子育て
2008年04月18日
子供用の図書室ができた!
私は日本に居た時は図書館が大好きで、良く入り浸っていました。本の他にもCD、雑誌、新聞などもあるし、夏はクーラーもきいて静かなオアシス・・・閉館時間まで良くねばっていました。日本のような、充実して居心地の良い一般向けの図書館は、ギリシャにはありません。まず、貸し出すと、本が戻ってこない確率が高いし、汚されたり、必要なところだけ破かれたりすることが多いからなんでしょうね。日本では、一応、ちゃんと返す人がほとんどだという前提に基づいて、あの図書館は成り立っているのでしょう。
ギリシャ人は、一般的にあまり本を読まない民族のようです。本を読むより、カフェでおしゃべり・・といった感じでしょうか。需要が少ないせいか、本も高いです。交通機関の中や、待ち時間に本を読んでいる人は、ほとんど見かけません。日本のような軽くて小さい文庫本もないので、持ち歩くのに不便だということもあるでしょう。ペーパーバックの本は、あの藁半紙のような紙と、すぐページが取れてバラバラになってしまう製本の悪さで、いつも閉口します。日本の本は、製本も紙質も、本当に優れているなあと実感・・・子供には、是非、本好きに育ってもらいたいと願っている次第です。
先週、アテネ日本人会の新しい事務所の中に日本の児童書を集めた図書室ができたので、長女を連れて行ってきました。
アテネは、ギリシャの首都なのに、他の外国の首都と比較すると日本人は少ない方で、駐在企業もどんどん撤退してしまうので、子供の数も激減。ついに、日本人学校も去年閉鎖になってしまいました・・・
娘たちは、日本人学校に行かせる予定はなかったですが、色々な日本の行事や運動会、バザー、図書室、夏期の体験特別授業などもあって頼りにしていたので、閉鎖になった時はショックでした。
日本人学校の閉鎖後、図書室の貴重な本をどうするかという問題が持ち上がり、経費・場所・手間の問題もあって、図書も散逸の危機に瀕していたのですが、このたび、遂に、日本人会の新事務所に図書室を作ってもらう運びになったのです。日本の本は、外国に住む子供にとって、祖国を知るための大切な宝です。日本から送ったら重くて送料も大変。子供はどんどん成長するし、必要になる本はきりがありません。この本を残すためにご尽力頂いた方々に、本当に感謝しています。そういう場所があれば、これから拡充したり、何かの交流の場にもなりうるので、楽しみです。
その子供用の図書室に長女を連れて行ったら、早速、写真の多い図鑑に夢中になり、ずっしりと重い図鑑(植物、昆虫、鳥など)を4冊も借りてきてしまいました。蝶の種類の多さや、花の美しさに歓声をあげ、栽培方法などにも興味津々。でも、なんて書いてあるのか説明しろとせがまれて、私も大変になってしまいましたが・・・そういう興味や探求心が大切ですものね。それに、私の知らないことも一杯のっていて、勉強になりました。
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2008年04月06日
ギリシャ人と別荘
随分前になりますが、長女の幼稚園の友達の別荘に招かれて行ってきました。別荘といっても、アテネからバスで1時間ほどの便利なところにあり、気軽に毎週でも行けるのが魅力です。
場所は、ラフィーナというアテネの東側の海岸沿いにある街で、ラフィーナ港は、ピレウス港ほど大きな港ではないですが、様々な島への連絡船が出ています。周囲は適度に自然も残っているし、水の綺麗な海水浴場もあり、夏の滞在にはもってこいです。

