDATHINEON 14, PLAKA, 10558, ATHENS

TEL: 210-3312995

HP: http://www.hcm.gr/

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バレエ教室にGO!

ついに長女も習い事デビュー・・・バレエを始めました!

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義母からの強い希望もあり、私も旦那もバレエ好き。幸い、家の近くに教室があったので見学に行くと、長女Eも気に入った様子だったので、3−5歳のクラスで週2回通わせることにしました。Eは特に、練習の時に皆が着ていた練習着(水色のレオタードと同色のフワフワスカート)が大層気に入ったようで、「あのスカートはいて踊りたい」というので・・・形から入るのもいいか、と思いバレエシューズ、タイツとともに一式を早速購入。私も、実は大昔にバレエを少しやっていたことがあって、トウシューズとお姫様のような衣装に憧れたなあ・・と懐かしく、甘酸っぱい思い出がよみがえってきました。

 

見学に行った時に、先生が、一緒にやってもいいというので仲間に入れてもらった様子を見ていたら・・・これは笑えますねえ。まず、ギリシャ人の女の子たちの、こまっちゃくれた「なりきりバレリーナ」の踊り。しなを作ったり(バレエでしなは作らないだろう、と突っ込みたくなるけれど)するところが、もう、女を感じさせる彼女たち。ネックレスをつけてきて、先生に注意される子もいるし。自分の名前を言いながら、勝手にポーズを作るというのがあって、10人ほどの女の子が、それぞれの振り付けで踊る様子は、本当に愛らしい妖精のようです。

 

一方うちのEは、何が起きているのか全く理解できず右往左往したり、固まっていたり呆然としていたり(苦笑)。両親に似て、運動神経がイマイチなのは知っていたけれど、スキップや、片足立ち、プリエと呼ばれるひざを曲げたポーズなども全然できなくて、初めての子供にとっては、こんなことさえも難しいのだ・・と再認識。ついていけなくて、「やりたくない」とべそをかくのではと心配していたけれど、後で聞くと「楽しかった!」と言うのでびっくり。子供って分からないもんです。

 

この見学の時に印象的だったEの行動は・・皆で円になって回っている時に、私の近くに来ると笑って走り寄ってきて、私の手の甲にキスをしてまた輪の中に戻っていくのです。先生も笑っていましたが、普段は、愛想があまりなく、こんなことは全くしない子なので、私の方が照れくさかったです。きっと、慣れない新しい環境で、見守っている私がいることが嬉しかったのかもしれませんね。こうやって、遠くで見守っている人がいると思うと、安心して外の世界に飛び立てるのかもしれません。

 

そして、義父母は、早くも発表会を楽しみにしています!

 

いいなーなんだか、私も踊りたくなってきたなあ・・・

 

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ベビーカーで散歩はちょっと大変

私の家はアテネ市内の、かなり繁華街的なところにあるので、とても便利なのは良いのですが・・・結構、道路事情がひどいです(涙)。

毎日、ベビーカーを押して近所を歩くたびに、「あーあ、もうちょっと、なんとかならないのかなあ・・」と思ってしまいます。

 

まず、違法駐車。駐車場も少なく、料金も高いので、みんな路上駐車です。もともと狭い道にびっしりと、人も通れないくらいの間隔で停めてあり(縦列駐車の技に目をみはります!)、パーキングの場所が見つからないときは、平気で歩道にも停めるのです。

 

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こんな風に、ちょっとでも隙間があると、車の間にバイクがとめてあったり、向こう側の通りには、店のダンボールが置いてあったりします。

 

 

 

 

 

 

street2こんな風に横断歩道の真上に駐車している車もあって、向こう側に渡れない!横断歩道も、信号の青が3秒くらいしか続かず、渡っている途中で赤になったりして(場所によって違いますが)、焦ります!

