満月の夜、「アクロポリスの月見」に行ってきました。

お月見の習慣は、中国や韓国にはあるらしいですが、それ以外の国ではどうなんでしょうね?ヨーロッパだと、満月の夜は人の心を狂わすとか、狼男の話などを連想して、あまり風流という印象はないのですが・・

 ap1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギリシャでは、8月の満月の夜、アクロポリスや他の古代遺跡を夜に無料一般公開して、満月の晩の遺跡を楽しむという特別な日があります。良く、絵はがきなどで見る幻想的な風景に魅せられ、前から行きたいと思っていたのですが、今年、やっと「アクロポリスの月見」が実現しました。1年に一回限りのチャンスです。

 

8月16日、午後7時から翌日午前1時までの無料公開(日付は、満月の日に合わせるので、毎年変わると思います)。アクロポリスの丘は、言わずと知れたアテネのランドマークです。アクロポリスの丘にそびえる、世界遺産にも指定されているパルテノン神殿は、アテネ神を奉った神殿です。

 

普通なら、入場料が12ユーロかかるのですが、この日の夜は無料とあって、大勢の人がおしかけました。7時過ぎならまだ明るいので神殿の見学にも支障ありませんし、夕焼けから月見まで楽しめてとってもお得!

ap2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ap4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は夜8時頃着いたのですが、涼しくなって調度夕焼けが美しく、ベストタイミングでした。肝心の満月を探したのですが、あれれ、まだ、どこにも出ていない・・・まさか、アテネのスモッグに隠されているのでは・・・と心配になりましたが、8時40分頃に、やっと山の端から顔を出し、金色に輝く満月の全貌が見えた時は、山のなだらかな斜面を、コロコロと下へ転がって行きそうでした。

ap5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、朝日や夕日の動きが速く見えるように、満月もみるみるうちに空へと昇って行き、アクロポリスを優しく月光で包んでいきました。この日ばかりは、月の光を楽しむために、いつものライトアップはしないので、足元にご用心。摩耗した大理石の地面は、結構滑ります。案の定、望遠レンズ&一眼レフのカメラ&三脚持参の人も見かけましたが、それは少数派。満月を楽しむというよりは、月夜の幻想的な遺跡を楽しむ・・という夕涼みの雰囲気でした。

 ap6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春の菜の花やケシの花が美しい「遺跡と花」という組み合わせも大好きなのですが、「遺跡と夕焼け」「遺跡と満月」というのも、相性の良い、絵になる組み合わせです。じっくりと遺跡&満月を堪能したあと、帰途につくと、なんと入り口当たりには黒山の人だかり。9時位には、あまりにも入場希望者が多いため入場制限をしていて、行列ができていました。来年行かれる方は、早めの入場をお勧めします。

 

1日1クリックお願いします!→人気blogランキング