ギリシャ人にとって、海辺の別荘(サマーハウス)は憧れです。といっても、かなり多くの人が持っていることに驚きます。まあ、親から受け継いだ財産ということも多いのですが。オリンピックやユーロ導入以降、物価や地価がとんでもなく高騰してしまった今では、自力で購入するのは、かなり難しい状況になっています。外国人資本もかなり入っており、値段の高い良い場所は外国資本に抑えられてしまって、ギリシャ人には手が出ないという皮肉な事態にもなっています。義姉が島に別荘を建てようと場所を探していた時、良い場所はお金のあるドイツ人や北欧の人が皆買っていくとぼやいていました。
さて、話がそれましたが、長女の友達の別荘も、親から受け継いだもので、アパートではありますが、広い屋上からは海や山が眺められる景色の良い所です。長女は屋上の風車、三輪車での遊びに大喜び!部屋には貝殻や木の実や、郊外ならではの遊びの道具があふれています。一歩外に出れば、一面の菜の花が綺麗でした。
港やバス停からも近く、便利。夏は、ほとんどここで過ごすということで、毎日、近くの綺麗な海で海水浴を楽しめるのです。
アンチ別荘派の私も、ふとここで考えてしまいました。別荘というと、家財道具はまた一式必要だし、留守中の盗難なども心配だし、結局自分が掃除や料理もしないといけないし、往復で疲れるし・・・などと考えて別荘なんかいらない(買えないけど〜)と考えていた私ですが、子供が遊ぶ環境としては、やっぱり捨てがたいなあ・・・と。自然の中で遊ぶ機会――虫、星、花、木、動物、海、山・・・などにふれることは、アテネの都会ではやっぱり難しくて、田舎もないので、ひ弱になりがちの子供。長女の水泳教室に新しく入ってきた友達も、赤ちゃんの頃から、別荘の海で水に親しんでいたので、恐怖心もなく、すでに泳げるのだという。それにひきかえ、半年も通って、まだ泳げない長女・・・
他の子は北の方に田舎があるので、スキーに親しんだり・・・・・・と色んなことで、すでに差がついているのですよね。
まあ、うちの子供達には、日本での生活という貴重な体験があるけれど・・・強い子に育てるために、小学生になったら、ガールスカウトに入れようかと思ったりしています。
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2008年03月12日
我が家のアポクリエス
アポクリエス(カーニバル)も終わってしまいました。
うちの子供達の仮装は、今年はこんな感じでした。(右の二人)

長女は「眠れる森の美女」次女は、「三銃士」。次女はやんちゃなので、男の系の格好が良く似合います。調度、お姫様と護衛の騎士、という感じで良いペアになりました(笑)。その格好で幼稚園でビュッフェパーティー(子供だけ)をやったり、長女の幼稚園のクラスメイトの誕生会に行ったり、バレエ教室の仮装パーティーに行ったり、義父母と共にレストランへ行ったり・・色々、衣装も活躍しました。

この長女のクラスメイト(赤いつなぎを着た右側の子)は、トゥリアンダフィロス つまり、「薔薇」という名前の少年です。このギリシャ語は、「30枚の花びら」というような意味にも取れますが、実際に薔薇の花びらを数えてみたら、なーるほど、30枚くらいありましたよ!

こちらでは、子供の誕生パーティーは、ペドトポスと呼ばれる遊具付きカフェ(最近、日本でも親子カフェというのができてきましたよね)で行われることが多いです。ここなら、家が破壊される心配もなく、料理に頭を悩ませることもなく、掃除もしなくていいし、子供達が飽きることもなく(子供の面倒を見てくれるスタッフがいます)、時間も制限つきだし、本当にママにとっては大助かりの場所です。

こちらはバレエ教室のパーティーです。奥の方に見えるカウボーイ風の人と、チャイナドレスになぜか日本髪のかつらをつけているのが、バレエの先生ですが・・やっぱり勘違いですね(苦笑)・・
バレエ・・といっても、適当に踊ってるだけですが・・ひとり一人、自由に踊る場面もあって、中には才能の片鱗を見せている子もいましたね。そうそう、一番上の写真の左に映っている子は、ブレイクダンス風の踊りが上手でした!うちの子は・・・ユラユラしているだけでしたが。
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2008年03月05日
アテネでも花粉は飛んでいる
最近、アテネもめっきり春らしくなって、ウキウキなんですが、「グズグズ」なんです。グズグズ・・・というのは・・・そう、花粉症です(涙)。いつも体がだるくて、アレルギー持ちの私は、この季節が辛いです。アテネも飛んでますよー、花粉。見えなくても、すぐ、くしゃみの体センサーが反応するから分かります。考えてみれば、こちらに来て数年は、花粉症もほとんどなかったように思いますが、アレルゲンが日本と変わったからなんですね・・飛んでいる花粉の種類が違うから、最初は体も耐えられたけど、8年もたって、そろそろ忍耐のコップが一杯になると、体が「もうイヤだー!」と悲鳴を出して反応し出したのですね。でも、こちらは、もちろん、日本のような花粉症グッズは売っていません。一応マスクは売ってますが、そんなの街中でしてたら、変質者です(涙)。

