「ハーレクイン・ロマンス」小説で有名なハーレクイン社の調べによれば、数年前、世界14カ国でアンケートを行った結果、「自分の夫、恋人はロマンチック」との回答が一番高かったのは、なんと、ギリシャだったそうだ。最低はポーランド、日本は下から2番目・・・
また、「過去1年にベッド以外の場所で愛してると言ってくれた」のは、ギリシャとハンガリーが最高の82%、最低は日本の34%とのこと。
へえーーーーー!?ギリシャ人と国際結婚した人に、実情を聞いてみたいところだ。うちの旦那は、あんまりギリシャ人ぽくないと思っていたら、どうやら日本とギリシャの中間位の感じ。昔は花とか良く買ってきてくれて感激したけれど、うちでは無口だし、愛してるなんて、あんまり聞いた覚えがない。でも、確かに言葉は大事だが、行動はもっと大事だと思う。いくら愛してると言ってくれたって、それを証明する行動がなくては・・・だから、日本人があまり言葉に出さないのも文化的な問題であって、別に悪いことではない。日本には「察する」「行間を読む」「言わぬが花」「口は災いのもと」「沈黙は金」「あうんの呼吸」「一を聞いて十を知る」「本音とタテマエ」などという文化があるのだから。1から10まで言わないと分かってくれない世界は、時として疲れるものだ。
ギリシャと日本に関するジョークをひとつ。「世界でスパイにとって一番情報を分析しにくい国は、日本とギリシャである。日本人は無口でいつもニコニコするだけで、はっきりしたことは何も言わない。だから、本当のところは何を考えているのか理解できない。他方、ギリシャ人は多弁で、あることないこと何でも開けっぴろげにしゃべりすぎる。だから、やっぱりどれが真実なのか全く判別不能。」
日本とギリシャ、正反対のようで、でも、結果としては同じ評価になるのだからおもしろい。