ギリシャ★アテネより愛をこめて★ From Athens With Love

ギリシャ旅行、アテネ観光情報、 ギリシャウェディング情報 ギリシャ生活秘話、旅行に役立つ裏話、 国際結婚悲喜こもごも、子育て、日々の雑感など

親知らずよ、さようなら・・

ーー、歯が痛い!!!

と夜も眠れなかった数日前。ずっと気になっていた親知らずのあたりに激痛が走り、もう、仕方なく本当に苦手な歯医者に、また行くはめになった私。そう、去年の一時帰国時も、随分歯医者に通って散財したものの、親知らずは抜くのをためらって(抜歯が怖くて、歯ももったいなくて)、温存していたのでした・・・

保険もないし、全額負担か・・・と覚悟を決めて銀行から万札をおろし、人から紹介された神田の歯医者さんに足取りも重く、暗ーい面持ちで向かいました。空の雲行きも、私の気分を象徴するかのようにどよーーんとして。なんといっても、痛みに弱い私は大の歯医者嫌いで、痛みだけでなく、あのドリルのキーンとした音と振動、雰囲気が苦手。こんなに痛いのなら、根まで虫歯が進行しているのかも・・・などと、悪い方に考えて気分は沈んでいました。

今回紹介してもらったところは、最新鋭のレーザー治療で、痛みも出血も削るのも最小限におさえられ、なんとあのキーンとした音や振動さえもなく、麻酔さえも最新式で痛くないらしい・・・という吉報を信じ、家からは遠いのですが、そこに決めたのです。

そこの歯医者さんは一人でやっていて、受け付けのお姉さんや助手の人もいない。でも、先生はとてもフランクで色々丁寧に説明してくださり、結局痛みは親知らずのせいで、それを抜くのが最良との診断。そして、局部レントゲンで根の長さや方向をチェックしてもらい、幸い根も短かったので、簡単に抜けるだろうとの言葉通り、麻酔(ほとんど痛み無し)を打ち、何十回か前後左右に揺すったあと、最後にメリメリ、ミシミシ、という恐怖の音を立てて、思っていたよりも案外簡単に歯が抜けました!!!

多少の喪失感はあったものの、いつもその間に食べ物のかすがつまるという不快感ともさようなら・・・こんなことなら、もっと早く抜けば良かったかも。出血もほとんどなかったくらいでした。そして、薬をつめて糸で縫い、回復を劇的に早めるというレーザーを外から当て、終了。お代も思ったよりずーーっと安くすみ、一安心。次回は、めったにできない歯のクリーニングまでお願いしてしまいました。(笑)

治療が終わって別人のように明るくなった私は、ランチタイムのビジネス街に、お昼を食べに繰り出すほど元気。麻酔が切れたあと多少の痛みはもちろんあったけれど、抜歯後すぐに五目焼きそばとチャーハンセットを食べて、ホクホクと家路についたのでした。ありがたや、ありがたやー!

ちなみに、その歯医者さんのHPはこちらです。

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日本再発見!の「国家の品格」

本当に久々に、育児書以外のちゃんとした本を読みました・・・

知人に薦められた一冊、「国家の品格」藤原正彦著 (おー、すごい題名だー!)

これが、2006年のベストセラー第一位だということも知らずに読んでました(苦笑)。海外に住んでると、本当に浦島花子です。

内容はざっとこんな感じ。

[BOOKデータベースより]-----------------------------------------------

日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言。

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うーーーん、と考えさせられました。特に、海外に住むと、とかくこんな未熟な自分が「日本代表」みたいなことになってしまう状況が多々ありますから。

真の国際人とは、外国語がペラペラしゃべれる人ではなく、日本の古典、武士道精神、歴史、文化などを含め、自国のことに精通し、良い意味での祖国愛があり、誇りがあり、日本人らしく考え、日本人の特質を生かして世界に貢献できる人だというのは、本当にその通り!内容がなければ、外国語ができたって、世界で一目置かれる人にはなりませんよね。「ゆとりのある教育」という名で基礎学力の低下を招き、国際化のため英語を早期から取り入れるという方針で国語、数学、歴史がおろそかになるようでは本末転倒、日本の未来が危ぶまれるのも理解できます。

あらためて日本の「お国柄」について再認識し、そんな国に生まれたことに、自信と誇りを感じました。武士道精神(慈愛、誠実、忍耐、正義、勇気、惻隠、名誉、恥)などの深さ、気高さや、自然と共に謙虚に生き、対立を好まず和を尊ぶ姿勢、繊細な自然のもとで培われた美意識、それを文学や芸術に昇華させる才能、情緒、多文化や多様性に対する寛容と、それを受け入れてより良いものを生み出す器用さと知恵。そんな先人たちの素晴らしさが失われ続けている昨今、どうにかして、次世代へとつなげていかないといけないと思います。

・・・・・って言うのは簡単ですが、まずは、それを我が子にどうやって伝えていくのか・・・と考えると、すごーく大変なことだなあ。まずは、自分が日本の古典と歴史をひもといて、「日本再発見」の旅に出ることにするか・・・・

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オヒ・デーと長女

きのう、10月28日は、ギリシャでは重要な祝日「オヒ・デー」でした。

詳細は前に書いた記事をどうぞ。

この日はギリシャ各地でパレードが行われ、4歳のわが長女もこのパレードに参加する予定だったのですが・・・(実は、長女はまだギリシャにいます。)電話すると、数日前から体調を崩し、お腹の調子が悪いので不参加にしたとのこと・・・・・・・(涙)。

ああ、どうしてこういう時に限って!ということは、子育てをしているとよくありますが、今回も。

ギリシャを出発する前に、長女が朗読するギリシャ語の詩(国家を称える詩)を練習して覚えさせ、パレードで着る制服も買い、運動靴は不可だというので革靴も買い、旦那にビデオとカメラを託し、寒くても暑くても対応できるタイツや下着を2種類用意し、後で写真やビデオを見るのを楽しみにしていたのでした。心待ちにしていた長女も、かわいそうでした。

