移動祝日であるギリシャの復活祭(パスハ)、今年は5月5日です。ちょうど、日本のGWと重なりますね!

復活祭に至るまでの48日間、肉断ち期間(キリストの死を悼む期間、ニスティアと呼ばれる)があるので、その前の3週間は、逆に肉を十分食べ(謝肉)楽しむ、アポクリエスと呼ばれるお祭り期間となります。

今日は、肉断ち期間前のアポクリエス最後の日曜日ということで、各地で仮面をつけたり仮装した人々のパレードなどが行われ、盛り上がりは最高潮に達します。ペロポネソス半島のパトラのカーニバルなどは特に有名です。

今日は、中心部のプラカ(アクロポリスふもと)では思い思いの扮装をした人でごったがえし、色とりどりの紙吹雪が舞い、ラッパや爆竹や花火などの音も賑やかで、深夜まで大変なさわぎになります。
こんな着物風の仮装をした人もいますよ(笑)。
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一方、この日の昼間のザピオン庭園(国会議事堂のすぐ横の公園)はうってかわって、かわいらしい仮装をした子供たちで一杯になり、妖精、お姫様、動物、ピーターパン、怪傑ゾロ、などなど、見ていて飽きません。ギリシャの子供達は、皆天使のように美しく、親たちも子供を着飾らせるのを楽しんでいる様子が伺えます。


仮装の衣装は期間限定で、玩具屋さんや仮設店舗で売っており、大人用の小物(仮面、帽子、かつら、衣装、鳴り物など)もたくさんありますので、旅行者でも、お祭り気分を十分に楽しめます。
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そして、明日はカサリ・デフテラ(クリーン・マンデー)と呼ばれ、肉断ち期間初日として、全国でシーフードを食す日です。また、凧揚げの習慣もあり、アテネのフィロパポスの丘には、凧揚げを楽しむ人たちが集まるんですよ!こちらの凧は6角形が多いです。

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ちなみに、私も数年前、フィロパポスに凧揚げに行ったら、現地のテレビに映ってたらしいです・・・
結構、高くあがりましたよー!

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