アテネでは、こんなアーモンドの花が満開で綺麗です。これを見ると、いつも日本の桜を思い出します。公園では、カモミールの白い花や名も知らぬ野草の花が可愛く咲いていて、散歩には最適の季節なのですが・・・どうも公園に行くのが怖い今日この頃・・
ぐったりしているうちに、あっという間にお雛様も終わってしまいました。母からプレゼントしてもらったお雛様を、1週間くらいは出して飾ったのですよ。折り紙でお雛様を作ったり、ケーキをデコレーションして遊んだりもしました。といっても、スポンジから作る元気はなくて、スーパーで売っているスポンジ台を買ってきて、それに生クリームと旬のイチゴでデコレーションしたら、なんとなく、かっこがつきました。
甘党の長女は大喜び!!やっぱり、買ったスポンジでは、味はイマイチなのですが・・・飢えたオオカミのごとく、食らいついてました(笑)。もちろん、作る途中で、クリームをなめたり、イチゴをかじったりと、ピンハネもしてましたし。花粉の季節が終わったら、今度は、スポンジから挑戦しよっと。
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2008年02月13日
子供服はバーゲンでまとめ買い!
最近のアテネは、本当に寒いです。毎日雪でも降りそうな寒さで(山の方では降ってます)、スキー場の空気を思い出します。次女の保育園や、長女の習い事も、ついサボりがちで・・・でも、風邪をひいたら元も子もないですからね。
さて、ギリシャの2月はバーゲンシーズン。もう始まってしばらくたつのですが、2月末まで冬物バーゲンです。今から買っても、この寒さのために、十分活躍しそうです。今年は、バーゲン初日と2日目に来年の冬の子供服をまとめ買いし、その後は自粛しています(笑)。この、初日、というのは鉄則ですね。バーゲンのちょっと前に下見に行き、買う物は決めておいて、当日は指名買いです。だいたい、3割から5割引なので、すぐに着られなくなってしまう子供服は、バーゲンシーズンにしかほとんど買いません。
ギリシャは、子供服の店がたくさんあります。日本だと、子供服専門店って、街を歩いていても、あまり見かけないですが、こちらでは、本当にあちこちで見かけます。例えば、シンタグマのエルムー通り近辺だけでも、何店あるやら・・順番に紹介していくと・・・
Prenatal(イタリア):エルムー通り入ってすぐの道を右折したところ。子供服や赤ちゃん用品、妊婦用品、ベビーカー、ベッドなどがある総合店。デザインも色遣いもなかなか可愛い。プーさんなどのキャラクターデザインも扱っているので、良く利用する。
Mouger(ギリシャ):前にも記事にした子供専門の靴店。革靴の色遣いがかわいくて、足にフィットするデザインで、大好きなのだけれど、値段が高くてめったに買えない・・・

Zara(スペイン):地下が子供服売り場。ここは、なんといっても値段が安い。デザインも可愛いし、品質も前よりは良くなっている感じで、我が家はリピーター。1シーズンだけと思っても、気軽に買える。

Lapin House(ギリシャ):デザインがちょっと好みでないのと、高いのであまり利用しないけれど、赤ちゃん用品などもあって、店舗数も多い。

Marks&Spencer(イギリス):デパートの中の1フロアに子供用品が。下着や靴下、パジャマなど、複数セットになっているものが、品質が良くてお買い得感がある。