それにしても、2週間、私が家をあけて、長女はギリシャ語どっぷりの生活をしていたためか、私が電話で日本語を話しても、かえってくる答えはすべてギリシャ語で・・100%「ギリシャ人」のようでした。そして、なんだか私に対しても、よそよそしい感じ。やっぱり、次女だけ先に連れて日本に帰ってしまったことを怒っているのかな。。。4歳といっても、まだまだ母親に甘えたい年頃なんでしょうね。ごめんなさい。忘れたわけじゃないよ。

明日からは、もっと頻繁に電話かファックスでもしよう。

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「百年の木の下で」プロジェクトのブログ開設

かわまさ しょうこさんの絵画展に行ってきました。あたたかみのある原画を鑑賞し、そして、なんとご本人とも初対面!ブログのつなぐご縁を楽しんでいます!

皆さんに宣伝しておきながら、自分ではまだ買っていなかったポストカードも購入し、ギリシャ談に花を咲かせました。

ここでお知らせですが、かわまささんご本人もブログを開設されましたので、ご紹介しておきます。

「ギリシャへ そして ギリシャから」http://blog.goo.ne.jp/lesvosolive

私のリンク集にも追加しました。今後も、ギリシャの山火事に対する森林再生支援活動「百年の木の下で」のプロジェクトは継続されますので、そのプロジェクトのことや、ギリシャのからのニュースを翻訳してのせてくれたりするそうなので、私も楽しみです。(ギリシャ在住ながら、ほとんど新聞やテレビを見る時間はないので・・・)

また、遠隔地の方へのポストカードの発送や募金のみの受付などの窓口になることも考えていらっしゃるようなので、心強いです。

山火事で失われたギリシャの森林、自然、被災者の方々へ、遠い日本からの再生への思いが届きますように。

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銀座で豆腐懐石ディナー

Kiyomulan@Japan 充電中です。

先日、友達と一緒に行った銀座のお店がとっても良かったのでご紹介しますね。

私は、好き嫌いはほとんどないのですが、やはり、日本に来たときは、断然和食です。

梅の花」というこのお店は湯葉と豆腐専門店で、チェーン店なので、色々なところにあります。

今回行った銀座並木通り店は、銀座駅から程近いビルの5階にあり、とても静かで、一歩店に入るとそこは京都の料亭かと思うほどしっとりして風情のある大人の雰囲気。木の内装から感じるぬくもりと、店の中随所に飾られた季節感のある生け花や器、庭園風に中を流れる小川や灯篭は、日常を忘れさせてくれる優雅で贅沢な空間です。4000円コース以上の料理を頼むと無料で使える個室は茶室の入り口のような小さな間口になっており、中は隠れ家的でほっと落ち着けます。和室ですが、掘り炬燵になっているので足は疲れないし、ここなら、ちょっとした内緒話もできそうです。店員さんも笑顔で感じよく、レストラン選びにおいては、食事の内容のほかに、こういう気配りの行き届いた場所で、くつろぎの時を過ごすというのも重要なポイントですよね。

今回は4000円のコースです。お料理は、小鉢 たぐり湯葉、温物 名物豆腐しゅうまい、揚げ物 生麩田楽、蒸し物 茶碗蒸し、洋皿 湯葉豆腐と野菜一杯サラダ、鍋 国産黒豚と季節野菜の豆乳しゃぶしゃぶ、飯物 豆乳雑炊リゾット風、香の物、デザート(アイスクリーム) の9点で、どれもこれも上品で丁寧な作りで、思わず頬がゆるむ味わい深さ。特に、豆乳の中で火をとおし、胡麻だれにつけて食べる豚しゃぶが、こんなにおいしいなんて新発見でした。(追加注文したくらいです!)

この銀座の高そうな雰囲気、個室、料理内容で4000円とは、かなりお値打ちだと思いますよー!豆腐懐石ということで健康志向だし、デートにも、女性同士の集いにも、接待にも、色々使えそうです。

トイレさえも風情があり、仕切られた化粧台があったり、水道のシンクも青い模様のある和陶器でできていておしゃれでした。

「梅の花」銀座並木通り店 中央区銀座2−3−6 銀座並木通りビル5F 

tel:03−3538−2226 HP:http://www.umenohana.co.jp/

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本当の休暇

日本では、10月って晴れの日が多いのではなかったでしたっけ?ほら、歌でも「青い空10月ーー!」っていうのありますよね。

今、日本に一時帰国しています。この1週間、東京ではなんとなく曇りや雨の日が多くて、日も短くなって、なんだか冬も近い感じ。持ってきた服ではこころもとなくて、暖かい服を買いに早速ユニクロに走りました(笑)。

でも、実家で、やっと休暇らしい休暇を過ごしています。10時間以上寝られて、家事はほとんどせず、予定もなく、新聞や雑誌をひろげたり、インターネット三昧したり、くだらないテレビを見たり、本屋で立ち読みしたり、時間を気にせず洋服を試着したり、一人深夜に餃子屋さんに走ったり、湯船にゆっくりつかったり、デパ地下で好きな食べ物を買ってきて食べたり・・・こんな、なんでもないことが本当に幸せで幸せで!そして、夜はふとんの上で、子供の体温の暖かみとやわらかさを抱きしめながら眠るという、ささやかでありながら、贅沢な幸福感。

当たり前なようで、当たり前でない日常です

びっくりすることもありました。たまたま、子供の教育関係の相談をした人が、前にギリシャに住んでいた人で、話がはずんで、色々サービスしてもらったり。「ギリシャって本当にいいところですよね。引退したらすぐ戻りたいです。」とのこと・・・・「何がそんなに良かったですか?」と聞くと「のんびりしていて、人が親切で、日本人の忘れてしまった何かがある」のだそうです。

