先日記事にした、日本文化研究会(日本語教育部)主催、日本大使館共催による「日本語スピーチコンテスト」があったので行ってきた。場所はエヴァンゲリスモス駅近くのアテネ大学付属マラズリオ小学校講堂。広い講堂の中はほぼ満員で、盛況の様子。 speech

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は男性2名、女性7名、合計9名の参加で、学生さんなど、若い人が多かった。題目は、「日本語と私」か「私の将来の夢」。今年の参加者は、皆さん、どの人も同じような高いレベルで甲乙つけがたく、発音も聞きやすかった。

 

日本の漫画「キャンディ・キャンディ」が好きで、日本のお婿さんが欲しいという高校生、日本の田舎にボランティアで滞在して、将来は日本でアニメを勉強したいという青年、日本にホームステイした女性、一茶や芭蕉など俳句に興味のある女性、日本語の文字・文化に興味を持つ英語教師の女性、数カ国語をあやつり、将来はEUと日本との架け橋になりたいという頼もしい法学部の女子学生などなど。

 

「夢」を語った若者が、「本当は何もしないでゆっくりするのが夢」というようなことを言っていたのを聞いた時は、苦笑した。ギリシャ人の若者も塾や勉強で忙しく、あまり好きなことをする暇がないのだなあ、と彼らの現実が垣間見えておもしろかった。全般的に、外国語を習うというのは、世界と可能性を広げるものだという見解は一致しているようで、2−3カ国語できるのは当たり前、という感じだ。ギリシャは、大学を出てもあまり良い職がなく、アルバイトでしのいでいる若者がたくさんいる。あまり産業自体がないので仕方ないのだが、このようなやる気のある若者達にエールを送りたい。

 

それにしても、日本人にとってギリシャ語は複雑怪奇で相当難しいが、やはり、漢字とあいまいな文法の壁を考えると、ギリシャ人が日本語を学ぶ方がもっと難しいかもしれないとも思う。これからも頑張ってほしい!

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ワークショップでは、浴衣の着付け、折り紙、貼り絵などを、ギリシャ在住の日本語教師の方や、ボランティアの日本人の方々がギリシャ人に教えたりして、わいわいがやがやと楽しい時を過ごした。このような文化交流の貴重な機会を、どうもありがとうございました!

 

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最後に日本文化研究会の方々他の、持ち寄りの軽食やお菓子などをつまみながら、ミニレセプション。

 

新しい知り合いもでき、楽しい夕べだった。このレセプションでも感じたが、日本のアニメや漫画、コンピューターゲームって、本当に人気があるようだ。自分があまり興味がないので知らなかったけれど、日本の「オタク」や「萌え」の世界は、ギリシャでも息づいている!

 

余談だが、6月末に、ナフプリオンで大規模な日本文化紹介のイベントがあるとのこと。

ギリシャ人ピアニストと書道家のコラボレーション、着物の展示、伝統文化の紹介など。詳しくは、日本大使館まで。Tel:210−6709901〜2

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