Mother care(イギリス):ここは、イギリスの正統派な感じの服が多くて、好みのデザインが多い。お出かけ用のドレスなど、ここで良く買う。知育オモチャや赤ちゃん用品、妊婦用品も充実している。赤ちゃん用の食器・カトラリー類、おまる、ベビーバスなどはここが良いかも。
ベネトン:ここは、ご存じの通り、色がカラフルで楽しい服が多いので、Tシャツなど、普段着用が重宝する。
この他、エルムー通りにはないけれど、mandarinoは、可愛いワンピースを良く見かけるので、クリスマス用に、良く買います。Alouetteは、帽子や小物、髪飾りなどが可愛い。fancy juniorはイギリスのショップで、小花模様のパフスリーブのワンピースなど、本当にノスタルジックで可愛いのだけれど、高すぎて買えない・・・その他にも、ギリシャの地元の小さな店なども近所にたくさんあります。シンタグマ横にある大型デパート、atticaの中にも、子供服のフロアがあって、時間のない時は便利です。
日本に帰ると、ユニクロの子供服を思わずたくさん買ってしまう私ですが、ああいうシンプルなものって、あんまりないんですよね・・あれはあれで貴重です。こちらには、こちらのテイストで可愛い子供服がたくさんあるので、買い物も楽しいです。子供が女の子で良かった!
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2008年01月14日
長女の作品
幼稚園の年少組に通うようになって、長女のお絵かき&工作熱が高まっています。幼稚園でも、たくさん時間をとっているらしく、毎日、色んな絵や作品を持ち帰ってくるし、家でもやるので、整理・収納に困っているのですが・・・捨てるのも忍びないし、皆さんはどうしてるんでしょう?季節にちなんだ工作は、クリスマスだったらサンタさんとか、クリスマスカードとか、ツリーの下に置く飾りとか、こうやって、文化や習慣も学んでいくのですね。
親ばかとは思いつつも、私の気に入っている、最近の作品を3点。

これは、うちの家族です。あら、私が一番大きい?でも、まつげを長く書いてくれて嬉しい!ちゃんと口紅も塗ってくれたね。あれ、でも、自分の絵も口紅塗ってある。七五三の時に塗ってあげたら気にいって、やっぱり女の子、お化粧に興味があるようで・・パパも、こんなに細く書いてあげて、喜ぶよ。大好きマークのハートも飛んでるし!海好きの長女、下の水色は、多分、海でしょう。前は、腕が顔の横から出てたりしたけれど(もっと前は、腕はなかった)、今はちゃんと胴体の横に書いてあって、細部の表現力も増してきて、やっぱり成長を感じます。

この絵は我が家です。屋根が光ってて、いいねー!といっても、実際はこんな一軒屋じゃないんですけどね・・(苦笑)真っ赤な太陽、お花が咲いていて、蝶々も飛んでるし、青空に虹もかかって、明るい色遣いが気に入っています。サインもしてくれました。

最後は工作。ギリシャのタベルナ(食堂)で、ハウスワインなんかを良く入れるブリキ(アルミ?)製のオレンジ色のピッチャーを使って、筆立てを作りました。オリジナルは左の(これは100ml)で、今回は200mlの中型のピッチャーの周りに紙粘土をはり、国立庭園散歩をした時に拾ったドングリをうめこみ(一応、顔の形です・・・)、後で絵の具で色づけしました。絵本や歌で良く出てくるドングリ、どこにあるかなあとずっと探していて、こんな都会の真ん中で見つけた時は、大喜びでした!
長女は、習い事は運動系(水泳とバレエ)ばかりしているものの、本音を言えば、運動より、文化系の方が向いていると思っている私。お絵かきや塗り絵をしている時の集中力はすごいし、何しろ、自分からどんどんやりたがり、楽しんでいる姿がほほえましいです。好きなことを伸ばしてやれたらいいな、それが自信になればいいな、と思っています。
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2007年12月21日
子供の年末イベント
クリスマス、年度末の近い今週は、いろんな年末の子供のイベントが目白押しです。

