3月25日はギリシャの独立記念日でした。

 

ギリシャが、1821年から始まった独立戦争を経て、何百年にもわたるトルコ支配から独立したことを祝う重要な記念日です。

 

自由か、さもなければ死を!」というのが当時のスローガンでした。今のギリシャの自由は当たり前のことではなく、先人が、血と汗と涙と誇りで勝ち取った、かけがえのないものなのだということを思い出す日です。

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25日当日は祝日で、アテネ中心部では、軍隊による大規模なパレードが行われました。この祭典の一貫として、学校では、3月25日前後に、生徒達のパレードや行事が行われます。

 

祭典では、ギリシャの旗を持ってパレードをしたり、ギリシャ各地の昔の民族衣装を着たり、独立記念日にちなんだ歌や国歌を唱和したり、ギリシャダンスを踊ったり、詩を詠んだりします。ギリシャの国歌は「自由への讃歌」というD・ソロモスの詩から取られたものですし、ギリシャの国旗は独立戦争時の軍旗が元になっているということからも、この独立記念日の重要性が分かります。

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民族衣装というのも、やはり、国家のアイデンティティーとして象徴的な役割があるのでしょうね。日本の民族衣装、着物も素敵ですが、ギリシャの民族衣装も地域性があってとても綺麗です。特に、刺繍は伝統的に高い技術があり、昔の貴族の人の衣装や結婚式の衣装など、特別なものはかなり精巧で美しい手刺繍が施されています。

 

もちろん、学校行事で着る民族衣装などは、それほど品質の良い物ではないですが、この時期になると、仮設で民族衣装をレンタルする店ができ、大人用から子供用まで、色々レンタルできます。各地の民族衣装だけでなく、昔の将軍の制服や、初代女王アマリアスの衣装(下写真右)、チョリアスと呼ばれる若い兵隊さんの正装(下写真中央)もあります。チョリアスの正装は、白いプリーツスカートと刺繍付きベスト、帽子とボンボンのついた靴が特徴で、本物のチョリアスはアテネの国会議事堂の前で見ることができますし、一緒に写真を撮ることもできます。1時間ごとに衛兵交代の儀式も行われます。

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民族衣装に興味があるならば、バシリス・ソフィアス通りのベナキ美術館、スタディウ通りの国立歴史博物館でも見られます。国立歴史博物館は、特に独立戦争時代の資料が豊富で、当時の軍人の肖像画、写真、勲章などが多数展示されています。

 

博物館前には、独立戦争の英雄であるコロコトロニ将軍の騎馬像が目をひきます。この将軍はギリシャのヒーローで、色んな所で彫像などを見かけます。


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