 

遊歩道にも車やバイクが進入してくるので安全地帯はありません。とにかく、歩行者には住みにくい車社会ですが・・・日本車の数も多いので、複雑な気分です。

 

そして、歩道はデコボコで、タイルがはがれたり穴が開いていたり、犬の糞が落ちていたり・・・車道と歩道との間にテーパーがついていないところも多いので、通りを渡るのに、ベビーカーを持ち上げたりしなければなりません。一度、段差につまづいて、ベビーカーごと転倒してしまったこともあります。

street3こんな風に、歩道の真ん中に木が植えてあったり、道路標示があったり・・・マットレスやソファなどの粗大ゴミが歩道に捨てられていて、乳母車が通れないこともしばしばです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんな風に、道の両側で工事をしていて、歩道がブロックされていることもしばしば。

 

乳母車を押していくちょっとした散歩・買い物が、さながら、障害物競走のようですね。

 

 

やはり、便利さと良い環境はギリシャでは両立しないのでしょうか・・・こんな状態でも、やっぱり、義父母や義姉の家も近く、徒歩5分内で全ての用事を済ませられる今の場所は捨てがたく、離れられないんだろうなあ、などと半分諦めモードです(苦笑)。

 

注)うちの近隣はこういう状況ですが、もっと美しい住宅街もたくさんありますので、誤解のなきよう・・・

 

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雛祭りの子供交流会

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言われるように、28日しかない2月はあっという間に逃げ、3月もお雛祭りが過ぎてしまいました!! hina

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この前の土曜日は3/3の雛祭りだったので、友人とその子供達を家に呼んでパーティーをしました。

 

人を食事に招待するのは、何年ぶりでしょう!?子供が2人できてから、場所も時間も気力もなくて、遠のいていたのですが、雛祭りパーティーをすると言うと、長女がとても喜んで、自分で子供用の椅子を並べたり、紙皿やコップを用意したり、旦那に風船をふくらましてもらったり・・・とウキウキしていたので、やっぱり、子供のために、こういうことも必要だなあと実感した次第です。

 

お雛様という日本の文化をちょっとでも子供たちに感じさせられれば・・と思って企画し、久々においなりさんと巻き寿司、餃子とサラダなども作って頑張りました(写真を撮り忘れて無念!)。でも、普段さぼっている家の掃除、バルコニーの掃除だけでも大変で、思ったことの半分もできませんでした(苦笑)。御寿司を作っている間にも、次女がぐずったり、緊急の電話が入ったり、来客があったり・・・と、なんでこんな忙しいときに限って!!という感じで・・・

 

集まった子供達は年も色々(我が家が最年少)で、最初は借りてきた猫状態でしたが、一緒に食事をするとちょっと和み、そのあとはビデオを見たり、それぞれが好きなおもちゃで遊び、最後には追いかけっこをしてキャーキャー騒ぎながらソファを乗り越えたり、隠れたり、皆で走り回っていました!

 

一度、打ち解けると、子供達のパワーの爆発はすごいもので、怪我でもしないかと心配するほど・・・最後は、折り紙に誘って鎮静させ、ひな祭りらしく、お雛様を折り紙で折ったりして、楽しみました。

「かごめ、かごめ」も、うちで3人でやるだけでもウケますが、大勢でやるともっと楽しいものですね!それから、日本の知人からプレゼントされたリスのドールハウスがバカウケで、皆、夢中になっていました。私もその時初めて開けて、中の細かい細工にびっくり!小さい家具(引き出しがちゃんと開く!)やキッチン用品(ジューサー、コーヒーメーカー、シルバー類、お皿・・・)、テーブルや椅子、ベッドや掃除機、洗濯機、アイロン、アイロン代、霧吹き、ゴミ箱・・とにかく手がこんでいて電気までつくんですよー!これは、大人でも十分、はまりますね。思わず、追加のパーツ、何を買おうかと考えてしまいました!子供達も、どの部屋に何を置くかと皆で思案してました。こういう時の子供の集中力ってすごいです。

 

その晩は、長女の興奮がさめやらず、なかなか寝てくれませんでした。でも、少し年上の子供達を見て、数年後には、あんなに賢くしっかりしてくるのだなあ、ということが分かって(うちの子がそうなるとは限らないけれど!)今のこの小さい時は、大変だけれど、すぐ過ぎ去ってしまうかけがえのない日々なのだということが分かっただけでも、収穫でした。

 

