今年の冬は暖冬だなあー、と思っていたら、ここにきて冬将軍の最後の悪あがき!
おととい、きのうとほぼ全国的に雪が降り、学校閉鎖になったところも多かったですね。朝起きるのつらいー、外出するのやだー。
うちはセンターなので、普通どおりに学校もありましたが、子供たちも、久しぶりに雪合戦などをして大喜び!!そういえば、まだ雪遊び体験は2−3回だったっけ。
それにしても、困ったことは、こんなに寒いのに、暖房が入らないこと!
ギリシャの集合住宅はセントラルヒーティング。
住民が全員でお金を出し合って(部屋の面積比で支払い額が決まる)、それで管理人が石油を買い、部屋の壁に備え付けてあるカロリフェールという暖房器具の中に、石油で温めたお湯を循環させて部屋を暖めるしくみ。
これの不便なところは、集合住宅の管理人が、朝○時間、夜○時間と暖房をつける時間を決めてしまい、その時間以外は、自分が好きな時に入れたり、切ったりできないこと。
お金はらったのに、昼間は寒い思いをしなくてはなりません(涙)。
まあ、それでも、朝と晩、暖房が入れば良いのですが、ここで、ギリシャ危機の影響が・・・
住民の皆さん、キノフリスタと呼ばれる、石油代を含む毎月の管理費が払えない(払わない?)のです。管理人が集金に行っても、居留守を使ったり、「お金がない」といって、払わない人が半数以上(うちのアパートの場合)。
本当に、失業、物価高、税金アップ、給料カット、などで生活苦の人がたくさんいます。近所のパン屋さんで雑談していたら、うちだけじゃなくて、軒並み、どこのアパートでも同じ問題があるようです。特に、移民の多いうちの近所、「ない袖はふれない」ということらしい。
そして、その結果、雪が降るほど寒いのに、暖房なしの生活。なんだか、さみしくなってきますよ。うちの旦那は、石油代として、すでに150ユーロも払ったのに、そのお金はどこに消えたのか、もう、うちも石油代を払わない!と激怒。どうも、そのお金は清掃代、エレベーター修理費、電気代などに消えたらしい。
結局、仕方ないので、自前の暖房機(オイルヒーター)を購入。個別に暖房機を設置する方法は日本の生活と同じで、公平で良いですよね。個人が必要な時に、必要なだけつければいいのすから。少なくとも、暖房代払ったのに、暖房が入らない(;_:)という理不尽はありません。
余談ですが、オイルヒーターって、いいですね!
空気が汚れないし、換気もいらない。キャスターがついてて移動も便利。おまけに、洗濯物もすぐ乾く!(注:上に載せてはいけないと書かれていますが、洗濯物が乾かなくて困る時、ちょっと載せてます、自己責任で・・)
やけどするほどは熱くならないので、子供がいても安心です。
あーあ、暖房が早くいらなくなるように、春よ来ーーーい!
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でも今日あたりからまた気温あがるっていってます。KIYOMULANさんに触発されてか私も久しぶりにミクシ日記書きましたよ。でもよく見たら毎年この時期にだけ書いてるんですけど。その日記の内容も「寒いテーマ」です。うちのアパートはそれぞれ好きな時間帯に好きなだけ使えるので助かっていますが、ペトレーレオの価格もあがって使用量は前年と変わらないハズなのに倍の料金を支払いました(泣)
例の件も無事処理してもらって楽しんできました。また日記にでも書きます。
そういえば今年のお雛様はお祝いされましたか?