月曜日は、長女の幼稚園のクリスマスの演劇でした。近所の劇場を借り切っての本格的なものです。200名位いる生徒(付属の小学校の生徒を含む)が、それぞれの役とせりふを持ち、衣装も特注し、リハーサルも土曜日に2回もして、本番にのぞみました。
長女の役回りは、「星」。黄色いレオタードにバレエのチュチュのような衣装で、星のカチューシャをして、本人も星が大好きなため喜んで、ぴったりの役でした!「今宵はすばらしい夜、他の夜とは違う聖夜、星はまばゆく輝き、諸人のみちしるべとなる」というようなせりふをギリシャ語で覚えて言い、気の小さい長女のこと、少し心配でしたが、ちゃんと大きな声でせりふを言うことができ、その成長ぶりに感激でした。それにしても、せりふを忘れる子なんてほとんどいなくて、みんな堂々たる姿、ギリシャ人の子供って、度胸があるのかしら・・・やっぱり、演劇の盛んな国だけのことはあります。
そして、水曜日は長女のバレエの公開レッスン。まだ発表会というような大きい舞台はできないので、普通は親でも見せてくれないレッスンを公開して、その成果を発表するもの。うちの長女・・・前の公開レッスンの時もそうだったけれど、いつも横目で人の振りを見て、ワンテンポ遅れての動き。それも自信なさそうに・・・あんまり、踊りの才覚があるとは思えず、一人だけスキップもできない状態で・・・フリーで好きなように踊る場面も、なんだか音楽にも合ってないし腰が引けたおかしな踊り。とてもバレエとはほど遠く、なんだか笑ってしまいした。でも、まあ、バレリーナになるわけでもないし、体を動かしたり音楽にふれたり、友達と交流したりする良い機会だと思っています。
もうすぐ3歳になる次女の方は・・・まだ習い事はしていないのですが、長女のバレエの公開レッスンの時に自分も踊りたかったらしく、長女たちのところに一緒に走っていって乱入、自分も参加。何度呼び戻しても言うことを聞かず、結局、「集中できないから」、とやんわりと、先生からレッドカードの退場を命じられました(涙)。あーあ、結構、その後私は落ち込みました。言い出したら聞かない頑固な性格の次女。てこでも動かないし絶叫の大泣き。今、これにかなり悩まされている私です。
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2007年11月15日
娘の七五三
まだ日本にいます・・
今週から、ギリシャの旦那と長女も合流し、再びにぎやかな忙しい日々です。日本でのリラックスモードは終止符を打ち、休暇の後半は、日本での思い出作り。毎日の遊びや行くところ、食べるものの計画(笑)、温泉旅行なども重要ですが、今回の一時帰国の最重要目的を果たし、ほっとしているところです。
それは・・・七五三!
3歳の時にお祝いをやりそびれた長女と、数えで3歳になる次女と、一緒にやってしまおうと思い立ち、11月の一時帰国を決めてから、仕事や日程の調整や着物の手配など・・色々大変でしたが、やっとそれも無事終了し、肩の荷がおりました!当日は穏やかに晴れ、着物を着て(子供だけ)の写真撮影もなんとかこなし、子供はかなりしんどそうでしたが、明治神宮へのお参りも平日ですいていたので本当に良かったです。お参りに行った原宿駅前の明治神宮は、鬱蒼とした森に囲まれ荘厳な雰囲気で、ちょうど菊花展などもやっており、あらためて、素敵なところだなあと感激しました。本来なら七五三は11月15日ですが、だいたい、10月後半からの土日の日柄の良い日にやる人が多いようで、私の行った日は人影もまばらでした。
祈願祭式次第は下記の通り・・子供一人ひとりの名前を読み上げて祈願してもらいます。
1、お祓い
2、お札お供え
3、祝詞奏上
4、神楽(舞楽)
5、お鈴の儀(鈴の音にこめられた大神様のお恵み)
6、祈願神符撤下(お札をさげる)
7、拝礼
それにしても、小さい子供の着物姿って本当にかわいいです。娘たちの成長の一ページとしてこの写真が撮れただけでも、ギリシャの義父母への良いお土産になりそうだし、今回日本に来た甲斐がありました。
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2007年11月09日
不思議なこと
不思議なことって、あるものですよね。私は、何事も偶然はないと思っているので、何か不思議なことがおきても、それは起こるべくして起こっている意味のあることだと考えるのですが。
今回、せっかくの秋の日本を家族で楽しむために、どこかちょっと小旅行に行こうともくろんでいたのです。「近場・紅葉・温泉・子供連れOK・電車での移動が便利」という条件で、ネットや口コミ、雑誌、ちらしなど、色々調べた宿やホテルの数は多分100件以上にもなったと思います。そして、優柔不断な私は、わけが分からなくなって、悶々と決めかねていたのですが、母が「どこだっておんなじよ、早く決めちゃいなさい」とかなり大胆なことを言うので、最終選考に残った5箇所くらいのところから、ついに予約したところは・・・
大滝を眺めながら入れる露天風呂と28種類の温泉がウリの、伊豆の天城にある純日本旅館でした。
そして、あとからそのサイトをじっくり見ていた時に見つけた、屋外温泉プールの写真。
「うーーーん、この温泉プール、なんか見たことある。」
それは、私が幼い頃、家族で出かけた時に泊まった旅館にあったプールにそっくりだったのです。そのプールは、緑豊かな森の中にあり、空が見えないほどに鬱蒼とした木々に覆われ、神聖な雰囲気だったのを覚えていて、そこで、父や兄と泳いだ楽しい記憶だけがあるのでした。
母に聞いても「覚えてない」というので、まあ、空似だろうと思っていたところ、兄と話したときに兄は旅館の名前まで覚えていて、そこが、その何十年も前に家族で行った旅館と同じところだということが判明したのです!!
星の数ほどある関東地区の旅館・ホテルから探して、それで、最終的に決めたところが、大昔に家族旅行をした同じ旅館だったなんて、すごい確率じゃないですか?なんだか、寒気がしました。今は亡き父が、思い出の土地に呼んだのかと思ったりもして。
