きのうは、お義母さんからレシピを聞いて、やっとスティファード(牛肉と小たまねぎのトマト煮込み)を自分で作ってみた。
最初に紹介(1/20 ギリシャお袋の味)してから随分時がたってしまったが、初めてにしてはなかなか会心の出来。これなら、日本でも作れそう。以下がレシピ。
スティファードの作り方:
材料 (4−5人分)
牛肩肉 500g
(ギリシャ語ではオモプラティ、もも肉と書いてある本もあり)
小玉ねぎ 1.5kg
トマトピューレ (400g位のカットトマトの缶詰か、濃縮ソースを適当にのばす)
シナモン(シナモンスティック1本か、粉状のものでもOK)
月桂樹の葉 2枚
塩、粒コショウ(挽いていない丸い正露丸みたいなやつ!) 適量
にんにく1片、ワインビネガー 大さじ2、オリーブ油 180g
1)厚手の鍋にオリーブ油を入れ、一口大に切った肉を強火で焼く。
2)皮をむいた小玉ねぎを同じ鍋に入れる。
3)材料にかぶるくらいのひたひたの水、塩、コショウ、あら微塵切りにしたニンニク、シナモン、月桂樹の葉、オリーブ油、トマトピューレを入れて中火にかける。
4)中火で2時間ほど、水気がなくなりとろみがつくまでゆっくり煮る。
5)最後にワインビネガーを入れる。
6)月桂樹とシナモンスティックは取り出す。
お義母さんのアドバイスとしては、小玉ねぎは前の晩からお湯につけておけば、むきやすくなるとのこと。彼女は、丁寧に玉ねぎの真ん中の芯はのぞくらしいが、私はそんな細かいことはしなかった!それか、面倒ならば「バルバスタシ」というメーカーの冷凍品でもOKとのこと。夏でトマトがおいしい季節ならば、本物のトマトを使っても良い。「玉ねぎは、野菜の中で一番栄養があって体にいいんですってよ、お医者さんが言ってたわ!」と玉ねぎ愛好家。
丸いコショウは噛んでしまうとかなり強烈なので、食べる前に私は取り除いている。刺激が好きな方はそのままで・・・あと、ビネガーは入れなくても私は好き。ビネガーは入れないとハヤシ風、入れると酢豚風??まずは入れずに味見をし、あとで入れてまた味見をして、2度楽しんでください(笑)。塩は少なすぎるとおいしくないみたい。
玉ねぎが苦手な方にはお勧めしないが、私はあのとろけた玉ねぎが大好きなので、肉はそっちのけで、玉ねぎばっかり食べてしまう。肉もとても柔らかくなっておいしい!うちの旦那は玉ねぎ嫌いなので、「玉ねぎは入れないでくれ。」と言われてしまったが、何度も火を入れすぎて玉ねぎは形が崩れ、ソースの一部みたいになってしまった。「ごめん、それは無理だわ。」と言うと、仕方なく我慢して食べているのが見え見えだった。(失礼ね!)
ビネガーを入れるか入れないかで酢豚風とハヤシ風っていうのが面白いです^^
同じ料理でも、それぞれの家庭で個性が出るものですね〜。kiyomulanさんはさすが玉ねぎ好きなだけあって、入れる量も多目なんですね。
そうそう、うちの叔母さんはこれの肉抜き(ただの玉ねぎ煮込み)もよく作りますよ。