ギリシャでは、日本のような、お膳立てされた子供の遊び場があまりありません。各種遊園地、テーマパーク、児童館、水族館、動物園、子供用図書館、児童公園・・・どれも、もっとあればいいのに、と思うものばかりです。

 pedotopos

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、ギリシャにあって、日本にない(というか、私は見たことがない)のは、子供の遊び場つきのカフェやタベルナ(食堂)でしょうか。そういう場所は「ペドトポス」と呼ばれ、コブつきお母さんたちに重宝がられています。

 

とかく、子供同伴だと、がちゃがちゃして、母親同士の会話なんて、あまりできません。水や食べ物をこぼしたり、物を壊したり、席から離れてどこかに行ってしまったり、泣いたり、喧嘩したり・・・と、ちっともじっとしていないのですから。せっかく会っても、結局、ほとんど意味のある会話もできないまま別れてしまうことにもなりがちです。隣に遊び場があれば、親たちも、ちょっとは息もつけるというものです。

 

このペドトポス、最近、家の近所でも見つけました。スペースの半分は普通のカフェで、残りの半分は柵があって、子供が遊べる玩具、滑り台、ボールプール、トランポリンなどがあって、店の人が1人監視もしていてくれるので、比較的ゆっくりと、安心してお茶をすることができます。

 

しかし、この場所、うるさいこと、うるさいこと!!そりゃそうです。ワイルドな子供達が何十人も、横で小猿のように飛び回っているんですから。うちの子たちはまだ小さいのでたじたじ・・・大きい子たちにはじき飛ばされそうな勢いです。

 

この場所は、良く誕生会にも使われるらしく、調度行った日もそうで、ケーキなどをふるまってました。友達から、家によっては、ホテルの宴会場などで子供の誕生会をやったり、何十万円もかけて、すごく贅沢にする人たちもいると聞き・・・ギリシャ人の金銭感覚って、良く分からない。どこでも上を見ればきりがありません。うちは、この程度でいいや、と思ったり。

 

ゆっくり遊ばせようと思ったのに、静かな場所が好きな旦那も私も、あまりの騒々しさに眩暈がして、早々に逃げ出してしまったんですけどね。長女と一緒にやったトランポリンでは、本当に私が怪我をしそうでした・・・ああ、年を感じる・・・

 

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