geranium月になり、陽気も良くなってきたので、バルコニーの掃除をした。

 

うちのバルコニーは広くて、これからの季節は子供の遊び場に、ブランチ・夕涼みの場所に、と大活躍する。特に、ギリシャ人は外が好きなので、バルコニーにテーブルと椅子を出して、のんびりとくつろぐ光景が良く見られる。

 

バルコニーの状態は、私の生活における、心の余裕度のバロメーターだ。それにしても、ガーデニングが趣味とはとても言えないほど、荒れ果てた植物たちを見てため息が出た。この冬は、子育てでアップアップだったことと、雪や大雨で天候も最悪、HP作りやブログも始めたこともあって、全くといっていいほど鉢植えの世話ができなかった。というか、半分諦めて、もう投げ出していた。ある一線レベルを超えると、もうどうでも良くなることがある。不本意ではあるが・・・

 

子供がいなかった時は、植木市などでたくさん植木や花を買い込み、バルコニーも充実していたが、今ではほとんどが枯れたり、ひどい状態になってしまい、見る影もない。植物は正直だ。

 

値段の高い鉢植えは引越しの時に盗まれてしまったし。お気に入りのハイビスカスも、3鉢枯れて1鉢だけ生き残っていた。ハイビスカスは夏、アブラムシがついて大変だが、南国の雰囲気が好きだった。アジサイは、2つとも美しい新緑が出てきていて、ホッとした。アジサイは6月に結婚した私と旦那の、思い出の花だ。東洋的な雰囲気の葦は好きだったのに、枯れて茶色のカサカサが悲しい。

 

植物は、声も出せないし自分で動けない。ただ、与えられた環境の中で、文句も言わず、生きるだけである。ごめんね・・と枯葉を払い落とし、剪定をしながらつぶやいた。

 

ところが、水もやらず、あの厳しい冬の中、完全に放ったらかしにしておいたのに、ゼラニウムだけは、知らないうちにつぼみをふくらませ、愛らしい花を咲かせていた。株も大きくなり、葉の状態も悪くない。本当に、ゼラニウムは、強くて、ギリシャの気候に最適な花だ。ほとんど一年中花が咲くし、強い日差しにも、乾燥にも、寒さにも強い。そして、あまり手入れをしてやれない我が家にも最適な花だ。花を見るとやっぱり心が癒される。誰が見ていなくても、精一杯花を咲かせる、精一杯生きている姿に感動する

 

ごめんね、そして、ありがとう。

 

 

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