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2月10日(金)

最近のテレビの話題になっているのは、盗聴事件である。以下、ロイターの記事。

 

[アテネ 2日 ロイター] ギリシャ政府は2日、カラマンリス首相をはじめ、政府関係者などが所有する約100台の携帯電話が、1年近くにわたり何者かに盗聴されていたことを明らかにした。 当局によれば、盗聴の対象となったのは違法のソフトウエアが組み込まれたボーダフォンの携帯端末で、通話内容が録音されていた。そのうちの1台は、在ギリシャ米国大使館が所有していたという。 政府の広報担当者によると、首相が所有する携帯のほか、国防省、公安省、外務省などの一部の携帯も盗聴されていた。 同担当者は、これは国家安全保障にかかわる重大事件だと発言。司法当局は、スパイ行為の可能性についても調査する予定だという。 盗聴された期間は、2004年アテネ五輪開催の数カ月前から2005年3月までの約1年間。盗聴に気づいたボーダフォン(ギリシャ)が当局に報告した。

 

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誰が何の目的でやったのか、今だにはっきりしていない。そして、この事件をおちょくったジョークが、バラエティー番組で格好のネタとなっている。政治家同士や、政治家と奥さん(恋人)のありそうな電話での会話をダイアログにして、声色、しゃべり方もそっくりに、コメディアンがおもしろおかしく演じている。また、VODAFONのCMのパロディーにも色んなバージョンがある。「タラララ〜♪(CMの音楽)ボルタフォン、スパイライン!さて、今日はどの政治家の内緒話を聴きましょうか?よりどり見どり、1番を押すと、カラマンリス首相、2番を押すとヤナ・アンゲロプル 元オリンピック委員会長、3番を押すと・・」「今なら、5時間の盗聴サービスがドレアン(無料)!」などなど・・・

これを見た旦那が、「君の携帯はVODAFON?」「ううん、COSMOTE(ギリシャの電話会社)。でも、私、聴かれてまずいことなんか、何も話してないもん!」

 

それにしても、私が一番びっくりしたのは、VODAFONに勤めていたギリシャ人のエンジニアが自殺したということだ。このスキャンダルの秘密を握っていたに違いないと捜査が続いているが、まだ真実は分からない。ギリシャ人の自殺というのは、本当に珍しいのである。日本人だと、罪悪感から自殺するケースも多いが、謝らない人たちにも書いたように、ギリシャ人では、めったに自分を責める人はいないという印象があったので・・・これでギリシャ人観がちょっと変わった・・・・かな?