lily1月21日(土)

先日、うちの近くに「ZARA KIDS」という、子供服専門店ができたので行ってみました。「ZARA」はスペインのブランドで縫製はイマイチだけど、リーズナブルな値段と、ぱっと見がまあまあおしゃれなデザインなので、つい買ってしまう・・・日本の渋谷にも店があります。

 

結構混んでいて、レジの前には長い列。10分くらい待ってやっと自分の番が回ってきた子供連れのお母さんが、レジにジャケットを差し出した。以下、二人の会話。

 

レジ「29ユーロです。」(無愛想)

客「え、値札には25ユーロって書いてあるじゃない。」(驚き)

レジ「値札が間違ってるだけです。」(平静)

客「それなら、まけてよ。そちらの間違いなんだから。」(交渉)

レジ「いえ、まだバーゲンは始まってないから、まけられません。」(拒絶)

客「じゃあ、なんで25ユーロって印刷で書いてあるのよ!」(憤怒)

レジ「ここはスペインのブランドだから、ギリシャまで輸入してくるのにコストがかかるんです。それはスペインの値段で、ギリシャの値段を上に貼り忘れただけなんですよ!人間、誰だって、間違いはあるでしょ、神様じゃないんだから!!」(逆切れ)

客「それじゃあ、カードで・・・」(諦念)

レジ「ID(身分証明書)を見せてください。」(淡々)

客「今日は持ってないわ。」(困惑)

レジ「それなら、カードは使えません。」(突き放し)

客「そんなこと言わないで・・・」(哀願・・どうも現金がなかったらしい。その4ユーロの差が誤算だったのだろう)

レジ「私にはどうすることもできません!!」(爆発)

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そして、そのお客さんは、捨て台詞を残し、買わずに去っていきました。気の毒でした。

全く、その店員ときたら、謝りもせず、同情もせず・・・でも、この種の人たちってギリシャでは結構存在します。日本人は、とりあえず謝ってしまう癖があるようですが(特に接客業などは)、ギリシャでは、ほとんど謝る人はいません。自分に非があっても、言い訳や責任転嫁をしたりする姿が良く見られます。(というか、自分に非があると思っていないのかもしれません。)アメリカなどの訴訟社会では、謝ると慰謝料を請求されるから絶対謝るなとアドバイスされたこともありますが、それともちょっと違うような。でも、謝らないのはギリシャ人だけではありません。前に外国人向けのギリシャ語の講座に通っていた時、遅刻する学生が本当に多かったのですが、先生が怒っても、謝る人は一人もいませんでした。「道が混んでたから。」「電話がかかってきたから。」などと肩をすくめ、言い訳するだけです。そのことを旦那に言うと、「日本人は反省もしていないのにすぐ謝るから、その方が不正直で良くない。」とやり返された。なるほど。ホリエモンも、心の中では反省していないかもしれない・・・

 

ところで、EU諸国の価格の件ですが、ATLANTIDAさんのブログのコメントでも、EU内は同じであるはずだけど、例外もあると書いてありましたね。うちの旦那の意見でも、「EU内では同価格のはず。ZARAはスペインのブランドといっても、スペインで作っているわけじゃないんだから。どこかの配送センターから直送されてくるはずだから。」ということです。でも、現実には、色々ありますね。売る側が売りたい価格をつけるという例が・・・