私の子供達も、幼い記憶の中に、この日本での思い出が刻まれていくのですね。そして、いつかその記憶がふっと現れて、懐かしんだり、心のよりどころになったりすることがあるのかもしれません。
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2007年10月29日
オヒ・デーと長女
きのう、10月28日は、ギリシャでは重要な祝日「オヒ・デー」でした。
詳細は前に書いた記事をどうぞ。
この日はギリシャ各地でパレードが行われ、4歳のわが長女もこのパレードに参加する予定だったのですが・・・(実は、長女はまだギリシャにいます。)電話すると、数日前から体調を崩し、お腹の調子が悪いので不参加にしたとのこと・・・・・・・(涙)。
ああ、どうしてこういう時に限って!ということは、子育てをしているとよくありますが、今回も。
ギリシャを出発する前に、長女が朗読するギリシャ語の詩(国家を称える詩)を練習して覚えさせ、パレードで着る制服も買い、運動靴は不可だというので革靴も買い、旦那にビデオとカメラを託し、寒くても暑くても対応できるタイツや下着を2種類用意し、後で写真やビデオを見るのを楽しみにしていたのでした。心待ちにしていた長女も、かわいそうでした。
それにしても、2週間、私が家をあけて、長女はギリシャ語どっぷりの生活をしていたためか、私が電話で日本語を話しても、かえってくる答えはすべてギリシャ語で・・100%「ギリシャ人」のようでした。そして、なんだか私に対しても、よそよそしい感じ。やっぱり、次女だけ先に連れて日本に帰ってしまったことを怒っているのかな。。。4歳といっても、まだまだ母親に甘えたい年頃なんでしょうね。ごめんなさい。忘れたわけじゃないよ。
明日からは、もっと頻繁に電話かファックスでもしよう。
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2007年09月22日
アイソポスの話
世界中で読まれている寓話作家の「イソップ」です。ギリシャ語ではΑΙΖΩΠΟΣ(アイソポス)という名前ですが、世界ではイソップと呼ばれ、古今東西、老若男女、知らない人はいないのではというほど有名ですよね。「蟻とキリギリス(原典はセミ)」「ウサギとカメ」「北風と太陽」「田舎のネズミと街のネズミ」など、子供の頃に絵本で読んだことのある方も多いでしょう。日本には、1593年に初めて『天草本伊曾保(いそぽ)物語』として紹介され、現在に至るまで読みつがれています。
実は、私はギリシャに来るまでは、彼がギリシャ出身だとは知りませんでした。イソップは紀元前6世紀の人ですが、その生涯は謎に包まれています。(ネットで見た限り、実在しなかったという説さえありました!)北ギリシャのトラキア地方(ブルガリアやトルコとの国境あたり)の出身であるとか、トルコ領近くにあるサモス島の奴隷であったとも伝えられていますが、色々な説があり、イソップの生涯やエピソードが書かれた本もいろんなバージョンがあるようです。容姿が醜く小男であったとか、口がきけなかったとか、足が曲がっていたとか、外面的には恵まれていなかったようですが、知恵と洞察力、話術にすぐれていたことは、どのイソップに関するエピソードを読んでも窺い知ることができます。そして、知恵によって奴隷から解放されましたが、彼の最後は、デルフィの神託で死刑に処されたということです。彼の才に嫉妬した誰かの謀略かもしれません。
イソップの童話は、紀元前から色々な人によって収集され編纂されましたが、その最初のギリシャ語による原本童話集は現在では失われ、以後、色々な人によって、色々な翻訳が出ていますが、現在知られるイソップ童話としては300話以上あります。ほとんどが動物が登場する寓話で、最後に短い訓話が付されています。これには、イソップの寓話だけでなく、その他の伝承の物語も後世に追加されて含まれていると言われています。
長女の幼稚園では、年度始めに、園で使う色々な教材を買って提出することになっているのですが、その中に、29の寓話がのっているイソップの絵本も含まれていました。さすが、ギリシャが誇る国民的(世界的)作家で、動物が主役なので子供にも人気があり、しかも教育的内容も豊富なので、教材にもってこいなのですね!
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2007年09月19日
新学期と聖水の儀式
先日、長女の新しい幼稚園の始業式に行ってきました。家からバスで10分ほどのところにあるフランス系の私立幼稚園で、付属の小学校が隣にあります。公立か私立か迷いましたが、公立学校の先生のストライキの多さや、我が家の周囲の環境の悪さなどを考慮して、私立にしたのです。
さて、始業式に行くと、子供と父兄で学校はごった返し、収拾が付かない状態です。スピーカーで移動を指示しても、エネルギーをもてあました子供たちは、なかなかまとまりもつかない混沌状態で、あっけに取られました。ギリシャでは、始業式には「アギアスモス(聖水の儀式)」というギリシャ正教の司教様が行う儀式があるのです。学校に、教会が介入しているということが、私には結構驚きでした。ギリシャ正教は、政治的、日常的儀式にも何かと登場します・・・やっぱり、ギリシャの生活の中に溶け込んでいるものなんでしょう。校長先生のお話の後に、黒い服と帽子を身につけた、あごひげの長い司教様のスピーチがあってから、清めた聖水をバジルの葉っぱの束につけて、子供達にふりかけるのです。ちょうど、お相撲さんが、土俵に塩をまく動作に似ています。聖水が高く空を舞い、キラキラと子供たちの頭に降りかかり、歓声があがります。きっと、これが子供たちを守り、前途を祝い、清める御利益があるのでしょう。私もちょっとおこぼれをもらいました。この聖水は、元は水道水らしいですが、これをギリシャ正教の司教様が清める儀式をすると聖水となり、ずっと腐らないそうです。(。。と義父が言っておりましたが、真偽のほどは確かめておりません。)この聖水の儀式は、新年を迎える時にも行われます。
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2007年09月11日
次女の保育園通い