確かに、変な事件が相次いでいる日本は、大切な何かを忘れてしまったのかもしれません。

ブログをやっていると、楽しいこともたくさん起きます。今日は、大学時代の知り合いから突然近況報告が入り、嬉しいサプライズでした。

今日も、穏やかで良い一日でした。当たり前でない日常に、どうもありがとう。

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ギリシャの山火事被害に対する募金活動

この夏に起きたギリシャの山火事に対して、ギリシャの風景を描いたオリジナルポストカードの販売を通して森林再生のための募金活動をされている かわまさしょうこ さんのことを先日記事にしましたが、ご本人から下記のメッセージを頂きましたのでご紹介します。

ポストカードの売り上げ金がギリシャの失われた森林再生のために使われるという「百年の木の下で」のプロジェクト。ポストカードは、絵画展が終わっても下記のところで買えるとのことです。

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絵画展が始まって10日。ブログで協力いただいたおかげで、反響が徐々に広がっています。ギャラリーだけでなく、

 

渋谷駅近くのギリシャレストラン「エーゲ海」さんhttp://r.gnavi.co.jp/a149500/

原宿のギリシャ料理スピローズさん

http://www.spyros.jp/index.cgi

小金井市のオルゴールとギリシャ雑貨のお店Saturdayさん

http://satmb.com/

ブックファースト神田駅前店

http://www.book1st.net/shops/index.html

 

でもポストカードを売ってくださることになりましたので、そちらの方が便利な方はぜひご利用ください。

 

支援する団体についてはKathimeriniの記者に紹介してもらったWWFGreeceを通して現在選考中です。というとすごく偉そうですが、どれだけ支援のお金を集められるかわからないし、稲沢市の100万円にはなかなか及ばないと思いますが、一回きりの支援でなく、できる限り長く続けていきたいと思います。木を育てるには時間がかかりますので、みなさんも長い目で見てくださいね。

 

またギリシャ在住の方、ここにこんな活動をしているグループがあるよという情報があったら『百年の木の下で』事務局hyakunen-nokiの後に@hotmail.co.jpまでお知らせください。よろしくお願いします。

 

かわまさしょうこ

 

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ギリシャと日本の友好関係

日本とギリシャの関係は、1989年(明治32年)に日希就航通商航海条約を締結した時から始まりましたが、経済的、文化的、政治的にも2国間が友好関係にあることは、ギリシャに住んでいても感じるところです。

 

いけばなの支部、囲碁倶楽部、空手、柔道、合気道の教室、日本語のスピーチコンテストや着物のショーがあったり、色々な交流も行われています。日本文化や日本食、日本人に対してのイメージも良いようなので、旅行をしても、住んでいても、気分的に楽です。(やはり、偏見を持たれている国出身の人たちは、住みにくいようですから)

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本からギリシャへの輸出品としては、圧倒的に自動車が多いのですが、それが、アテネの交通渋滞や大気汚染の原因の一因になっているかと思うと、ちょっと複雑な思いです。

 

また、日本とギリシャには、以下の通り、9つも姉妹都市(通り)があります。

1.岡山県瀬戸内市とレスボス島ミティリーニ

2.鹿児島県与論町ミコノス

3.富山県南砺市とデルフィ市

4.愛知県稲沢市とオリンピア市

5.福島県棚倉町とスパルタ市

6.兵庫県篠山市とエピダウロス

7.横浜市大倉山通りとアテネ市エルム通り

8.香川県小豆島3町 池田町内海町土庄町)とミロス島

9.東京都新宿区とレフカダ島

アテネ国際マラソンと長野マラソンも提携関係にあります。

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この夏、ギリシャの山火事のニュースは日本でも大きく報道されていたようですが、先日、ギリシャの新聞「カシメリニ」にオリンピア市と姉妹都市である愛知県の稲沢市が、山火事で大きな被害を受けたオリンピア市に対し、100万円を寄付したという記事がありました。また、ギリシャを描いた絵画展をとおし、ギリシャの森林再生支援のための募金活動を行っている日本女性画家の方の記事ものっていました。(この絵画展の詳細はこちらをどうぞ!)

こういう日本の善意を伝える記事をギリシャで見るのは、とてもうれしい限りです。

 

このように、友好関係にある日本とギリシャ・・・なのに、直行便がありません。要人の相互訪問も活発化する中、直行便が復活してほしいというのが、ギリシャファン、ギリシャ在住者皆の切なる願いです。

 

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フラメンコのゆうべ

バドミントンシアターに行って来ました。

 

変な名前の劇場ですよね?今まで知りませんでしたが、2004年のアテネオリンピックの時に、バドミントンの試合会場になったところを改造して、最新鋭の大型劇場に生まれ変わらせたものだそうです。地下鉄のカテハキ駅から徒歩15分くらいですが、なんとも変な場所。入り口が暗い公園の奥にあって、探すのに一苦労・・・まわりに人も全然いなくて、なんだか不気味でした。

でも会場に着くと、どこからこんなに人が集まったのかと思うほど満員で・・・きっと皆車で来るのでしょうね。

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肝心の舞台は・・・フラメンコのクリスティーナ・オヨスです!!!!実は、私はギリシャに来る前、日本で10年ほどフラメンコにはまっていた時期がありました。アントニオ・ガデスというバイラオール(男性舞踊家)の舞台を見て、鳥肌が立つほど感動してそのアイレ(気)に感染し、踊りを習い始めてしまったのです。彼のことを書くと、また長くなるのやめますが、カルロス・サウラ監督のガデスのビデオ(DVD)「カルメン」はいつ見てもいいですよーーーーーーー。オヨスやギターのパコ・デ・ルシアも出てるし、フラメンコ好きでなくても、お勧めです。もう、カッコ良過ぎて泣いちゃいます。だから、ガデスが癌で亡くなった時はショックでした・・・

 

