きのうから気温がやっと下がってきました。ギリシャ各地の今日の最高気温の予想は、32―36度位になっていました。私の願い(せめて体温以下になってほしい)は、なんとか通じたようです。今朝の室温30度、ああ、なんて過ごしやすいんでしょう!!40度以上を体験すると、30度前半というのは、とっても涼しいものなんですね。

でも・・・・この猛暑のせいでギリシャ中で深刻な事態が発生しています。きのうの朝、外がなんとなく黄色い感じだなあと思い、カーテンをあけると、「う、焦げ臭い!!」そして、良く見ると、バルコニーのテーブルやいすの上に灰が積もっている・・・山火事です。ギリシャは乾燥しているので、夏場には良く山火事が起こり、問題になっています。

テレビでも放映していたけれど、山火事がアテネの周囲でも起きていて、その焼けた森の灰と悪臭がうちのバルコニーまで飛んできたようなのです。アテネの周囲には、ペンデリ、パルニサ、イミトスなど綺麗な山があって、木の少ないアッティカ県(アテネのある県)の貴重な財産だったのですが、そこに大規模な山火事が発生し、乾燥した土壌の中、進行が止められない状態なのです。専門家も、この事態はかなり深刻で、森の焼失による生態系に与えるダメージもはかりしれないと言っていました。もちろん、消防車や空からの消火は続いていますが、全然、追いつきません。ギリシャに多い松の木はやっかいで、カラカラに乾燥した松ぼっくりに火がつくと、風にあおられて、それが火の玉のように周囲に飛び散って、どんどん周囲に燃え移っていくそうなのです。また、不法投棄されたゴミやタイヤなどにも燃え移り、有害な黒い煙を発生させているとも聞きました。火事の地区にあった工場、民家、畑などももちろん被害は免れず、本当に、この被害の大きさに胸のつぶれる思いです。

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