ギリシャ正教の大主教、フリストドゥロス氏が病気のため、きのうの早朝、享年69才で亡くなりました。

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この大主教は、国民に愛され、様々な革新的な活動が評価された人で、その強い信仰心から、政府と色々衝突があったりもしたのですが、ギリシャ正教の大主教としては、史上初めてバチカンを訪問したり、ローマ法王と会見したりして、10世紀にも渡るカトリック教との溝に、歩み寄りが実現したのです。また、世界各国を訪問し、ギリシャ正教を外国に知らしめるとともに、平和に貢献し、若者との対談などにも積極的で、教会離れを食い止めるなど、いつも人民に近いところにいる親しみのある人柄でした。また、計画だけで終わってしまいましたが、若者向けの教会インターネットカフェの構想もあったようです。ギリシャ人は、ほとんどの人がギリシャ正教で、日常の生活や習慣の中に、宗教が自然に存在する感じなので、きのうから、国全体が、喪に服している感じです。

 

きのうから、彼の死を悼むかのように、天気も荒れています。雨と風がものすごく、今日はアテネでは太陽が時々のぞきながらも、雪が降ったりしてとっても寒いです。地方では、天気は大荒れで、大雪や強風で、木が折れて飛んできたり、道路が閉鎖になったり、様々な被害も出ています。

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アテネ中心部にあるメトロポレオス大聖堂には、大主教の亡骸に祈祷を捧げる信者たちが、全国から訪れています。この寒い中、何時間も待ち、泣きながら大主教の前で十字を切り、祈り、キスをして去っていく人々の姿。地方の学校から、バスでかけつけている学生たちもいます。この教会は、24時間、信者のために門を開けているそうです。

 

国葬は、木曜日の朝、その日は、国立・公立の機関や学校は休みになります。そして、2月7日に次期の大主教が決まるそうです。

 

心より、ご冥福をお祈りします。

 

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