9月からぼちぼちと学校関係も始まり,2歳8ヶ月になる次女も、保育園通いを始めました。長女の保育園は、色々と不満があったので、次女は家の近くの違う私立保育園にして、私が毎日送り迎えです。
家から10分位のところですが、毎日送り迎えというのも、結構大変なものですね。長女の時はなかなか他の子供の中にとけこめなくて大変だったけれど、次女は、時々泣いたりもしたけれど、長女よりは大胆なので、保育園にもすんなりなじんだ模様。給食も毎日全部食べているようで、一安心。これで、和食党の次女も、ギリシャ料理も良く食べるようになるといいなあ・・・
実は、次女を保育園に送る最大の目的は、発語促進のためです。長女と違って、私の子育ても手抜き(苦笑)、ギリシャの義父母に預ける機会も少なかった次女は、発語が遅くて皆が心配しているのです。日本語はぼちぼち出てきているけれど、ギリシャ語ときたら・・・・本当に片言だけ!周囲の圧力を受けて、専門のお医者さんにも行ったら、特に問題はないと言われて安心したけれど、2カ国語で育てると、頭の中が混乱する子も、そうでない子もいるらしく、次女は、ちょっと混乱しているのかもしれないし、絶対的な言葉のインプットが不足しているのかもしれない。言葉というのは、ちょうど、コップの水があふれるように、限界点を超すと急に堰を切って流れ出すものらしいです。、保育園で他の子供と遊んだり、いろんな刺激を受けるはとても良いことだというお医者さんの薦めもあり、送ることにしました。ギリシャ語ばかりで過ごす時間はやはり貴重な環境だと思います。
私も、できるだけ饒舌になって、話し掛けるように努力しているのですが。。。「沈黙は金」「行間を読む」「言わぬが花」「一を聞いたら十を知る」「以心伝心」の他、察しやへりくだりなどが文化背景にある日本人としては、どうも、饒舌さと子供への誉め言葉、愛情の言葉にかけては、ギリシャ女性に10歩も100歩も遅れているようです(苦笑)。本当に、こちらの人たちの自分の子供への手放しの賞賛といったら・・・聞いていて恥ずかしくなるくらいです。でも、それが子供にとっては心の栄養なんですよね!私も誉め上手になりたいものです。
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2007年08月24日
長女が4歳に
というわけで、今週くらいから、バカンスから帰って、またいつもの日常に戻りつつあるという方が多いようです。アテネの街も、車が混雑してきました。でも、依然として暑さは続いていて、きのうはまた40度以上の猛暑で、山火事のニュースも絶えません。