今回見たクリスティーナ・オヨスは、ガデスの相手役を20年も務めた有名なバイラオーラ(女性舞踊家)で、深遠な踊りと優雅なブラソ(腕と手の動き)、細やかな心情表現のうまいスペインが誇るフラメンコの大御所です。

 

今回のタイトルは「南への旅」ですが、1)人生の歓喜、光 2)悲劇、苦しみ 3)愛、情熱という3場面で、旅をテーマにしたストーリー風に仕立て、踊りで表現していました。オヨス自身の語りも入りましたが、何年も習ったスペイン語は全く役に立たず(涙)、「人生にありがとう」という素晴らしいカンテ(歌)の中の表現だけが耳に残りました。

 

歓喜の場面では私の最初に習った思い出の曲、陽気なアレグリアス、悲劇の場面では孤独を表現する重いソレア、反復する切ないリズムのシギリージャ、愛と情熱の場面では軽快で粋なブレリア・・など、私の費やした若き日々の楽しくも辛い思い出が走馬灯のように蘇り、切ない気分になったり・・・条件反射のように、自然と足でリズムをとる状態になったり。

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フラメンコは、あの女性の踊りのイメージが強いと思いますが、実は、あの魂の底から搾り出すようなかすれ声の歌(カンテ)が!繊細な心の動きまで表現するギターが!切れのいい踊りとサパテアード(足で踏みならすリズム)と飛び散る汗で魅せるバイラオール(男性舞踊家)が!いいんです。そして、そのチーム全体の一体感が!踊り手を盛り上げるパルマ(手拍子)や掛け声、踊り手の足が刻みだすリズムをとらえるように、必死で見つめるギタリストの視線。そして、歌舞伎の見せ場のように、フラメンコでも、「これでどうだ!」といわんばかりのサパテアードの見せ場や、テンポを上げながら高揚していき、最後にはじけて静止する瞬間があるのです。・・・そして、観客の大喝采・・・いいんだなあ、この雰囲気が。

 

60歳を過ぎ、乳がんと闘病しながら舞踊家を続けてきたオヨスは、往年の切れや技術はもう望めないけれど、あの存在感と手指の動きの美しさといったら、息をのむ位すごかったです。また、男性、女性、7人ずつの若い舞踊家たちの群舞も圧巻。陰影のある絵画のようで衣装も構成も照明も美しく、特に男性ばかりの舞踊はオペラグラスをのぞきながら、目移りして、久々に、浮き浮きワクワクしてしまいました(笑)。

 

バレエもフラメンコも好きですが、私にとって、バレエは夢の世界に飛んでいく感じ、フラメンコは、人生の現実をじっくり味わい見つめる感じ。バレエは細い体で体重を感じさせず、苦しくても笑顔で、音もたてずに現実離れして舞う感じ。フラメンコは肉感的で、どっしり日常に腰をすえ、体中で音を出しながら、人生の喜びや悲しみを素顔で表現する感じ。どちらも魅力的です。

 

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ギリシャの森林再生支援の絵画展

こういうのを、神の思し召しというのでしょうか、夏に自分のパソコンが壊れて(というか、すぐ加熱&フリーズして使えない状態)、旦那のパソコンを借りて不自由しながらもやりくりしてきたのですが、それも壊れて、仕事もブログもどうしようと考えあぐねていたところでした。でも、もしかしたら・・・と、ホコリをかぶった自分のパソコンをもう一度取り出してきて、せめてワードやエクセルだけでも・・・と電源を入れてみたら、サクサクと動くではないですか!気を良くして、インターネットにつなげてみたら、これも簡単につながり、まあ、遅いことは遅いけれど、使える状態に復活再生したのです!やっぱり、猛暑の中を長時間、酷使したせいですかね。パソコンも夏季休暇をとって、リフレッシュしてくれたみたいで、とっても嬉しいです。

 

さて、今日のテーマは「再生」です!

 

日本で行われる絵画展のご紹介をします。ギリシャを愛する、かわまさしょうこさんという画家の方が、ギリシャの風景のポストカードを作り、その売り上げを、山火事で失われたギリシャの森林再生のために使おうというプロジェクトです。

場所は銀座で便利なところですし、是非、お近くの方はお立ち寄りになって下さればと思います。

 

かわまさしょうこ原画展 ギリシャの島から」

期間:101日〜31日 10002200

場所:銀座コア6F  ブックファースト内

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以下、かわまささん、ご本人からのメッセージです。

 

★☆★★★☆★★

20歳から多くの国を旅してきました。たくさんの土地を訪れ、アメリカやモロッコにも住みました。それでも何度も訪れたくなるのはギリシャです。日本にいてもわたしのこころはいつのまにかギリシャへ飛んでいってしまうのです。
日本とギリシャの間を行ったり来たりしながら、ギリシャ人と話すためにギリシャ語を学び、彼らの住む土地の美しさをじっくりと眺めるために絵を描きました。わたしを家族の一員のように暖かく迎えてくれる友人たちも増えました。
いつのまにか30年が過ぎましたが、今もわたしはギリシャを愛し続け、まだ愛し尽くしきれないでいます。
展示される絵は、いつも通りかかる道、よく買い物に行く店、わたしの大好きなギリシャの人たちの暮らしの一コマを切り取ったものです。
 
そこに住む人たちにとってごく普通の日常の景色が、外から来た者には美しい非日常であること。それが本当に美しい場所なのだと思います。そして、それらの場所がいつまでも変わらずにありますようにと願いつつ絵を描いています。

山火事の被害者の方たちのための支援も緊急ですが、ギリシャの美しい風土と伝統の暮らしが存続するためには森林の再生が欠かせないと思います。
特に被害が多かったペレポネソス半島の南西部(ギリシャのオリーブオイルの三分の一を産出するエリア)では少なくとも450万本の成木が焼失し、結果、この地方の総産業収入の60%が失われると予想されるとKATHIMERINIのインターネット版で読みました。