日本人学校がこの4月から閉鎖になり、補修校がどうなるかも分からない今、こういう子供達、親達の交流の機会、場所の大切さを実感した一日でした。日本語、日本文化の継承という問題は、海外で暮らす日本人の子供(ハーフであっても)のアイデンティティーを維持するためにも、切実な問題です。子供が、日本とギリシャという二つの祖国のどちらも理解し、適応できるようになれば理想的ですが、ギリシャに住んでいる限り、日本が不利ですよね。ですから、子供達に、できるだけ日本の本も読ませたり、日本語で会話させたりする機会を与えたいし、日本の文化・風習にも興味を持ってほしいので、同じ立場の友人とも協力しあって、そういう機会を作っていけたらいいなと思っています。

 

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次女が2歳に

なんだか誕生日から随分時がたってしまったのですが・・・

次女Mが2歳になりました。

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早いものですね。この1年、春には洗礼をし、夏には日本で2ヶ月も過ごし、日本では託児所、動物園、児童館、花火、和食、色んな公園や遊び、親戚との体面、オバアチャンとの親密な日々など貴重な体験もし、すくすくと病気もあまりせずに育ってくれました。ありがとう!でも、なんだか、味覚が和食党になってしまい、義母のおいしいギリシャ料理も食べてくれません!好物はフリカケご飯とオレンジジュース・・・・(汗)

 

 

 

 

 

 

 

和み系のキャラなので、見ていて飽きません。

得意技は、長女のパンツ、それもお風呂に入る時に脱ぎ捨てた使用後のものをかぶって走り回ること。おもちゃの電話でレロレロー(舌が長いらしい)としゃべる真似。コップで水を飲む真似をして、「あーおいしい!」とさもおいしそうに言うこと。別れ際に「ダイダーイ!(バイバイ)」と両手を挙げて手を振ること。お風呂に入る前に裸で笑いながら逃げ回ること。名前(日本名のフルネーム)を呼ぶと元気良く手をあげ「はーい!」と答える(これは結構、皆にウケます)。好きな遊びは、おままごと、ブロック、おもちゃの乳母車や椅子を押して歩くこと、絵本、段差の上り下り、ハイジとしまじろうのビデオ、滑り台、ブランコ、砂遊び。

 

心配事も色々と・・・。

どうしてもやめられないのが指しゃぶり。生まれた日の写真を見てみたら、生まれたその日から指をしゃぶっていました!おしゃぶりには馴染まず、ずっと両手の中指、薬指2本を一緒に交互にしゃぶっています。外遊びの時も、汚い手をすぐ口に入れるし、歯並びにも影響しそうなのでやめてほしいのですが、なかなか。

 

それから、体の発達は良いのですが、発語が遅い。2カ国語で育てると言葉は遅いと良く言われますが・・・日本語は片言、ギリシャ語にいたっては、皆無。聞く方は、多少理解はしているようなのですが、どうも心もとない状態です。私は、唯一の日本語担当なので、言葉かけ、絵本読み、CDやビデオ、フラッシュカード、一緒に遊ぶことなどを通して働きかけに努力しているところです。長女の世話に忙しく、二人目はどうも放任になりがちで、静かな子なのをいいことに、あまり手をかけてやらなかったのが原因だと反省。長女の時はかなり頻繁に義父母に預けていたのですが、最近、義父母の体調もすぐれないことが多かったので、ギリシャ語に触れる機会も圧倒的に少ない次女。私はテレビもほとんど見ないし、旦那も口数は少ないので、要するにインプットの絶対量が足りないのですね

 

今年になってからは、定期的に義父母にも預かってもらうようにお願いしたところなのですが、今度は風邪とアレルギーでほとんど自宅療養・・・この冬の風邪は本当にしつこく、私も旦那も、しょっちゅう風邪でグズグズしています。アレルギーは私の体質譲りなのか、原因不明の赤い発疹が体中にまた出て食事療法。このアレルギーも心配の元です。

 

cakeバースデーパーティーも計画して、ケーキも注文したのに、家族全員がダウンして中止。写真だけ撮って終わりでした(涙)。あーあ。なんだかトホホでかわいそうな最近の次女・・・

 

そんなこんなで、子育てはなかなかスムーズに、思い通りには行きません!!山あり谷ありで、ストレスで叫びたくなることもしょっちゅうですが・・子供を持つ家庭なら、皆、大なり小なり色んな悩みがあるんでしょうね。でも、そんな風に心配かけながら、私も育てられたのだなあと思うと、やっぱり、親はありがたいものだと痛感します。

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日本人会の新年会、今年ゲットしたものは?

