2006年11月14日
ギリシャ妊娠・出産体験記 5)出産への準備―胎教とヨガ
今日は、ギリシャ妊娠・出産体験記の5回目です。
出産準備としての胎教、ヨガについてです。
<胎教>
胎教は、本当に重要だと思います。「胎児はみんな天才だ」という本を読んで、その可能性に度肝を抜かれました。胎児って皆、ものすごい可能性と天才的能力があるんですよ。でも、知識として知っているのと、何かを継続して実践するのとは、全然違うレベル。私がやったことは、クラシック音楽や童謡を聞かせたり、胎児に話しかけたり、その程度がやっと。この本の著者は、アメリカ人と結婚した普通の日本女性ですが、その毎日の日課と努力はとても真似できるものではありません。結果的に、4人の子供全員が天才と呼ばれ、素晴らしい才能を発揮しているわけですが、基本は「愛情」なので、単なる英才教育とは違います。興味のある方は、読んでみてくださいね。
普段からあまり口数の多くない(と自分では思っている)私は、胎児に語り掛ける・・・というのがまず至難の業で。こういうのは、ギリシャ女性はうまそうです。(本当に多弁ですから・・・)ただ、母親の気持ちが一心同体の胎児に伝わるというのは信じていて、これから生まれる赤ちゃんに愛情を注ぎ、自分の気分を良い状態に保つのが一番の胎教だと考えています。でも、これが結構難しかったんですよ。前に書いたような色んな危機があったり、やはり海外での出産ということで、不安がつのったりして、精神不安定になりがちだったので。
そこで役立ったのが次に書くヨガです。
<マタニティーヨガ>
妊娠前から通っていたヨガの教室。マタニティーヨガのクラスもあったので、妊娠とともにそちらに移り、週2回やっていました。ヨガは、今、日本ですごいブームみたいですが、私は、10年以上も前、第一次ブームがあった時からボチボチやっていて、「頑張らない」姿勢、精神性、自然との調和、心身のバランスを大切にするのが気に入っていました。とかく、ジムとかスポーツは、他者との比較、競争などがあって、かえってストレスになりがちですが、ヨガなら、純粋に自分の健康・美容・幸せのために、マイペースで続けられるのが良いのです。今は行く時間もないし、教室が遠くに移ってしまったので残念ですが。
ヨガ教室のサイト:http://www.satyanandashram.gr/index.htm
ギリシャのヨガの先生。やっぱり、フツーのギリシャ人と違うんですよ。なんというか、あの包容力、吸い込まれるような目の優しさ、穏やかさと慈愛・・・本当に、どの先生も大好きでした。お香をたいて花を生けた薄暗い教室で、穏やかな音楽を聞きながら、股関節を柔らかくするポーズ(私は体が超固い!)や、呼吸法、瞑想、リラックス法などを学び(といってもほとんど忘れてしまった・・)、とても静かで豊かな時間でした。特に、先生の言葉で印象に残っているのが、「子供は、母親を選んで生まれてくる。子供の魂は、いつも天上から自分に最適な母親を探していて、見つけると降りてきて、そのお腹の中に宿る。」という、ある意味ショッキングな言葉。私は、この娘たちに選ばれて母になったのだなあ、と思うと、感慨深いものがあります。そして、こんな私を選んでくれて、ありがとうという気持ちになります。
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この記事へのコメント
親が子供を傷つける、またはその逆、そして、学校で友達同士でも、いじめの問題が絶えない今日このごろ。
何かがおかしい感じです。
将来的に、子供を育てる場を日本にしたいという希望もありますが、こういう記事を見ると、暗澹としてしまいますね。
ヨガの教室は、随分様変わりしてしまったようで、マタニティーヨガをまだやっているか定かではありませんが・・・
確かに、無痛分娩が主流ですよ。(と助産婦さんが言ってました)自然分娩の人は、ごく少数のこだわりのある人か、破水して麻酔が間に合わなかった人・・・
私も初めは自然分娩を望んでいましたが、結果的に、無痛分娩にしました。でも、本当に本当にお勧めですよ。それだけでも、ギリシャで産んだかいがあると思ってます。また後で書きますが、下半身麻酔なので意識はしっかりしているし、自由にいきんだりはできるし、出産の時も恐怖感が軽減するし。とにかく、あの痛みは尋常じゃないですから・・・(麻酔を打つまでの痛みで、もう十分!!)
でも、個人的なことなので、自然分娩で生めたら、それも良いですね。教室など、あるかどうかは知りません。呼吸法などを親切に教えてくれる助産婦さん、見つかるといいですね。でも、本番の時は、いついきめばいいかとかを、その都度指示してくれますよ。
日本の本ならたくさんありますので、もしアテネに御住まいならお貸しできますよ。