さて、そんな中、うちの長女も、いつのまにか、もう4歳になってしまいました。誕生日の当日は保育園も休み、友達も皆休暇中で、誕生日のパーティーなども家族だけでちんまりと済ませました。プレゼントだけは、甘いなあと思いながらも一杯買ってしまいましたが・・・プレゼントも自分で選ぶようになり、成長を感じます。今回は、キッチン(おままごと)セットとバービー人形、ぷーさんのパズルを選び、ほぼ、私の希望とも一致したので、めでたし、めでたしです。
そして、今週から始まった保育園でも、遅れ馳せながら誕生パーティーをやってもらいました。他の友達は皆、祝ってもらっているのに、長女だけ何もやってもらえないのもかわいそうだと思って、先生に御願いしてみたのです。この日は長女が主役の日になるらしく、何かと話題の中心人物にしてくれるそうです(笑)。保育園側から依頼されたので、家族や洗礼式の写真なども持たせました。あらためて、自分の結婚式の時の写真、長女が生まれた時やその後の成長の記録となる写真を出して眺めていたら、なんともいえない感慨です。
そして、クラスの御友達用に小さなプレゼント(日本と逆ですね!)と先生がたにも御菓子を用意して持たせませした。子供たちが喜びそうな小さな絵本、飴、ジュース、風船、シールなどをディズニーの袋に入れて、人数分(といっても10人だけですが)用意し、日本のことも紹介してくれたらいいなと思って、折り紙の鶴と日本のことを紹介した小冊子(大使館でギリシャ語版がもらえ、何かと重宝です)も入れてみました。そして、いつもと違う、ちょっと可愛いワンピースなど着せて、送り出しました。
あんなに小さかったのに、あっという間にもう4歳。今ではこんなにおしゃべりになって、私の怒った時の口調をそっくり真似たり、私の間違いを指摘したりするので、時々、ギョッとします。いろんなことも一人で出来るようになって、でも、手強くもなってきて悩みも多い毎日ですが、これからがますます楽しみです。
育児をしていると、愛情、喜び、希望というプラスの感情と共に、悩み、心配、焦燥、自己嫌悪、などの感情も日々体験することになって、それはあざなえる縄のようです。まだまだ私も未熟で不安定な母親業4年生。どーんと構えた大地や海のような母親にはまだまだなれそうにありません。でも、こんな母親でもありのままに受け入れて「ママが大好き」と言ってキスしてくれる長女に感謝です。4歳、おめでとう。
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2007年08月16日
ポルトラフティ ビーチに行く
アテネの旅行会社では、夏になるとビーチ直行バスを毎日運行させてくれるところが結構あります。往復5ユーロで、ちょっと旅行気分が味わえます。
義父母などは、このバスに乗って、一夏に「サランダ バニョ(40回の海水浴)」を目標にしていました。聞くところによると、40回海水浴をすると、海のミネラルなどの成分効用で冬も風邪をひかないし、とにかく健康に良いとのこと。でも、40回っていったらほとんど毎日。。。大変なことですよね。
先日、アテネの東側の海岸、アヴラキという場所にあるポルトラフティ ビーチに行ってきました。アテネ中心部から1時間位かかりますが、ここまで来ると、海はあくまでも透明で、とーっても綺麗です。子供にもその違いが分かるようで、「また、あの綺麗な海に行きたーい!」とのこと。「でも、汚い海も行くー。公園のあるところー!」と先日紹介した、西側のお手軽ビーチも捨て難い様子。そんなに汚くもないんですけどね(苦笑)。

こちらは田舎の良さがあり、ビーチ近くには産地直送の果物や野菜などもトラックで売りにきていて、特にこの季節お勧めのいちじくはとってもおいしいです!
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