きのう日本人会の総会・新年会がありました。場所は、去年と同じインターコンチネンタルホテルにて。現在、日本人会は法人会員・個人会員とその子供、合計で262名です。もちろん、これに所属していない日本人の方も多くいらっしゃると思いますので、ギリシャの日本人総人口はもっといると思いますが・・きのうもかなりの出席率で広い宴会場が一杯でした。

 

今年は、初めて旦那と子供二人連れて、一家総出で行ってきました。一家で出かける時はいつものことなんですが・・子供二人の着替えやトイレ、持ち物準備で出がけにバタバタして(全然進歩がない!)、自分の身づくろいは手抜きのまま家を出たのは予定の20分遅れ。それから、空のタクシーがつかまらず、また15分もロス。二人くらいなら、タクシーの相乗りでいくらでも見つかるのですが、4人が乗れる空車となるとなかなかありません。

 

やっとつかまってタクシーに乗るも、ホテルを通り越してしまい、戻る道が良く分からなくてまたロス時間・・どうしてこうなんでしょうね!?やっと開会時間の5分遅れくらいに着いたら、私たちはどうも最終だったらしい・・・もうスピーチが始まっており、新年早々の遅刻。子供連れのご家族も皆さんちゃんと集合されているので、言い訳はききません。反省・・・ギリシャ人との集まりだと、一向に気にしないんですけどね

 

さて、去年は長女一人だけを連れて参加したのですが、じっとしていない長女を追い掛け回してビュッフェのお寿司を食べ損ねたので、それがトラウマになっていました。今年は、そんな私の心を汲んでくださったかのように、司会者の方は「今年はお寿司は3回に分けて出されますから、最初に取り損ねた人もご心配なく」といううれしいお言葉・・・まずは子供と旦那の分の御寿司と洋食を2皿にとって、ほとんどお寿司目当てで来た旦那を満足させ・・・子供にも色々な食べ物を味見させ・・・そして、やっと最後に私が念願の御寿司にありつけたのでした。今年は本当に量も十分で去年のリベンジは果たし、最後まで残っていたのをお持ち帰りしたい位でした!感謝感謝。

 

さて、今年の余興は、日本人学校の生徒による、躍動感あふれる力強い雷太鼓、懐かしい日本の歌のメドレー、ギリシャの歌、校歌などの発表、そして有志の方による「ぶち合わせ太鼓」の演奏。生徒数が少なく、今年の3月までで閉校になってしまう日本人学校・・・これが最後の発表になるわけですね。いつも、全力投球の発表には感動していたので、淋しいです。

 

そして最後にウキウキワクワクの福引タイム。子供たちには全員プレゼントをもらい(子供二人無料参加でプレゼントまでもらい、恐縮です)在ギリシャ日本企業や在ギリシャのお店の方々などから提供された素晴らしい景品の数々・・グッチ、ヴィトン、エルメス、バリー、フェラガモ、ヘレンド、フォリフォリなどのブランドものをはじめ、アクセサリー、ギリシャ産品、日本食屋さんのお食事券、日本食材お買い物券、高級ホテルでのスパ券、日本の雑誌購読権など魅力的な景品が満載!去年は日本食店のお食事券があたり、旦那に褒められましたが、今年はなんとーーーーーーーーーー!!!

 

やったー!ヴィトンのポーチが当たりました!

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今までの長い人生、ブランドに興味を示したバブリーな頃もあったけれど、ヴィトンは持ったことがなくて、(プレゼントしてくれる人もいなかったし!)やっぱりお高いし、この年にしてヴィトン所有初体験となります(笑)。ネットで値段を調べていたら、ブランドに疎い旦那に見つかり、「高いバッグもらったんだなー。でも、それ、路上で良く売ってない?」とからかわれました。失礼な!!

