2008年01月11日

ギリシャ正教の結婚式に見られる象徴

前回の続きです。

 

ギリシャ正教の結婚式には、象徴的なことが色々あるので、付記しておきます。

 

3という数:3回十字を切る、3回杯を交換する、3回祭壇の周りを回る・・・など、何かと3という数字が出てきますが、これは、神と子と精霊という「三位一体」の象徴とされています。

 

リング:指輪が円形で、初めも終わりもないことから、結婚生活が永遠に続くことを象徴しています。

 

冠(ステファナ):二つの冠が白いリボンで結ばれていることから、夫婦の融合、一体化を象徴しています。また、ギリシャ正教では、この冠を殉教者の冠(キリストの茨の冠)の象徴と見る人もいるそうです。それは、結婚生活の中では、両者の間に、数限りない自己犠牲が必要だと考えているからです。

 

ワイン:ワインは、豊饒と永遠、キリストの血を象徴しています。

 

結婚の記念品のクフェタ(白砂糖で固めたアーモンドのお菓子):トレイに盛られ、後で招待客に振る舞われます。一般的にチュールの布などに綺麗に包まれ、奇数の個数のアーモンドが入っています。奇数は、割り切れない数なので、夫婦が分かれないようにという祈りが託されています。また、アーモンドは豊饒を表す卵の形をしていて、その堅さは、結婚生活が容易にこわれないようにという願いが込められ、周りにかぶせられた白砂糖は、これからの結婚生活の純粋さと、甘さを表現しています。

kufeta

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米:ライスシャワーは、結婚したカップルに、司祭や招待客から受けるお米のシャワーですが、これは、豊饒、幸福、結婚の強固な地盤を築くことを象徴しています。

 

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この記事へのコメント

1. Posted by タヌ子    2008年01月12日 01:43
そう言えば、アテネで聞こえる教会の鐘の音は三三七拍子だったんですけど、それも意味があるのかもしれないですね。

フランスでも結婚式にはアーモンドのお菓子(フランス語ではドラジェ)が配られます。
奇数だったかどうかは覚えていません。

日本も結婚のご祝儀のお札は偶数を避けますよね。
基本は同じですね。

この美しいカップルが末永く幸せでありますよ〜に。
2. Posted by kiyomulan    2008年01月12日 02:46
タヌ子様
鐘は・・三三七拍子でしたか??気づきませんでした(笑)
どこの国でも、幸せを託す思いは一緒ですね。
アーモンドのお菓子は、そういえば、洗礼式でも配りました。

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