アイソポスって誰だかご存知ですか?
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世界中で読まれている寓話作家の「イソップ」です。ギリシャ語ではΑΙΖΩΠΟΣ(アイソポス)という名前ですが、世界ではイソップと呼ばれ、古今東西、老若男女、知らない人はいないのではというほど有名ですよね。「蟻とキリギリス(原典はセミ)」「ウサギとカメ」「北風と太陽」「田舎のネズミと街のネズミ」など、子供の頃に絵本で読んだことのある方も多いでしょう。日本には、1593年に初めて『天草本伊曾保(いそぽ)物語』として紹介され、現在に至るまで読みつがれています。
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実は、私はギリシャに来るまでは、彼がギリシャ出身だとは知りませんでした。イソップは紀元前6世紀の人ですが、その生涯は謎に包まれています。(ネットで見た限り、実在しなかったという説さえありました!)北ギリシャのトラキア地方(ブルガリアやトルコとの国境あたり)の出身であるとか、トルコ領近くにあるサモス島の奴隷であったとも伝えられていますが、色々な説があり、イソップの生涯やエピソードが書かれた本もいろんなバージョンがあるようです。容姿が醜く小男であったとか、口がきけなかったとか、足が曲がっていたとか、外面的には恵まれていなかったようですが、知恵と洞察力、話術にすぐれていたことは、どのイソップに関するエピソードを読んでも窺い知ることができます。そして、知恵によって奴隷から解放されましたが、彼の最後は、デルフィの神託で死刑に処されたということです。彼の才に嫉妬した誰かの謀略かもしれません。

イソップの童話は、紀元前から色々な人によって収集され編纂されましたが、その最初のギリシャ語による原本童話集は現在では失われ、以後、色々な人によって、色々な翻訳が出ていますが、現在知られるイソップ童話としては300話以上あります。ほとんどが動物が登場する寓話で、最後に短い訓話が付されています。これには、イソップの寓話だけでなく、その他の伝承の物語も後世に追加されて含まれていると言われています。

長女の幼稚園では、年度始めに、園で使う色々な教材を買って提出することになっているのですが、その中に、29の寓話がのっているイソップの絵本も含まれていました。さすが、ギリシャが誇る国民的(世界的)作家で、動物が主役なので子供にも人気があり、しかも教育的内容も豊富なので、教材にもってこいなのですね!

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