ギリシャの人びとと自然のためにささやかでもお手伝いをしたいと思い、ポストカードを作ろうと考えました。しだいに協力してくれる人たちが増え、プロジェクトに発展しました。もちろん木を植えること自体大切なのですが、自然と一緒に人びとが幸福に暮らせる未来のためにという願いを込めてプロジェクトは「百年の木の下で」と名付けられました。駐日ギリシャ大使館とギリシャ観光局も後援してくれることになりました。
売り上げは現地の非営利団体をとおしてギリシャの森林保護再生の支援となります。みなさまのご協力をお願い申し上げます。
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連絡先:「百年の木の下で」プロジェクト事務局
メール: hyakunen-noki の後に、
@hotmail.co.jp

 

担当:辻 さん、または かわまささん

 

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ゲミスタ(スタッフドピーマン&トマトのオーブン焼き)のレシピ

久々にギリシャ料理のご紹介です。
ギリシャ料理の中で・・・というか、義母の手料理の中で、私の一番大好きな料理は、「ゲミスタ」です。ピーマンやトマトの中をくりぬき、野菜と御米を詰めて焼くオーブン料理ですが、熱いのよりも、冷蔵庫で冷やして食べるととってもおいしい料理です。夏の料理なので、もう少し早く書けば良かったのですが・・・
gemista

先日、「疲れすぎて料理したくなーーい」、と思っていた矢先に、義母が届けてくれて大感激!です。すごく時間と手間がかかり、半日がかりになってしまうので、私はほとんど最近作っていないので手順も忘れてしまいましたが、レシピを教えてもらった時のノートを引っ張り出してきてご紹介します。この他にも、挽肉をいれるバージョンもおいしいです。野菜バージョンはベジタリアンにも最適、挽肉入りなら、これだけで、主食、野菜、肉がとれて、栄養満点、本当にすばらしい料理です。でも、外食しても、なかなかおいしいゲミスタには出会えません。外のレストランで食べるといつも、がっかり。。。何が違うのかしら?やっぱり手間と愛情かな。

ノートを見ると、あれ?分量がはっきり書いてないものが多い!薄い記憶を掘り起こして、想像の量を適当に書きました。申し訳ないのですが・・・適当に調整して下さい(笑)。塩はかなり入れた方がおいしいです。どちらにしても、ギリシャの材料と日本の材料は大きさも皮の厚みも味も違うし、オーブンの具合によっても調理時間も異なってくると思うので、試行錯誤が必要な料理です(言い訳)。義母でさえ、いまだに成功する時と失敗する時があるそうです。義母は完璧主義で要求レベルが高いので、ちょっと思い通りにいかないと「今日のは失敗だから・・・」とせっかく作った御料理を捨てそうになるので、義父が「ちょっと待て!!」とやっとのことで制止することもしばしば。だって、義母の失敗というレベルは、私の大成功のレベルと同じ位なんですから、いつでも充分、おいしいんです。

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野菜を擦る調理具はこちらではレンデと呼ばれていて、これは、ギリシャ料理には、良く登場する道具です。これの丸穴の大きい方の面(他の3面は、スライサー、小丸穴、チーズおろし器になっている)に、野菜をこすりつけて擦ると、中に細かい野菜片がたまります。日本語だと、なんて呼ぶのかな???これがないと、ちょっと辛いです。下記のレシピで擦ると書いてあるのは、すべてこれで行います。結構大変な作業で、間違って手を擦ってしまったりもするので、ミキサーで荒微塵切りにしたらどうかとも思うのですが、義母は、それだとおいしくできないと言います。やっぱり、横着や手抜きするといけないんですね・・・(苦笑)。


ゲミスタ(スタッフドピーマンとトマトのオーブン焼き)

材料;(6人分 。。。というか、鉄板が一杯になる位の量です。 分量はかなり適当なので、あしからず・・・)
イタリアンパセリ(10本)、玉ねぎ(中3個)、にんにく(6片)、トマト(大6個)、ピーマン(大12個、色は緑、赤、黄色、オレンジ何でも可)、ナス(1本)、ズッキーニ(3本)、塩胡椒(適量)、オリーブ油(100〜200cc)、米(500g)、水(200cc)

1)パセリの葉を微塵切りにする。
2)玉ねぎを擦り、水分を充分に絞る。
3)にんにくを擦る。
4)トマトのヘタの葉っぱをとり、上部を薄く蓋のように平らに切り、その穴から中身をナイフでくりぬき、中身は捨てずにボールにとっておく。このトマトの外皮が容器になるため、穴をあけないように注意する。蓋の部分も取っておく。
5)トマトの中身をミキサーにかける。
6)ズッキーニを擦り、水分を充分絞る。
7)ナスを擦り、水分を充分絞る。(ナスは色がすぐ変わるので最後に擦る)
8)パセリ、トマトの中身、擦ったズッキーニ、ナス、玉ねぎ、にんにくをひとつのボールに入れ、塩、胡椒、オリーブ油、米を入れるて混ぜる。
9)ピーマンのヘタの部分(後で蓋にするのでとっておく)を薄く切りとり、中身の種を取り除く。下(ヘタの反対側)の部分にナイフで十字に小さな切れ目を入れる。(ここから汁が染み出る)
10)くりぬいたトマトとピーマンに8)の詰め物を3/4の高さまで入れ(たくさん詰めすぎると、破裂するので注意)、くりぬいた時にできた蓋をし、数センチの深さのある鉄板に直接立てて並べる。倒れないように、きっちり詰めた方が良い。深い鉄板がない場合は、オーブン用の深い皿に並べる。
11)この上からオリーブ油を回しかけ、塩、水(200CC)もかけ、オーブンの真中の段に入れる。
12)上下加熱の(風はなし)プログラム、250度にしてオーブンで焼き、水分が沸騰したら200度に下げる。
13)時々、様子を見ながら、必要なら水を足し、2時間位で焼き上げる。最後に水分を飛ばしたい場合は、250度に上げ、扉を半開きにして蒸発させる。義母は、オーブンの扉の間に何かをはさんで隙間をあけている。
14)熱いと崩れやすいので、オーブンから鉄板ごと出して、冷ましてから頂く。夏場は冷蔵庫で冷やして食べるとおいしい。

ゲミスタというのは、詰め物をした料理のことを言い、ギリシャ料理ではポピュラーです。ポテト、ナス、ズッキーニなどの中をくりぬき、詰め物をする料理もあり、どれもおいしいです!

