今週のギリシャは復活祭一色の1週間です。
メガリ・パラスケヴィと呼ばれる聖金曜日は、キリストが十字架から降ろされ、埋葬された重要な日とされます。
私は、近くの教会にエピタフィオスの儀式を見にいきました。エピタフィオスというのは、生花で美しく飾られたキリストのお棺を模したもので、各教会で用意されます。聖金曜日の夜になると、それが旗、十字架などを先頭に葬儀の行列として教会の周辺を練り歩き、人々も弔いのろうそくを灯しながら、後を続くのです。去年はシンタグマにあるミトロポレオス教会に行きましたが、そこはテレビでも毎年映され、大規模な楽隊もつき、盛大なものです。
今年は、近くの教会に行ったあと、行列の進路になっているところに家がある義父母宅に行って、上から高みの見物ができました。
明かりを灯されたエピタフィオを見守るように人々が集い、ろうそくの火がオレンジの流れる川のようになって、狭い道路を埋め尽くしました。
厳かな悲しみ中に、その小さい火の一つ一つが、翌々日の復活という約束された希望を宿しているように見えました・・
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ハンドルネーム忘れちゃったけど、
以前、ハランドリについてお問い合わせした者です。
私が初めてギリシャに行ったのは、イースターのとき
でした。ほんと、不思議な感じがしました。
ろうそくの火を家まで持って帰ったり、
家で、卵を割りあいっこしたり、
ふえーん。懐かしいよ〜。