 

今年は、バシロピタ(新年のケーキ)の切り分けでも、3回(3つ)もフルーリというコインがあたり、とってもついている年です。

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参加賞(?)と子供へのプレゼント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りには全員へのお土産(オリーブ油とビネガー)まで頂いて、久々に会う友人とも話しがはずみ、子供達も走り回って大喜び、楽しいひとときを過ごすことができました。それにしても、やっぱり、自分の子供が一番お行儀が悪いような気がしました、今年も。皆さん、どうやって躾をなさっているのか、お伺いしたいものです・・

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子供の表現力・観察力

3歳半になる長女Eは、結構観察力が鋭い・・・といっても、どうでも良いことばかりなんですが。

 

旦那が靴をはいている時、「あ、パパの靴下に穴が開いてるー!」

 

甘いものをなるべく食べないようにとお菓子袋を隠すと「ママがお菓子の袋、片付けちゃったー!」

 

冷蔵庫の中に入っているチョコレートの箱の中で、安いチョコレートをあげようとすると「あっちの方がいい」と高くておいしいチョコレートを指定する。

 

靴箱に消臭剤を分からないように奥の方に置いたのに、すぐ見つけて「何これーー?」

 

身支度をしていると「ママが口紅塗ってるー、どこ行くの?」

 

おまるに出てきた自分のウ○チを見て「お豆みたーい」「怪獣みたーい」「粘土みたーい」

 

先日まいったのは、ピーマンやたまねぎとソーセージを煮込む「スペチョファイ」というギリシャ料理を作ったところ、「あ、指が入ってるー!」と。ギョッとして見ると、確かに指に似ている・・・ちょっと細めのソーセージを使ったので、それの太さ・色・長さなどが、本当に調度大人の指にそっくりで。途端に、私は気持ち悪くなって食欲をなくし、食べられなくなってしまったのでした。旦那の方は気づかなかったので、たくさん食べてましたが、あのソーセージはもう買わない!このめざとさを、もう少し有効活用して欲しいものです。

 

長女は絵を描くのが大好き。この間、様々な綺麗な色のマジックを使って、丸をたくさん描いていたので、「何これ?」と聞いたら「春を描いたんだよ」と。へえーっと驚いてしまった私。確かに春らしい雰囲気が出ていました。探したのですが、紙がどこかに行ってしまったのが残念・・・捨ててしまったのかな。

 

幼児の観察力・表現力ってすごいなと思います。これ、日本の幼稚園児が作ったアクロポリスのパルテノン神殿です。

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このブログをなんと小学校時代の同級生が見つけてメールをくれ、何十年ぶりの交流が実現。その人のお子さんが幼稚園の時に作ったという写真を送ってくれたので、感激して掲載させてもらうことにしました。先生を含めた合作のようですが、トイレットペーパーの芯から、ギリシャの世界遺産、パルテノン神殿ができたんです!すごいでしょ?ギリシャの国旗つきです!

ちなみに、本物のパルテノン神殿はこれです。このバランス美!

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長女のトイレトレーニング

先日、プッツンとキレて長女を怒鳴ってしまいました。

 

後で反省したのだけれど・・原因はソファーの上での「おもらし」・・・悪気があったわけではないと分かっていても、ソファの中に染み込むおしっこ(洗えないじゃない!)、ビショビショのクッションなどを見て、つい逆上してしまった修行不足の私。それも、数日前までは、カバーの下にナイロンシートをはさみこんで、おもらししても大丈夫なようにガードしていたのに、もう平気だと思って取ったとたんにこの始末!シートを敷いていた時は、一度も失敗しなかったのに、そういうものですね。はあああ・・とため息。

 

長女Eは3歳半。トイレトレーニングは2歳過ぎから始めたのですが、どうもうまくいかず・・・実はとっても悩んでいました。3歳になるまでにおむつがはずれればいいや、とのんびり構えていたのですが、3歳になっても、いつも事後報告で、尿意、便意は分かっていても、トイレではできなかったのです。もうずっと前から子供用の補助便座と台はトイレに用意してあって、しまじろうのビデオなどでもさんざん見て分かっているはずなのに、どうも、自分の中から出てきたもの(自分の一部)が、便器の中に落ちてなくなってしまうのが不安らしく・・・一方、おむつが汚れるのは一向に平気な様子でした。

