epitafios今週のHOLY WEEKの中でも、きのうの金曜日はとても重要な日でした。聖金曜日(メガリ・パラスケヴィ)と呼ばれ、十字架にかけられたキリストがおろされ、お棺に納められ、埋葬されたと言われる悲しみの日です。昔は、主婦も、この日だけは家事をせずに喪に服したと言われます。

 

朝から教会ではミサが行われ、人々は、エピタフィオスと呼ばれる、花で飾られたお棺を模したものに接吻して祈りを捧げます。うちの近くの教会のエピタフィオス(左の写真)の中には、十字架にかけられたキリストの絵があり、辺りは花の良い香りに包まれていました。

 

夜になると、そのエピタフィオスをかかげて、葬儀の行列が街を練り歩きます。私は、シンタグマにあるミトロポレオス大聖堂に行ってきました。この教会は1862年に建設が完了した、アテネでは最も権威のあるギリシャ正教会です。随分長いこと修理中なのですが、とても美しい教会です。前の広場では、色々な国家的行事が行われたりします。

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夜9時前には、エピタフィオスの儀式のために付近の道路も通行止めになり、たくさんの人が火を灯したろうそくを持って路上に集います。物悲しい鐘の音が鳴り響き、葬送行進曲と共に十字架、エピタフィオス(棺)、司祭、音楽隊、ろうそくを持った人々の行列が、ミトロポレオス通りから、国会議事堂まで続きます。

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エピタフィオスを彩る花々の芳しい香り、司祭が振りながら歩くお香の匂いと煙、人々が携えているろうそくの蝋の溶ける匂い、ギリシャに根付いた信仰(といっても観光客も多かったですが!)・・・テレビでは分からない、ここに居合わせなければ感じることのできない雰囲気を、身をもって体験することができました。pasxa

 

(ろうそくを持ってシンタグマに集う人々)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、家に帰れば、キリストの生涯を描いた映画です。今週は、毎日、何かしら、キリストや聖書関係の映画をやっていているのです。今も横のテレビの中で、「私を信じる者は、永遠に生きる。」とキリストさんが言っています・・・

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