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アイソポスの話

アイソポスって誰だかご存知ですか?
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世界中で読まれている寓話作家の「イソップ」です。ギリシャ語ではΑΙΖΩΠΟΣ(アイソポス)という名前ですが、世界ではイソップと呼ばれ、古今東西、老若男女、知らない人はいないのではというほど有名ですよね。「蟻とキリギリス(原典はセミ)」「ウサギとカメ」「北風と太陽」「田舎のネズミと街のネズミ」など、子供の頃に絵本で読んだことのある方も多いでしょう。日本には、1593年に初めて『天草本伊曾保(いそぽ)物語』として紹介され、現在に至るまで読みつがれています。
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実は、私はギリシャに来るまでは、彼がギリシャ出身だとは知りませんでした。イソップは紀元前6世紀の人ですが、その生涯は謎に包まれています。(ネットで見た限り、実在しなかったという説さえありました!)北ギリシャのトラキア地方(ブルガリアやトルコとの国境あたり)の出身であるとか、トルコ領近くにあるサモス島の奴隷であったとも伝えられていますが、色々な説があり、イソップの生涯やエピソードが書かれた本もいろんなバージョンがあるようです。容姿が醜く小男であったとか、口がきけなかったとか、足が曲がっていたとか、外面的には恵まれていなかったようですが、知恵と洞察力、話術にすぐれていたことは、どのイソップに関するエピソードを読んでも窺い知ることができます。そして、知恵によって奴隷から解放されましたが、彼の最後は、デルフィの神託で死刑に処されたということです。彼の才に嫉妬した誰かの謀略かもしれません。

イソップの童話は、紀元前から色々な人によって収集され編纂されましたが、その最初のギリシャ語による原本童話集は現在では失われ、以後、色々な人によって、色々な翻訳が出ていますが、現在知られるイソップ童話としては300話以上あります。ほとんどが動物が登場する寓話で、最後に短い訓話が付されています。これには、イソップの寓話だけでなく、その他の伝承の物語も後世に追加されて含まれていると言われています。

長女の幼稚園では、年度始めに、園で使う色々な教材を買って提出することになっているのですが、その中に、29の寓話がのっているイソップの絵本も含まれていました。さすが、ギリシャが誇る国民的(世界的)作家で、動物が主役なので子供にも人気があり、しかも教育的内容も豊富なので、教材にもってこいなのですね!

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新学期と聖水の儀式

ギリシャの新学期は9月です。日本は4月で、桜のイメージがありますが、ギリシャの新学期のイメージは・・・何だろう?長い夏の思い出にさよならし、現実回帰??

先日、長女の新しい幼稚園の始業式に行ってきました。家からバスで10分ほどのところにあるフランス系の私立幼稚園で、付属の小学校が隣にあります。公立か私立か迷いましたが、公立学校の先生のストライキの多さや、我が家の周囲の環境の悪さなどを考慮して、私立にしたのです。
agiasmos さて、始業式に行くと、子供と父兄で学校はごった返し、収拾が付かない状態です。スピーカーで移動を指示しても、エネルギーをもてあました子供たちは、なかなかまとまりもつかない混沌状態で、あっけに取られました。ギリシャでは、始業式には「アギアスモス(聖水の儀式)」というギリシャ正教の司教様が行う儀式があるのです。学校に、教会が介入しているということが、私には結構驚きでした。ギリシャ正教は、政治的、日常的儀式にも何かと登場します・・・やっぱり、ギリシャの生活の中に溶け込んでいるものなんでしょう。校長先生のお話の後に、黒い服と帽子を身につけた、あごひげの長い司教様のスピーチがあってから、清めた聖水をバジルの葉っぱの束につけて、子供達にふりかけるのです。ちょうど、お相撲さんが、土俵に塩をまく動作に似ています。聖水が高く空を舞い、キラキラと子供たちの頭に降りかかり、歓声があがります。きっと、これが子供たちを守り、前途を祝い、清める御利益があるのでしょう。私もちょっとおこぼれをもらいました。この聖水は、元は水道水らしいですが、これをギリシャ正教の司教様が清める儀式をすると聖水となり、ずっと腐らないそうです。(。。と義父が言っておりましたが、真偽のほどは確かめておりません。)

この聖水の儀式は、新年を迎える時にも行われます。

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リカヴィトスの丘の野外劇場でロシアバレエ鑑賞

ギリシャ人は外が好き。。。タベルナ(食堂)でもカフェでも、外の席があいていると、そこからうまっていきます。冬でも、コートを着てまで外に座っている人もいるくらいです。
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夏場は、そういうお店だけでなく、映画も屋根のない野外映画館で上映したり、コンサートや演劇も野外でたくさんやっています。前に、アクロポリスのふもとにある、遺跡をそのまま利用したヘロド アティクス音楽堂を紹介しましたが、先日は、リカヴィトスの丘にある野外劇場に、ロシアのバレエを観に行ってきました。この劇場は、丘の上にあるので、往復が大変です。実は、椅子も会場もちょっとチープな感じであんまり好きではないのですが、結構、良い催しが来るので時々行きます。ケーブルカーもあるのだけれど、その乗り場も不便だし、自家用車は規制されていたりして、タクシーもあまり行きたがらないところです。徒歩だと、かなり道が急で山登りみたいなので疲れます。私はタクシーに5回位乗車拒否をされて、「上映時間にまにあわないよー」と泣きべそ状態の末に、やっと優しい運転手さんに出会い、行ってきました。