 

身軽な夏がおむつはずしの好機だと言われているのですが、日本にいた2ヶ月間、実家の絨毯や畳を汚すのも迷惑だと思い、紙おむつをしたままで過ごしてしまったのも良くなかったかもしれません。日本の託児所では、その年でおむつの子などはもういなくて、結構、私は真っ青になり焦りました。ギリシャでは、「そのうちはずれるわよ。」とあまり周囲もせかす様子もなかったので、私ものんびりしていたのですが、さすがに最後の一人というのは辛いものがあります。結局、日本ではだめで、ギリシャに帰ってすぐ保育園に通い始めてまた二重のショックが!!やはり、同じクラスでおむつの子はいなかったのであります・・・日本でもギリシャでも「ビリ」という状況で、私も落ち込みました。保育園の先生は、「個人差だから別に気にする必要はないし、集団生活をすれば、自然と他の子を真似てするようになる」と慰めてくれたのですが、落ちこぼれの心境で、心は穏やかではありませんでした。

 

実は、私はオマルをばかにしていて、直接普通の便器にしてもらいたいと願っていたので、買っていなかったのですが・・・これが大間違いでした。子供によっても違うのでしょうが、長女の大好きなキャラクターの「くまのプー」のオマルを去年の9月に買ったら、とたんに興味を示し、自分から座るようになり、保育園での学習効果もあってか、すぐにオマルでおしっこの方はできるようになり、私の方がびっくりしたくらいです。普通のパンツにも抵抗があったため、これまた大好きなプーさん模様の普通のパンツを買ってきて、「お姉さんのパンツ、かっこいいねー!」とおだてて、はかせたり。やはり、今まで慣れ親しんだものとお別れするのは、ちょっと気合がいるものなんですね。もちろん何度か床にジャー!ってこともありましたが、こちらは板張りと大理石の床なので掃除は簡単です。こんなことなら、もっと早くオマルを買えば良かったと反省。出たものが自分で確認できるのが安心だったのかもしれません。あと、足がしっかと地面に着くので、踏ん張りやすいというメリットもありますね。大の方はちょっと時間がかかりましたが、間もなくできるようになり、今では「お豆みたい!」「怪獣さんみたい!」「粘土みたいー!」といちいち、自分のウンチにコメントをつけてくれるので、おかしいです。「ママー、来て来て!コロコロのウンチ出たよー!」とか言って、いつもうれしそうに報告に来ます。まじまじと見ると、「あ、昆布やトマトの皮が消化されてない」とか、「ヨーグルトをたくさん食べたせいか色が茶色っぽい」とか、「ニンニク料理を食べた後は特に臭いー!」とか、色々分かって面白いです。まあ、この観察は、おむつ時代からいつもやっていたので、私はさながらウンチ研究家です。「今日のは色も形も固さも、優秀なウンチだなあ」などとすぐ分かります。思えば、便秘の時はお尻の穴に指を突っ込んで掻き出してあげたり、色々ありました。(これから食事の方、すみません!)そういう時代も、もうすぐ思い出になってしまうのですね。いつもコロコロの固めのウンチで、お尻が荒れなかったのがラッキーだったなあ、などと赤ちゃん時代を思い出したりして、一つの時代の終焉を実感したわけです。それにしても、プーさん効果に大感謝!!

今では、このプーさんオマルと、来客用の狭いトイレを長女専用にして、ミッキーのシールを壁に貼ってかわいくし、そちらでも時々しています。

 toilet2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

救世主のプーさんオマル。

オマルはギリシャ語ではγιογιό(イォーイォー)といいます。

 

保育園では一度も失敗はないみたい。さすが、集団生活!ドアのない子供用の低いトイレがずらーっと並んでいたから、皆で一緒にするでしょうねえ。長い外出の時は、つい心配で紙おむつにしてしまうのですが、ほぼ失敗もなくなってきたところの、今回のおもらし事件なのでした。また、遊びに夢中になっていてトイレに行きたがらないことが多かったので採用したのが、このパスポート。何かのおまけだったんですけどね、これが効果絶大で。トイレでちゃんと用を済ませたら、かえるの足跡シールをパスポートに貼ってあげるシステムです。ちゃんと1ページ目には、顔写真と名前入りですよ!ICチップは入ってませんけどね(笑)。これは、もう長女の宝物で、次女が持っていくと、泣いて怒ります。そのシールの数が、達成感になるのでしょう。

 toilet1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上:フリシモピオ ティン トゥワレタ!

