今日は、妊娠・出産体験記の3回目。

妊娠中に起こったトラブルについてお話します。

 

腹下しの危機

長女を妊娠中、最初のトラブル・・・・それは、ある時お腹の調子が悪くなって原因不明の下痢が何日も続き、一気に2キロもやせてしまい、体力も気力も衰えてフラフラになってしまったこと。

 

赤ちゃんや自分のための栄養もとれないし、気分的にも落ち込み、心配しました。妊娠中は薬が飲めないので、自然治癒を待つしかないので大変です。内科医に行っても、「コカコーラに塩を入れて飲むといい」とか言われて目が点になり(結局やりませんでしたが、本当に効くのでしょうか?)、薬を処方はしてくれたものの、妊婦に安全かどうかは産婦人科の担当医に相談・確認してくれという無責任さ。担当の産婦人科医に聞くと、それは安全とは言い切れない、という返事で、結局、飲むことは断念。色んな下痢止めの薬を買って説明書を読んでみたけれど、妊婦に安全とは書いていない

 

でも、ここで登場した救世主は、たまたま家にあった、ドイツの「Kohle-Compretten」という薬。旦那が愛用している薬で、墨が原料である真っ黒な錠剤です。薬の説明書を読んでみると・・・なんとこれだけは、「妊婦にも安全」とはっきり書いてあり、感激!!そして、この薬、本当に良く効くので、妊婦でなくてもお勧めです。ギリシャでは売っていないと思うので、ドイツに行ったら買っておくといいと思います。トランジットでも空港で買えます。類似の薬もきっとあるのでしょうけれど・・・これには本当に救われました。2錠飲んだら、ピタッと止まりましたよ!ただし、これを飲んだ後、便も真っ黒になるので、びっくりしないように・・・

 

早産の危機

妊娠後期になると、定期健診のたびに子宮収縮頻度測定器をお腹につけて、30分もじっとしていなくてはなりませんでした。収縮の頻度・間隔によって、出産がどれくらい近いかを判断するのです。(出産は、この子宮の収縮によって赤ちゃんを外に押し出すメカニズムです。この収縮の際の痛みが陣痛と呼ばれるものです。)

 

この後期で、ちょっとハプニングが!妊娠7ヶ月くらいの時、通常より子宮の収縮頻度が多すぎる(間隔が短い)と言われ、突然、自宅安静を命じられ唖然。だって、自覚症状は何もないのですよ。いたって順調、元気元気!ただ、足のむくみだけはひどくて、手持ちの靴がなんにもはけない、ひどい象足になっていたけれど。動くと、早産になって未熟児が生まれるリスクが高いので、少しでも出産時期を遅らせるために、家事はダメ、重いものはもちろん持ったらダメ、疲れるのもだめ、ストレスもダメ、長距離歩くのもダメ。要するに、食事とトイレとお風呂以外はベッドにいなさいという命令が!調度、仕事が入っていたので、それだけはなんとか終わらせ、あとは寝たきり妊婦・・・毎日子宮収縮抑制剤を飲んで、元気なのにベッドでの生活。あーーー、苦痛!なんて暇で退屈!!でも、この時ほど、旦那に感謝したことはありません。2ヶ月近く、家事は一切旦那任せ。でも、彼は文句も言わず、毎日仕事から戻って、料理を作って食べさせてくれました。でも、サラダばっかりで、ちょっと辛かったな・・・

 

帝王切開の危機

予定日の1ヶ月前になれば、胎児も十分に大きくなっていつ生まれてもOKなので、寝たきり生活から解放されたものの、しかし!

いつでもカモン!と待ち構えていたのに、今度は予定日近くなっても陣痛の兆候がなくて、また心配の種が。ヤキモキしている周囲からは「まだか、まだか」とプレッシャーをかけられ、階段の上り下りがいいとか、スイカを持つといいとか、色んな珍アドバイスを受けて、やってみたり・・・・

 

噂には聞いていましたが、こちらの先生は、いとも簡単に帝王切開をしてしまうらしく、妊婦側も、その方が予定が立つし、産みの苦しみを味わわなくてすむから(産んだ後はしっかり痛いそうですが)と望む人もいるらしい。それに保険金もおりるし!でも、私は「ハラキリ」はしたくなかったので、焦りまくり。でも先生は・・・・

予定日を1日でも過ぎたら切ります。」と無慈悲な最後通牒。

 

確かに、予定日を大幅に超過すると子宮内環境が悪化し、赤ちゃんにも悪影響を与えるのは知っていたけれど、なんだか怪しい香りが。友人から良く聞いていたのです。夏休み近くは、医者の都合で皆、帝王切開にさせられてしまう・・・と。確かに、長女の予定日は8月初旬で、ちょっと遅れると夏休み真っ盛りの時期に突入してしまう。ある人が産院に見舞いに行ったところ、その日に産まれたという赤ちゃんは皆、未熟児同然に小さく、あれは皆医者の都合で帝王切開で早めに産ませられたのだと文句を言っていました。真偽の程は分かりませんが、ここはギリシャ。あり得ないことではありません。でも、帝王切開歓迎の風潮もあり、私が色んな人にその話をすると、「あれの方が赤ちゃんも苦しまなくてすむからいいのよ。」なんていう人もいたりして、人それぞれだなあと思ってしまいました。

 

赤ちゃんには母親の気持ちが伝わると本で読んでいたので、毎日、お腹の子に予定日前に生まれるようにお願いしたところ・・・・結局、8月の予定日当日の夜に陣痛が来て、入院。その次の日に無事生まれたのでした!!!

なんというギリギリのタイミング!さすが、半分、ギリシャ人の娘です。いや、それとも、私の方がギリシャ化したのか・・・

(ギリシャ人は、なんでもギリギリの間際にならないと動かない、と言われています。アテネオリンピックで証明済みですね。)

 

まあ、色々ありましたが、無事に出産にこぎつけて、ほっとしました。

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