ユーロビジョンのファイナルのリハーサルに行って来ましたよー!本番は今日の午後10時ですが、チケットが取れなかったので前日のリハのチケットを取って行ったのです。

 

周囲の反応は・・・「え、50ユーロ?高い!」「なんでお金出してまでリハに行くの?子供をおいて?」と結構冷たいものもありましたが、楽しかったですよー!つきあって下さった友人よ、ありがとうございました!(旦那には同行を断られた私・・・)

 

一言で言うと、「ブラボー」でしたよ!リハーサルであることを忘れるほど、途切れもNGもなくちゃんとしていて、本番を見ているのかと錯覚するほどでした。テレビでは味わえない臨場感、高揚感がたまりません。

 

出演者も全部本人だったし、セットや衣装も完璧、司会者のサキス(やっぱりカッコよかった!)や昨年優勝者のエレナ・パパリズー(オーラを感じた!)、ゲストのナナ・ムスクリ(貫禄!)なども見られて大満足でした!会場は適度な大きさで、正面には舞台全体を映し出す大型スクリーン、左右の丸いスクリーンには出演者の顔のアップが映しだされ、オペラグラスなしでも十分楽しめるように工夫されていました。ステージは、ギリシャのエピダヴロス野外劇場を思わせるような作りで、歌以外のパフォーマンスも凝っていましたが、ちょっと理解不能なものが多かったので、今日の本番で説明を聞いてみたいです。

 

歌も、24曲ありましたが色々変化に富んでいたので、2時間があっという間でした。会場の反応が良かったのは、やっぱりノリノリ系のロシア、スペイン、ルーマニア、ウクライナ、フィンランドなど。個人的にはバラード系も好きなので、アイルランド、ボスニア・ヘルツェゴビナも好きでした。16番目に歌ったギリシャ代表アンナ・ヴィッシの時の観客の盛り上がりはやっぱりすごくて、ちょっと鳥肌モノ。これが生の醍醐味ですね!ファンというわけではないですが、やっぱり今ではギリシャを「祖国」のように感じている私がいます。ちょっと声が枯れ気味なのが気になりましたが、本番、がんばってほしいです

 

各国が歌う前に、ギリシャの風景のビデオクリップが映されるのですが、この演出がまたうまいんですよ。現実の何割増しだろう??と思うほど良くできてます。「綺麗!これ、どこよ?」な場所が一杯。美しい自然、海、おいしい食事、ナイトライフ、ゴージャスなリゾートホテル、島、歴史、遺跡、オリンピック、哲学者達、発展する現代のギリシャ・・・そういう映像が夢物語のように美しく表現されていて、なんて素敵な国なんでしょう!と誰もが思うでしょうね・・・・現実は、来て見ないと、住んでみないとわかりません・・・ふふふ。

 

会場の外では、スポンサーのブースがたくさんあって、帽子、ペンライト、Tシャツ、などなど、色々なプレゼントを配っていました。ペンライトはちょっと曲げると中の液体が混ざって黄緑に発光するしかけになっていて、それを知らない私たちは、「不良品だー!」と文句を言っていました(恥)。使い方を教えてくれた若い女の子、ありがとう!

 

ギリシャ観光局のブースもあって、ギリシャの地図やアテネのガイドブックなどをただで配っていて、これも良かったです。オールカラーで今年の4月に改定されたばかりの新しいガイドブックをもらえてラッキー!欲を言えば、会場の周りに、もっとギリシャ産品や食べ物のお店を出せばもうかるし、国の良い宣伝にもなるのに・・・と思った私は、やっぱり日本の商業主義に毒されているのでしょうか???オリンピックの時もそう思いましたけどね。

 

ショップでは、マウスパッドを購入。この間、怪力の次女に破られてしまったので・・・

オリンピックから1年9ヶ月、この次女を妊娠中に観戦に訪れたオリンピックスタジアム(OAKA)を再訪し、懐かしく、愛おしく思った夕べでした。ギリシャも私も頑張ったよね、と褒めてあげたい!?

 

写真は後ほどアップします!

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