母乳は奥が深いです。

 

産んで2日目位になると、胸が張ってカチカチになってくるのです。早めにほぐして出さないと、石のようになってすぐ乳腺炎になるので大変です。母乳マッサージは、ギリシャでは丁寧には教えてくれないので、あらかじめ本でも読んでおく方が良いかもしれません。乳首マッサージなどをして乳管を開通させておかないと、せっかく母乳が湧いてきても詰まって出てこられません!

 

私の場合、長女は黄疸が出てしまったので、ずっと別室でライトを当てる光線療法を受けさせねばならず、大切な初乳があげられなかったのです。これは本当に残念なことでした。初乳というのは初めて出る母乳でかなり黄色い色をしているのですが、これが赤ちゃんに必要な免疫物質や栄養がパーフェクトに含まれた奇跡の飲み物なのです。これを搾乳機で搾乳し、捨てなければならなかった時の無念さは今も良く覚えています。絞ったものを哺乳瓶で与えたいと言っても許可されず、本当に悲しかったです。ホルモンバランスの影響もあったのでしょうね。感情が高ぶって泣いてしまい、皆に心配されましたっけ。後で、エステティシャンの友人から、初乳が美肌にすごく効果的なのだと聞いて、がっくり。もったいないことをしました。ちょっと味見をして捨ててしまったのですが、あれは全身に塗りたくれば良かったのですね。

 

母乳の量ですが、声を大にして言いたいのは・・・胸の大きさには関係ありませんよー!うちの旦那は「○○○(私の名前)は、母乳はあんまり出ないだろう」などと失礼なことを言ったので、「母乳は胸の大きさには関係ないんだ!」と反論したかったけれど、負け惜しみと思われるのもしゃくだったのでぐっとこらえ、実績を出そうと決めたのです。そしたら、泉のように湧き出る出る!周りのホルスタインさんたちは、全然出ないで悩んでいるのに、私は授乳できないのに胸が張って張って仕方がなく、年中搾乳機のお世話になっていました。これで、ちょっとは名誉回復できました!胸の大きい人は、乳が出口にまで到達する距離が長いので、詰まりやすいと読んだことがあります。

 

母乳の成分も、赤ちゃんの成長度合いによって、変化していくそうです。必要な栄養を必要な時に自然に分泌してくれるなんて、本当に母乳って神秘的です。赤ちゃんに吸わせるほど、良く出るようになるというのは常識ですが、赤ちゃんの泣き声を聞いても、それが刺激になって、母乳も分泌されるのだそうです。本当に、良くできてますねえ。ツーっと胸の中で母乳が走る感覚があり、「あ、来たぞ来たぞ!」と分かるのです。また、暖めると良く出るので、お風呂に入ったりすると、もうポタポタとたれてきて大変です。

 

味は、薄くてほんのり甘い感じ。結構おいしいですよ。でも、この味も、食べる物によって随分変わるそうです。一般的に、脂っこい洋食よりも、地味な和食の方が母乳には適しているそうです。赤ちゃんが泣いてぐずる時は、母乳がまずいことが原因なこともあるくらいです。ギリシャでは、スープを飲むと母乳の出が良くなると言われています。でも、あまり長期的にあげる人は少なく、大体、半年くらいで人工乳に切り替える人が多いようで、私もそうしました。でも、自分の体液をあげるということで、母性が育つ役割もあるのでしょうね。私は、授乳のたびに子供の生命力を肌で体感して、だんだん母になっていった気がします。

 

母乳の良い点は母親側にもあります。まず、安全・簡単・経済的です!哺乳瓶の消毒や温度調整も不要だし、特に、夜中の授乳はとにかく眠いので、いつもスタンバイOKの母乳は本当に便利!また、乳首を吸われることによって、広がった子宮が収縮し、母体の回復も早まり、元通りの体に戻る時間も早くなるわけです。いやー、本当に良くできてますね、人間の体って!やっぱり、神様がいなければ、できないですよ。こんなことは。

 

子供を妊娠・出産・育児する過程で、色々な奇跡を体験させてもらいました。

 

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