きのうはギリシャのの部分だったので、今日はの部分を紹介します。  ギリシャは、妊婦・子供に優しい国です。

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一般的なサービスは、これまでも書いたとおり、あまり褒められたものではありませんが、これは自慢できると思います。

私が妊婦だった頃、外出してバスや電車に乗ると、必ず誰かが席を譲ってくれました。ほぼ、100%ですよ!!信じられますか?

 

ある冬の日、まだ子供がいなかった頃、ギリシャ語を習いに行くためにバスに乗ったら、ある紳士が席を譲ってくれたのです。ん、なんで?と思ったら、どうも私を妊婦と勘違いしたらしい。あ、でも、私、デブじゃないですよ!スリ防止のために、私は長いコートの下にいつもポシェットをぶらさげていて、それが調度お腹のあたりにこんもりとしていたのです。でも、それに気づいたのは妊娠してからでした。鈍いですねえ。

 

そして、いつも長蛇の列で待たされる銀行も、妊婦の私が入っていって最後尾についたとたん、窓口の女性が「エラ、エラ!(Come!)」と手招きして、約30人抜きで、3分で用事が済み、感動したものです。この国なら、一生妊婦の方がいいか、と思ったくらい。そして、子供が生まれてからは、やはり、バスに乗り降りするときは、乳母車を一緒に上げ下げするのを手伝ってくれたり、やっぱり席を譲ってくれたり。そして、必ずといっていいほど、赤ちゃんの顔をのぞきこんであやしてくれる人がいて、祝福の言葉をかけてくれるのです。

 

また、産婦人科に行くのは、日本の男性にとっては、なんとなく恥ずかしいかもしれませんが、ここギリシャでは、婦人科へも夫婦で行くのが当たり前です。はじめは、私が外国人で不安だから旦那が着いてきてくれるのかと思ってましたが、行ってみるとほとんどの人がカップルで来ていました。仕事のある昼間の時間でも、ですよ。会社にも、奥さんの検診に付き添うというのは、立派な遅刻・早退理由になるようなのです。いいですねー、家族優先の社会

 

レストランや劇場なども、子供連れでほとんどOK。これは、子供がいない人にとっては、結構迷惑なことだと思いますが・・・クリスマスに「くるみ割り人形」というバレエを見に行った時、バレエを習っているのであろう女の子たちであふれかえっていて、バタバタと走り回り、すごい騒ぎ。学芸会に来たのかと錯覚したほどです。チケット代も高かったんですよ!旦那と一緒に、呆気にとられてました。

 

まあ最近は、保育園や幼稚園での体罰やひどい環境などがテレビでスクープされたりしていますが、ギリシャは家族や義父母の協力も手厚く、私が知っている限りでは、日本よりずっと子育てがしやすい場所だと思います。

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