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ロシアのマリンスキー キロフバレエ団の公演で、第一部はショパンのロマンティックな音楽に合わせた郡舞、第二部は、個性豊かな男女のデュエットがいくつも登場して、観衆を魅了しました。もう、私はオペラグラス覗きっぱなしです。
オペラグラスで見ると、バレエは、指先や顔の表情でも踊るんだなあ、と実感できます。それにしても、皆さん、本当に顔も体も踊りも美しい!!!!
無駄を削ぎ落として鍛えられた筋肉、厳しい訓練に耐えてこそ生まれたのであろうその跳躍、柔軟性、回転、表現力、自信、安定感。クラシックだけではなく、モダンバレエ的な踊りも圧巻でした。そして、ペアごとの衣装の素晴らしさ。セットはほとんど何もない殺風景な黒い壁だけだったけれど、ダンサーのイメージにぴったりの色や素材、デザインの素敵な衣装で、とてもセンスが良かったです。髪飾りやアクセサリーもおしゃれでした。

会場は丘の上なのでとても寒く、9月といえども油断できません。ダウンジャケットやショールの観客もたくさん!私も、ジャケットと座布団と靴下とショールを用意して行ったのだけれど、それでも充分でなく、結局風邪をひきました(苦笑)。でも、公演中は、その寒さを忘れてバレエの夢の世界に浸っていました・・・そして、帰路は現実に戻り、徒歩で山くだり、家についたのは午前様でした!

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次女の保育園通い

アテネは、日中は暑くても朝晩はすっかり秋らしくなりました。木々の葉も落ちはじめ、空の雲の様子を見ると、もう夏ではないのだなあと実感します。エアコンも扇風機も、もうお世話にならなくてよさそうです。
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9月からぼちぼちと学校関係も始まり,2歳8ヶ月になる次女も、保育園通いを始めました。長女の保育園は、色々と不満があったので、次女は家の近くの違う私立保育園にして、私が毎日送り迎えです。
家から10分位のところですが、毎日送り迎えというのも、結構大変なものですね。長女の時はなかなか他の子供の中にとけこめなくて大変だったけれど、次女は、時々泣いたりもしたけれど、長女よりは大胆なので、保育園にもすんなりなじんだ模様。給食も毎日全部食べているようで、一安心。これで、和食党の次女も、ギリシャ料理も良く食べるようになるといいなあ・・・

実は、次女を保育園に送る最大の目的は、発語促進のためです。長女と違って、私の子育ても手抜き(苦笑)、ギリシャの義父母に預ける機会も少なかった次女は、発語が遅くて皆が心配しているのです。日本語はぼちぼち出てきているけれど、ギリシャ語ときたら・・・・本当に片言だけ!周囲の圧力を受けて、専門のお医者さんにも行ったら、特に問題はないと言われて安心したけれど、2カ国語で育てると、頭の中が混乱する子も、そうでない子もいるらしく、次女は、ちょっと混乱しているのかもしれないし、絶対的な言葉のインプットが不足しているのかもしれない。言葉というのは、ちょうど、コップの水があふれるように、限界点を超すと急に堰を切って流れ出すものらしいです。、保育園で他の子供と遊んだり、いろんな刺激を受けるはとても良いことだというお医者さんの薦めもあり、送ることにしました。ギリシャ語ばかりで過ごす時間はやはり貴重な環境だと思います。

私も、できるだけ饒舌になって、話し掛けるように努力しているのですが。。。「沈黙は金」「行間を読む」「言わぬが花」「一を聞いたら十を知る」「以心伝心」の他、察しやへりくだりなどが文化背景にある日本人としては、どうも、饒舌さと子供への誉め言葉、愛情の言葉にかけては、ギリシャ女性に10歩も100歩も遅れているようです(苦笑)。本当に、こちらの人たちの自分の子供への手放しの賞賛といったら・・・聞いていて恥ずかしくなるくらいです。でも、それが子供にとっては心の栄養なんですよね!私も誉め上手になりたいものです。

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ヴリヤグメニのビーチに行く

山火事の惨状を知るにつけ、心が重くて、あまりノーテンキな記事も書く気にもならず、自粛しておりました。。。
あっという間に9月になり、先日は秋の訪れを告げるような雷が鳴り、ぐっと涼しくなって、今度は過ぎ行く夏を惜しむ毎日です。
近所の文房具屋さんに行った時の雑談で、家の近くから夏期限定のヴリヤグメニビーチ直行バスが出ることを聞きつけ、早速行ってみました。先日書いたポルトラフティーにもちょっと飽きてきたところだったので、タイムリーでした!

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ヴリヤグメニというのは、アテネの西南にある、水も綺麗な人気ビーチです。
近くには、プライベートビーチがあるリゾート高級ホテルもあって、海外からの政府要人や有名人などは、アテネ市内よりもこちらの方に宿泊することも多いです。ただ、夏の土日などは道もビーチも混んで大変らしいです。

私が行ったのは平日なので、うちからも1時間かからず、2歳の次女を連れても楽々の距離です。大型バスが、大通り沿いを3個所位止まってお客さんを拾っていくのですが、なんと、これは老人会の旅行か!?と疑うほど、御婆さんばっかりでびっくり!まあ、平日の朝だから、若い人はいないのは当然ですが、こんなにまあ良く集まったなーと感心するくらい、私の他は一人の御爺さんを除き、全員が高齢の女性30名ほど。杖をついた人から、よろよろした危なっかしい人がいるかと思うと、御化粧やマニキュアもばっちりのおしゃれな御婆さんもいて、微笑ましいです。やっぱり、海水浴はギリシャの健康法なんだなあと実感します。バスの中では、「私は今日で19回目よ」などと海水浴の回数を話題にする人もいます。老人が多い理由は、ヴリヤグメニには、リムニヴブリヤグメニと呼ばれる温泉のような湖もあって、そこにセラピー目的で行く人も多いからだと思います。

