あるギリシャツアーの添乗員さんが言っていました。

 

「日本人のお客さんは、何かが良いと聞くと、すぐ反応しますね。ギリシャ産マスティック入りのガムがピロリ菌に効くので、お土産品として人気があると説明したら、買い物の時にスーパーで在庫を買い占めている方がいました(笑)。」

mastihagum

 

 

テレビ番組の「あるある大辞典」(今でもやってますか?)に取り上げられた食品は、次の日には売れ行きが急上昇するというのでも、日本人の習性が分かりますね(笑)。

 

このマスティック(ギリシャ語でマスティハ)、ギリシャのヒオス島のマスティハという木から取れる貴重な樹液で、殺菌、抗菌作用があり、健康に良いことで有名です。

 

氷砂糖のような純粋な形で売られていたり、ガムなどの食品、シャンプー・リンス、歯磨きなどの日用品や化粧品にマスティハが添加されている商品が出回っています。以下、毎日新聞からの抜粋です。

 

★抗ピロリ菌作用持つマスティック★

 

ピロリ菌は、胃の中に生息する細菌で、胃潰瘍(かいよう)、十二指腸潰瘍、胃がんの発生に大きくかかわっています。今日、日本人の40歳以上の人では、約7割がピロリ菌に感染しているといわれています。

最近、「マスティック」という名のギリシャのハーブが、抗ピロリ菌作用をもつことが注目を集めています。マスティックは、ギリシャのヒオス島だけに生えているウルシ科の高木で、その樹液を言います。ヒノキの香りがします。

ギリシャでは5000年も前から、ハーブやスパイスとして日常的に利用されてきました。昔からミイラの保存にも使われ、その殺菌力はよく知られていたのです。

このマスティックを一躍有名にしたのは、98年12月24日号の「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」という医学雑誌に掲載された「マスティックがピロリ菌を殺す」という論文です。英国のバーネット総合病院のフウェズ医師らは、マスティックを薄めた溶液をピロリ菌に加えたところ、ピロリ菌が検出できないほど減少したと報告したのです。

日本でも、静岡県立大学食品栄養化学部微生物学教室の研究者たちが、胃や十二指腸の患部から採取したピロリ菌で同様の効果を確認しました。

さらに、英国のフウェズ医師らは、難治性の胃潰瘍の患者に、1日1グラムのマスティックを2回に分けて、4週間与えたところ、わずか7日間で全患者(6人)の自覚症状が消え、4週間後には、内視鏡検査で8割の人が治ったと報告しています。

このほか、マスティックは「消臭」「歯を白くする」「歯周病を予防する」効果もあります。

 (九段クリニック理事長)

(毎日新聞2002年3月14日東京朝刊より抜粋)

 

 

アテネでは、このマスティック製品は下記の店で買うことができます(下記以外の店舗もあります)。

 

ガムなどは、普通のスーパーやキオスク(売店)でも買えます。

ただし、味の方はあまりおいしいとは言えませんけれど・・・・

 

Mastiha shop

Panepistimiou & Kriezotou, 10671 Athens   Tel: 210-3632750 mastihashop
















関連記事:マスティハショップの化粧品

 

 「mastic spa」  

Iraklitou Str 10673 Kolonaki , Athens   Tel: 210-3603413

masticspa

 

(マスティックスパのアフターシェーブローションとカタログ)

2011年5月 追記:マスティハについて、最近、検索でこちらに来られる方が多いです。マスティハの製品は、日本では入手しにくいですね。もし、買い物・発送代行などご希望の方がいらっしゃいましたら、メールにてご相談ください。左のサイドバー上方に、メールフォームがあります。 また、BUYMA(バイマ)にも、いくつかマスティハ製品を出品していますので、ごらんください。 http://www.buyma.com/r/kiyomulan/ 注)BUYMAとは、海外のお買い得品、ブランド品、日本未入荷品などを、海外のバイヤーを通して安心して通販できるサイトです。

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