(トイレを使うよ!)

 

下の星の中:ボロ キ エゴ!

(僕もできるよ!)

 

と書いてあります。

 

 

子供をやる気にさせるのって、本当にちょっとした工夫なのですね。大人から見たらくだらないと思えることでも、子供にとっては、ハードルを越えるきっかけになるものだということを、実感しました。まあ、これからも何度か失敗はあるでしょうが・・・せめて、床にしてね!ソファとベッドはやめてね、お願い!心の平安のため、もう一回、シート復活しようかしら??おむつはずれはもちろん嬉しいですが、嵩むおむつ代やゴミの量が半分になったこともうれしいです!

 

次のハードルは、寝る時のおむつはずしです。おむつはずしで悩んでいるお母さんて、実は多いんでしょうね。日本では周囲のプレッシャーも多いし。でも、怒ったり、強制したりすると逆に子供のストレスになって良くないみたい。特に繊細な子は傷つきやすく、逆にトイレ嫌いにしてしまう危険性も・・

これも、子育ての悲喜こもごもです。

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長女保育園のクリスマス会

長女の保育園で、クリスマス会がありました。

何があるのか知らずに行ったら、子供たちが変装して、クリスマスにちなんだ劇がありました。

xmasparty

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビデオを持っていかなかったのが失敗!皆さん、ビデオやカメラを片手に、わが子の晴れ姿を撮ろうと張り切ってました。親バカはどの国も同じ。ふだんは絶対に時間通りに来ないギリシャ人も、この時ばかりは良い席を確保しようとしてか、私たちが時間ぴったりに到着した時にはもう満席、立ち見状態でした。びっくり!

 

さて、うちの長女の配役は「ヒオヌーラ(雪の精)」。白い衣装を着て、振り回す棒を持ってダンス。かわいい・・・というより、着せ方が寸胴で、なんだか幽霊みたい。その他大勢の中の一人で、あってもなくてもいいような役です(苦笑)。それもそのはず、長女が集団で踊っているのを初めて見ましたが、なんだか、いつもワンテンポ遅れている・・・顔も呆然としていて、何が進行しているのか全く理解できない様子。ただ、舞台の横で「回って!」だの「棒を振って!」だのと動きを指示する先生と、他の子の動きを真似て右往左往するのみ。1列に横に並ぶべきなのに、長女だけ、後ろに引っ込んで(引っ込み思案なんです)、良く見えない。ただ、不幸中の幸い??で、いつもワンテンポ遅れて動くため、皆が座った時とか、時々チラッと姿を見ることができました!ああ、こっちが緊張した!

 

それにしても、やっぱり、重要な役(マリア様とか)は、それなりに演技ができる子がついてましたよ。一番かわいい役は「夜の精」で、ひらひらのかわいいスカートで、本当に妖精みたいだったけれど、踊りもやっぱりうまかったです。こういう学校生活の悲喜こもごも、親としての「やきもき」が、これからずっと続くんですね・・・

 

その後、サンタさんからプレゼントをもらい、写真を一緒に撮って、お菓子をつまみながら歓談。それにしても、先生のセクシーなこと!ここ、保育園でしたよね?と聞きなおしたかったほど。10センチもありそうな黒いピンヒールに黒いタイトスカート、胸の大胆にあいた赤いピタピタのサテンのブラウス・・・お化粧ももちろんバッチリで、ギリシャの女性は、皆、おしゃれだなあ・・・と感心しました。

 

帰って義父母に話したら、「なんで誘ってくれなかったの。」と責められました。確かに、おじいちゃん、おばあちゃんもたくさん来てました。そうですね、すみません・・・でも、私たちも知らなかったんですから・・・今度また!そういえば、白いドレスを着たと言っていた日があって、意味が分からなかったけれど、リハーサルでもしてたんでしょうね。理解不足でした!