私は、なんとなく場違いな気もしないでもなかったけれど、安いし、子供は料金も取られないし、往復クーラー付きで快適だし、待ち時間もないのでホクホクです。

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ヴリヤグメニのビーチはとても広く、芝生も青々していて開放感があり、リゾートの雰囲気を充分味わえます。白いパラソルと木製のシート、周囲に見える高級ホテル群、透明で綺麗な水、遠くに浮かぶヨット、波光が白く宝石のようにきらめく海面を眺めていると、ここがあのゴミゴミした都会から1時間ほどのところだということを忘れてしまいます。センターのアカデミアからE22という高速バスでも行けます。

そうそう、海水浴に行きはじめてから、体は疲れるのだけれど、元気になった気がします。海の後はご飯がおいしくてたくさん食べられるし良く眠れるし、前向きのエネルギーを海や自然からもらえる気がします。

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ギリシャ山火事の被害復旧への募金

莫大な被害と多くの犠牲者の出たギリシャの山火事。海外でも大きく報道されていたようです。失われた人命、自然、財産、遺跡の周囲、生態系、貴重な野生の動物やギリシャだけに産出するハーブ類など、これからギリシャが復旧に向けて歩むには、多くの時間とお金と人的、政治的努力が必要です。

昔の日本のドラマでヒロインが言う言葉、「同情するなら金をくれ!」というせりふがはやったことがありましたが、被害者の方などは、まさにその心境なのかもしれません。
私にとっての第2の祖国、ギリシャのために、自分でも何かできることはないかと考えて、募金をしたり、募金の情報をブログにのせようと探していたら、ちょうど、ギリシャブログ先輩のharulaさんが、一足先に探してアップして下さっていました!どうもありがとうございます。

募金先はこちらで見られます。
http://atlantida.blog9.fc2.com/blog-entry-487.html  



ギリシャの山火事被害への募金にご協力を頂ければ幸いです。

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ギリシャ山火事に関するメールについて

ギリシャの山火事は、幸い、鎮火の方向に向っているようですが、引き続き注意が必要です。テレビでは、もっぱら焼けた地域の悲惨な被害状況や、9月の選挙に話題が移っています。

最近、ギリシャ旅行を控えた方々から良くメールを頂き、「旅行は大丈夫なのか」という質問を多く受けるのですが、正直言って、困っています。私のような一個人の意見を参考にして、何かあっても責任は持てませんし、私がギリシャに住んでいるといっても、テレビはあまり見ないし、観光の場所に良く行っているわけでもなく、情報の集まる旅行会社に勤めているわけでもないからです。そして、その方が旅行される時期に、状況がどうなっているかなどは、到底予測もできないので、そのようなコメント(回答)は避けさせて頂きますのでよろしくご理解御願いします。

在ギリシャ日本国大使館の公式ページの安全情報が下記で見られますので、ご参考になさって下さい。

http://www.gr.emb-japan.go.jp/portal/jp/proxeniko/chuui_278.htm

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ギリシャの山火事の悲劇

今、ギリシャでは緊急事態が発生しています。猛暑の続くギリシャ全土でこの数日の間に山火事が頻発し、カラカラに乾燥した気候の中、強風に煽られて被害は広がり続け、今、この瞬間も燃え続けています。特に、オリーブの木などの緑が美しいペロポネソス半島の被害がひどく、古代遺跡のオリンピアにも火の手が迫っています。
すごい勢いですべてを飲み込み、容赦なく燃やしていく山火事の様子、消火が間に合わず燃えていく家や森、畑を見捨てて命からがら逃げてきた各地の被害者の泣き叫ぶ様子、お年寄りや小さい子供連れなど、逃げ遅れた人たちが教会に集まって、電気や水、食べ物もないまま夜明かしをする様子、すでに焼けこげた森林や家の悲惨な様子などが1日中テレビで放映され、心が痛んで仕方ありません。犠牲者はすでに62名に達し、とどまることを知らないこの山火事の対応に、EU各国からの援助機などが出動したりもしていますが、何しろ、もともとの消防隊の不足や同時発生ということもあり、間に合いません。消防車の接近できないような山中などは、特に困難です。そんな消防活動の遅れの中、子供と一緒に火の中に取り残されて焼け死んでいった家族のニュースなどを聞くと、胸がしめつけられる思いです。

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きのうは東の海岸に海水浴に行ったのですが、そこでも近隣の山から煙がのぼり、ヘリコプターが海に水を汲みにきて、消火活動をしていましたが、あんな小さな容器では、焼け石に水。。。なんだか暗澹とした気持ちになりました。そして、あっという間に空が灰色にそまり、太陽が灰に覆われて、異様なオレンジ色になっていました。そして、家に帰ると灰の雪。バルコニーにはまた灰が積もり、アテネの家も煙の匂いが充満して窓も開けられません。

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アテネ近郊のイミトス山にもまた火災が発生したようです。

今回の各地同時山火事は、どうも、自然のものではなさそうです。もちろん自然発生もあるでしょうが、それに便乗した組織的な放火の可能性が強いとも言われています。やっぱり、こんなに同時にギリシャ各地で発生するといのは、やっぱりおかしい・・・色々な噂があがっています。
それにしても、ギリシャでは、村や町のボランティア消防隊のようなものもないし、絶対的に消防車が不足しているし、兵役でさえも消火活動の教育はないらしいし、火災保険も普及していないようです。こういう社会の脆弱さが悲劇をさらに悪化させているような気もします。

皆が、何をしたら良いのか分からないまま、指をくわえて呆然とこの悲劇を見ている状態。。。そして、今、この瞬間も罪も無い人たちの尊い命や財産が失われ、ギリシャの美しい自然や農産物が失われていくこの悔しさ。

大雨でも降るように祈るしかないのでしょうか・・・
命を落とされた方のご冥福をお祈りするとともに、一日も早く、沈静することを願ってやみません。

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