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クリスマスの準備

この間の土日から、街や家のクリスマス装飾が本格的になってきました!街角や店、家のベランダなどの色とりどりのランプやツリーの飾りが、華やいだ雰囲気をかもし出しています。そのうち、街の様子も写真に収めに行きたいです。 xmastree

我が家もこんなツリーやサンタ人形などを飾ってみました。

今年は、3歳の長女がクリスマスのことをちょっと理解して(サンタさんがプレゼントをくれる、綺麗で楽しい時というイメージ)ツリーやサンタさんをとっても喜んでくれました。

次女はまだ、「珍しい物が出てきた!」という好奇心で、破壊しそうになるだけなんですが。

  

 

 

 

 

 

 

 

xmassanta

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(旦那のコレクションである招き猫とサンタ人形の競演)

 

 

甘党の旦那は早速、クリスマス用のお菓子「メロマカロナ」を買ってきましたよ。メロマカロナは、蜂蜜とシナモン味のしっとりしたクッキーに、くるみの粒をまぶしたようなものです。うちのお気に入りは前にも記事にしたコロナキの「Alea」というお菓子屋さんのもの。ここのお菓子、値段が普通の倍以上して高いのですが、小ぶりでおいしいので気に入っています。私は、甘いものは少しだけでいいので、この一口サイズのメロマカロナは、ちょっとつまむのにもってこいです。(かなり甘いお菓子なので)xmasmelomakarona

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長女用に既に買って隠してあったプレゼントが見つかってしまい(どうして子供って、こう目ざといんでしょうね!)、長女は「これ何ー?これ何ー?」と開けようとせがむので困っています。「それは人のだからだめよ。」といってごまかしましましたが・・・

 

皆さんのクリスマス準備はどんな感じでしょうか??

 

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ギリシャの学校

ギリシャの義務教育は、今は日本と同じで小学校6年と中学校3年ですが・・・先日テレビを見ていたら、どうも変わるようです。

来年から、小学校前の幼稚園1年が義務化されるらしく、結果的に義務教育が10年になるとのこと。といっても、前に、これもテレビで言っていたことですが、義務教育を終えることなくドロップアウトする生徒もかなりいるのが現状です。

 

この5歳からの幼稚園の義務化に伴い、現行の幼稚園の数では不足するようなことも言っていましたが、それは当然のことですよね。一クラスの人数が多くなって目が行き届かなくなったり、慌てて雇って先生の質も落ちたりするのでしょうね・・・でも、集団教育を早くから始めるのは良いことだと思います。

 

日本の学校も、いじめや自殺など、寒々とした話題が多いですが、こちらも、公立学校の質の低下とか、先生のストによる学科の遅れとか、施設の破壊など、色々問題は山積みです。うちの周囲は街なかのため、学校の運動場が猫の額ほどで、ほとんどありません。プールなんて、もちろんありません。今思えば、日本の小学校の運動場って、すごい広さだったんだなあ、と実感します。義務教育だけは不足なため、ギリシャでも、受験のために、塾通いの子供がたくさんいます。

 

アテネには、日本人学校があるのですが、来年の4月から休校することが決まってしまい、ショックを受けています。生徒数が少なくて、運営が困難になってしまったためです。確かに、アテネに駐在する企業も少なくなっていますものね。私のようにギリシャ人と結婚した日本人の子供は、ほとんどギリシャの学校に行くようですが、この日本人学校は、日本の教育を体験させられる場として、とても大切に思っていました。毎年、運動会や体験入学という制度もあって、それにはうちの子も参加させようと思っていたのに・・・また、毎年のバザーでは、貴重な日本の絵本や子供用ビデオなどが安価で手に入り、本当に助かっていたのです。毎年の日本人会の新年会には、生徒たちによる、のびのびとした歌、音楽、太鼓などの発表会があり、とてもアットホームで暖かい家族のような雰囲気の学校だという印象を持っていました。(ホームページはこちら。)それだけに、この休校は本当に残念なのです。

 

どこの学校に行かせるのか・・うちの子はまだ3歳と1歳ですが、子供の学校というのは、本当に大切なことだけに、悩みが絶えない今日この頃です。

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